哀しい夢を見た。
今まで隣にいた幼馴染のあいつがいない。ずっとこのままの関係が続くと思っていた。ずっとあいつは隣にいると思っていた。変わらないものはなく、なぁなぁでいたせいであいつは離れてしまった。ならばどうすればよかった? どうすれば
あいつが隣に居て――そうか、と彼は気が付いた。
素直になれば良かったんだ。素直になって、毎日起こしに来てくれてありがとう、いつも弁当ありがとう、いつも美味しいよ、俺、もうお前に起こされないと起きられないと思う、ずっと俺を起こしてくれ、ずっと俺に料理を作ってくれ、お前に隣にいて欲しい、ずっと一緒にいて欲しい、手、離さない、――――好きだ――。そう言えば良かったんだ。
「こんなのもう私耐えられない!」
素直になったらヒロインはチョロかった。そんな感じのラブコメです。お楽しみいただければ幸いです^^折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 07:00:00
20621文字
会話率:54%
スクールカーストで分けられていた男女が、たまたま遭遇する。
二人の時間を持つようになると、教室ではありえない関係が芽生えて‥.。
先暗ほんわか優等生女子と、チャライケ根暗男子の、純物語。
最終更新:2022-01-09 22:47:30
42773文字
会話率:27%
連石 純恋(れんじゃく すみれ)は幼なじみである成績優秀でローカルアイドルも務める香登 悠亜(かがと ゆあ)が昔から好きだが、同性の自分では結婚もできない、そもそも勉強もできない上にコミュ障の自分では幸せにする事ができないと諦めた恋をずっ
と抱えながら隣にいた。
しかし高2の春、女の先輩と悠亜がキスをしているのを見たのをきっかけにその我慢の枷が壊れる。
「女と付き合えるんだ」「先輩と付き合うのは許せない」「奪いたい」「絶対釣り合う女になってやる」――顔だけが取り柄と自嘲するオタク・純恋の『悠亜奪還(私のモノじゃないけど!)作戦』が始まる。365日後、悠亜の隣にいるのは先輩じゃない、この私だと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 19:47:31
3586文字
会話率:56%
婚約者の王太子に濡れ衣を着せられ、処刑を宣告された救国の聖女レティシア。彼女は火炙りの刑に処されるが、気付けば大正時代の神聖大日本帝国という国に召喚されていた。
「この国でもまた、聖女として望まぬ人生を強いられるのかな?」
不安を抱くレ
ティシアのまえに軍服の男が現れた。
彼は目の前で片膝を突き――
「よく来てくれた、巫女殿」
隣にいる女の子に語りかけた。
彼らが執り行ったのは巫女召喚の儀で、目当ては妖魔を滅ぼす力があると語り継がれる、巫女の素質を持つ女の子。召喚に巻き込まれただけのレティシアは必要とされなかった。
特務第一大隊の隊長に用無しと告げられたレティシアは、はみだし者の集まりと揶揄される特務第八大隊に拾われ、女中として働くことになるのだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 20:03:19
36686文字
会話率:46%
憧れのお義姉様と本当の家族になるまであと少し。だというのに当の兄がお義姉様の卒業パーティでまさかの断罪イベント!?その隣にいる下品な女性は誰です!?えぇわかりました、わたくしがぶっ飛ばしてさしあげます!……と思ったら、そうでした。お兄様はお
義姉様にべた惚れなのでした。
微ざまぁあり、諸々ご都合主義。短文なのでさくっと読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 23:24:12
8990文字
会話率:50%
“あの子がまたいつか、あたしの血を吸いに来たら。
今度こそ受け入れてあげられるだろうか?”
