【悪役令嬢による壮大なざまぁのはじまり、はじまり】
公爵令嬢である私の婚約者は、この国の第二皇子。
ところがその彼は、年下の男爵家の令嬢にぞっこん。
私との婚約を解消するため、第二皇子と男爵令嬢は……。
二人に対し、怒り心頭になり、頭に血が
上り過ぎてぶっ倒れた結果。前世記憶が覚醒し、ここが乙女ゲームの世界であり、自分が悪役令嬢であることを自覚する。ゲームのヒロインと攻略対象が結ばれるため、踏み台にされたと理解した私は……きっちりざまぁすることを決意した。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 19:54:02
103380文字
会話率:37%
男爵家の当主である私(女)。両親が亡くなり、かろうじて私が爵位を継承したが、とても貧乏で使用人を雇うお金もない。かろうじて執事とメイドが一人ずついるが、菜園を耕し、家畜を育て、家事も自分達でしている状態。それでも可愛い妹と弟のために、私は奮
闘していたが……。ある日の偶然の出会いと、自身の字の美しさにより、変化が訪れる。
頑張る私に引き寄せられる素敵男子たち。でもボンビーガールは自らの手で、幸せを掴もうと奮闘!だが格上貴族の令嬢や魔獣の登場で大ピンチ!でも負けない!
さらにさらに。
幼なじみとの恋を実らせたい文官、苦労をかけた両親に報いたい騎士、愛が重い令嬢、兄嫁のマウントに悩むマダムなど、私が接点を持つ人々の悩みも解決していきます!
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 08:02:00
353699文字
会話率:29%
サム・シャイトは転生者だった。しかし、剣の才能がないせいで男爵家当主の座を弟に奪われ実家を追い出されるーーが、本人は自由になれたとばかりに大喜びで、異世界を観光しようと企んでいた。
希少な魔法の才能に目覚め、天才の師匠との出会いと別れを経て
、伯爵家にお世話になりながら宮廷魔法使いを目指すことになる。いずれは最強の魔法使いになることを夢見ながら、ダンジョン攻略、宮廷魔法使いやドラゴンとのバトルを繰り広げていく。
伯爵家の年上の快活な美人から王女様まで魅力的なヒロインにも囲まれて充実した日々を送っていきます(オプションで変態もついてきます)。
異世界に転生したサムは『最強』の夢を掲げながら剣と魔法の世界を満喫していくのです。
カクヨム様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 17:53:59
3130681文字
会話率:48%
※※集英社ダッシュエックス文庫様より①巻②巻が好評発売中です※※
男爵家の長男だが家督を継ぐことができないジャレッド・マーフィー(十六歳)に婚約者が決まった。相手は公爵家の令嬢オリヴィエ・アルウェイ(二十六歳)。誰もが口をそろえて美女だと言
うオリヴィエだが、悪い噂と性格と口の悪さで有名だった。しかも十歳も年上だ。
貴族社会とおさらばして冒険者を目指す予定だったジャレッドの小さな野望が終わりを告げると同時に、魔術師なら誰もが憧れる宮廷魔術師の道が開いていく。
派閥争い、魔術師と騎士の不仲、魔獣討伐、暗躍する組織との戦いを乗り越えながら、婚約者のオリヴィエの本当の姿を知り、近づいていく。
そして、同じ学園の生徒、騎士、魔術師、貴族令嬢のヒロインたちとも出会っていく。
学生魔術師が公爵家の令嬢の婚約者となり宮廷魔術師まで成り上がっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 18:00:00
1395785文字
会話率:47%
友達から勧められた乙女ゲームに転生した主人公。しかし転生したのは地方貴族で男爵家の三男だった。モブ中のモブに転生した男は、卒業パーティーで断罪タイムに遭遇する。そして悪役令嬢を断罪する王太子とヒロインの前へと立ちふさがった。
最終更新:2025-07-27 09:33:35
136312文字
会話率:45%
五歳で魔力痩躯帝の儀式に臨んだ私は魔力を制限する腕輪を外したとたんに前世が蘇り、測定器具を破壊するほどの魔力を得た。
前世は山登りが好きな二十歳の女子大生。
五歳の私も二十歳の私も、辺境の男爵家でのんびり暮らしたのに……
最終更新:2025-07-27 08:00:00
