――願いをひとつ叶える代わりに死んだら魂をもらう――
そんな契約を取り結ぶ悪魔なのですよ、私は。
悪魔を自称する男が語る、病気の子供と交わした契約とともに起きた思いもしなかった出来事とは――
最終更新:2015-11-29 00:19:37
7383文字
会話率:14%
地上の風は汚染物が舞い、海は油とヘドロでもう何年も鈍色に光るだけだった。
人々は地下に巨大なシェルターを作り、地上を捨てた。
コーシが育ったのはそんなシェルター内でも最底辺の者たちが集う、いわゆるスラム街だった。
シェルターと地上を
唯一結ぶゲートを抜け、誰もいない海でコーシは一人の少女と出会う。
それは人であって人ではない、人のエゴにより作り出された悲しい宿命を背負うヒューマロイドだった。
荒んだ人々よりよっぽど人らしい少女に、コーシの中に何かが芽生えていく。
過ごしたのはたったの四ヶ月。 二人が見つけた愛の形が、刹那の時に光を落す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-27 22:42:25
120481文字
会話率:41%
私には1年前より以前の記憶がない。事故で記憶を失くしてしまったらしい。記憶のない不安感が私の存在を曖昧にしているのだろうか。――貴方は誰なのですか……?それぞれの純粋な想いが物語りを紡いでいく。//ナツ様主催の「共通プロローグ企画」参加作品
です。中偏ですので、そこまで長くならない予定です。どうか最後までお付き合い下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-14 00:00:00
33053文字
会話率:32%
とある世界で冒険者たちはダンジョンの探索で生活していた。
しかし、ダンジョンは公平に開かれた場ではなく、国、街、ギルド等で管理されていた。
ダンジョンを持たない国、ダンジョンを持つ国、それぞれの思惑は時に世界に戦争を齎す。
そんな世
界で生まれ育った少年が、時に冒険者として、時に英雄として、時に侵略者として仮面を被り敵と対峙する。
そして、少年はその世界で誰もが称え、恐れ知る存在"ワールド"として活躍する。
【if】も連載中
ダンジョン"フォレスト"で、ルートボスのフルホワイトドラゴンと戦うカイネルは、リミテッドソードメイドと唱える。
剣製とオーバーアクセルで、突撃して戦いその身を負傷しながらも勝利を収めた。
カイネルが攻略の報酬で手に入れたものは、EXスキルの"コールオブヴァハムート"だった。
フォレストで雇った運び屋"クーリエ"のホチアと、そのテイムモンスターのコロロを仲間に加えたカイネル。
新たなEXスキルを手に入れ、ヴァハムートを召喚することでカフドでの戦争を終えた彼は新たに現れた問題を前に奔走する。
ナエリカが連れ去られ、その行き先が空の彼方と分かった彼は再びヴァハムートに乗って空に浮かぶ島スカイへと向かう。
スカイ、もといスカイブロックからテンス、エイトス、フォースを人質にとって撤退したカイネルは、フォースの提案で協力関係を結ぶことになる。
クススことスィクススとも協力関係を結び、ナエリカを救出する作戦が始まる。
そんな4人がスカイブロックへと帰還した時、突然に一人の姉妹が裏切りを起こす。その裏切り者とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-08 07:58:22
247201文字
会話率:46%
【更新休止】
前世は人間にこっぴどくやられ、滅ぼされた魔王が現代に転生した。
魔王は前世の記憶も能力も失い、ただ人間に対する恐怖だけを持ち越していた。
そんな恐怖を抱いたままの魔王が人間だらけの社会で上手く生きていくことができるはずがない
。
どうして自分が人間を恐れるのか、それを自覚することもできずに魔王は今生に絶望する。
死のうと自然に思った。
死に場所を探して船の上。そこで魔王は正体不明の飛来物体による突発的海難に見舞われた。
正体不明の飛来物体は、デブリであった。地球衛星軌道と地上とを結ぶ線が真空となり、しかも重力が狂ったために衛星軌道上の宇宙ゴミことデブリが秒速十数㎞で墜落したのだ。
どうしてそんなことになったのか――
それは前世で魔王の転生を予見した大賢者が、魔王の魂を追って勇者を転移させる魔法のせいで起きた事象だった。世界間移動魔法によって転送先の地球の一部空間が捻れ、そのために大気圏と重力圏に穴が空いたのだ。
スペースデブリなどがない彼らの世界ではその事象は起きても大きな問題にはならなかったが、地球は違った。デブリが墜落することが必然であるというレベルで宇宙ゴミは蔓延していたからだ。
魔王が海上にいたというのも問題だった。
空間の穴は閉じる際に吸引力を生じさせる。
デブリが逆召喚されかけの勇者に衝突し、その運動エネルギーのままに海面に墜落することで生じた高潮に攫われた魔王は、その吸引力に巻き込まれてしまった。
そして想定されていない衝撃や吸引物のために世界間を繋ぐ穴は複雑怪奇に捻れてしまう。魔王の魂は前世の世界に舞い戻るということにもならず、奇妙な世界へと迷い込んでしまった。
二度目となる転生を果たした魔王だったが、現代で人間として育った記憶を、今度は失わずにいた。それは自分では理由のわからない人間への根源的な恐怖を抱えたままということを意味した。
――という背景はまるで関係なく、現代知識を持ち、魔法的能力を多少持ち越した転生魔王が無人島でサバイバルしていくだけのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-29 03:55:29
