時は戦国時代。自らを第六天魔王と称した織田信長の非道によって、世の中には阿鼻叫喚の世界が広がりつつあった。妖魔のごとき盗賊が村々を襲い、殺し、奪う。有力大名に仕える武士にとって、そんな世の乱れを正すことが、共通の大義名分になりつつあった。北
条氏の旗本池田氏に仕えた飛垣源次は、そんな盗賊との戦いに敗れ、死の淵で真言を唱える。没落した飛垣家に代々伝わるこの呪文は、不思議な力を秘めていると言われていた。真言に応えた声に従って戦い始めた源次は、剣の才能を開花した。そして呪文が呼び覚ましたものは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 09:22:02
7647文字
会話率:43%
「わたくしはここに宣言いたします。神の名の下に、このマリアンヌ・フェルミナスに与えられていた聖女の称号を剥奪することを」
この世界には昔から聖女というものが在った。
それはただ聖人の女性版というわけでもなく、魔女と対を成すものでも、ま
してやただの聖なる人の母でもなければ癒しを与えるだけの治癒師でもない。
世界の危機に現れるという救世主。
過去、何度も世界を救ったと言われる伝説の少女。
彼女こそ女神の生まれ変わりに違いないと、そう人々から目されたそんな女性。
それが、「聖女」と呼ばれていた存在だった。
皇太子の婚約者でありながら、姉クラウディアにもジーク皇太子にも疎まれた結果、聖女マリアンヌは正教会より聖女位を剥奪され追放された。
喉を潰され魔力を封じられ断罪の場に晒されたマリアンヌ。
そのまま野獣の森に捨てられますが……
野獣に襲われてすんでのところでその魔力を解放した聖女マリアンヌ。
そこで出会ったマキナという少年が実は魔王の生まれ変わりである事を知ります。
神は、欲に塗れた人には恐怖を持って相対す、そういう考えから魔王の復活を目論んでいました。
それに対して異議を唱える聖女マリアンヌ。
なんとかマキナが魔王として覚醒してしまう事を阻止しようとします。
聖都を離れ生活する2人でしたが、マキナが彼女に依存しすぎている事を問題視するマリアンヌ。
それをなんとかする為に、魔物退治のパーティーに参加することに。
自分が人の役にたてば、周りの人から認めてもらえる。
マキナにはそういった経験が必要だとの思いから無理矢理彼を参加させますが。
※以前書いた転生聖女の焼き直しです。短期集中連載としてちゃんとしたエンディングまで書き切ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 20:08:45
40971文字
会話率:23%
活動報告に続々コメント返信していた会話劇。
ただの嫌がらせのために書いていた。
最終更新:2022-04-12 00:08:37
2511文字
会話率:70%
「ボンド、今日限りで貴様をクビとする!」
平民上がりの騎士ボンドは騎士団長から突然のクビ宣告を受けてしまう。
組織内ではずば抜けた実績を残していたのにも関わらず。
意を唱えるボンドだったが、騎士団長にありもしない話を突き付けられ、
結局騎士団を去ることに。挙句の果てに騎士の資格まで剥奪されてしまい、途方に暮れていたボンドだったが、とある出来事を通じて二人の少女と出会う。
しかしその少女たちの正体は何と隣国の騎士国家のお姫様だった。そして少女たちに気に入られたボンドは自分たちの指導騎士にならないかと隣国に招かれることに。そこで国王陛下に上位騎士、更には剣聖にさえもその剣の腕を高く評価されることになる。
一方でボンドを追放した騎士団は戦力の圧倒的欠如で一気に没落していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 20:01:03
84026文字
会話率:45%
地震による火力発電所の故障で、電力不足が起きたのをよいことに原発再稼働を唱える、政治家のタマキギ。11年前の事故を忘れたかのような彼の発言に対して…
最終更新:2022-03-23 19:01:15
2008文字
会話率:39%
某世界的秘密組織に、ある一方が舞い込んだ。極東の先進国ニホンが新型肺炎ウイルスの対応失敗などにより破綻の危機にあるという。それに対し、何も手をうたないという古参のメンバーたちに、加入したばかりの若者が異を唱えるが…
最終更新:2020-08-26 21:14:00
5630文字
会話率:80%
ネットの怪しげな情報の寄せ集め本『シン・ニホン国史』を執筆したモモタンと編集者アリンモトの元にドイツ人アイスマン博士からインタビューの申し込みが来る。喜び勇んでインタビューに臨む二人だったが、なんとアイスマン博士はニホン古代超文明説を唱える
トンデモ博士だった。参考文献なしにニホン歴史書を書いた(と主張する)モモタンを超古代文明の生き残りと勘違いして捕獲に来たのであった…
このお話はフィクションです、実在の著作、人物とは何の関係もありません。が、似たようなことがどこかであったと想像されるのはご自由です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 20:08:36
6551文字
会話率:55%
家を追放されたステファは異世界から人を召還する魔法を唱える。
召喚されたのはテツアキという男性だった。
第一印象が最悪な二人に恋は訪れるのか――
最終更新:2022-03-13 22:11:21
11280文字
