「眠るというのはどんな気分なのかしら」月を見上げて魔女が言った。眠ることも、滅びることもできずに永遠の時を生きる傲慢の魔女グリシフィア。七人の大罪の魔女の一人にして、自身の劇的なる死を望んでいた。
「望みは叶うぞ。俺が滅ぼすからだ」俺の名は
ランス。魔女によって故郷は炎に包まれ、最初の生も失われたが、怠惰の魔女の気まぐれにより100万回の生を受けた俺は、死ぬたびに世界のどこかで生まれ変わるのだ。復讐を胸に魔女に挑むが、剣は届かず、触れることすらできずに殺され、また新しい生が始まる。永遠に繰り返されると思われた俺と魔女の戦いだったが、とある月の夜、ついに俺の剣が魔女の心臓を捉えた…
100万回の生を持つランスと死なない魔女グリシフィアが、魔女の滅びを求めて、時代を越え、世界の各地で魔女を滅ぼす逸話や伝承を探し求める。繰り返される生の中で、この世界の秘密に気がつくことになるが…
輪廻と永遠、生と不死、再生と消滅に至る
果てしなき魔女狩りの物語<ウイッチハント・サーガ>。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 00:12:15
335560文字
会話率:44%
五年前、正体不明の存在に両親を殺された十五歳の少年、クロイ・イチトは両親の仇について調べるため、犯罪者を殺すことで治安を維持する宙域警備隊という組織に入った。
その内部では、戦闘手段として『星群』(アステリズム)と呼ばれる超能力が隊員に与え
られていた。しかしイチトが手にした『星群』は、「一つになるほど強くなる」という、使い方のわからないものだった。
困惑するイチトの元に、同じ『星群』を持つニコラという少女が現れる。
「私と一緒に戦ってみない?」
「断る」
「はあ!?」
一人で復讐を遂げたいイチトと、力が欲しいニコラは対立し、しかし死線を経る度に互いを信頼していく。
家族、恋人、友人のどれとも違う『相棒』として、今少年と少女の戦いが始まる。
出来る限り毎日更新する予定です
分量は話を分けるのに良さそうなところで切るので2000~7000程度と幅があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 10:17:10
552542文字
会話率:44%
争が繰り返されるこの世界では、様々な人種と魔術が存在している。人の役に立つためにあった魔術も今では多くの命を奪う呪いでしかない。
人種を超えた平和な世界は、いつ訪れるのだろうか。
小さな島で幸せな時を過ごしていた、少女ミズハは穏やかな幸せ
の時間が、敵の襲撃によって全て崩れ去って行く。
愛しいもの達との別れをこの理不尽な世界で彼女は思い知る。絶望の先にミズハの目に何が移るのか。八年前の悲劇から本当の彼女の戦いと復讐が始まる。
本当に大切なものとは、ミズハにとって何かを知っていく。そして彼女自身が選んだ復讐はどんな未来を描くのだろうか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 00:54:28
45432文字
会話率:31%
争が繰り返される世の中では、三つの人種と魔法が存在している。人の役に立つためにあった魔法も今では多くの命を奪う呪いでしかない。
人種を超えた平和な世界は、訪れるのだろうか。
小さな島で幸せな時を過ごしていた,少女ミズハは穏やかな幸せの時間
が敵の襲撃によって全て崩れ去って行く。
愛しいもの達との別れをこの理不尽な世界で彼女は思い知る。絶望の先にミズハの目に何が移るのか。八年前の悲劇から本当の彼女の戦いと復讐が始まる。
本当に大切なものは?
彼女自身が選んだ復讐はどんな未来を描くのだろうか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 14:35:38
1753文字
会話率:40%
ゴールデンウィークに好きなものを好きなだけ食おうと企てた37歳無職の女の戦いの記録!
