旅の目的。それは人によって様々だ。例えば、あるヘタレの場合。コイツは貴族であった。でも没落。金がない。つまり、食い扶持を稼ぐためだけに外の世界へ投げ出され、傭兵として旅の生活を送っているのだ。もう一つ、例を挙げておこう。とあるひねくれ者の場
合だ。コイツは、特に目的があるわけじゃない。ただの放蕩生活。……強いて言うならば、育ての親である師匠を越えるため、なのかもしれない。この物語は、そんな目的がないようでちゃんとある二人の主人公が織り成す旅物語だ。もちろん、主人公たちにはそれぞれのヒロインがいる。その恋路がどう実るのか、そもそも本当に実るかどうかは、今はまだ不明だ。しかし、一つ言っておく。たまに砂糖を吐きたくなるから注意しておけ、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-24 16:41:52
257728文字
会話率:53%
エシラの里で暮らす少年、シエンは次期里長が15歳になれば里の外で2年間の修行の旅をさせる、という掟に従い相棒である精霊、シルヴィを連れて里の外へ出た。
初めて目にする外の世界に困惑するシエン。期待と不安を抱えながら旅を始めた彼は弓を
携えた青年と出会う。
飄々とした青年はシエンが旅を始めた理由を聞き、ある話を持ち掛ける。曰く
「うちのギルドに入らないか?」
―とある世界、ルナティカにおいて四大ギルドの一角とされる人材派遣ギルド、セフュロス。セフュロスの仲間達と共に戦い、泣き笑いする毎日を送るうちに、シエンは己が背負っている宿命を知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-14 23:06:29
6919文字
会話率:17%
かつて一度も戦禍の降りかかったことのない平穏な世界。その中にある一つの村に、アルメリアという少女がいた。花屋を営む家庭に生まれた彼女は、幼い時から花に囲まれ、花をこよなく愛する心優しい少女だった。
彼女には夢がある。一つは世界に存在する
あらゆる花の中から、自分が最も美しいと思う花を見つけること。もう一つは、まだ見ぬ外の世界、海の向こうへ渡り、そこに存在するであろう未知の自然と存分に触れ合うこと。
十七歳の誕生日を間近に控えた今、その夢の一つを叶えるための一歩を踏み出す時が近づいている。数年前より、十七歳となった暁には、一人旅に出て各地の自然を見て回るという約束を取り付けていたのだ。両親は娘の一人旅に初めは難色を示していたが、数年前に森で拾って以来すっかりなついてしまった狼、リリスを連れて行くということで渋々許しをだしたのである。
まだ見ぬ景色に思いを馳せながら、月の光を思わせる白銀色の瞳の狼と共に、アルメリアはついに村を発つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-20 00:54:54
28191文字
会話率:33%
一人の不良がある日、幽霊と出会った。
幽霊の願いはただ一つ。
外の世界を見てみたい
不良の最も長い一日が始まる・・・。
最終更新:2011-06-05 00:56:11
12193文字
会話率:35%
早苗さんが外の世界に思いはせるお話。
百合抜きです。椛と阿求も出演。
この話は東方Projectの二次創作作品です。
最終更新:2011-05-29 23:05:25
1054文字
会話率:52%
「洞窟を抜けるとそこは異国でした」
リウヒはシシ大学に通う女子大生。夏休みに幼馴染のカスガ(古代オタク)とシギ(エロ河童)と共に宮廷跡を訪れ、一千年前の古代にタイムスリップしてしまった。
その頃、王女リウヒは謀反にて宮廷から逃げ出して、外の
世界を旅することになる。
運命の万華鏡は、時空を超えて巡り廻る――。輪廻転生、二人のリウヒの物語。
ティエンランシリーズ第三巻。二巻の「海原の彼方」を踏まえつつ、時間軸は一巻の「ティエンランの娘」を辿る形になります。※TIINAMIより転載作品、一部改稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-10 09:57:22
135785文字
会話率:41%
遥か遠き昔、イーストエンド大陸の南、ティエンランに一人の王女が生まれた。
母に命を狙われ、父に虐待を受けた少女リウヒは謀反をきっかけに外の世界へと旅立つ。
右将軍、左将軍、踊り子、講師、擬似兄、村娘と脈絡のない面子で旅をする果てにリウヒが知
りえた事とは――。
ティエンランシリーズ第一巻。※TIINAMIより転載作品、一部改稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-16 20:23:53
115613文字
会話率:36%
とある高校での様々な性格、心境を持った生徒たちの青春ストーリー。毎回主人公の視点をかえておおくりするあまずっぱい物語
キーワード:
最終更新:2011-05-08 04:37:11
866文字
会話率:25%
幼なじみで売れっ子俳優である男曰く、あたしは『アグレッシブな引き籠り』または『働くニート』らしい。――――――――――「めんどくさい」というそれだけの理由で外の世界を厭い引き籠りになった女。外の世界で華々しく生きながらも何故か引き籠りの女の