会話率:57%
なんだかんだほざきながら、自分さえ生き残ればいいのか。
キーワード:
最終更新:2022-03-13 20:29:49
481文字
会話率:0%
なりふり構わず先に進んでいけよ。
最終更新:2017-12-26 15:02:08
567文字
会話率:0%
村の皆が“英雄”になろうとしていた。
田舎の小さな村で暮らす魔術師マサムネ・トキタは突如、パーティーメンバーに追放を言い渡される。
その原因は、彼自身が唱える魔術の詠唱時間。
並以下だった彼の技術にパーティーメンバーは不満を持っていたのだ
。
「いいか!俺が抜けて後悔するのはお前らなんだからな!!」
捨て台詞を最後にマサムネはパーティーを去る。
この村では“英雄”になれた者だけが外に出れる。
なんの娯楽もないこの村でくすぶっている彼らがマサムネに不満を持つのは、彼自身も当然だと思っていた。
だが、分かっていても抑えられないものはある。
マサムネは突如聞こえてきた謎の声を頼りに進み、なんの代償もなしに最強の力を手に入れる。
その力はただの初級魔術ですら、超級魔術に匹敵する魔術へと帰るほどのもので……。
これは最強の力を手に入れた青年が、理不尽に逆らう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 00:24:47
287158文字
会話率:53%
異世界というテーマで、自分ならどんな物語をつくれるだろうと考えた作品です。
本当は長い物語なのですが、今回その一部分を切り取って短編としてみました。
また、長編として連載している「異世界家族 パパと僕、ときどき、ママ、わたし」とも
、その世界観を共有しています。
興味を持っていただければ、そちらの方も読んでみていただけると幸いです。
ご感想もいただけると嬉しいです。
あらすじ
出発間際のキャラバン。青年が次の町まで乗せてほしいと声をかけてきた。
腰には古びた剣を帯び、青年は自信なさげに自らを剣士見習いだとはにかんだ。
馬車に揺られながら、青年はキャラバンで雑用の仕事を担う老人サルトとその孫娘ミレと知り合う。青年はマギア魔法学院の依頼で「天秤の魔女」を調査していることを告げる。
天秤の魔女――歴史に語られる数々の滅亡の裏に見え隠れする、謎の存在。
その夜、キャラバンの野営地を武装したアンデッドの集団が襲う。
普通の剣では、すぐにアンデッド達は復活してしまう。傭兵団の団長ガルマンと女戦士ヤミスらが苦戦する中、逃げ遅れたミレにアンデッドの凶刃が迫る。
ミレを救ったのは青年であった。青年がゆっくりと剣を引き抜くと、その刀身は淡い光を放っていた。尋常ならざる力を秘めた魔法の剣であった。
向かってきたアンデッドを一刀両断する青年。そして、叫んだ。
「私は剣士になれなかった――。どんなに憧れようとも――」
「それでも、こんな私にも才能があったのです。私は――魔法使いです!」
青年が呪文を唱えると、聖なる光が剣より放たれ、アンデッドの軍勢が消滅していく。
「まだ終わっていない!」ガルマンが叫んだ。
消えたアンデッド達の後方に巨大な影がうごめいた。顔の半分を一つ目が占める巨人――トロール達であった。
青年はトロール達に向かって飛び出していった。その背中にガルマンの警告が飛ぶ。
「奴らには魔法が効かない!」
青年はミレに祝福された言葉を思い出していた。
「大丈夫――。私は、魔法――剣士です!」
青年が呪文を唱えると、六振りの光の剣が彼を取り囲んだ。
はたして、青年とトロールとの戦いの行方は――。
どうぞ、お楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 20:49:47
7968文字
会話率:32%
世界を牛耳る大帝国、ユークレース=トリアノン帝国。
宝石の名を冠した王国の姫君は隣国の皇帝の元に嫁ぎ、女の子を産むが数年後隣国は帝国の手によって崩壊。
姫君と皇帝は無くなってしまうが、主人公は奇跡的に生き延びることができた。
帝国でリー
ゼハイネと名前を変えひっそりと生きていた主人公は、平和主義を唱える帝国第二の都市で祖国を取り戻すために奮闘するが、帝国軍が軍事協力を持ちかけてくる。そこには一人の若い女将校がいた。二人には意外な共通点があって…
数奇な運命に立ち向かう、二人の少女の物語。
pixivにも載せてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 16:36:15
4174文字
会話率:29%
わたしは、かわいくて、すてき。
わたしはそうやって、毎日呪文を唱える。
そうすると、わたしはほんとうに可愛くなれる
最終更新:2022-02-08 16:58:18
3103文字
会話率:7%
「鉤崎京志郎(かぎざききょうしろう)さん。あなたはつい先ほどお亡くなりになりました。」
一人の少女が鉤崎京志郎にそう告げる。
鉤崎京志郎は喧嘩師だった。
そして国家権力に目を付けられ、抹殺された。
別に死んだ事は後悔していない。だが身体が
小さくて満足に戦えなかった事が心残りだった。
少女は自分を異世界転移の女神と名乗り、鉤崎に異世界転生してほしいと願い出る。
少女が言うには、異世界転生をすればデカくて丈夫な身体が手に入るらしい。
鉤崎は喜び勇んで異世界転生に同意した。
持前の格闘技と手に入るであろう丈夫な身体で目指すは世界最強の格闘王。
だが転生先は剣と魔法の世界でしかも魔力至上主義国家だった。
