岡山の酒造会社を定年退職した今井基弘は町外れの格安一軒家を購入、一人で暮らしている。
趣味は庭いじり。特に花壇中央に聳え立つ皇帝ダリアは端正の賜物だ。
元々、無趣味だった彼が園芸にはまったのは、高齢になってから結ばれた妻の影響であ
る。
既に彼女は癌で他界。
ショックで精神錯乱した時期もあるが、過去の記憶を反芻し、妻の残した花壇に触れていれば辛くない。
とは言え、時には孤独を持て余す。
そんな折、飛び込んできたSNSの『友達申請』……相手は、基弘が三十代の頃につきあった女と似ている。
悪戯の可能性が最初に頭に浮かんだ。
元同僚・三枝は基弘にとって唯一の友人と言える存在だが、人騒がせな男で、何度も手酷くからかわれている。
それに、近頃は独身高齢者を狙い、見知らぬ美女が『友達申請』をしてきた後、金をだまし取られるケースが相次いでいるそうだ。
怪しい。
そう言えば先日、庭いじり中にお隣からと思われる妙な気配を感じ、猫の仕業と思ったけれど、あれも陰謀の一部では?
怖い。
だが、孤独の余り、見知らぬ女の『友達申請』に、つい手が伸び……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 08:09:36
15323文字
会話率:15%
都内某所の一軒家に住む高校生、高柳ユイトはトイレへ行こうとし階段を踏み外してしまい顔面から落ちてしまった。顔を上げるとそこはなんと中世ヨーロッパの繁華街であった!そんな鈍臭い主人公と他4名が繰り出す異世界物語!
最終更新:2023-05-05 16:29:39
66038文字
会話率:52%
「私」とタロさんは金木犀の木が咲く田舎の一軒家に住んでいる。東京に住む一人娘からの連絡はタロさんが怖れる(?)「あのこと」だった。彫刻家を目指して挫折したタロさんとその妻の私、それから一人娘の栞さんの何となく幸せな物語です。よろしければどう
ぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 19:24:47
9699文字
会話率:41%
伊崎は根性なしだった。自殺しようと雪山に入ったものの寒さに音を上げて山を下りようとする・・が、道に迷ってしまう。そんな彼の前に姿を現したのが山の中にポツンと建つ山荘だった。
講談社のサイトのも投稿中。
最終更新:2023-04-30 07:57:51
4296文字
会話率:27%
バアちゃんが体調を悪くした!
俺は長男だからバアちゃんの面倒みなくては!!
ある日オヤジの叫びと共に突如引越しが決まって隣の家まで車で十分以上、ライフラインはあれどメインは湧水、ぼっとん便所に鍵のない家。
じゃあ後はバアちゃん
を頼むなと言って一人単身赴任で東京に帰るオヤジと新しいパート見つけたから実家から通うけど高校受験をすててまで来た俺に高校生なら一人でも大丈夫よね?と言って育児拒否をするオフクロ。
ほぼ病院生活となったバアちゃんが他界してから築百年以上の古民家で一人引きこもる俺の日常。
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リクエストがありましたのでアルファポリス様より転載しております。
アルファポリス様で先行して掲載しておりますがあしからず。
――――――――――――――――――――――――――――――――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 18:00:00
2512611文字
会話率:47%
ある日、魔物が召喚された。
深夜のとある都内の一軒家の一室に、召喚者1人と魔物が1体。
ろうそくの明かりだけでぼんやりと照らされ、揺らめく影が二つ
その身にあまりに有り余るローブをまとった者はへたりこみ小さなその体はよりその影を小さくさ
せていた。
「召喚にはせ参じましたぁ上級淫魔のミラウでーす。
今回自ら淫堕を望む殿方はどちらでしょうかぁ?」
サキュバスと小さな召喚士の長く険しい受難が始まる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 23:00:00
2631文字
会話率:18%
浜辺の近くの岩場から、海の中に深く潜ると洞窟。
洞窟をずっとずーーっと進み、花ウミウシの住処を真上に曲がる。
真上に空いた大きな穴から顔を出すと、洞窟の中に小さな浜辺が広がっています。
天井の中心にぽっかり空いた穴からは、大きな月と
顔を合わせます。
月の目線の先にあるのはポツンと建つ一軒家。
そこに住んでいるとある猫がひとり住んでいました。
海に棲むモノからは「ウミネコ」なんて呼ばれていました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 11:00:00
3896文字
会話率:32%
山奥で一人暮らしをしていた粗暴な老人が不意に過去を思い返すお話です。
最終更新:2023-03-23 15:08:10
1763文字
会話率:4%
21世紀前半──。
突如出現したダンジョンによって世界は混乱の渦に巻き込まれた。
……それから10数年後。
2023年東京、某町内にて───とある一軒家に、新たにダンジョンが誕生した。
……無数の資源と莫大な富を生み出す可能性を秘めたダン
ジョン。そして凶悪なモンスターがひしめくダンジョンが!