もとへ通う男。そんな二人を中心に女の家の中という極めて小さな世界で繰り広げられる、ほんのり恋愛風味(?)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-21 16:30:28
14964文字
会話率:41%
「言葉を作り出すことーーー」
未だ言葉の語彙が豊富ではない世界で、それを義務づけられた一人の少女がいた。
彼女の名は、コトノハ。未だに王宮から出たことのない、一国の王の娘であった。
「世界にはきっと、素晴らしい景色が溢れてる」
彼女
はある日、その義務から逃れるために、王宮から脱走を試みる!果たして彼女が見た外の世界はーーー!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-24 12:46:09
444文字
会話率:24%
はじめて見るものは、とても大きく、すごいものに見えるんだ。
最終更新:2011-03-24 02:18:25
1083文字
会話率:12%
人間と悪魔が争う世界。アリストテレスは魔王の一人息子として生まれた悪魔だった。魔王城で平和に暮らしていた彼は、突然襲撃してきた勇者たちから逃れるため、側近のマナと共に、外の世界へと走り出した。
外の世界で過ごすうち、アリストテレスは、なぜ人
間と悪魔は争うのかと疑問を持ち始め、世界の歴史を調べ始めるが……。
長きに渡る人間と悪魔の争いの歴史。
全てを知ったとき、神に試される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-18 21:44:39
328文字
会話率:0%
その部屋には男が一人。テレビ番組を見ていると、ある考えが頭に巡った。
最終更新:2011-01-12 22:19:55
320文字
会話率:0%
500年生きる一族に生まれた。
孤島に一人暮らしていた。
しかしふと孤島以外の世界に興味を持つ。
やっとのおもいでたどり着いた。
しかしそこに待ち受けていたのは予想外の世界。
人生の長い者のあまりに短く、悲しい人生を描くストーリー。
最終更新:2010-12-21 21:43:47
1673文字
会話率:7%
白い部屋の中で一人窓から外の世界を見つめ続ける少女。そんな少女のもとにやってきた「ひなげし」。
「ひなげし」は少女に外の世界のことを話して聞かせる…。
最終更新:2010-12-20 22:30:58
1911文字
会話率:42%
花魁が暮らす花町、吉原遊郭。そこに太夫の凛は居た。いつもと変わらない生活。そんな凛の前に一人の男、義風が現れた。義風は凛を外の世界へと連れ出す。凛が焦がれた、自由な世界。何も縛られない世界。次第に凛と義風は惹かれ合っていく。しかし、凛は花
魁。自由を望む事は許されない。そんな中、凛に身請けの話が持ちかけられる。それは、昔から凛がお世話になっている、隣町の若旦那、源。源からの身請けは断りきれない。断れば、吉原の仲間が危なくなる。考え抜いた末、凛は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-30 01:00:00
2098文字
会話率:47%
外の世界は汚れている。母も、母の連れ込む男達もみんな汚い。だからわたしは部屋にこもるのだ。わたしが汚染されてしまわないように。これは自己防衛であって、甘えではない。
最終更新:2010-10-16 19:25:00
8386文字
会話率:20%
病院しか世界を知らない彼女と。
外の世界を知り、病院に来ることになった彼。
そんな彼らが望むものとは・・・
最終更新:2010-09-24 10:55:11
2267文字
会話率:0%
あるところに、声に見せられた少女がいた。
だけど、ひきこもり。外の世界を知ろうせず、外に出なくなってから一年がたった。
でも、あるきっかけによって彼女の才能の花は少しづつ開き始める。
外の世界への一歩を彼女は踏み出せるのか!?
最終更新:2010-09-23 20:35:01
11254文字
会話率:40%
外の世界をしらない少女が初めての恋をした。
その恋は実ることはあるのでしょうか…。
といった感じです。
なんか不思議な感じな話にしてるつもりなんですが…
うまく言ったかはよく分からないです(笑)
最終更新:2010-08-28 13:50:56
7669文字
会話率:22%
神に最も近い国『アルクティス王国』――金の龍を神と仰ぎ、銀の龍を邪と嘆く、世界で一番長く栄える国。その国の北に位置する山脈に川で囲まれた小さな集落があった。閉鎖的な集落で過ごす楼杏は、川に落ちて外の世界へと出てしまう。楼杏を拾ったのは隻眼
の青年と銀髪の少女と白銀の獣、険しい山脈を旅する彼らは楼杏の知らない世界を持っていて、美しく不思議でどこか哀しい。「ヒメギミ」を探す見たこともない風貌の旅人たち、変わっていく幼馴染に、月夜の晩の「十五の儀式」。小さな世界で育った楼杏はいつしか、国をも巻き込む大事件にその身を投じていくことになる。 見知らぬ世界で一緒に探す、大切なもの――― 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-15 17:39:57
37534文字
会話率:30%