110163文字
会話率:2%
様々な時間線の交わるところ、必ず生じるのが文化摩擦。これを最小限に食い止めるため、ペルシル政府と条約を結ぶ国家は多数あるわけなのだが……それでも気を抜けば呑まれ消えていくのが小国の運命。
そんな中しぶとく生き残るサムライ小国のエピソードを絡
めた、とある日の強制捜査課の風景。
(2008年に自サイト掲載した作品を加筆修正したものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-23 20:00:00
10330文字
会話率:39%
我がバルサレッディ王国は、宿敵ウルブリヒト国と停戦協定を結ぶことになった。正直言って、勇者が抑止力になっただけで、この国単体では確実に負けていた戦争である。まあ、そんな話は置いておこうか。そんなわけで、ウルブリヒト国が提案してきたのはただ一
つ。「第5王女を人質として嫁にもらいたい」との事であった。彼女を貰って、利益を生むということもはほぼ無いに等しい。両親から育児放棄されていた彼女には良い所など一つもない。あるのは、彼女が何かに追い立てられるように集められた古書で会った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-13 22:32:21
6049文字
会話率:43%
工藤明日葉(くどうあすは)は、新しい高校に転校してきた初日に、久堂灯夜(くどうともや)というやる気のなさそうな男子に出会った。同じ『クドウ』という名字や自分に余計な関心を抱かない灯夜に興味を持つも、さりげない彼の一言で傷ついてしまった。そん
な明日葉の心の傷に亡霊『闇の住人』が付け入り、自ら死のうとしてしまう。そのとき、灯夜が現れ、必死に明日葉を引きとめた。闇の住人に取り付かれた明日葉は、灯夜を襲うが、灯夜は自らが持つシャープペンシルを変形させ……!?輪廻転生を繰り返す『流転の民』と『闇の住人』が繰り広げる、バトルファンタジーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-10 11:00:00
12943文字
会話率:44%
「お前を妻として――女として見るつもりはない」新婚初夜にそう告げられた王妃は王の言葉に追従する形で契約を結ぶ。自らの幸せな未来しか思い描かず、上の空で結んだ契約によって翻弄される王の物語。
※ヒロインが最低な感じですので嫌な方はご遠慮くださ
い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-03 06:00:00
12503文字
会話率:36%
万里の家のお隣さんはミュージカル界のプリンス様なんて言われている。10歳年上で一般的にはイケメンと称されるお兄さんだ。幼い頃、彼は私にひとつ約束をしてくれた。「僕が君の王子様になるよ。」だからずっと一緒にいるよ、と。あの時紡いだ約束が、今も
私と彼を繋いでる。
つかず離れずの距離でいたのに、万里の高校入学をきっかけに同居(!?)になったり、トラブルが満載。不器用な二人のもだもだとした進展状況を周囲が温かく見守ります。
因みに本編はまだ同居には至っていません。すみません(泣)
女子高生×ミュージカル俳優、歳の差じれじれ系(になるはず)のラブロマンス
(2015年10月2日あらすじを変更しました。よろしくお願いします。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-01 17:00:00
26301文字
会話率:33%
ここは異世界の極東の島国、《日ノ本議国》。
獣人、魔族、人間etc…。様々な人種が入り乱れるこの多民族国家で、ある魔法が結実しようとしていた。
《英雄霊召喚》――そう呼ばれるこの魔法は、過去の英霊の魂を呼び出し、術者の使い魔として契約
を結ぶ魔法。
大学の中間試験でそれを実践することにした《落ちこぼれシスター》こと、刑部まりなは、たまたま手に入れることができた英雄伝をささげ、ある英雄を召喚することに成功する。
それは《辣腕王》呼ばれた男。
怪物を打ち滅ぼし、竜を退治し、巨人との激闘にすら勝利し――そして異世界の英雄にあこがれた、その男の名は、
「我が名は《辣腕王》ベオウルフ。お前が俺を呼んだクソバカ魔術師か?」
へっぽこシスターと、古の王が紡ぎだす、新たな英雄譚が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-26 20:58:39
104442文字
会話率:49%
人類、魔族、神々、そう呼ばれる者が数の大半を占める世界。種が違えば考えが違うのは当たり前であって…
考えが違えば、その者どうし摩擦があって。
体が受け付けなければ、じんましんもたまにでるし、
摩擦があれば、丸くなるものも当然あって。
摩擦で
大きくなったりするものもあって…
丸くなったものが、どう転がっていくのか。
異世界もののちょっとしたお話しにしたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-19 22:59:46
6306文字
会話率:24%
戦乱があけて数十年、建国間もない、フランネリス王国にて。
この広大な大地で、人々の心を結ぶもの――それは手紙。
大人も、子供も、一字一句に丹念に想いを籠めて、空に解き放つ。
彼らはまた、大切な誰かや、懐かしき人から届く思いの欠片に、
日々胸を躍らせる。
そんな手紙が届くあいだ――
返事を待つ時間に、君は何を思うだろう。
今日も、人々の想いを載せて、郵便気船が空を飛ぶ!
