男女が逆転した世界では、皇帝は女性で後宮には男性が侍る。
日の国にの当主の家系に生まれた千里(せんり)は、皇太子アッザームの初めての夫に選ばれた。
その理由というのが、アッザームは男性嫌いで、自分に閨事を教える男性を切り殺し、その後も男性
を拒んでいたため、穏やかで優しい千里の元に縁談が持ち込まれたのだ。
千里ならば殺されずにアッザームの心を開かせることができるだろうと送り込まれた寝室で、千里は十五歳のアッザームに拒まれてしまう。
「私は誰とも床を共にせぬ! さっさと消えろ!」
言い放つアッザームに物語を読み聞かせ、何もしないまま眠る千里。
千里は十五歳で子どもを産まされる皇帝や皇太子のあり方に疑問を抱いていた。
アッザームが十八歳になるまで体を繋げないと誓う千里に、アッザームは心を開いていく。
一方、皇帝が治める月の帝国ではアッザームのよくない噂が流れていて。
十五歳の皇太子と十八歳の夫が愛を育む、真実の愛の物語。
※完結まで予約投稿してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 07:00:00
198992文字
会話率:49%
15世紀欧州随一の富を誇ったブルゴーニュ家の「我らが美しき姫君 マリー・ド・ブルゴーニュ」とハプスブルグ家「中世最後の騎士 マクシミリアン1世」の悲しくも美しい愛の物語を、そしてその2人の側にいた2人の姫アリシアとセシリアの視点から、史実
に基づき描いていく歴史小説です。
実はアリシアとセシリアは、マリーとマクシミリアンにとっても遠い親戚筋に当たる2人の少女です。
もともとマリーとマクシミリアンの曽祖父はポルトガルのジョアン1世で、この2人も再従兄弟(はとこ、または又従兄弟とも言います)同士、マリーの父方のお祖母様と、マクシミリアンの母方のお祖父様は兄と妹という関係だったのです。当時のヨーロッパの王室は同じカトリック同士でしか婚姻を結べないのはもちろんのこと、貴族や王家の結婚は親同士が決める政略結婚ですから、どうしても親戚筋同士の結婚になってしまうのです。
そしてこの物語のもう一つの話になる主人公の2人の姫もやはり、アリシアはイングランド王エドワード4世とリチャード3世の妹であり、またセシリアの方はマリーとマクシミリアンの曽祖父に当たるジョアン1世に妻であるイングランド王室ランカスター家出身のフィリパ(マリーの父方のお祖母様と、マクシミリアンの母方のお祖父様の母にあたる人)の父であるジョン・オブ・ゴーントの血を引いています。
少し複雑なので、この話はおいおい本編において、詳しく説明させていただきますが、この4人はどこかしらで親戚筋に当たる関係だったのです。そしてマリーやマクシミリアンにとって大切な役割を果たしていたマリーの義母マーガレット・オブ・ヨークも決して忘れてはいけない存在です。
王家の複雑な血筋が絡み合う、華麗なる中世のヨーロッパの姫物語の世界を覗いてみた方必見です!
歴史の勉強になることは間違いないので、学校の歴史の勉強や受験勉強などの合間に、読んでいただけたらと思います。
読者の皆さんにとって、中世の西洋史を深く知る助けのひとつになることを祈ります!
そしてこの時代のヨーロッパの歴史の面白さをお伝えできればこれほど嬉しいことはありません!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 07:29:20
167384文字
会話率:8%
ある裕福な商人一家に、少し、いやだいぶ変わり者の女の子が生まれた。自分のことを”おなご”だと宣い富裕層特有の高慢さどころか、田舎者丸出しの雰囲気をまとった少女だ。
前世の記憶を半端に持って生まれてしまったがゆえに、奇異な存在として家族に疎ま
れ、12歳にして遠く離れた島にひとり置き去りにされてしまったのが運の尽き。少女は、親の加護を受けることなく過酷な日々を過ごすことになる。寂しさを嘆く暇もなく成長し、少女はのほほんとした性分を残しながらもどこか薄っぺらい人物へと変わってしまった。
しかし、そんな日々も、一人の王子との出会いをきっかけに少しずづ…けれども着実に変化を遂げていくこととなる。これはそんな”おなご”の成長と愛の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 22:10:20
6767文字
会話率:18%
☆「初恋相手の王女の心配ばかりしている婚約者と、スッキリさよならしました」の続編です。
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……君、正気かい?
ディーナ嬢の良いところを、そんなふうにスラスラ答えられるのに、メイヴィ
ス王女のほうを愛している、だって?
自覚のない馬鹿なのか。
だけど大人はちゃんと賢くないとね、痛い目に遭うんだよ。
――これはもうひとつの愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 07:24:22
13265文字
会話率:15%
亡き母に捧げる、愛の物語…?