──なんと、個人の敷地に出現した!!
……………ただし、
入口部:高さ45cm、幅35cm
材質:木製。築10年。
『わんわんおッ!』
そう……新たなダンジョンは、なぜか我が家の『犬小屋』に出現したのだった──。
それは、誰も入れないダンジョン。
奥行き不明、
内部不明、
正体不明。
●ダンジョン名:『犬小屋ダンジョン』(まんまやんけ……)
ある意味、最強で最難関のダンジョンの出現に東京都、日本政府────世界もガン無視ッ!!
なんなら、マスコミまでシカト!
だが……ダンジョンが出現してから数日後、
『愛犬ポンタ』が夜な夜なモンスターを狩ってくるようになった。
初日はゴブリン……。
次の日はオーク…………。
明後日にオーガ………………。
そして、ついには…………。
「…ポ、ポンタぁぁぁあああああ!! な、な、な、何を狩って来てんのぉぉぉぉお!!」
『へっへっへっへ! わんわんお♪』
「…わんわんお♪ ちゃうわ!!!」
──あ、あかん。あかんあかん!!
そ、それアカン奴ぅぅぅうううう!!
『──グルァァァァアアアアアアアアアアアアアア!』
ひぇぇぇええ!
そ、そ、それってドラゴ──……。
…これは『犬小屋』がダンジョン化してしまった飼い主の悲哀と、そして愛犬との友情?物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 17:21:06
122647文字
会話率:30%
山形の山奥にある限界集落、奥島。ここに住んでいた最後の住民、タエが亡くなった。だが、その孫、雄輔がここに住み出す。
最終更新:2023-03-02 21:00:00
3082文字
会話率:54%
死んだ私を送れば任期が終わる、一軒家ほど大きな猫、火車。亡者に教えられた『異世界』に興味を持った彼は、朱色の毛並みを靡かせて、金色の瞳で笑う。
「お前が元の世界に還る時、俺様も一緒に行く。」
「元の世界と言われましても、記憶にないんです
が。」
回復担当・非戦闘員 佐々良(サーラ)
戦闘担当・俺様猫様 火車
※低浮上です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 06:46:51
17172文字
会話率:61%
片田舎の一軒家を手に入れた男が拾った一本の黄色い傘。その時遭遇した奇妙な出来事とは。
最終更新:2023-02-18 02:35:54
3414文字
会話率:8%
老いた男が1人で暮らす、村外れの一軒家。
ある嵐の夜、美しい巫女が休ませてほしいと訪ねてきて、男は巫女を家に上げた。
嵐は幾日も続き、やることもない。男は描きかけの絵のことを思い出し、巫女に絵の手本になってほしいと頼んだ――
亡き妻を一途
に想う男と、鎮魂の巫女のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 18:46:24
6647文字
会話率:45%
【注意・特記事項】
①とあるノンフィクションを小説として書き直したものです。(当事者許可済み)
②基本的にはノンフィクションですが、
小説として読みやすくするために脚色・追加・削除している部分もあります。
③キーワードは話が進む毎に変化し
ていき、とても15個に収まりません。
よって最序盤のものと一部のみ書いておきます。
【あらすじ】(第零章&第一章)
少年の日常はつまらなく幸せでもなかった、寧ろ虚しかったし最悪だった。
そして、自ら終焉とすることもできず、二度寝して退屈を重ねる。
そしてつまらない日として終わる筈だった。
次に起きた場所は、いつもの世界では無かった。
少年だけが知るカードゲームが決闘の手段となっている世界の、とある少女の一軒家。
少女は少年の実力を確かめる為に、「決闘」ではなく「試合」として少年の相手をする。
