忍の里のくのいちとして生まれた紅蓮は、その異質さから物心つく前に実の父によって捨てられた。
閉ざされた未来に行き場もなく彷徨う彼女に手を差し伸べたのは、真っ赤な炎を宿す男、蘇芳。名と生を貰った彼女は彼だけのために生き、彼だけのためだけに死ぬ
はずだったのだが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-18 23:04:20
44057文字
会話率:24%
平安時代。彼女は人生をあきらめていた。父の出世の為に帝に差し出される事に。仲の良かった母や兄が死んでしまう事に。そんな彼女のもとにやって来たのは―――――
現代。彼女は元気いっぱいだった。仲良し三人組で一緒の高校に通えるから。ずっと行
きたかった所に行けるから。そんな彼女が、クラスで知り合ったのは―――――
そして、妖はずっと信じていた。もう一度、彼女に会えることを―――――
二つの時代を同時進行で進んでいく恋愛中心(予定)のファンタジーです。恋愛モノは初めてですが、のんびり頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-16 22:03:13
14946文字
会話率:42%
この世に未練のあるまま死んだ者が、草花の精霊になり、この世に留まる世界。そんな世界で、ある村には精霊が二人。ある者を愛したままにこの世を去った女。そして、ある者を怨んだまま死んでいった女。この二人と、ある一人の女の恋と悩み、そして憎しみと
戦の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-15 13:19:05
4333文字
会話率:23%
ちょっと口の悪い女子高生、橘蝶夏。彼女が凡そ五百年の時を越えて訪れたのは、かの有名な戦国武将・織田信長の元だった。
しかしこの世界は蝶夏が知っている戦国の世とはちょっと違い、妖魔や物の怪が人と共存して暮らしている。織田家の当主である信長に
も秘密があって……。
知識としてしか知らない時代の荒波に翻弄されつつもしなやかに生きる少女と、戦国時代の嵐の目とも言える男の生き様を絡めて描く戦国ファンタジー。
※戦国時代を勉強しつつ進めるので、投稿ペースはのんびりになります。 ※現在は十二話まで投稿中です。(2013年2月くらい?に改稿作業を致しましたが、サーバー負荷軽減の為に作品の削除を行っておらず、十三話から四十一話までは文章がありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-14 00:00:00
111649文字
会話率:41%
他者の夢に入り込み規律を乱すものを排除することが少年…鈴風《すずかぜ》の定めだ。
彼は鈴の音に導かれ夢をみる。それが彼の役目であり逃れられぬ定めだった。
銀色の相棒と共に彼は今日も夢をみる。
大切なものを守りたいと願うから…
最終更新:2013-02-10 01:56:28
9374文字
会話率:31%
カラダの弱い少年 あき は外へ出るのもままならい。
ある雪の夜、そんなあきに外で遊ぼうという子があらわれる。
冬童話2013投稿作品。
最終更新:2013-02-09 00:11:20
3711文字
会話率:13%
目を閉じればそこにいるのは懐かしいあの方の姿。 いとしい人。
この身が果てる前にもう一度会いたい。
いとしい人の魂を想うがゆえ、妖に成り果てるまでこの世に未練を持ったオオカミの妖は自分の死期が近いことを悟っていた。
はたして、その魂が燃
え尽きる前に、主に出会うことはできるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-05 00:00:00
6865文字
会話率:19%
「へのへのもへじ」の面をかぶったふざけた男が経営するとある質屋。
この質屋のキャッチコピーは「何でも売ります、買います」
お金にまつわる事ならほぼ何でも引き受けてくれるらしい。
貴方はどうしても”売る事が出来ない”ものはありませんか?
お金に困っていませんか?
貴方の住み慣れた町の中に
もしも、見慣れない古い質屋があったのなら入ってみてください
その行為があなたにとって良い結果に結びつくのか、もしくはその逆か…。
それは貴方次第でしょう。
朱千堂を経営する『店主さん』と『お金』を中心に数々の登場人物の中で繰り広げられていく
”怪しく”も笑いにあふれた物語がここに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-07 18:05:07
3484文字
会話率:25%
なろう的童話シリーズ第五弾。動物を無意味に殺す男を懲らしめるため、その父親が一計を案じ……
最終更新:2013-02-04 22:00:00
1934文字
会話率:25%
この物語は、二本の妖刀と真面目でカタブツな弟、快楽主義で自由奔放な姉が旅をしていくお話です。
厨二満載なハチャメチャ時代劇にしていくつもりです。
不定期更新。
最終更新:2013-02-04 19:35:39
25284文字
会話率:38%
鬼の里は、人目につかぬ山奥の結界の中にある。
それは、圧倒的に数の少なく非力な女鬼を守るため。
男鬼の宝である女鬼を大事に大事に隠すため。
結鬼(むすびおに)という女鬼一人に対して男鬼複数の見合いで、伴侶を決める。
鬼の恋は、一途。
これ
は、明治に存在した鬼たちの恋愛模様です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-02 23:30:46
13444文字
会話率:19%
“動書術”
それは“漢字”を用い、様々な奇跡を起こすことが出来る異能の力。それを学ぶための学園が存在する。
“龍翔学院”世界に一つだけの動書術を教導する学園。これは一人の生徒が織り成す、数奇で不可思議な物語。
最終更新:2013-01-20 01:49:22
19730文字
会話率:71%
慶長十年。