816291文字
会話率:37%
※毎日7時投稿。
【あらすじ】
貧乏男爵家の長女であるオリーヴは、異母妹を嫁がせ、異母弟に婚約者を見つけた。
それからオリーヴは、自身の今後をどうしようか考えていた。
その矢先。
異母弟妹の母であり、オリーヴとは生さぬ仲……つまり継母
が勝手に嫁ぎ先を大金と引き換えに見つけてきた。
そして色々あって……オリーヴは書類上の夫を亡くして、独身の継祖母……つまり、シングル・グランドマザーになった。
ご都合主義のゆるふわ設定。
中編(5万文字以上10万文字以内)予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 07:00:00
81238文字
会話率:31%
エノリア男爵家の双子・リリーとリドは、公爵家で開かれたパーティーで二つとない宝物を見つける──これは、とある不遇な少年が少々変わった双子に心を救われ、光のヤンデレへと成長する物語。
最終更新:2025-07-26 21:54:09
14705文字
会話率:66%
15歳のニーナ・ホンヘルは転生者だ。男爵家の次女に生まれ、貴族社会に馴染めないでいた。趣味は庭いじり。そんなとき庭でサトイモを発見する。食べてみれば思った通りホクホクして美味しい。しかし王都を追放されてしまう。辺境の田舎村ハーレインに到着し
たが、そこは荒地と貧困の貧しい土地だった。持ってきたサトイモを植えて畑を耕し豊かになると決意。毎日畑を耕してサトイモを育てる。しかし様々な試練がニーナを襲い、村には危機が訪れる。ニーナはサトイモを通じてそれらを解決して、成長していく。そんな辺境村スローライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:10:00
59404文字
会話率:27%
「俺から愛されることを期待するな。
お前とはただの契約結婚だ」
旦那様は私に冷たく告げました。
そんなことはわかっています。
私は自由と引き換えに3年間だけの冷酷領主の妻を演じなければいけない。
元々私は男爵家で父、義母、義妹の家族たちか
ら使用人のように虐げられて、自分の初恋の男性も義妹に奪われた。
もう愛なんていらない。
贅沢は許されない貴族の領地妻なんて普通の令嬢は無理でも私はできます。
私には家事スキルがあります!
寂れた領地を豊かにして、かならず自由を手に入れてみせます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:03:32
56801文字
会話率:34%
神無き大陸の東端にとある小国があった。
東端とはあくまで人類の版図の端という意味で、更に東には人類未踏の樹海が広がっている。
そして樹海には人類の脅威となる魔獣が無数に生息していた。
小国への魔獣の侵入を防いでいるのは、樹海と隣接している男
爵家だ。
男爵家には先祖代々、一子相伝で受け継がれる強力な精霊たちを使役する〈精霊使い〉がいて、小国の国防を一手に担っていた。
幸運にも男爵家は魔獣の侵入を一度も許したことがなければ、辺境ということもあり、代を重ねるごとに男爵家の重要性は国から次第に忘れ去られていった。
男爵家当主がシキという転生者の少年に代替わりしても、国防はひっそりと続くと思われたが……。
「えーっと、これは精霊じゃなくてロボットだよね」
シキが契約して初めて見た精霊は、強化合金の装甲で覆われた人型兵器であった。
右腕装備のアサルトライフルから撃ち出される弾丸は魔獣の分厚い毛皮を易々と貫き、左腕装備のプラズマシールドは火炎の吐息を完全に遮断した。
他にも光学迷彩による透明化、小型情報端末の散布による広域スキャン及び無遅延通信、完全自立型AIによる機体制御etc……。
「ミッションを受諾しました。マスターご命令を」
「リーダー、一緒に戦闘訓練をしましょう」
「先生! 威力偵察終わりました! 褒めて褒めて」
「ごしゅじんあそぼー」
それは〈Break off Online(ブレイク・オフ・オンライン)〉という日本のソシャゲのキャラクターたちであった。
数百年振りに日本語を理解する〈精霊使い(プレイヤー)〉が現れて精霊(AI)たちは大興奮。
全員がかまってちゃんと化した。
様々な要求要望を叶えていくうちに精霊を使っているのか、精霊に仕えているのか、もうどっちかわからなくなったシキの探索が始まる。