最終更新:2023-06-19 00:52:43
351文字
会話率:0%
大好きな『谷山舞奈』さんが火事で火傷を負い、醜い容姿になってしまった。僕『守山小次郎』はたとえ彼女がどんな姿になったとしても守ってあげたい。
普通の人生をあきらめたとしても可能性は無限にある。逃げた先にだって光はある。そう信じて未来を歩
こうとする二人の愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 21:00:00
46780文字
会話率:48%
この世界の神は、獣の姿をしている──
誰からも愛されたことのなかった少女、詩織は、ある日階段から足を滑らせ、死を確信しながら意識を失う。しかし真っ白な空間で目を覚ますと、自称神が目の前に現れた。
「こちらの不手際の詫びに特典をつ
けて転生させてやろう」という神の言葉に、「愛」を知りたかった詩織は「愛されたい」と願う。
そうして少女が転生した先は、神と魔物が存在するファンタジー世界だった。
転生した少女はレネアと名づけられ、セレイス国という国の小さな町で育てられた。
この世界では魔蝕種と呼ばれる化け物が人々を襲っており、この国では数少ない聖力を持つ聖騎士と、さらに珍しい精霊との契約者「フーリオ」が聖術を駆使し、魔蝕種を倒していた。
そして何より、獣の姿をした神に祈り、供物を捧げることによって、人々は安寧を得ていた。
新しい名前。新しい体。知らない言語。知らない生き物。知らない常識。優しい家族に初めての友だち。
戸惑うことばかりだが、少女は少しずつ愛を知り、幸福を感じながら生きていく。
──はずだった。
これは絶望の中ひと筋の光に縋りながら生きていく、「全て」から愛される少女の愛の物語。
※多少の戦闘描写およびそれに付随する軽度のグロ描写あり、チート(最強)要素あり(あまり出てこない)
※この小説はPixivさまにも掲載しています
※小説の雰囲気とストーリー掴みたい方向けのめちゃくちゃ簡単なネタバレ含むあらすじ
↓
転生した空っぽな少女が、転生特典に絶望しながら神と契約して最強になり、たった1人転生特典の通じない子に出会って聖騎士の学舎に通いながら成長していく話。学校生活および騎士になるまで、なった後もずっと続きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 16:29:26
100239文字
会話率:43%
この世には5つの種類の人種があり
ヒロイン[ロン]は、一番下の人間で酷い事をされて生きてきた。
ある日『セキレイ学園』招待され、入学初日に
主人公[マリン]と出会う。ロンは、実はーーーの器であり〇〇の素質もある天才的美少女であった?!
ちょっとギャグありの異世界恋愛の物語!!
二人の運命はどうなるのだろうか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 18:09:37
491文字
会話率:36%
ピエトラ国には“稀代の悪帝“と語り継がれる皇帝史、史上最悪な女帝がいた。その失政と悪辣非道な性格により、民は皆彼女のことを忌み嫌った。
彼女は本当に悪女であったのか。
史実に記されていない真実とは…
これはなによりも深く、美しい愛の物語。
最終更新:2023-05-27 13:15:02
612文字
会話率:5%
これは想い合う二人が再会を果たし、ピアノコンクールの舞台を目指し立ち上がっていく、この世界でただ一つの愛の物語です
(作品紹介)
ピアニスト×震災×ラブロマンス
”全てはあの日から始まったのだ。彼女の奏でるパッヘルベルのカノンの音色に引
き寄せられるように出会った、あの日から”
高校生の若きピアニストである”佐藤隆之介”(さとうりゅうのすけ)と”四方晶子”(しほうあきこ)の二人を中心に切なくも繊細な姿を描くラブストーリーです!
二人に巻き起こる”出会い”と”再会”と”別離”
震災の後遺症で声の出せなくなった四方晶子を支えようする佐藤隆之介
再会を経て、交流を深める二人は、ピアノコンクールの舞台へと向かっていく
一つ一つのエピソードに想いを込めた、小説として生まれ変わった”震災のピアニスト”の世界をお楽しみください!
*本作品は魔法使いと繋がる世界にて、劇中劇として紡がれた脚本を基に小説として大幅に加筆した形で再構成した現代小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 12:04:28
128815文字
会話率:14%
高校3年の4月、黒崎咲の前に現れた転校生、黒峰春華は初対面の咲の恋人になると宣言した。
「私、一週間しか生きられないの」
これは、一週間限定の二人の愛の物語。
最終更新:2023-05-17 20:00:00
28812文字
会話率:38%
主人公が小説家になってがっぽり稼ぐだけ。
レアは婚約者であるラックに婚約解消をお願いされる。聞けばラックは平民の出の聖女ミーアと真実の愛に目覚めたという。レアは二人の大恋愛を小説にする許可を条件に、慰謝料すら貰わずに婚約解消を受け入れた。
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 10:58:21
1588文字
会話率:69%
前にあげたお話の別サイト版。たいあっぷ様では少女たちの語る、愛の物語という短編集で読めます。
最終更新:2021-08-27 19:36:16
4030文字
会話率:61%
一、これは悲しい結末の物語です。それが二人が迎えられる唯一のエンディングでした。
二、暴力と性の描写があります。
三、これは愛の物語です。澄んでいて真っ直ぐな愛でした。
四、これは破滅の物語です。だけど免れない破滅ならば、それは果たし
てそう呼んでいいものでしょうか?
