「坊主、あとは何が欲しい」「もう僕は二十二歳ですよ。坊主と呼ばれる年齢じゃないですよ」
おでん屋さんの店主と、一人の青年がまるで親子のような会話を繰り広げるハートフルストーリー。この大切な時間が終わり、覚めるのは突然だ。
最終更新:2024-01-09 17:51:48
5147文字
会話率:33%
大月美月三十二歳 地味の中の地味(メガネ)
そんな私には彼氏が居る。
私の七歳年下の二十五歳の蒼君。そして信じられない位にカッコいい彼氏だ。
人は問うであろう。何故あんな地味な女にあんなイケメンが?
答えは簡単、あお君は超が付く程の地味
女好きだったのだ。
そんな地味な私とあお君との日常。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 17:00:00
29365文字
会話率:49%
自分がゲームの悪役令嬢で、卒業パーティで婚約破棄され、修道院に送られると知ったのは十二歳の時。
それから私は婚約者の王太子の機嫌を損ねないように、ゲームのヒロインを虐げないように、気を配って生きてきた。
だがやはり結末は変わらず、ゲー
ムのシナリオ通りに婚約破棄されてしまった……。
フフフ、計画通りだわ。
王太子殿下も男爵令嬢もせいぜい今のうちに我が世の春を楽しんでいるといい。
これからは私のシナリオ通りに踊ってもらうのだから。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※カクヨムにもアップしています。
「Copyright(C)2024-まほりろ/若松咲良」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 12:14:06
4031文字
会話率:14%
年の差婚のお話。主人公である奥様は十八歳の姉さん女房。さらっと読める御都合主義のSSです。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2024-01-04 15:31:23
2523文字
会話率:75%
十二歳差の年の差のカップルがいかにしてくっついたかってお話です。
主人公は婚約者に大切にしてもらえません。彼には病弱な幼馴染がいて、そちらに夢中なのです。主人公は、ならば私もと病弱な第三王子殿下のお世話係に立候補します。
アルファポリス
様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 16:11:42
3000文字
会話率:64%
これは、一度世界が滅んだ際の記録である。
2012年、突如として都市伝説上の存在〝小さいおじさん〟に自宅マンションを荒らされた高校生、南方祝馬《みなかたしゅうま》は、超常現象を起こす〝大異変〟によって、世界が昨日までとまるで違う姿になって
いると気づく。
一方、異変の原因がマヤの予言の成就と囁かれる中、祝馬の幼馴染にして国際的ロボット関連企業スケーリーフット社のパリ支部研究所で働く十二歳の天才高飛車少女、詩江里聖奈《しえりせいな》はその正体と人工知能との関連に迫りつつあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 20:53:12
29580文字
会話率:28%
辺境伯が長女アザリア・グロリエルは、死産した正妻の一人娘。存在を疎んじられた父と後妻によって軟禁され、十二歳まで侍女達に虐待され続けていた。
ある日顔にスープを浴びた際に蘇った記憶によって、自分は遥か昔、国崩しの大怨霊、桜花姫が転生した
存在であった事を思い出す。
更には創造神ディアドラ様によると今は雑に数万年の未来であり。
剣と魔法が世の中心となった時代であり。
魔王という不の感情の集合体で出来た、絶対滅ぼすべき悪があり。
私は魔王に殺されると、魔王に喰われて逆に吸収して世界を滅ぼすトンデモ存在になるのだとか。え?ぇえ?何それ突っ込み所多過ぎない?
私が見ていた死の夢は未来視の加護による予知夢?勇者を探して魔王を倒して、世界を私が救ってくれ?イヤイヤ情報量多過ぎますよ?!
私の目的は前世から抱えた両腕に宿る家臣や民草達の成仏、供養です!
彼らの冥福こそが目的であって、未来の命運とかどうでも良いんですけど!
新しい家臣とか民衆とか、抱えさせないで下さいよぉ!!
桜花姫の常識と超(怨念)パワーを元に、アザレアが(半元凶の)未来を救う!
片目腕無しの白髪美少女です!誰彼構わず魅了しつつ(本人の思い通りかには蓋をして)、何となくふわっと世の中を良い方向に変えてみせます!