※タイトルは「せいれいつかい」と読みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 07:10:00
370383文字
会話率:36%
ボーイズラブ同人を愛する腐女子の女子大生、高瀬真琴は、コミケットに出す新刊漫画の追い込みで三日間貫徹をした結果、過労死してしまう。
次に目が覚めた場所は、西洋風パン屋の二階で、見たことの無い西洋風の兄がいた。
そして自分も西洋風美少女にな
っていた彼女は、自分がBL同人漫画を描いていた乙女ゲーム「光の空へ祝福を」の主人公、マコト・キンボール(ディフォルト名)に生まれ変わっていた事に気づき愕然とする。
ゲーム通りに、魔力属性鑑定式で規格外の光属性を得たマコトは男爵家にもらわれ、三年の間、マナーや学問にいそしみ成長していく。
アップルトン魔法学園の入学式前夜、マコトは、ある決意をする。
「親友キャラとの友情エンドを目指そう、修羅場とか面倒くさいし」
だが、その願いもむなしかった。
入学初日の王子さまとの出会いイベントを避けるために早めに登校した先で、親友キャラのカロルに絡む、悪役令嬢ビビアンの姿をマコトは発見してしまう。
思わず介入してしまったマコトに、ビビアン嬢は激怒し、子飼いの騎士、マイケルにマコトを打擲(ちょうちゃく)するように言うのだが……。
乙女ゲームの世界に生まれ変わった腐女子が、イケメンどもにも目もくれず、親友ポジションのヒロインと百合っぽくいちゃいちゃしたり、正統派悪役令嬢と派閥抗争したりするお話です。
だまされたと思って、五話目までお読み下さい。
とてつもないドライブ感と没入感をお約束しましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 01:14:02
3236187文字
会話率:45%
男爵家の長女ティアは妹のリリーナが生まれてからドアマットもかくやという虐待を受けていた。
実は養子であったことを知ったティアは男爵家から脱出する。
ちょっとした仕返しのつもりが思った以上に一撃必殺だった話。人が軽率にたくさん死んでます。
最終更新:2025-07-25 21:46:34
6588文字
会話率:5%
男爵子息シャベル・スコッピーはスコッピー男爵家の四男であった。愛人の子供であるが故に正妻から嫌われる彼は、それでもけなげにスコッピー家の一員であろうと日々努力を欠かさなかった。
だが十二歳の授けの儀で女神様より授かった職業は無情なものであっ
た。
彼は決意する、「細々でいい、自分なりに生きて行こう。」と。
これはそんな主人公シャベルが日々を懸命に生きて行く物語である。
主題は「生きる」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:58:29
558557文字
会話率:26%
発展途上国であるイクリール王国の王太子アンドールは最近の問題である国民の晩婚化対策に乗り出すことにした。生涯結婚する気はないのに王太子に命令されて結婚することになったアークトゥルス伯爵子息のシリウスは、没落したレグルスカ男爵家の長女テレシア
に契約結婚を持ちかける。結婚相談ギルド会長に任命されたシリウスは妻テレシアと広告塔になるのだった。結婚したい人たちの力になれるよう奮闘するテレシアはやがて契約夫のシリウスに惹かれるようになるが、彼には結ばれる事のない忘れられない女性がいるらしい……。なんとなくスチームパンクっぽい世界観ですが雰囲気だけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:03:19
68737文字
会話率:44%
【独占欲強めの溺愛系ワンコ神獣様×モブ悪役令息】
かつての記憶とともに、伊垣陸人(いがき りくと)は思い出した。
ここは漫画『黒薔薇は夜に咲く』の世界。そして、自分はモブの悪役令息、しがない男爵家の三男リック・ロードン──オメガであること
を。
学園では権力者カインの取り巻きとして、いじめに加担していた。だが妹の記憶が蘇った瞬間、自分の愚かさと怒りが爆発し、カインを殴ったことで退学、そして勘当されてしまう。
行き場を失ったリックは、人のいない森での生活を始める。
孤独な生活の中、傷ついた子犬・クロとの出会い、癒され、旅人の男との短い修行を経て、少しずつ生きる力を取り戻していく。