その世界に、元の世界へと戻る術はあるのだろうか――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 17:00:00
205794文字
会話率:41%
これは、私がまだ小さかった頃のおはなし。
ドイツの片田舎のまるでおとぎ話から抜け出て来たかのような一軒家。
その家には屋根裏部屋がありました。
「第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」参加作品です。
最終更新:2022-12-30 00:00:00
1000文字
会話率:15%
『北山中学校の裏山には、魔法使いが住んでいる一軒家があるらしいよ。そこへ行って悩みを相談すると、どんなことでも魔法を使って解決してくれるんだって』
藍色街に伝わる噂話を知り、裏山へ向かった主人公。だが、魔法使いの家にたどり着く前に道に迷っ
てしまう。
そんな主人公の前に1人の青年が現れて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 23:31:12
3653文字
会話率:50%
テルベラノ王国にある辺境の村、タナラ村でタイラー・マイエという名の十歳の少年がいた。彼はタナラ村付近の森で、一匹の幼い竜と偶然にも出会う。彼が出会ったのはただの竜ではなかった。ひとにはない不思議な力、魔法を使うことのできる幻獣である。その
竜は、ソラと名付けられる。
彼は両親とは離れて暮らしていた。七歳の頃からだ。タナラ村付近にある一軒家、両親の古くからの友人であるタイロン・シモンズの自宅で過ごしている。彼はそこで、エマ(エマリン)という名の少女とあわせて三人で暮らしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 12:00:00
114376文字
会話率:39%
とある住宅街にある。
二階建ての一軒家。
最終更新:2022-12-09 15:38:17
1560文字
会話率:18%
1人旅の今回の拠点に。
とある一軒家に来たが…。
最終更新:2022-08-27 16:53:20
2213文字
会話率:23%
押し寄せて来る感染者。
なろうラジオ大賞4参加作品です。
最終更新:2022-12-04 13:00:00
998文字
会話率:17%
転勤により、一軒家(築60年)に暮らすことになった泉谷芽生家。
しかしその家は、肉体こそ持たないものの、自分で意識を持ち人と会話を交わせる「マヨヒガさん」だった。
マヨヒガさんはそろそろ寿命が尽きるという。
無類の家好き、お家遊び大好きな芽
生家は、彼の「最後の時まで一緒にいてほしい」の願いを叶えるため、今日も全力でお家で過ごす楽しいこと。で彼とともに一日を過ごすのだった。
仕事以外は全力でお家にいたい「メイカ」と、姿を持たないお家「マヨヒガさん」の引きこもりお家ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 22:03:16
88513文字
会話率:39%
人見知り系男子、風樹が島流しされた田舎で見つけた家賃4万円の格安一軒家。
そこに住む条件は、秋の間だけお米の神様に食事を作ること。
うっかりそんな家を引き当ててしまった風樹が、お米の神様のおもてなしをすべく、毎日がんばってご飯を作るお話。
無邪気乱雑な少女姿の神様と、神経細かい男の子がおにぎりやオムライスなど、一緒に毎晩ご飯を食べる、そんな秋のお話です。
※数年前に同人誌で発刊した内容を、ちょびちょび手直ししつつWEB再録したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 09:51:25
31884文字
会話率:37%