……因みに私、乙女ゲーで言う悪役令嬢だって事を誰か教えてくれませんかねぇ?
ちょっとそこのまだ見ぬヒロイン?ちゃんと私の目ぇ見て?
私致命的な情報を、まだ知らないんですよ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 20:00:00
198174文字
会話率:24%
孤児院で育った少女・リチェルは、十二歳の時その歌声を見初められ隣国の貴族の楽団に引き取られる。けれども引き取ってくれた当主がすぐに病死した事で境遇が一変、日々屋敷と楽団の雑事をこなす下働きとして暮らしていた。
そんなある日、丘で隠れて歌って
いたところを一人の青年に見つかってしまう。ヴァイオリン弾きである青年は、リチェルにまた歌を聴かせてほしいと告げて──。
「俺はただ、君の歌が聴きたくて降りてきたんだ」
これはある目的で旅を続ける貴族のヴァイオリン弾きと歌うことを愛する孤児の少女の優しい旅のお話。
◇毎週土曜日、月4回更新予定。(第5土曜日はおやすみ)
◇原案でもある若野未森さんのとても素敵な挿絵がついてますので、挿絵機能は是非ONにして頂ければ^^
※このお話は19世紀末のヨーロッパをモデルにしたファンタジーです。地名や当時の政治・慣習等の背景を含め、多々フィクションが含まれます。
※時代背景などを反映した差別的な表現が含まれている場合があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 09:51:40
549308文字
会話率:38%
時は戦国。大坂城で日陰の姫と絵師の少年が出逢う。◇
いちは、大坂城の外を知らない。外について尋ねる手もいない。城内の女達にとって、いちは「死ななければよい」存在であり、お正月に淀の方さまに生きていることをお伝えすればそれで済むのである。
淀
の方には、いちの従弟にあたる若君がいて、いちをいじめるのが好きだ。
若君が「かくれ鬼をするぞ」と言い出すと、いちはゾッとする。若君は鬼遊びには必ずいちを入れて、捕まえると髪を引っ張ってぐしゃぐしゃにするのだ。いちがいくら上手く隠れても、若君は御殿女中に命じて見つけさせる。いつもはいちのことなど放っておく女たちは、この時ばかりはいちを執拗に追いかけ、猫撫で声で呼ぶのだ。
(今日もいじめられるのかな)
いちは水甕の裏に隠れながら、とても悲しい気持ちになった。小さな頃は、若君の体つきはいちより小さく弱かった。だから髪を引っ張られても、怒鳴られても、怖くなかった。でも、お互い十二歳になった今は、あちらの方が力が強いし、声も低いし、怖い。
今日こそは、絶対に見つかりたくない。いちは隠れ場所を何回も変えることにした。(2023年12月30日完結)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 21:00:00
9638文字
会話率:53%
【 8/3完結 】ファンデール国王の妹・エレーヌは、恋を知らないまま結婚相手が決まった。相手のエルドラード国王とは親子ほど歳が離れている。
エルドラード国王を主賓に招いた舞踏会で、エレーヌは異国の少年と出会う。ファンデール王妃の弟・マクシム
である。エレーヌは十二歳、マクシムは十八歳であった。
歳月を重ねるうちに二人は惹かれ合うが、既にエレーヌは結婚が決まっており、マクシムもいずれ帝国に帰る身の上である。決して届かぬ想いと、二人は自身の感情を押し殺す。
エレーヌは嫁ぐ日まで故国のためにできることを一つずつやると決め、マクシムは荒れ果てた異国に実りを取り戻すべく奔走する。
やがて、革命の歯車が回り出し、二人は窮地に陥る。国難を乗り越えた先、二人の想いが運命に変わる。
ロミジュリ風味の純愛×ヒストリカルでハッピーエンドをお約束します。