友人として隣にいるあたしの胸の内を
吸血鬼の彼女は多分知ることはないと思う。
吸血鬼に餌付けすることになった普通の女子高生のあたしと
あたしに
餌付けされることになった血を吸いたくない吸血鬼
ふたりが心を通わせていく、日常の物語
彼女が吸血鬼だと知った冬の日の屋上で、
あたしは彼女に血を吸われる代わりに
彼女に血を与える約束をした。
平凡で普通であることを課した私の日常は
誰の目をも引いてしまう彼女のそばにいることで
徐々に崩れていってしまう
ただただふたりで過ごしたいだけのささやかな日々は
次第に古き血の宿業に侵されていく
そんなふたりの行く末は……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 16:00:00
56761文字
会話率:34%
「噂は知っております。しかし、私自身の目でアイラ様がオリヴィア様を虐げているところを見たことは一度もありません」
パーティーで突然始まったハリー殿下とアイラ侯爵令嬢の婚約破棄騒動で、子爵令嬢にすぎないメイベルは、勇気を出して発言をした。
そして、その選択は間違っていなかったと信じていた。
たとえ、隣にいる婚約者のヒューゴ伯爵子息の態度がそのことをきっかけにますます酷いものとなっていったとしても。
たとえ、1年後の同じパーティーで、今度はメイベル自身がオリヴィア男爵令嬢を隣に寄り添わせた婚約者から婚約破棄をつきつけられることになったとしても。
毎日20時に更新します。15話くらいの予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 06:00:00
29244文字
会話率:52%
「今夜は月が綺麗ですね」
仕事帰り、隣を歩く課長からそんなことを言われた。
どういう意味だろう? と首を傾げるも答えは出ない。
そんな彼女に課長は言う。
「今は隣にいる別の月のほうが綺麗だよ」と。
こちらは香月よう子様御礼SSです。
最終更新:2021-10-26 10:43:46
1237文字
会話率:48%
「イリア・トゥール!お前との婚約は今日をもって破棄する!」
パーティーの最中、婚約者であるリチャード王子に婚約破棄を告げられたイリア。
公爵家の宝石姫、と名高い彼女は、非常におっとりとした令嬢だ。
まったく身に覚えのないいじめの証拠を出
され、困惑しているイリアだったが、リチャードの隣にいる勝ち誇ったような顔をした、愛らしい少女を目にして感情をあらわにする。
「お静かになさいませ、リチャードさま、いくら考えのたりないあなたさまでも、公衆の面前でこのようにか弱い淑女を貶めることは許されませんわ」
フリルだらけのドレスに、過剰なまでのアクセサリー。ひと昔前の流行を身に着けたまま壇上で、しかも王子の隣に曝される、そんな少女を救おうと、おっとり令嬢のイリアは明後日の方向に走り出す――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 15:00:00
12491文字
会話率:32%
佐久間日向は目の前で恋人である矢下優乃が殺された。そして自身の視界が暗転した後、次に目を覚ましたのは自身のベッドの上。
絶望の中にいた時、彼の部屋に訪れたのは死んだはずの優乃。
そこで聞かされたのは優乃が異世界に行き、そこで世界を救ったとい
うこと。その力を持ったままで元の世界に帰ってきたこと。
そして──
日向好き好きオーラを出しながら異常な力を発揮する優乃。
そして学園の中には優乃の異世界の仲間もいて、彼女達もどうやら日向の事を知っているようなそぶりをする。
果たして日向の学園生活はどうなるのか!