※汚い描写があります
最終更新:2024-05-05 18:03:33
1043文字
会話率:29%
これは、世界を壊す異能の力、《ギルソード》を身体に宿した少年少女の戦いの物語__
狡猾な少年、ユウキ=アラストルは、世にも怪奇な《異能力科学兵器》を、その身体に植え付けられていた__
兵器その名は《ギルソード》__
400年前、戦争にまみれた世界を一度破滅に導いた究極の兵器である。
普段は《ナノマシン》と呼ばれる粒子の形態で浮遊し、一度それが発動し、実体化した際、見た目は剣や銃といった既存の武器と変わらないが、決定的に違う点がある。
1つ、その破壊力は既存のどの兵器よりも決定的に段違いであること。
2つ、それは『使用時』にしか人の目では見えない《ナノマシン》という特殊粒子で形成される、魔術のような兵器であること。
3つ、それは人体の『身体』を保管庫にして宿り続け、一生身体から離れないこと__
戦争による世界崩壊から400年__
少年ユウキ=アラストルと、その親友少女リリーナ=フェルメールは、共に軍事国家〈新都市マリューレイズ〉の精鋭として選ばれた学園生徒であり、ある時、祖国からの命令を受けて海外のある地に降り立った。
ユウキはマフィアの地、シチリア諸島へ__
リリーナは中東地方の紛争地へ__
《ギルソード》が招いた悲しき過去の傷を背負いながらもその力がもたらすであろう、真の平和と理想の世界があることを信じて、少年少女は戦うことを決意する__
兵器《ギルソード》を悪用し、歪んだ野望のために利用する巨大国際武装組織、〈革新の激戦地(ヴェオグラード)〉。
奴等の卑劣な野望と暗躍を阻止するために、2人は壮絶な戦いに身を投じてゆく__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 10:59:36
565814文字
会話率:27%
19歳の少年、倉木正数(くらきまさかず)は記憶を持たない少女と出会う。そして、運命は動いていく。
この作品は少年少女の戦いを描く群像的異能力バトルである。
最終更新:2024-04-27 19:19:52
420文字
会話率:0%
無限の空に浮かぶ島々に、龍と人が住む世界レヴェリアが舞台の物語。龍神を主神とする神聖国家カレドラルは龍と共鳴することで自然の力を引き出すことができる龍騎士を擁する国だったが、十年前に帝国ヴァレングライヒに侵略され、鉄と炎の国アイゼンマキナ
に造り変えられていた。
主人公レゼルは銀髪翠眼の少女で、穏やかだが内に強い闘志を秘めている。闘う龍の巫女にして亡国カレドラルの王女であり、風の力を操る龍騎士でもある彼女は、一騎で龍に乗った戦士数百騎分に相当する強さを誇る。祖国を復興し、宗教や民族の垣根を超えて誰もが幸せに暮らせる夢の国を造ることが目標。彼女はカレドラルの残党である翼竜騎士団を率いて長きにわたる戦いを続けていたが、鉄炎国家の宰相ゲラルドが開発した数千機もの機械の龍(機龍兵)と、父の仇であり強力な炎の龍騎士であるオスヴァルトに阻まれ、祖国を取り戻せずにいた。
物語の語り部グレイスは飄々としているが心優しい性格の青年。一見して、各国を旅するただの行商だが――。物語は彼がアイゼンマキナを訪れた時に翼竜騎士団と出会い、仲間に入れるように申しでるところから始まる。
これは、夢の国を作る少女の戦いと、それを支える男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 18:21:41
833442文字
会話率:20%
人類が人型兵器で戦争をするようになって半世紀。女子パイロット同士の戦闘が勃発した
最終更新:2024-03-10 15:45:27
539文字
会話率:34%
ここから始まる異形の守護の騎士と少年少女の戦いの物語。
最終更新:2024-02-13 01:38:50
630文字
会話率:32%
ずっと夢を見ていた。それは、とある女の子の夢。大事な女の子から助けを求められ、手を伸ばしたら世界は一変した。
二回もざまぁされちゃう悪役令嬢ユーリフィアン=ヒールとして過ごすことになった比留間(ひるま)優音(ゆあん)。このままだと中ボ
ス悪役魔王妃にまっしぐら!
