「我々ポーンドット家はまさしくチェスのポーンのように力が無いから一つ一つ懸命に前に進んでいくしかないんだ。だが、よく考えてごらん? キングもクイーンも全てはひとつの駒にすぎない。ポーンだって立派な駒のひとつなんだ。みんな同じで、みんな一緒な
んだ。だから決して貴族たる誇りを忘れてはいけないよ? そうすればきっと幸せになれるから。分かったね? ローレライ?」
幼い頃から何度もそう言い聞かされていたポーンドット男爵令嬢ローレライ・ポーンドット。
決して高位とは言えない身分の中、父の言いつけを守り貴族たる誇りを持って真っ直ぐに育った彼女は近々、サーキスタ子爵令息のアシュトレイ・サーキスタ卿と結婚する予定だった。
だが、とある公爵家にて行われた盛大な茶会の会場で彼女は突然、婚約破棄を突きつけられてしまう。
突然の出来事に理解が出来ず慌てるローレライだったが、更なる困難が彼女を苦しめていく。
貴族たる誇りを持って生きるとは何なのか。
人間らしく生きるとは何なのか。
今、壮絶な悪意が彼女に牙を剥く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 12:00:00
212000文字
会話率:40%
この度めでたく私、エリス・フォーリアは男爵令嬢のいじめなんて生ぬる……馬鹿らしいことをしたという理由で婚約破棄をされました。
全く身に覚えもありませんし、その男爵令嬢の名前すら知らないのですが。
まぁ、そういうことで王家を見限った私は王国
から店舗を撤退させていただきます♪
……のはずが、何故国王選定の最有力候補に名前があがっているのでしょうか?
そのうえ、他の公爵家の方々から頭を下げられ、隣国の王子との婚約話も進んでいるのですが、何故でしょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-06 01:42:19
51799文字
会話率:28%
「胸がキュンとするトキメキがほしい」
恋人だと思っていた幼馴染みは、そんな言葉を最後に幼女趣味へと走った。
ユリエラ=グラス、花散る寸前の十八歳。
容姿は平凡、淑女の嗜みは壊滅的、家は名ばかりの男爵家。
社交界に出回る評判がどうであれ、胸
がキュンとするトキメキなんてものを知らないユリエラは、失恋の痛みもなく普段どおりに過ごしていた。
女王さま系王女と元彼の弟ーーー彼ら二人によって、一度は諦めた魔術の世界に連れ戻されるまでは。
トキメキどころか乙女心さえ行方不明のユリエラに、元彼の新恋人(満十歳)に端を発したお家騒動が忍び寄る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-04 16:00:00
107860文字
会話率:38%
殿下と男爵令嬢の身分違いの恋愛小説。脇役の悪役令嬢は断罪される。そんな小説が流行っているらしい。
でも私は思いますの。なぜ断罪されるのを待たなければいけないのでしょう?
浮気野郎などこっちから願い下げ。私は振られる方じゃない振る方です。
最終更新:2020-03-29 19:00:00
4794文字
会話率:52%
迷子な伯爵令嬢アリス・ハルモニアは王宮のパーティ中王室の庭園で迷子になってしまう。そんな王室の庭園に一人涙を流す第三王子の婚約者の侯爵令嬢の話を聞くことになった。そこには面食い男爵令嬢が絡んでいて!?
割と普通のざまぁ系。2つのカップルが出
てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 00:04:51
3222文字
会話率:32%
私、ドレンリー公爵令嬢のサフィーナ・トロワと申します。お母様は国王陛下の妹で王太子殿下は従兄ですの。殿下にはクレア様という素晴らしい婚約者がいらっしゃるのですけれど…最近、男爵令嬢のマリア様と親しいみたいで心配…とやきもきしてたらなんか急に
変な夢を見るようになったのです。
乙女ゲーム、が何かは存じ上げないのですが…どうやら私の前世が行っていた遊戯のようです。今の状況がその乙女ゲームとやらの世界とそっくりみたいです。クレア様と婚約破棄しないでくださいませ!