☆あらすじ
文通が大好きな少年エルシオン・ウィンダミア(エル)は、街の外へ墜落した郵便気船のもとで、一通の<読めない>手紙を拾う。
その手紙の宛先は、国王と王女様ではないか――。
しかし、届けに向かった先で、王宮は閉鎖されていた。
エルが言語学者のノアや、王宮の騎士ソリテールらの手助けを借り、さらにはまだ見ぬ文通相手――少女アレイシアと手紙を交わしながら、読めない文字の翻訳を求めて、友や仲間と触れあい、旅をする物語。
開幕――
舞台/ファンタジー
戦乱の爪痕が大人たちの心に残る王国で、平和を取りもどそうとする世界にて。
新しき夢と志をもった少年少女たちが、繰り広げる。
ロマン溢れるほのぼのファンタジーです。
序章、エピローグ含め、十二章にて完結。
数えないと判明しないほど昔の作品ですが、敢えてあまり手を入れずに掲載いたします。
お試しの掲載となりますが、感想などお寄せいただければ幸いです。あらすじなども、走り書きとなってしまいました。
それでは、親愛なる君へ、この物語を奉げます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-19 08:00:00
19328文字
会話率:41%
広大な山岳地帯のいずこかに、大陸中の信仰をあつめる<聖域>は在るという。
しかし、その在り処を知る者はない。
山脈に住まい、「人の心を読む」という民のみが、その地へ誘うと伝えられている。
今、かの地は東西両国がその覇権を主張し、戦
乱の舞台となっていた。
青年リエルは、山脈の血統でありながら、戦災孤児として東の帝国で育つ。
日々己の出自に目を背けるように生きながら、事務職をしていたなりゆきで、軍の特務部隊長であるアーゴと知り合う。
だが、四年足らずの後、彼が自殺したことを知る。
その死を信じきれないリエルは、何かに急きたてられるように、まだ見ぬ故郷の山脈へと向かう。
一方、アーゴの妹アーナは、十年以上顔を合わせなかった兄の遺品の内に、宛先不明の手紙の一部を見つける。その「相手の女」を探すため、彼女もまたリエルの後を追った。
二人は、それぞれに、アーゴの足跡を辿ろうとする。
彼らが、軍の山間拠点で出会うのは――
アーゴの部隊に所属していた少年エックス、西国の脱走兵の女ナヤ、熟練の工兵ハル。同僚の女テセ、軍医のカーディ、新任のコール。そして娼婦シャーリット。
閉塞した拠点での人間関係、西国の手先として利用される山脈の民の噂――過去と現在、人と己を結ぶ力に覚醒しつつあるリエルは、故郷で何を目の当たりにするか。
そして、アーゴは何を知り、何を求め、何故死んだのか。
彼を愛し憎んだ人々は、その胸の内に何を抱くか。
奇妙なれども、人はその生を歩きつづける。
舞台紹介/独自の産業革命の波にさらされつつある東の帝国と、<聖域>を奉ずる宗教を重んじる西国。
両国の境界には、<聖域>を擁する広大な山岳地帯がある。
戦場での主な武器は小銃。状況・得意によりナイフや体術、爆薬なども用いられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-20 21:23:16
5536文字
会話率:13%
竜族は成体になると婚姻を結ぶために人族の住むグリュライトへと訪れる。
だが竜族と伴侶になり人族の世界であるグリュライトを捨て、家族と会えない一生を送ってまで竜族の里へとついてきてくれる女性は少なかった。
たったひとりの女性しか愛せない、孤独
な雄たちが繰り広げる花嫁獲得物語。
果たして彼らは運命の女性を得ることができるのか?
