二月のとある日、大学進学を目前に控えた「武倉勇海(たけくら いさみ)」は険悪な仲の祖父から呼び出しを受け、ひとりの少女に引き合わされる。少女の名は「朱観 光(あけみ ひかる)」。武倉の家の縁戚にあたり、古いしきたりにより選別された、自分の婚
約者であるという。親族との間に強いわだかまりを抱え、また最愛の姉の死に思いを残す勇海はこの取り決めを拒絶するが、自分がひた隠しにしていたとある秘密と苦悩を必死にくみ取ろうとする光の言葉に、やがて心を開いていく。
「わたしは、いさみさんの、味方になりにきたんです」
冬来たりなば春遠からじ。雪解けを迎えるための少年と少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-12 21:47:30
21096文字
会話率:62%
主人公は、悪役令嬢…ではなく。
その婚約者である、王子リチャード・ルイ・フォールティア。
10歳になったら、婚約者と始めて面会できる王貴族のしきたり。
だが、リチャードは婚約者になど、微塵も興味がなかった。
…世界にさえも。
淡々と時が流
れ…。
そうして、リチャードがついに出会うことの出来た婚約者は…。
これは、『自称転生者の婚約者を眺める天才王子の観察日記』の連載版です。
こちらから読む事をお勧めいたします。
https://ncode.syosetu.com/n1250ev/
上記が、短編のURLです。
よろしければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-02 07:00:00
20298文字
会話率:32%
停戦状態にある3つの国に囲まれたカールム王国。王国では代々、ライバルたる近隣諸国に対抗するため、守りの力を持つ2人の聖女「白の処女(おとめ)」と「赤の処女」が異界から召喚される――。
そんなことなど全く知らない、フツーのOL「金城ゆうき」は
、ある日突然地面に飲み込まれカールム王国に「四宮るるな」と共に召喚されてしまう!国を守る聖女と言うけれど、王宮のしきたりやお偉いさんの思惑に振り回されて……。あれ、もしかして聖女って、お飾りなのかな?
(トリップ物が大好きなので、私なりに聖女物を描いていけたらと思います。ゆっくり進行)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-19 16:21:53
9030文字
会話率:25%
名家に生まれた主人公「翔」が家も継がず普通の生活を求めて地元から遠く離れた北海道で暮らしていたが、妹の病死とその理由をきっかけに少しづつ血筋の才能を開花させるがその才能や手に入れた金銭は本当に自分の求めるものだったのか。
家という古いしきた
りから様々な策を使い抜け出して自由を手に入れるまでの数年間の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-17 12:58:34
36653文字
会話率:20%
これは早羅(さわら)という座敷童と、朱森紗愛(あかねもりさあ)という特殊な女の子の恋のお話です。
それは、とてもとても悲しい、恋のお話でした。
時は1979年。
世界各地の神話や民話の末裔が集う組織、『村』に1人の女の子が生まれました。
彼女は『村』の女王の予定者、通称『器様』です。
村のしきたりでは、『器様』は人里に下され、普通の人に託されて育ちます。
この子の警護役に選ばれたのは、早羅(さわら)という少年でした。
彼は座敷童の子孫です。
物語は、彼が赤ちゃん(器様)を受け取るところから始まります。
1979年から2000年までの21年間を、普通の人として生きた器様である、朱森紗愛(あかねもりさあ)の、生を綴った物語でもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-12 22:21:55
117499文字
会話率:15%
吸血界には遥か古の時より、人間界へ降り、“純心な初恋”を吸う修行をしなければいけないしきたりがあった。
そして二〇〇歳になる年頃の吸血鬼、ダブルクローバにも、この修行を迎える日が来てしまう。しかし面倒くさがりな彼女、代わりに、自分のメイ
ドに人間界へ降りてもらおうとするが……。
人間を毛嫌うダブルクローバだったが、学園生活の中で徐々にそのココロに触れていく。