元の世界には戻れない!?ここが本来いるべき場所!?ふざけんな!とキレながらも彼女の戦いが始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 12:57:10
160389文字
会話率:60%
貧しい生まれのリサは身分を偽って金持ちのローズ家の人間との集団お見合いに臨む。お見合いは金持ちのローズ家が住む孤島のマンサーナ島で行われ、他にも三人参加者がいる。嫁探しをしている金持ちの息子は二人。最低でも誰か二人は選ばれない。貧しい境遇
から抜け出すために意気込んで集団お見合いに臨むリサだが、孤島やローズ家に不審な点があり、他の参加者も変わり者。何かがおかしいと思いつつもリサは逃げ出さずに結婚のために奮闘する。
【恋愛要素は最初薄目です。話はじわじわと温まってきます】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 06:00:00
88208文字
会話率:29%
夫には妻が二人いると言われている。
戸籍上の妻と仕事上の妻。
私は彼の姓を名乗り共に暮らす戸籍上の妻だけど、夫の側には常に仕事上の妻と呼ばれる女性副官がいた。
見合い結婚の私とは違い、副官である彼女は付き合いも長く多忙な夫と多くの時間を共有
している。その胸に特別な恋情を抱いて。
一方私は新婚であるにも関わらず多忙な夫を支えながら節々で感じる女性副官のマウントと戦っていた。
だけどある時ふと思ってしまったのだ。
妻と揶揄される有能な女性が側にいるのなら、私が妻でなくてもいいのではないかと。
完全ご都合主義、ノーリアリティなお話です。
誤字脱字が罠のように点在します(断言)が、決して嫌がらせではございません(泣)
モヤモヤ案件ものですが、作者は元サヤ(大きな概念で)ハピエン作家です。
アンチ元サヤの方はそっ閉じをオススメいたします。
あとは自己責任でどうぞ♡
アルファポリスさんにも時差投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 21:00:00
42989文字
会話率:33%
異能の力《アーク》が世界に広まって半世紀。
この物語は、異能者として生まれた少年少女の戦いの記録である。
◇ ◇ ◇
投稿は不定期ですが楽しんでいただけたら幸いです。
最終更新:2024-01-14 12:46:11
158865文字
会話率:23%
科学技術が発達した現代においても実は魔法は廃れていなかった。魔法は魔導とも呼ばれ、魔導を操る者――魔導師たちは、その他大勢の一般人に紛れ、ひっそりと暮らしていた。笠倉彰もその一人。彼が生まれた笠倉家は、代々人外の生物――怪異(かいい)を討
伐する魔導師の一家だった。
しかし、幼いときのある出来事をきっかけに、彰は自分の魔導が恐ろしいものであることを知る。それからというもの、彼は怪異との戦いを放棄した。ただ、それは怪異の討伐を使命とする家族との確執を生む。彰は妹の七海を除き、家族から無視されるようになった。
彰は家に居場所がないと感じながら、無気力に日々を過ごしていく。
そんなとき、一人の少女が星華学園高等部二年三組に転校してくる。
彼女の名前は、――――紅芽衣。
時を同じくして、彰たちの住む地域では奇怪な事件が連続して起こっていた。それはおびただしい血痕とともに心臓だけが現場に残されているというもの。彰はひょうな偶然から芽衣とともにこの事件を追及することになる。
――――これは、彼と彼女の戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 23:14:41
119016文字
会話率:37%
行き場を失った者が最後に行きつく場所、ヴィクトリア。
そこに集められた者たちが織りなす、命を賭けたゲームが始まろうとしていた。
全ての願いが叶うという財宝を求め殺しあう、9人の男女の戦いが今始まる…。
最終更新:2024-01-07 21:14:08
13562文字
会話率:56%
「生徒会の庶務を務めている」「視力が良い」等、人に自慢出来るモノはいくつか持っているものの、世界を救う特別な力とかを持っているわけでは無い普通の中学二年生男子、小塔一典。
中二男子らしく「スリルに溢れた日常を過ごしたい」と考えていた彼の
平和な日常は、クラスに転校生がやって来た日に終わりを迎えた。転校生の正体は、平行世界の侵略を行う「インソムニア」と戦う魔法少女だったのだ!