★番外編は糖度高め&溺愛が暴走気味です。甘々が苦手な方はご注意下さい。
★このお話はカクヨムにものせています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 21:00:00
178778文字
会話率:46%
生まれながらにして「水氷の呪い」を受けていたレティア。
その呪いにより、両親を失い、見世物小屋へ売られ、牢屋の中で生きてきた。
レティアが十二歳になったとき。
水氷の呪いを「水氷の祝福」とする者が現れた。
彼はレティアを大金で買い、砂漠の
国へ連れて行く。
砂漠の国の王様は、戸惑い怯えるレティアを厚遇した。
レティアは次第に呪いを使いこなせるようになり、砂漠の国を救い、人々に認められていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 21:23:30
27060文字
会話率:27%
生まれながらにして「水氷の呪い」を受けていたレティア。
その呪いにより、両親を失い、見世物小屋へ売られ、牢屋の中で生きてきた。
レティアが十二歳になったとき。
水氷の呪いを「水氷の祝福」とする者が現れた。
彼はレティアを大金で買い、砂漠の
国へ連れて行く。
砂漠の国の王様は、戸惑い怯えるレティアを厚遇した。
レティアは次第に呪いを使いこなせるようになり、砂漠の国を救い、人々に認められていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 22:01:47
11018文字
会話率:23%
西暦一五八二年、六月二一日。
本能寺の変。
明智光秀が謀叛を起こし、織田信長を自害へと追いやった歴史的大事件が発生したのだが。
なんと、信長は死んではいなかった。
いや、正確には本能寺で一度は死んだ信長の精神は、別の世界、別
の身体に憑依したのだ。
弱冠十二歳の、アリソン男爵の一人娘シノアとして。
信長に憑依される前のシノアは、令嬢らが国の歴史や読み書きなど基礎的な教育を受ける学校で、格上の令嬢らから酷いイジメを受けていたが。
シノアの身体に憑依した信長は、令嬢らに灰を投げつけ戦線布告。
実はその場での喧嘩を、と考えていたが、令嬢らは突然の目潰しに泣きながら逃げ帰っていく。
だがもちろん、それで済む話ではなく。
令嬢らは親の権力を用い、近日中にアリソン男爵家を廃爵する通達を送る。
男爵家の持つ最大戦力を集結させ、侯爵宅に夜襲を仕掛ける信長、いやシノア。
果たして勝算はあるのだろうか?
人間五十年 下天の内を比ぶれば 夢幻(ゆめまぼろし)の如くなり
一度生を享け 滅せぬもののあるべきか
私……いや、儂の人生は五十年で終わりを迎えたが。
私は、さらに五十年、いやもっと先を生きてやろうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 00:26:47
14622文字
会話率:30%
五歳の時に前世の記憶を思い出したロレンス・セルヴァー。彼は田舎男爵の長男だった。
貧乏な田舎男爵とは言え恵まれた貴族に生まれ、村のような小さな領地の住民や父親の暖かい愛情を受け不満も無く漠然と父の跡を継ぐことを夢見ていた。
しか
し田舎で暮らしていた彼は知る由もない。その世界は前世で恋い焦がれたゲームと同じ世界であることを。
転生してから早七年、畑を耕しながら長閑に過ごしていたロレンス。
十二歳のとある日に、尊敬する父親に訊ねられる。
「お前は俺と違って頭も良い。王都にある学園……国立サイリウム学園へと通ってみないか?」
父の告げたその名称。国名、暦、本に記されていた伝承。それらが繋がり彼は自らの境遇を初めて正確に理解する。
"ここ、ゲームの世界や……。"
彼は悩む。このまま田舎で畑を耕すのも手ではないか?