痛快バトルラブコメ、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 19:19:11
4415文字
会話率:45%
国営鉄道が走る線路沿いに住む高校教師・滝宮大翔(ひろと)は、小学生の頃、同級生の荻原奏羅(そら)に恋をしていた。しかし当時は「恋」の意味もあまりよく解っておらず、荻原は小学校卒業と共に引っ越したために中学も別々になり、想いを伝えることができ
なかった。
しかしそれから3年後、滝宮は高校で荻原と再会する。2人は小学生以来の会話に花を咲かせたが、滝宮は荻原と同じ中学校出身で仲のいい藤野華美(はなび)のことも気になり始めていた。
高校生活で初めての夏休み、滝宮は自分の心に決心がつかないまま、荻原と藤野との3人で水族館に行くことを計画した。3人はこの1日を満喫し、帰りの快速電車ではすっかり眠ってしまった荻原と藤野。真ん中に座った滝宮の両肩には、2人の頭が凭れ掛かっていた。
やがて乗り換えの駅に到着すると、滝宮は2人に別れを告げ国営線に乗った。帰宅ラッシュでありながらも運良く席に座れた滝宮は、2人にメールを送る。しかしそのメールを2人が読むことはなかった。
家に着いてテレビを点けると、見慣れた街の中で見慣れた列車が脱線したというニュースが流れていた。死者は50人、負傷者は400人を越える大事故であった。滝宮の祈りも虚しく、荻原と藤野は前者に振り分けられていた。
それから20年が経った今でも、この日のこの時間だけは必ず快速電車に乗る。水族館の駅から普段の乗り換えの駅まで、僕の両肩には自然と重さを感じる。きっと隣にいるんだろう。滝宮はこれから先もずっと、荻原と藤野の両者と両片思いをし続けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 15:28:24
8346文字
会話率:34%
ラムリィ王国は魔法と書物に秀でた国である。
後者を担う王立トート図書館で、主人公のヘルメスは『司書見習い』を務めていた。
億を超える書物を抱える図書館には、毎日のように『精霊姫』と名高い王女・ジュノーがやってきている。そしてヘルメスとジュノ
ーは幼少の頃より図書館で共に本を読み、時に駄弁る身分差の幼馴染だった。
しかしそんな関係にも限界はある。
ジュノーが寮制の名門、王立シュレヴィ魔法学院に通うことになった。これを機にジュノーとの関係は途切れるだろうと思っていたヘルメスだが、国王や『司書』の計らいでジュノーと同じ学院に入学することになる。
邪神が遺した魔獣を倒すため、魔法騎士となる者たち。
彼らの中に交じった一般人であるヘルメスは、類まれなる才能を持っているはずの学院の生徒の中で上位成績者のクラス・A組に所属することになる。
同年代で並ぶ者がいないとすら言われるジュノーの隣を歩きたいと考えるヘルメスは、図書館で読み漁った膨大な知識を武器に戦う。
最先端の学説、古い逸話、マニアックな分野など……。
普通では持っていない知識を本を読むことで身に着けた彼は――――無自覚に最強級の魔法使いとなっているのだった。
「結局俺は、先人が編み出したものを読んだだけだ。読んで書いてある通りにするだけなら誰でもできる」
「――――だから、俺は月みたいなものだ。自分の光では輝けない、ちっぽけな存在なんだ」
「それでも俺は、ジュノーの隣にいたい。いつかその輝きを直視できるくらい、自分だって輝いていたい」
全ては、図書館で出会った瞬間から始まった。
勇者と呼ばれし初代国王に憧れて眩く輝く、愛おしい人の隣にいるために。
『司書見習い』はやがて、真なる魔法の物語を編む。
これは『司書見習い』と『精霊姫』の、図書館から始まったラブコメディだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 19:24:55
31503文字
会話率:54%
2人の少女がねじれ合う関係から先へと進み始めるまで
ハーメルンにも同名義で投稿中
最終更新:2021-08-19 08:21:47
31549文字
会話率:64%
フランシェスカは、婚約者であった王太子から、婚約破棄を宣言された。「未来の王妃」として教育を受けてきた彼女は、王妃にならない選択肢なんて、考えたこともなかった。王太子の宣言は、一挙手一投足に気を使う息苦しい「王妃」の座から逃げるチャンスだ
った。
婚約破棄を受けたあと、さっさと次の婚約を結べば、もう王妃にならなくて良い。そんな打算で周囲を見回した時、王太子の隣にいる伯爵令嬢の婚約者であるジャックに目が留まった。
「婚約破棄された者同士、仲良くしましょうよ」
強引に結んだ新たな婚約が、本当の恋に成長するまでのお話。ざまぁはありません。
※アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 19:17:30
11068文字
会話率:43%
勇者様が魔王討伐をしたと沸き立つ王国の戦勝祝いの席で、私はなぜか王太子に婚約破棄を宣言されていた。魔王との戦いの間、後方支援のためにほとんどを戦場で過ごしていた公爵令嬢の私は、王太子の隣にいる聖女とはほとんど面識がないのに、なぜか聖女を貶
めたことを理由に。
その時、会場を一陣の風が吹く。そこに現れたのは、私と一緒に戦場で戦った勇者様だった。
もう、こんな王国知りません。私は勇者様と建国することにします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 14:28:58
3028文字
会話率:33%
あそこにひなちゃんがいるよ──隣にいる従兄は母にそう言った。
幼少期の夏、私は祖父母に連れられてある場所へ行くと、そこには祠と石碑のようなものが乱雑に並び、真ん中に高く聳える墓石があった。
祖父の本当なのか分からぬ祖先の話、幼い頃に感じた
祖父母の家の独特な不気味さ、あの夏の日の記憶、秋にドングリを拾いに行った先で幼少期の私が見たものを振り返る。
これは、作者本人が整理のために書きまとめた、謎めいた記憶の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 11:48:22
11101文字
会話率:25%
恋愛とは戦である。
私立リナリア高校に通う五人の少女達は、不幸にも同じ男を好きになってしまう。
どんだけ思いが強くとも、最後に結ばれるのは一人のみ。
故に、少女達は戦う。最後に結ばれるのは、私だと。
クールな先輩、ギャルな後輩、ツンデレな幼
馴染、男勝りな親友、義理で敬語な妹。
彼女らが目指すは、一人の少年との幸せな未来。
時には知恵を、時には力を使い、己の青春を懸けた恋愛バトルが幕を開ける!
全ては、最後にあなたの隣にいるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 02:25:43
54597文字
会話率:40%
「そなたはクビじゃ」
勇者ゼロが魔王討伐を成し遂げて王国に帰ってみれば、その報酬は解雇!?
財産没収! 称号剥奪! 王国追放!
平民に落とされた元勇者が辺境の地で隠遁生活に入ろうとするが、都落ちでも邪魔をされ、家を建てれば壊される!
いっ
たい俺がなにをした!
国に平和をもたらしたのは俺なのに!!
勇者のスキルは最高レベルのSSSランク。隣にいるのは封印した魔王を宿す少女や、やり手の女商人、辺境の伯爵令嬢や亜人のケモミミもふもふ娘たち。
一緒になって、森を切り開きパンを作り、温泉を掘り当てたりする物語。
なに、戻ってこいだ!?
いいだろう、戻ってやる。偉そうなその首を落としになっ!!
王国? 大帝国? そして神!? 俺の平和を乱す奴はどいつもこいつもぶっとばす!
その先に念願のスローライフが待っているぞ!
※1話2、3分程度でスマホからサクサク読めます。
※初めの復讐まではちょっと長い(70話程)ですが、その後、敵はザクザク死にます。主人公、仲間、味方は死にません。
※各シナリオ俺Tueeハッピーエンド。
※約11巻分、安心して読める量で毎日更新です。
※それなりに評価あり(ネット小説大賞七:一次選考突破、HJ大賞2019:一次選考突破、ランキング日間総合73位、週間総合107位獲得)
Copyright(C)2019-高千穂絵麻折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 17:20:05
1461672文字
会話率:58%
ホラー作家、江戸川蘭は、マネージャーの睡蓮と共に、取材と称して心霊スポットを巡る。その目的は「幽霊にインタビューする」事。時に危険にも見舞われるが、心配はいらない。何せ彼女の隣にいるそれも、怪異の一つなのだから。不思議に溢れたこの世界で、時
に笑い、時に泣き、時に戦い。彼女の目的が果たされるのは、一体いつになるだろうか。
「白塚小夜子は今日も幽霊を探している」と世界観を共有する作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 20:04:32
2261文字
会話率:36%
気がつくと昔、自分が熱中していたゲームの中にいた。
ゲームの頃とは違うことばかりで戸惑いも多いが第二の人生、前向きに生きていこうと思う。
これはゲームの世界から数百年が経ち、周りが弱体化した中で隣にいるNPCにビビりながらも楽しく生きよう
とする主人公の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 06:52:11
38488文字
会話率:22%