それでもよろしければ、どうぞ。情熱と、心と、天才と、愛と、伸ばしても伸ばしても届かない手から滴る血のお話に。
二人のお話を、どうか。
*「小説家になろう」と「カクヨム」に同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 12:23:47
17858文字
会話率:37%
公爵令嬢ミレイは、皇太子ギュスターヴのことが苦手だった。
やがて二人は婚約することになるが、そこに愛があるのかミレイは悩む。
全てにおいて優秀なギュス、しかし彼最大の欠点として「小言がうるさい」という一点において、ミレイは婚約を破棄出来ない
ものかどうか頭を悩ませていた。
「そうだわ、私が悪役令嬢として振る舞えば、呆れて婚約を破棄してくれるかも」
そう思ったのも束の間、悪役令嬢の振る舞いと結果が自分自身に大きなマイナスにしか働かないことに気付いたミレイ。もはやギュスとの婚約を白紙に戻すことは出来ないのか。
それとも完璧な皇太子であるギュスのことを毛嫌いする自分自身がおかしいのか。
これは何を言っても、何をやっても小言がうるさいだけでミレイを手放す気が毛頭ない皇太子ギュスターヴとの、噛み合いそうで噛み合わない、うざいのに離してくれない一方通行な愛の物語。
ーーそんな大層なお話でもないんです。
ミレイは無事、ギュスを負かすことが出来るのか?
*この作品は書籍化、コミカライズの打診をまだ受けておりません。ご縁があれば、是非よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 10:46:00
6851文字
会話率:15%
神父様のサイン本は、新しい家族と暮らす愛の物語でした。
両親を亡くした私は、偶然、困っているおじいさん、おばあさんを助けました。
爵位申請に必要な推薦状を、私を評価してくれた侯爵様が書いて下さりました。
神父様は、私にはファミリーネームがあ
ると言います、、、!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 20:10:15
2645文字
会話率:59%
これは、とある小さな国の、物語。
その物語は、恋物語か。悲劇ながら純愛の物語か。それともただの悲劇の物語か。
一つの物語と、それに出てくる人々と、それを読んだ人々のお話。
※視点がよく切り替わります。
※この物語はフィクションです。登
場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 09:12:41
11200文字
会話率:37%
日差しの温かな窓辺でアレスは今日も妻の髪を梳く。
それは五十年続いた毎日の習慣だった。
妻のセリアはゆっくり話し始める。
「あなたにどうしても言えなかった言葉があるの」
「わたしもですよ」
仲睦まじい夫婦がどうしても言えなかった言葉とは。
とある老夫婦の愛の物語。
架空の国を舞台にしたファンタジーです。
哀しさと切なさを含んだ物語となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 12:19:40
3048文字
会話率:58%
伝説の予言者が書き残した『リブレットの書』に、運命を記されている乙女がいた。
「赤い月の夜、鳥の嘴にて、紫眼の乙女が生を受ける。乙女が十六の年、白い馬の王子に命を救われる。ふたりは七種族の失われた絆を紡ぎ、世界に平和と安寧をもたらす」
北の街に住む少女トリルは、出自、外見ともに予言にあてはまっていた。しかし、一般庶民である彼女が、国家機密である予言の内容など知る由もなく、毎日平凡な生活を送っていた。
ある日、十六歳のトリルは父の仕事の一環で都へ同行することになった。
その道中、魔物の群れに襲われたトリルを救ってくれたのは、白いケンタウロスの戦士だった。
白馬の王子様(?)との邂逅を経て、紫眼の乙女は予言について知るところとなり、生まれて初めて人族の国を離れて旅をすることになる。
これは、様々な種族と魔法が息づく世界で、一人の少女が歩んだ、希望と愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 17:09:19
464582文字
会話率:40%
クラスの人気者、彌富華弥に恋をする速水正直。
彌富華弥の親友で速水正直のとある弱みを握る、瑠璃川紗月。
速水正直の友人で、親友の瑠璃川紗月が大好きな彌富華弥。
三人の過去と今。
アネモネの花言葉を題材にした切ない愛の物語。
※カクヨムさ
ん、ステキブンゲイさんにも同作品を投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 16:00:00
166015文字
会話率:37%
惑星芋で繰り広げられる不器用な愛の物語。
最終更新:2023-02-01 10:00:00
4237文字
会話率:38%