しかしそれは同時に彼の愛する世界への不干渉を決めることでもあった。
その迷いを胸に抱え、同時に世界の危機など関係なく父の期待に応えたい思いも去来する。
そして彼は父と言葉を交わし、世界の命運を分ける八人の主人公達の通う学園へ通うことを決意したのだった。
必須ワードはほぼ保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 16:00:00
346598文字
会話率:74%
「ライラ=コンスティ。……貴様は許されざる大罪を犯した。私の婚約者候補及び聖女候補から除名され、重刑が下されるだろう」
はー……カッコイイ。
画面の中で冷ややかに断罪している第一王子、ルーク=ヴァレンタインに毎回見惚れている石上佳奈。彼女は
乙女ゲーム『ガイディングガーディアン』のメインヒーローにリア恋している、二次元オタクのアラサー会社員。不慮の事故に巻き込まれ、気が付けば乙女ゲームの悪役令嬢ライラとして生きていた。
十二歳のある日の朝、佳奈の記憶を取り戻したライラは自分の運命を思い出す。ヒロインがどのエンディングを迎えても、必ずライラは悲惨な末路を辿ることになっていた。絶対にそれは避けたいところではあるのだが、ルークの抱える秘密がそれを難しいものにする。
十五歳を迎え、ゲームの舞台であるミリシア学園に通うことになったライラは、ルークや他の攻略対象者たちと交流を深めながら聖女を目指していく。聖女選定に参加するヒロインの登場に怯えながら、全ての問題を解決するために、やがて一つの決断を下すことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 21:36:46
212319文字
会話率:30%
商人と商品。そんな関係の伯爵家に生まれたアンジェは、十二歳の誕生日を迎えた日に医師から余命六年を言い渡された。
しかし、既に公爵家へと嫁ぐことが決まっていたアンジェは、公爵へは病気の存在を明かさずに嫁ぐ事を余儀なくされる。
けれど、幼いアン
ジェに公爵が興味を抱く訳もなく、余命だけが過ぎる毎日を過ごしていく.....。
※アルファポリス様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 09:51:40
163097文字
会話率:32%
四十二歳のホワイトカラーの会社員から交通誘導員になった小山は「与えられた仕事を黙して勤め上げる人間のほうが、人生を達観している」と自分に言い聞かせて働いていた。小山は流浪の先輩警備員井上と、彼の恩人の娘の結婚式に員数合わせの出席をすることに
なっていたのだが、その直前、井上は孤独死してしまう。小山には仕事中、井上のおかげで命拾いをした恩義があった。井上の名代として結婚式に出席した小山は、井上に隠された過去を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 05:48:53
16801文字
会話率:49%
十二歳で婚約して、会う度にため息をつかれる。ため息をつかれるたびに自信を喪失してしまう。
ついには人と会うのが怖くなり、前髪を伸ばして俯くようにになってしまう。
最終更新:2023-11-12 14:00:00
4300文字
会話率:0%
孤児だった主人公が大聖女候補となるも追放されて隣国で王妃になる話。
大陸の東に位置する小国、エキドナ王国の王アルバートは勇敢で聡明な人物であったが、ときに「ロリコン王」と揶揄されることがあった。彼と連れ添った妻ココが、ずっと十二歳の姿
で、時が経っても容姿があまり変わらなかったためである。
孤児だったココは聖女養成学校で勉学に励み「大聖女候補」に選ばれた。しかし、その後におきた国難を救ったにもかかわらず「不手際」として国外追放になってしまう。
ココは国境付近の森で長く一人暮らしをしていたが、ある日、魔物に襲われていた船を助ける。その船には隣国の王と王子が乗っており、彼女はそのまま隣国へ迎えられることとなった。
アルファポリスにも『暗黒の森 - ロリコン王子と片腕の聖女 -』というタイトルで投稿しています(こちらとおなじタイトルに変更する予定です)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 19:00:00
95915文字
会話率:44%
第9回小学館ジュニア文庫小説賞 最終選考作品
花橋ゆうみは十二歳。志望していた中学に合格し、小学校の卒業式を晴れ晴れとした気持ち迎えていた。卒業式を終えた後、前から好意を寄せてくれていた貴崎涼気に告白する。しかし、涼気には既に好きな人が
出来ていて交際を断られてしまう。てっきり受け入れてくれるものと期待していたゆうみは中学入学までの時間をどんよりとした気持ちで過ごすこととなる。