※「運命の扉は二度開く」に出てくる竜族たちが幸せになろうともがくお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-17 18:00:00
259352文字
会話率:33%
今日も一件の契約を結ぶことなく家に帰った佐久間信太郎は、その晩不思議な夢を見る。
巨大なコロッセウムのある街では、《元素機体》と呼ばれる巨大なロボットを駆り、武力を高めるべく、たえずしのぎを削っていた。
否応なくその戦いに巻き込まれた佐久間
信太郎は、着々と勝ち進んでいく。
そんな夢の世界と現実の世界を行き来する中で、そこに存在する人々に不思議な共通点を見つけ出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-09 14:26:34
123126文字
会話率:34%
ローゼンベルクは全く女受けしない男だった。彼自身は善良な人物であるにもかかわらず彼が国家転覆を狙っているだとか、美しい娘を拐かすだとか、血に飢えているだの言われる程には誤解を受けやすい男でもあった。だが彼は第二王女と婚姻を結ぶことになる。そ
の幸運を信じられない男は気付く。彼女は姉の婚約者である公爵が好きなのだと。彼は決めた。彼女が幸せになる為に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-03 02:59:00
571文字
会話率:0%
『運命の赤い糸』が存在するというのなら、他の色の糸も存在するのでは?
もし、他の糸が存在し、それぞれに意味があったなら?
存在するなら、糸を変えることも出来るのでは?
『糸』をめぐる人たちのお話です。
最終更新:2015-09-02 08:03:34
766文字
会話率:42%
ビア=ラクテア連合国成立に際して、両国間を結ぶ記念急行が運行されることになった。そこに乗車するのは両国の要人と共同政府の人間のみで、彼らはお互いの国を訪問し、列車の中では統合に際しての最終的な話し合いをする予定だった。
そんな列車に乗ること
になったのが一般学生であるアスタ。彼女はビア人とラクテア人のハーフであることから通訳として雇われたのだった。半ば教授に騙されるようにして契約書にサインしたアスタは、国家の統合という大きな課題を前にして、人々がどれだけ利己的かを思い知ることになる。
そんななか、共同政府の人間だという若く、一見爽やかな男がアスタに目をつけて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-15 10:49:17
55667文字
会話率:47%
子供の死なない世界。
7年前から、世界中で子供が死ぬ事はなくなった。だがその自然の理を崩す歪んだ奇跡により、子供たちは残酷な遊びに興じ、生に対する倫理観は崩壊していた。
一方、医療島で2台のスパコンを介して『医療網』と呼ばれる人と医療を結
ぶ独自のネットワークが開発実施されてから10年が経つ。人工島であるこの島は医療網だけでなく様々な最先端技術の研究開発に貢献し、また島という隔離された環境に自ら望んで関わる事で“意志ある都市”を作り上げていた。
医療島PRの為に製作されていた特撮ドラマ『魔法少女 あずさ』は、最終話撮影中に起きた主人公の子役の事故によって宙ぶらりんになっていたが、7年が経ったある日、島を訪れたあずさにそっくりの少女を代役に、最終話の製作が決まり撮影が始まる。
時を同じくして暗躍する謎のクラッカーによって、医療島近海を航行するタンカーがミサイル攻撃されるが、その危機を救ったのは『あずさ』だった……
医療島の不自然さを探る記者。ハッキングの天才。黒騎士を名乗るクラッカー。代役という立場に苦しむ少女。過去の栄光を引きずる監督。夜になると現れる魔法少女。あずさ役の少女を想い続ける青年。そして、眠り続ける少女。
子供が死なない“優しい魔法”に至る序章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-08 08:01:26
85421文字
会話率:42%
不登校で運動神経はあるが、勉強が全く出来ない白石優はトラックに轢かれかけ目を閉じると見たことがない城があった。そこでエリ・エル二ールと出会う。
優はエリに案内をされ学校に来た、そして学園長のミカ・フールに出会い、ここが異世界だと知る。ミ
カのアイデアで異世界の学校に入学をすることになった、入学をするには契約を結んだパートナーがいなければいけないらしく、優は銀色の髪をした少女と契約を結ぼうとするが条件を出してきた。その条件は六人の義妹の一人を探し契約を結べというものだった。優は条件を呑んで仮契約を結ぶ、そして学園の四つの対抗戦に出ることになる。はずが四つの対抗戦は中止になり予想外の対抗戦が開始される。
これは、最強の契約者になる少年とそのライバルになる少女の三年間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-08 02:14:30
44494文字
会話率:39%