***
R15、残酷な描写は念のため。乙女ゲームの世界の主役でも悪役でもなくその脇役に転生しちゃってるけど前世の人格はありません。
乙女ゲームの悪役令嬢クレア様も主役マリア様もほぼ出てきません。
恋愛の予定でラブコメの予定だけど…ちゃんとなるかな…
超不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 23:16:36
4995文字
会話率:42%
「帝国の華」と呼ばれた皇女が「好色王」に嫁いで2年。
男爵令嬢とお腹の中にいる子を守れと命じられた。
※全3話
※R15は保険です
最終更新:2020-03-09 19:21:52
3847文字
会話率:28%
マリア・フィクサー公爵令嬢は天才である。弱冠16歳にして、数々の魔道具を発明、開発する天才発明家でもあった。彼女の婚約者は第2王子のジン。しかし彼は学園に転入してきた男爵令嬢コロンに執着し、マリアを邪険に扱い始める。そんなジンに愛想を尽かせ
、マリアは自ら婚約解消の為に動き出す。コロン嬢の取り巻きの令息や、その婚約者達を巻き込み、精神的ざまぁしていく。下ネタ、下半身ネタがあります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 23:33:35
41138文字
会話率:33%
学園の卒業記念式典にてロイエンタール王国の王太子フランセルクは自らの婚約者ヴィオレーヌ公女に対し、婚約破棄を宣言。代わりに一地方の弱小貴族であるソフィー男爵令嬢を新たな婚約者に迎えるという。
が、そもそもこの婚約破棄はフランセルクだ
けでなく、ヴィオレーヌも噛んでいたものであり……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-29 01:00:00
27389文字
会話率:31%
ある日の夜会で、告げられた婚約破棄。
婚約者である王子の後ろには見知らぬ男爵令嬢が居て……?
最終更新:2020-02-27 21:07:08
1673文字
会話率:28%
第一王子フィリップは、今日も女神のような婚約者とお茶会をする。
婚約者である侯爵令嬢は、最近フィリップと親しくなった男爵令嬢との関係についてあれこれとお小言を言ってくるが、流石にしつこい。今日も色々と言ってくるのだろうなとうんざりしながら婚
約者のもとに向かうが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 20:00:00
4864文字
会話率:45%
貧乏伯爵家の長女ミリアは、寝ることが大好きな少女。学園ではいつも一人で、親しい友達はおらず、クラスメートとも禄に話さない日々。根暗で地味な彼女は、いつも日当たりの悪い場所に行くことから、「日陰令嬢」と揶揄されていた。人と関わるのが嫌なミリア
はそんな日々に満足していたのだが、第二王子と男爵令嬢の逢引に出会してしまったことをきっかけに、日陰から引っ張り出されるはめに。え? 婚約破棄? 政権争い? 最悪戦争になる? そんな大事に私を巻き込まないで……私はただ、ぐっすり寝たいだけなの。安眠妨害なんて絶対に許さないから。悪夢の原因は、速やかに排除してみせる! ……なのになんで、次から次へと問題が持ち込まれるのよ!? 返せ! 私の安眠生活を!!
○この作品はアルファポリス様にも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 18:18:48
26487文字
会話率:27%
♯♯♯
「今日をもって、おまえとの婚約を破棄する!」
このシュトワール王国では、王は聖女と婚姻を結ぶのが習わしとなっていた。
聖女だと預言された侯爵令嬢エミリーは、習わしどおり王太子リオンと婚約していた。
しかしある日の夜
会で、エミリーはリオンに婚約破棄を突きつけられてしまう。
いつまでも聖女の力が覚醒しないエミリーは偽の聖女で、男爵令嬢ジェニファーこそが真の聖女なのだという。聖女の預言を偽って聖女になりすました罪人として、エミリーは囚われの身になってしまう。
しかし牢で悲嘆に暮れるなか、エミリーの聖女の力が覚醒し……!?
♯♯♯
愛され令嬢エミリーが、聖女としてさらに愛されてゆく物語。
……になるといいな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 11:39:15
153730文字
会話率:25%
前世で人気アイドルだった女が逆ハーヒロインに転生し、今世もチョロいと思いながら人生を満喫している。悪役令嬢の婚約者である王太子を自分のものにしようと断罪を決意するが…。
「今世は悪役令嬢に」のスピンオフですが、読まなくても全く問題はありま
せん。作風もかなり違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-31 20:02:07
3642文字
会話率:35%
ある日、自分が転生したと気付いた男爵令嬢のアリシア・エリクソン。しかし、特に役に立ちそうな前世の記憶もなければ、チートスキルもないようだった。
数年後、父親が再婚して明らかに「主人公」らしい義理の妹と出会う。その時からなぜだか、妹の考えが読
めたのだ。
数年後に貴族の子息・息女が通う学園に入学すると、妹以外の五人の男女の考えも読めると知る。
どうやら自分は主人公である妹を含む六人の学園ラブストーリーの読者なんだと確信した。
初めての「転生物語」で、各一話、短めです。
割とよくあるようなお話かもしれませんし、甘い設定や矛盾もあるでしょうが、あくまでもファンタジーということでご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 07:06:03
21069文字
会話率:51%
「私、夜の華になりたいのです!」
学院の卒業式前夜、最近何かと話題の男爵令嬢が王妃候補である公爵令嬢を手紙で呼び出した。一体何を語るのか?