魔法少女と「インソムニア」との戦闘中に展開される特殊な空間では、普通の人は無気力状態になって動けなくなってしまうのだが、何故だか児塔少年は動けてしまうのだった。
魔法少女として覚醒するクラスの女子に、児塔少年と同じく何故だか動けてしまう上に魔法少女よりも強い親友の男子。特殊な空間内で動けるメンバーが次々現われ、魔法少女の戦いはカオスな状態に…。
児塔少年も特別な力を貰って魔法少女と無双…、などという展開は起こらず、エッチな変身シーンを見て興奮したり、影ながら魔法少女を応援したり、時には魔法少女のピンチを救ったり…。そんな「魔法少女の戦いを見守る系男子の学園ドラマ」、始まります。
始めまして、作者の余具中(よぐなか)です。今までに二次創作の小説を執筆した経験はあるのですが、オリジナルの作品を執筆するのは今回が初めてです。
初めて故、ルール違反等あるかもしれませんが、その場合は修正しますので、教えてくださるとありがたいです。
当作品、「魔法少女と生徒会庶務のオレ ~魔法少女しか活動できないハズの空間で何故か動けるオレですが、戦闘は出来ないので、無双役は友達に譲ってサポートに徹します~」は
・魔法少女モノが好きだ
・…とか言いつつ、本当はエッチな変身シーンを見るのが好きだ
・パロディが好きだ
・「有能な自分を追放したアイツら不幸になっててザマアw」系はもう沢山だ
といった方々にオススメ出来る作品となっております。チビッコ達には見せられない、ダーティな要素を加えつつ、皆さんに楽しめる作品にしたいと考えております。
是非、「まほしょむ」の略称で覚えてください。
どうぞ、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 23:02:47
319537文字
会話率:61%
中学三年の終わり、俺。桜井霧都(さくらいきりと)十年間片思いしていた幼馴染。南野凛音(みなみのりんね)に告白した。
十分以上に勝算がある。と思っていたが、
「アンタを男として見たことなんか1度も無いから無理!!」
と完膚なきまでに振られ
た俺。
失意のまま、十年目にして初めて一人で登校すると、小学生の頃にいじめから助けた女の子。北島永久(きたじまとわ)が目の前に居た。
そして、北島さんは今までずっと俺のことを想い続けていたと言われる。
そして、
「北島永久は桜井霧都くんを心から愛しています。私をあなたの彼女にしてください」
と、告白をされ、抱きしめられる。
突然の出来事に困惑する俺。
そんな俺を追撃するように、
「な、な、な、な……何してんのよアンタ……」
「………………凛音、なんでここに」
その現場を見ていたのは、朝が苦手なはずの、置いてきた幼なじみだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 15:09:00
435886文字
会話率:49%
海皇高校二年の俺は演劇部に所属している。
伝統ある部活ではあったが、五人の三年生が卒業してしまい、ひとつ上の先輩と同級生の部員が居ない演劇部は俺一人だけと言う廃部寸前の部活に様変わりしてしまった。
新学期。勧誘のビラ配りを一人でしていると
、亜麻色の髪の毛を腰まで伸ばした、そんじょそこらのアイドルも裸足で逃げ出すような見た目の美少女が俺のビラを一枚手に取った。
「なるほど……演劇部ですか。私、演じることには自信があるんですよ」
「おぉ経験者だったのか。それは心強いな」
ニコリと笑う新入生に、俺はそう言葉を返した。
「それはそうと、先輩以外に人が見えないですけど……他の方は別の場所でビラ配りをしているんですか?」
小さく小首を傾げる後輩に、俺は苦笑いを浮かべなから答える。
「ははは……部員は俺一人なんだ。だから君が入部してくれると嬉しいよ」
「そうですか……先輩一人……」
後輩はそう言うと、俺の顔を見て小さく頷いた。
「わかりました!!私、入部します!!」
「本当か!!ありがとう!!」
思わず彼女の手を取る俺に、後輩ははにかみながら言葉を返す。
「えへへ……そんな強く手を握らないでください。照れちゃいますよ?」
「す、すまん……」
軽く謝罪をしてから手を離す俺に、後輩が言う。
「私の名前は、美澄 花梨(みすみ かりん)です」
「俺の名前は、山瀬 拓也(やませ たくや)だよ」
「えへへ。それじゃあこれからよろしくお願いします!!先輩!!」
ニコリと笑ってそう言う美澄に、『彼女目当てで男どもが沢山入部しに来そうだな』なんてことを俺は考えていた。
こうして、俺とどう見ても女の子にしか見えない美澄花梨の二人きりの演劇部活動がスタートした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 13:00:00
30068文字
会話率:48%
アルヴァロン王国にて絶大な権力を有する『四公』の一角、ダルクリース家にて事件は起きた。仕えていた侍女のミスにより、公爵令嬢アイアス・イア・ダルクリースはその顔に傷を負う。怒り狂った当主ガレスは侍女に極刑を宣言し、侍女は絶望の余り涙する。
「──待ちな」
しかし、その運命は覆される。
他の誰でもない、火傷を負ったアイアスの懇願によって。
ガレスは驚きの余り侍女を許すが、後にアイアスはとんでもない物を父親にねだったのである。──金床、火床。ついには鍛冶場が欲しいなどと言い出したのである。
「かた……剣を打つんです、剣を」
堂々とした態度で父親にそう言ったアイアスは、己の前世を思い出していたのである。戦乱の世にて、折れず曲がらず全てを断つ名刀を幾つも送り出してきた名匠「正重」としての前世を、かつて自らが抱えていた刀への深い業を!