陰陽師と幽霊少女。
疲れ切った時代、片田舎の小さな町で、彼らが奏でるうら寂しい物語。
最終更新:2013-01-20 00:43:41
16912文字
会話率:37%
小心者のご先祖様がうっかり開いてしまった「九十九屋」を引き継ぐ娘が妖怪連中が引き起こす事件に巻き込まれながらも解決していく物語。※書き直しました(1/18)。
最終更新:2013-01-18 15:53:38
15320文字
会話率:33%
新江戸時代で異世界から仕入れた珍しい品を販売しております。一行詩を結晶化した飴、アストロ灯、虹を生み出す猿、黄金の左団扇、サラマンドラの尻尾など。気になる品がありましたら、お立ち寄りください。(サイト掲載作品の改訂版です)
最終更新:2013-01-14 04:02:55
60154文字
会話率:33%
夢か現実か。月曜から日曜まで仕事をしていたら、眠ったまま過労死していたらしい。気がつけば転生し、夢見の力・儚げな美少女というステータスを手に入れたものの、同時に薄すぎる存在感・過労というステータスももれなくついてきた。そんな彼女と、やたらと
存在感のあるクールビューティな彼とのお話です。全44話(サイト掲載作品の改訂版です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-28 17:00:00
92519文字
会話率:26%
長く生きた獣が神になる。そんな森に住む「森の民」は、着々と支配を広げる神狩りの末裔「京」の軍勢から森を守るために立ち上がる。しかし圧倒的な人員と物量を誇る軍勢を前に、森の民は次第に劣勢に追い込まれていく。劣勢を覆すべく森主「カムイ」が参戦
して……。***2012/11/8 連載再開に先だって投稿済み分を改稿いたしました。(体裁を整える改稿です。本文の書き換えは行っていません)***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-13 22:43:43
175011文字
会話率:33%
――お山の神樹には、望む者に過去を見せてくれるという伝承がある。そんな伝承が伝わる山の神社で、「僕」は桜の花が降りしきる夜にある少女に出会った。能面のように表情を変えない彼女が、嗤いながら口を開く。「サトリという妖を知っている?」 不思議な
力を持つ少女と、「僕」のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-12 21:06:12
20319文字
会話率:42%
愚かな娘と愚かな鬼のお話。昔語り風。
最終更新:2013-01-12 17:34:02
2720文字
会話率:44%
戦乱の時代、今は影も形もない、名も無き村で産まれた少女、舞華は、産まれて直ぐに村は滅び、伝説の『竜』に育てられ、それから八年の間、ずっと竜と暮らしてきた。そして、竜と別れを告げてから六年後。舞華は各地を旅していた。人間だった自分を知る人を探
すため、滅びた村を復興させるため、そして何より、自分が心から愛した、竜を守るため。少女は今も旅を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-11 01:10:16
2619文字
会話率:45%
妖、物の怪、亡霊、幽鬼。魑魅魍魎が闊歩する國を渡るのは、梓巫女と従者として仕える鬼。二人の旅によって明かされる、この世界の奇妙な均衡、そして、鬼刀を巡り争った《燎社の夜》の真実とは──
最終更新:2013-01-06 16:52:31
2213文字
会話率:34%
記憶を無くした青年が、あっちこっちでハーレムする話。
和風ラブコメファンタジーって感じです。
……エロシーンは少なくする様頑張ります。
最終更新:2012-12-30 23:04:51
2263文字
会話率:21%
※この作品はサイト「化野」からの転載です※
化猫の助手として陰陽寮に採用された汀は京で始めての冬を過ごしていた。
人間嫌いだが汀には優しい上司の「青花」に思いを寄せつつ、打ち明けることができないままクリスマスを迎えようとしていた汀は青花を付
け狙う犬神にさらわれてしまう。
「猫を呼べ」と汀に求める犬神。しかし汀は青花を呼ぼうとはしない。
梅雨のある日、犬神に追われた青花は「人間なら何度か死んでいる」怪我を負って戻ってきた。自分の為に青花が傷つくことが嫌な汀は犬神と青花を会わせてはならないと考え、自分に何ができるかを考える。
一方、青花は汀の行方を追っていた。
犬神が汀をさらったことはわかっていたが、神の行方を追う事は困難を極める。汀の「青花を求める」声も聞こえることはなく、何故汀は自分を呼ばないのかを考え、他の誰かに助けを求めているのかもしれないと思い、嫌な気分になる。
吸血鬼が青花に言う。
「いつもの事だ。娘一人捧げて犬神が満足するならそれで良いと僕なら判断するけど」
その言葉は正しいと認めつつも、青花は汀を捜さずにはいられなかった……
死神に育てられた娘、汀と人間の感情を知らないあやかし、青花の少し長い話です。
※出会いから冬に向けてまでの話は短編として「化野」に掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-27 21:36:21
58566文字
会話率:35%
江戸後期、意気と張りで吉原一と評判のなよ竹は、遊女であるにもかかわらず生娘だ。金にも力にもなびかず、惚れた男にだけ帯を解くと決めていた。そんななよ竹のもとに、京から来た商家の若旦那・菊之介が登楼した。美しく優しげな菊之介になよ竹は心騒ぐが、
彼の従者である龍次に言いがかりをつけられる。負けん気の強いなよ竹は、龍次と真っ向から対立するが……。※サイトからの転載になります。サイト初出:2005.12~2006.8折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-27 10:28:11
82268文字
会話率:23%