暗い気持ちのまま、中学の入学式を迎えたゆうみ。道中で酔っ払いに絡まれ、慌てふためき困っていると、同じ中学の制服を着た少年に助けられる。少年は、変な人に絡まれた時の撃退法をゆうみに伝授しその場を去る。
入学式を無事終え、塾で顔見知りだった女の子と交流するなどして中学生活をスタートさせたゆうみ。翌日、部活紹介のオリエンテーションに参加すると、体育館のステージの上でひときわ目立つ少年を見かける。入学式当日にゆうみを酔っ払いから救ってくれた少年その人だった。
「僕が部長を務める失恋ヘッドハンターズでは、そんな傷ついたあなたの心を癒し、そのうえ新しい恋を紹介します!でも、俺一人じゃなかなか仕事が行き届きません!だからお願いです!一緒に活動してくれませんか?入部資格は失恋を経験している事」
五十鈴秀介と名乗る少年の言葉に、ゆうみは涼気に振られたことを思い出して胸を痛める。そのうえ、学校の帰り道に別の中学に進学した涼気が親友と手をつないで歩いているところに出くわしてしまう。救いを求めるように五十鈴のもとへと向かったゆうみは失恋ヘッドハンターズに入部することになる。
☆先週落選したてほやほや作品です。
ほかの文学賞に出し直すことも考えたのですが、また長い間結果を待つよりもたくさんの方に読んでもらうほうが作品として充実するのではないかと思い、こちらに載せました。
「小説家になろう」に参加するのは初めてですので、不手際等が予想されますがお楽しみいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 22:00:00
32508文字
会話率:47%
十二歳で女神様から頂戴するスキルの蕾は、その色によって、蕾が花開いた時に得るスキルのレア度がわかる。
中でも最高峰の虹色の蕾を得たザマァル・モーオソーは、すぐさま貴族に買われ、過保護に育てられた。
中でも、スキルの蕾を開花させるため
、日々最強の冒険者たちが弱らせた死にかけの魔物に、トドメを刺すだけというくそったれた冒険者生活は、彼をすっかり腐らせる。週刊誌に載る冒険者のスキャンダルを見て、「ざまぁ(笑)」と嘲笑う程度のクズだ
ある日、スキルの蕾が開花した。
そのスキル名は『ざまぁ(笑)』。パーティの仲間たちは、普段のザマァルの行動から、女神様に嘲笑われ見捨てられたのだと、ザマァルを追放。元仲間たちからそれ以上の仕打ちを受け、ザマァルは全てを失ってしまった。
だが、そんな扱いを受けるのも、クズになってしまった自分の自業自得。そんな自分に、「ざまぁみろ、ザマァル・モーオソー」と叫んだ、その時。
「ステータスが、上がってる……?」
これは、『ざまぁすればするほど強くなる」スキルを得た男が、ざまぁしながら世界最強になる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 19:19:01
71240文字
会話率:40%
カトリーヌは王国有数の貴族であるアードレー侯爵家の長女で、十七歳で学園を卒業したあと、皇太子妃になる予定だった。
ところが、幼少時にアードレー家の跡継ぎだった兄を自分のせいで事故死させてしまってから、運命が暗転する。両親から疎まれ、妹と
使用人から虐められる日々を過ごすことになったのだ。
十二歳で全寮制の学園に入ってからは勉学に集中できる生活を過ごせるようになるが、カトリーヌは兄を事故死させた自分を許すことが出来ず、時間を惜しんで自己研磨を続ける。王妃になって世のため人のために尽くすことが、兄への一番の償いと信じていたためだった。
しかし、妹のシャルロットと王国の皇太子の策略で、カトリーヌは王国の皇太子妃ではなく、戦争好きの野蛮人の国の皇太子妃として嫁がされてしまう。
だが、野蛮だと思われていた国は、実は合理性を追求して日進月歩する文明国で、そこの皇太子のヒューイは、頭脳明晰で行動力がある超美形の男子だった。
カトリーヌはヒューイと出会い、兄の呪縛から少しずつ解き放され、遂にはヒューイを深く愛するようになる。
一方、妹のシャルロットは王国の王妃になるが、思い描いていた生活とは異なり、王国もアードレー家も力を失って行く…… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 11:26:57
72466文字
会話率:54%
久々の両親の帰宅のため急いで帰路についていた翁誡、家を前にした坂道で誡は突然開いた穴にまっさかさまに落ちていく。
真っ暗な空間で落ち続ける誡を包み込む強い光。
ゆっくりと目を開けた先にいたのは黄金色の髪をなびかせ特徴的な黒い角を生やした十二
歳くらいの少女――――。
そんな少女に一目惚れしてしまった誡は彼女のためにぬいぐるみに囚われながらも奔走する。
誡の恋は実ることができるのか――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 00:05:17
1789文字
会話率:25%