(あっちでは満足いく仕事ができなかったからな。未練がましいかもしれねえが、今度こそ示してやるぜ。俺の刀が、神仏の域に達した大業物だってことをよぉ……!)
かくして彼女は、再び鉄を打ち……その生涯をかけて追い求めた一振りを叩き上げた。折れず曲がらず、全てを断ち切る天下無双の大業物。
しかし、彼女の戦いはこれからである。
彼女の刀匠としての仕事、いいや生涯を賭けた夢の果ては、今まさに始まったばかりなのだ。──剣に生き剣に死ぬと心に決めた若き志士たちが集う、魔剣学園にて──!
──これは、曰く付きの公爵令嬢が、己が作り上げた刀の最強を証明するまでの物語──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 15:39:27
80416文字
会話率:48%
フィフスディメンションとは5次元世界のこと。
西暦2123年、GDP世界一位を中国とインドが激しく競い合う時代、急速に発展した宇宙開発は4次元空間の発見に成功し、超長距離間の物体移動を可能にするワープ飛行を実現化させ、人類を銀河系探索の甚大
な欲求へと駆り立てた。しかし、太陽系の存在は確認できず、知的生命体との遭遇、並びに化石燃料などの資源の発見にはいまだ至っていない。地球から最も離れた日本の国有小惑星ソリュージュは、銀河系において地球以外で唯一海と酸素を有する惑星と認識され、日本は、巨大な中国の資本を借りてこの星を一大観光惑星へと変貌させた。地球からソリュージュへ向かう航路であるワープ空間は日本が管理する4次元空間であり、このソリュージュ専用のワープ空間はコスモロードと名付けられた。そのコスモロードの一部に重力地点があることをフランスの旅客船が偶然発見。フランスは、この地点が、発見を待たれる5次元空間への入口であり、その先の5次元空間には太陽系や知的生命体や化石燃料があるかもしれないとの仮説を立て、開発案を密かに中国に売り込む。この情報を察知した日本宇宙軍諜報局はこの計画を阻止しようと対抗する。中国は日本のスター卓球選手とCM契約を結び、そのCM撮影と称してソリュージュへのイベント航海を決行、重力地点の発見に成功、そのまま5次元空間への突入を目論むが日本宇宙軍諜報局に察知され紛争が勃発、撃破されてしまう。スパイを使い中国の計画を奪取した日本軍はついに5次元空間に到達。そこにはレアメタル、太陽系、そして第2の地球が存在していた。しかし、そこはもうすでにインドが秘密裏に実効支配していたのであった。このインドの独占行為は国連安保理によって審議されたが、紛糾、結論は出ず、依然インドの実効支配が続くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 00:36:37
27422文字
会話率:37%
最期の花束と最後の花束。命を賭して願いを叶える魔法といつまでもどこまでも願いが叶い続ける魔法。魔法少女に許された力。第一世代の『魔法少女たち』は、生きる残るために戦う者、命を守るために戦う者、『ワルブルガの呪い』に支配されて願いをかなえよう
とする者、他の魔法少女の夢を応援して命を賭す者で、混戦状態となる。
魔法少女が誕生したのは奈良時代で、その頃に『人食い女』と『怪物』が多数目撃される。
女子が少女を食べていた、女子の見た目を少し残した怪物が少女を食べていた、と、目撃者の多くが、その二つの気味の悪い女子の話しで世間が震かんした。
時代は遡り、令和。この時代にも、魔法少女の子孫は生き残っていた。
命理と一葉は、雫とおくるが魔法少女と知り、命理達も魔法少女の子孫と聞かされて命理が一葉に守ると約束して命理は魔法少女に成ると決意する。魔法少女の世界で生き残る方法は、魔法少女を殺す事。命理達は壮絶な魔法少女の戦いに巻き込まれ最後にどのような結末が待っているのか? 最後に残った魔法少女が知る事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 21:13:14
26233文字
会話率:57%