ダブルクローバは無事に修行を果たす事が出来るのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-06 13:29:06
32189文字
会話率:43%
古くから有るしきたりで、身寄りの無い私は生贄に選ばれた。両親は幼い頃に死に、ずっとひとりで生きてきた。
※本作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。( ̄▽ ̄)
※感想を頂けると、作者である聖冬さんが喜
びます٩(*❛▽❛)۶・゜:✩ *:゜
※【TwitterなどSNSで拡散してもらえると、更に舞い上がります!!】
どーん!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 04:15:16
25918文字
会話率:49%
十五歳の誕生日のプレゼントに、親父から嫁を探してこいと家から追い出された。
なんでも我が家のしきたりで子が十五になったら旅をさせろというのがあるらしい。
そんなこと初耳で寝耳に水だと訴えるが、手渡された僅かな旅銀と家宝の剣を片手に「嫁を見つ
けて武名を世に轟かせるまで帰ってくるなとか、簡単に言ってくれるな」とブツブツ言いながら辺境の故郷を後にした。
のどかな世界で困っている人を見過ごせない、お人好しで天然な主人公ビリーが行く先々で起こる様々なトラブルを解決していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 16:25:51
14560文字
会話率:59%
地図にも載っていない辺境の地、紫の魔力風が吹く小さな山間の国。
その閉鎖的な国には、こんな不可思議なしきたりが伝わっていた。
「王家の血筋を引く者は、十六歳の誕生日に旅に出なくてはいけない」
隣町で雇った護衛と共に、王女レインは嫌々ながら旅
に出る。
※この小説は「カクヨム」様にも同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-09 19:17:57
25521文字
会話率:52%
去年のクリスマスに、私の最愛の人は死んだ。
国からの理不尽な依頼で、あっけなく命を落とした。
身内が亡くなった翌年のクリスマスイヴには、夜通しパーティーを開いて騒ぎ明かすのが、しきたり。
今年は、あなたと共にグラスを傾ける。皆で、あなたのこ
とを想う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-25 21:41:01
4600文字
会話率:4%
風祭葵はかわいい男の娘。家のしきたりで女装をしていたのだけど……幼い頃からの経験で、女装を当たり前のように受け入れていた。
そんな彼(?)に恋する女の子が現れる。
「私の魅力であなたを男として目覚めさせてあげる!」
あの手この手で迫
られて、甘い誘惑までされて……
果たして、奇妙な男の娘の恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-21 00:00:00
211992文字
会話率:55%
人間の世界へ行った人魚姫は、甘いマスクの王子に一目惚れしてしまいました。
しかし人魚のしきたりで、次に会うことは適いません。
そこで通るという、王子の乗る船を探すが・・・
王子、クズでした。
最終更新:2017-12-03 17:50:40
7654文字
会話率:22%
優夏が住む十六町(旧十六村)では、まだ昔のしきたりが残っている。
『十六晩』という十六歳の男女が、晩ご飯を十六日間二人で食べるというものだ。
そして優夏の相手は……。
第191回コバルト短編小説新人賞で「もう一歩」に残った作品です。
最終更新:2017-12-01 20:59:30
8039文字
会話率:43%
帝国暦004。王国という古いしきたりは新たにアグニカ帝国に統一された時代の中で未だに帝国の頂点に君臨するマルクス宰相のやり方に意義を唱える反乱軍が侵攻。
青髪を後ろに纏めるレグナス・ハートは24歳でありながらも帝国取締部隊の筆頭隊員とし
てレーナという紫色の髪を綺麗に伸ばした女性と共に相棒として約4年間戦場を駆け抜けていく。
そして、ある日に上層部からアグニカ帝国軍事学校で新たに作られた0組の教官としての任命を嫌々ながらも引き受ける事になる。
そうした中で0組に入学してきた3人の生徒に武術としての基礎を教えていく最中にマルクス宰相に深い執念と殺意を持った謎の組織が表だって動き出す。