最終更新:2020-01-28 13:00:58
4057文字
会話率:56%
恋愛とは無縁、仕事一筋のキャリアウーマンだった私が転生したのは、死ぬ前に攻略していた乙女ゲームの世界だった!! しかもしかも! 私って、モブの男爵令嬢かと思いきや、「首をおはね!!」が口癖の悪役女王様になる予定のキャラだったんですか?!
ヒロインが誰とどんなエンディングを迎えても破滅しかしないので、まだ正体がばれないうちに女王様になるフラグを折っておこうと思います。
でもちょっと待って!!リスクマネジメントの重要性が叫ばれていた前世を生き抜いた私は、それだけじゃ安心できません!
女王様になっちゃってもハッピーエンドを迎えてもらえれば命だけは助かるので、とりあえずゲームがはじまる前からヒロインの恋を応援しようって思ったんですけど⋯⋯。これで正解ですか⋯⋯?
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 00:19:55
99239文字
会話率:40%
【注意:最低限のキーワードしか入れていません。本作品には、あなたにとっての地雷が含まれている恐れがあります。少しでも躊躇われる場合はご覧にならないことをお勧めします】
学園の中庭で取り巻きと楽しく過ごしていた公爵令嬢ファビエンヌは浮気相手
を伴って現れた侯爵令息マティアスから婚約破棄を切り出される。
半年前から避けられ無視され続けた上に衆目のある場で恥をかかされたファビエンヌは無条件で相手に都合よく振る舞うつもりはなかった。
厚かましくも希望されたファビエンヌの父への取りなしを引き換えに条件をつけた。
それは、マティアスの裾に纏わりついている身の程知らずの男爵令嬢と共に自分の話を黙って聞くこと。話し終えるまでは口を開かず、遮らず、音も立てず、この場から立ち去らないこと。
何十分か精神的苦痛に耐えればいいのだろうと高をくくったマティアスはその条件をのむのだが…。
※以上のあらすじを読んでテンプレと思う者は3話まで読むべし。それより先を読もうとする者は一切の希望を捨てよ。
※本作品にはR15の直接的ではない性描写が含まれます。
※乙女ゲームは無関係です。
◆婚約破棄を言われて断罪したけど、人生は続くというお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 16:36:47
113041文字
会話率:23%
リディア・アンデルセンは幼なじみの公爵令息に自分が書いている小説のために皇太子殿下とイチャついてくれと頼み込んだ。その提案を一度は断った幼なじみだったが、ピンク髪の男爵令嬢に猛アタックをかけられた彼はついに折れる。
最終更新:2020-01-19 23:57:01
5862文字
会話率:47%
ハマっている小説通りに平民上がりの男爵令嬢が学園にやってくることを知って、リラ・オーウェンは歓喜した。
第一王子と男爵令嬢の恋愛を悪役令嬢として見守りたいと言いながらも実はそのまま婚約破棄したい公爵令嬢の話。
本編は完結済み。番外編を更新中
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 18:10:18
19667文字
会話率:38%
婚約破棄をされたアルべリア公爵令嬢はそれが魅了魔法を使う男爵令嬢に支配されたせいだったと知る。このまま元通りかと思いきやアルべリアは婚約者であるディルベルク王子を赦すことが出来ずそのまま婚約は解消してしまう。
そんなアルべリアにある一つの
問題が提示される。魅了魔法に支配された者を赦さないのは果たして正しいのかと。
これは誰が悪いという話ではなく赦しとはなにかを問う物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 07:00:00
6660文字
会話率:48%
男爵令嬢グレイシーと伯爵令息ブライアンと子爵令息ジェディディア。三人は、転生者だった。前世の知識があるから三人でこの世界をよくしていこう!なんてことはなく。寧ろのんびり巻き込まれないようにしつつ三人で青春したり、時には婚約者同士でイチャイチ
ャしたり、リア充満喫しつつ学園生活を謳歌していく話。
カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-11 12:00:00
16226文字
会話率:61%