鉤崎はグリプス子爵家の長男キョウジ5歳として転生するが彼の魔力は0。
魔力無しは人として扱われないこの国においてキョウジは格闘技と筋力、そしてふてぶてしい性格で困難を文字通り力づくで解決。
それに振り回されるのは魔力最強の少女に麗しの猛者レディ(お婆ちゃん)にツンデレ親父殿に苦労人の執事さん。
これは最強の格闘王を目指す転生者がその身一つで剣と魔法の世界に果敢に立ち向かう物語である。
※今回は短めの話を書いてみました。
好評なら追加で書いて行こうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 08:58:15
34512文字
会話率:41%
この世界には、人間と魔族が存在している。
彼らは長年対立を続けながらも、表立った争いは起こさず、静かに均衡を保っていた。
だが、ほんの15年ほど前のこと。
突如「魔王」と名乗る存在が、人間へと戦争を仕掛け始めた。
いくつもの国が潰され、多く
の人々が死んだ。
そして戦争が始まって5年ほど経ったある時、とある大帝国が賭けに打って出た。
それは、異世界から「魔王」を倒す力を持った「勇者」を召喚するというもの。
「勇者」の召喚によって戦況は一転。
それからたった2年で「魔王」は討たれ、魔族による殺戮も徐々に無くなっていった。
……そして8年の時が経った今。
もはや魔族など、人間にとって脅威ではなかった。
「勇者」によって多くの凶悪な魔族が討伐、あるいは封印され、現在生き残っているのはほとんどが低級種ばかり。
弱い低級種は人間によって乱獲され、いつしか体のいい奴隷として扱われていた。
「魔族に人権などない」
その言葉のもとに、魔族狩りが行われた。
けれどそんな中で、「魔族の復権」を唱えるものがいた。
それは、かつて「魔王」を討伐し、魔族の地位をここまで脅かした張本人……。
これは、魔王討伐を終えた勇者が、たったひとりの友人のために再び世界を変えようと旅を続ける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 19:20:12
2862文字
会話率:3%
ポンポン原作改変しないでっ。これからだエンド(※重複投稿作品)
最終更新:2022-01-24 12:00:00
6336文字
会話率:19%
夜空が流した涙のような流れ星
「流れ星が落ちる間に三回願いを唱えると、その願いが叶うと言われているの」
それは、人の見え方
じゃあ、流れ星は?
「地球に近づき過ぎると光を放って落ちてしまう」
それは流れ星にとっての不幸?それとも…
これは
、星屑が流れ星になるお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 17:27:57
8950文字
会話率:30%
世界を見守る六人の魔女と呼ばれる存在。
その魔女の一人、煉獄の王の加護を受け産まれた王国第一王女。
魔女の加護としてもたらされたのは、膨大な魔力と両性の身体。
そんな王女は、ある日全てを失う。
そして、与えられた新天地で様々な人種、様々な種
族と手を取り合い進んで行く。
そんな王女と仲間達の前に立ち塞がる悪意、そして人間至上主義を唱える勇者教団。
王女は大切な物を護れるのか?
姫とメイドと、騎士にヤ○ザ?
そして異種属たちの風変わりなVシネマファンタジー、始まります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 06:05:17
368081文字
会話率:41%
「出来損ない」
「この家の恥」
そう言われてきた僕の人生は突如異変を唱える。虐げられてきた人生とは一変し、自分の新しいスキルも開花!でもそのスキルは驚くほど危ないもので………
最終更新:2022-01-10 11:00:00
7717文字
会話率:63%
流れ星が輝いている間に願い事を三回唱えるという鬼畜仕様のため、空前の願い事不足におちいった流れ星界は、現状を打破するため、積極的に願い事を収集するという新たな業態にシフトした。それが、流星少女である!
最終更新:2022-01-05 19:04:34
14363文字
会話率:47%
担任の先生から秘密の『星降りフェスティバル』への招待状が届いた。
注意:お家の人に見つからないようにすること???
見つかりそうになったら唱える呪文???
なんだかワクワクする。ボクはカンテラを持って、凍える夜に家をこっそりぬけだした。
最終更新:2022-01-03 07:48:50
7008文字
会話率:52%
『Credit: 信用。転じて、信用に基づく貸付可能額。』
この世界では、他人からの信用をお金に換えることができる。信用をお金に換えることを「Credit」と呼び、以下の3つのルールが適用される。
1.Creditは、支払い機能を持
つデバイス(スマホ、ウェアラブル・デバイス等)を、Creditされる側の額に5秒当て、「Credit」と唱えることで行われる。Creditで得られた金額は、10秒以内にデバイスに入金される。
2.一度Creditされたら、失った信用は二度と修復することはできない。
3.お金を信用に換えることはできない。
この物語は、人を信じることができなくなった少年が、再び人を信じることを願うまでのストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 09:12:26
15379文字
会話率:55%