だが、クロが攫われたことで運命が再び動き出す。
「神獣の番選定に参加しろ」──
神獣が提示した番の条件は、手の甲にふたつのほくろを持つ者。それはリックに当てはまった。
それを知った父からクロを人質に取られ、渋々向かった会場で、リックはかつての加害者・カインと再会する。
手の甲のほくろを偽装していたカインと密約を結び、番にならずクロを救おうと動くリックだったが……
「番はお前だ、リク。――ずっと、探していた」
独占欲強めのもふもふ神獣様と、モブ悪役令息の番生活が、いま始まる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:35:26
7487文字
会話率:33%
貧乏男爵家に転生したシーナ・アルネモネが持つ前世の記憶は、ただ、幸せになれなかったという悲しい思い出だけ。愛されたいと願い、他人に尽くしても利用されるだけで、期待を裏切られるばかりだった。
せっかく前世の知識があってもこの世界で何の役にも立
たないけど、この記憶を教訓として。今世では、他人に期待せずに自分のために生きていこう。そう決意し、自分なりに計画して過ごしていたある日、裕福伯爵家のノイ・アンリスが倒れるところに偶然居合わせてしまう。見過ごすわけにもいかないから助けただけなのに。「何を期待しているんだ」と難癖をつけられて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:57:50
16894文字
会話率:49%
幼い頃から才女として名を馳せてきた男爵家の令嬢ユーミリア。
"稀代の天才"宰相ルディウスの右腕で知られる彼女は、唯一無二の補佐官、幼馴染、婚約者。と、彼とは様々な縁で結ばれている。
複雑な生い立ちにより、二十一歳という異例の若さで宰相の
重責を背負う幼馴染兼婚約者を支えようと、本日もユーミリアは策謀渦巻く王宮で奔走する。
時折、婚約者からの甘い溺愛に翻弄されながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:03:52
39062文字
会話率:43%
有象無象の貴族、1000をも超すといわれる男爵家の一つ、ワレンジャール家の子供に転生した。
はっきり言って勝ち組などではなく小物貴族そのものだった。
鶏口ならず、牛後の糞的立ち位置。
けれど前世も慎ましく生きていたため、妙にそのポジションに
居心地の良さを覚えることに。
培った勿体ない精神、節約術で何故か家族や友人に愛され、周りからは勘違いされつつも、多くの問題を解決していくのだった。
勿体ない精神から生まれたユニークスキルや、気づけば『アーティファクトの使いの倹者』なんて二つ名がつき始めたが、やはり小物貴族ムーヴはやめられそうにもなかった。
本作品は『カクヨム』にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:00
704696文字
会話率:31%
とある男爵家の令息ケイネス・リカードは学園のパーティーに参加していたが何か騒がしかった。
しかしケイネスには関係ない事なので周りの人達の事など気にせずにいると声を掛けられる。
声を掛けたのはこの国の第一王子であった。
どうやら騒ぎの正体はこ
の第一王子であり、彼が話をしているのに無視をしていたのが気に入らなかったようだ。
ケイネスは何があったのかと問えば婚約破棄を言い渡していたみたいでその話を聞いてケイネスが何か言いたそうな顔をしていると指摘される。
ケイネスは第一王子に本当に言って良いのかと聞いて良いと言われたので彼は思った事を言うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:21:58
254659文字
会話率:58%
舞台は産業革命期のアルビオン王国。
伝統的な貴族社会と急速に台頭する機械産業の狭間で、新しい時代の幕開けを迎えていた。
しかし歴史ある貴族には、苦難の時代でもある。クレイトン男爵家も時代に飲み込まれた家の一つだ。
男爵家の令嬢エ
レノアは20歳。
雨の降りしきる中、エレノアは婚約者エディ・クローフォードの元を訪れる。機械産業で成功を収める新興実業家の息子である彼との婚約は、クレイトン家救済のための最後の希望だった。しかし、父が産業革命の波に抗い続けた結果、家業は時代に取り残され、ついに没落が決定的となる。 今や婚約の意味は失われてしまった。