事件の中で調査をしていく帝国特案部隊のクロノとミューそして帝国の治安を守る取締部隊のメーデンが動き出す一方でレグナスはこの事態を重く受け止めながらも、生徒達を無事に卒業させるように見届けていく決意をするが……
その思いとは別に闇を募らせる青年はやがて裏の道に足を踏み入れていく。
二度と戻る事の無い破壊の道へと……
どこか尖った性格でありながらも優しさを兼ね備えるツンデレのレグナスと小悪魔乙女として無邪気に振る舞い中で密かに彼を想うレーナが織り成すバトルファンタジーが今動き出す。
※更新は毎週月~金、13時~14時の間。完結までやっていきます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-15 13:49:59
215471文字
会話率:48%
俺、御厨武(みくりや たけし)はビルが建ち並ぶ現代の都会とは別世界のような村に住んでいた。百人程度しか暮らしていない村のしきたり、ご法度なるものが存在し、遊びに夢中になってる際にうっかり破ってしまった。
「ヤマゴヤには近づくな」
口を揃えて
村人が言い伝えるその理由とは。
そして、ヤマゴヤの中の正体とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-15 21:02:15
2110文字
会話率:57%
村に定められたしきたり。
『村の教会に一人、必ず神様の使いを置いておくこと。使いは女でなければならず、また絶対に教会の外に出てはならない』
これは
僕から見た彼女を、
私から見た彼を書いた物語。
最終更新:2017-05-30 10:14:09
1448文字
会話率:34%
鳥の翼を持つ人々、翼族。自らの翼と、空に属することとに強い誇りを抱く種族だ。
翼族の国の皇太子という立場に生まれてきた少年カイと、その補佐官となるべく生まれてきた無翼の少年神官ハル。二人は十三歳になり、翼族のしきたりでは成人を迎えた。
翼族の子供は、成人するまで自由に翼を使うことを許されていないが、カイは、自分が自由に翼を使えるようになって、初めて「ハルに翼がない」ことの真の意味を理解する。それまで自分と同じように育ってきた幼馴染が、「無翼の翼族」であることの厳しさと向かい合って生きていかなければならないと悟り胸を痛めるカイ。何とかしてハルに翼を与えることができないかと考えるようになる。
ある時、かつて砂漠に栄えたという無翼の人々の都の跡に、人工の「翼」が残されているかもしれないと知ったカイは、ハルを丸め込み、共に国を抜け出して、砂漠の廃墟を目指す冒険の旅に出る。
しかし、実はその旅は、権威ある二人を利用し国に内乱を引き起こすべく、ある陰謀者が巧妙に仕組んだ罠だった。
【この作品は「カクヨム」にも掲載しています。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-23 22:41:12
191016文字
会話率:45%
その孤島には、神が住まうという。
しきたりを守り奉れば守神に、破れば祟神へと姿を変える、とても美しい神が。
漁師になったばかりの少年と、海の神・山吹姫神とのちょっぴり切ないお話。
最終更新:2017-04-25 17:09:31
2968文字
会話率:25%
探求心以外平凡な少年イニスは村のしきたりで召喚士に必要不可欠な精霊を召喚するが現れたのはどの文献を見ても載っていない謎に包まれた異形の存在だった。
人間と召喚獣が織りなすバトルファンタジー
最終更新:2017-02-01 02:02:37
2268文字
会話率:60%
國與女大学囲碁部の顧問である佐藤は、文化部棟の戸締り確認をしている際に、見てはいけないものを「百人一首部」で見てしまった。それは、日本を牛耳る伊集院財閥の一人娘、伊集院静の着替え途中の姿であった。
『肌を見せて良いのは夫だけ』というしきた
りがある伊集院家。伊集院静の父である伊集院龍三は、結婚を佐藤に迫る。もしくは東京湾に沈むか……。
そんなピンチに追い込まれた佐藤に救いの手を差し出したのは、伊集院静だった。「まだ、学生の身分でありますので、結婚は如何なものかと……。まずは、婚約者からお願い致します」
「え? なんでそうなる~」
五十鈴スミレ様の『決められた婚約者企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 00:00:32
31060文字
会話率:38%