―クローフォード家にこれ以上迷惑をかけられません
―どうか、婚約を破棄させてください」
冷静に、毅然として告げる言葉の裏で、エレノアの心は引き裂かれていく。エディの優しさが、彼の真摯な想いが、決意を揺るがそうとする。政略結婚として始まった関係に、いつしか真実の愛が芽生えていたのだ。
これは一人の男爵令嬢の”選択”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:44:01
3155文字
会話率:35%
男爵家の三男坊ライアー・トラスト、洗礼名ロゴスは、平民落ちの危険を回避し、将来も羽振り良く暮らしたいがために、神学校に入学し、聖職者を目指していた。
そして神学生ロゴスとして、ある夏の日、夏期休暇を利用して、辺境の地へやって来た。
そこで、
母親の病気を治したいために必死に神様に祈る少女エミリアに出逢い、彼女に「聖水」を売りつけた。
代償として、少女から父親の形見などをたっぷりと受け取った。
だが、その「聖水」は、タダの川水を小瓶に詰めただけの代物だった。
神学生ロゴスは詐欺を働いたのだ。
ところが、なぜだか、その「聖水」を口にした母親の病が癒えて、娘は狂喜乱舞する。
「あの聖水はホンモノだわ!」と。
やがて、「祈る力で聖水を作り出せる神学生」として、ロゴスは、現地の領主バラン・テミスト辺境伯によって城へと呼びつけられた。
そして厳命された。
「たかが下女勤め風情の母親の病を癒したのだ。今度は、我が娘、レミーを癒やせ! 娘レミーが快癒するまで、貴様を逃すつもりはない」と。
※ざまぁの連鎖作品です。
※『夏のホラー2025』参加作品です。
※他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:10:00
9588文字
会話率:16%
私、パステル・ダナサイト伯爵令嬢は、父の勧めで婿を迎えた。
婿となった夫スニフは、我が家の寄子貴族ミラン男爵家の長男で、父の右腕として、鉱石採掘場の現場監督の元締めを務めていた。
私の実家は、領内に王国有数の鉱山を四つも所有し、鉱石を採掘し
て王国に貢献している。
だから、我が家の家業に精通している男を婿にしたのだ。
ところが、父が死亡した途端、夫は尊大で傲慢になり、私のことを「この金喰い虫の馬鹿女!」などとディスり始めた。
私が自室に籠ってデザイン画を描いていると、「落書きして、遊んでばかりいる」と嘲り、とうとう私のスケッチブックを取り上げて部下の現場監督たちに見せびらかしてボロボロにし、「俺の大切な部下にお酌をしろ」と命令する。
さらに、商人の娘を屋敷に呼び入れ、
「彼女は、お前なんかより年若いが、ずっとデキる女だ。稼ぎが凄いんだ」
と称賛してイチャつき、私を屋敷から追い出そうとする。
なんと愚かな男だろう。
そんなことをしたら、すべてを失うのは自分だとまだ気づかないの?
誰が我が家の真の当主か、教えてさしあげましょう!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 12:10:00
14600文字
会話率:20%
私、クルト・デニム伯爵は亡父の遺言に従って、男爵家の令嬢アメリを嫁に迎えた。
アメリは良く出来た妻で、私が仕事で帰りが遅くなってもねぎらってくれて、自ら厨房に立って料理を温めてくれるし、日中は侍女と共に掃除をして部屋も廊下も綺麗にして、家令
と相談して領地経営にまで乗り出すほど有能だった。
にも関わらず、舞踏会で自由奔放に振る舞う赤髪の若い女サロメに、私は一目惚れ。
彼女と逢引きを重ねた結果、私は、良妻アメリに言いがかりをつけて、伯爵家から追い払ってしまった。
ところが、赤髪の愛人サロメは伯爵夫人になった途端、本性を表して、横柄な態度となり、乱費を繰り返すばかり。
改めて、元妻アメリが良妻だったことに思い至って、私は後悔した。
が、時すでに遅し。
良妻アメリを追い出した結果、私、クルト・デニム伯爵の転落が始まってしまうのだったーー。
※ざまぁ系のストーリーですが、ざまぁされる側の視点で書かれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 12:10:00
15179文字
会話率:14%