[魔物]
それは人類や既存の動植物とは全く別の生命体。似たような内臓器官は存在するが、[魔核]という生物で言う心臓にあたる特別な器官が存在する生命体の総称であった。
[魔物]は人類よりは劣るものの知性があり独自の言語で会話が成り立ち、人類の
ように文明を築き時には動物をペットのように可愛がる事もある。だが人類に対しては忌み嫌うかのように敵対し、人類は古来より[魔物]に悩まされていた。
しかし時間の経過と共に人類の進歩、[魔法]や科学といった技術の発展もあり、次第に[魔物]に対して対処できるようになっていた。
だがそんな時に現れたのは[魔人]という人類と似た容姿を持ちながら[魔物]を従える存在が人類を絶望に陥れる。人類は彼らによって為す術なく人や土地、思い出を理不尽に奪われていった。
それでも人類は滅亡しなかった。なぜなら[魔人]の出現と同時期に後に[英雄]、[勇者]と呼ばれる存在が現れると、人類の反撃の狼煙があがった。侵略された都市や土地を奪い返し、[魔物]の殆どを人類が生存する大陸から追い出した。[魔物]を追い出した事でいつしか[魔人]は消えていた。
そこから先は共通の敵が消えた事で種族や人種、宗教、経済や資源など様々な要因で人類同士の諍いが起こりつつ時代は流れていき現代にまで至った。今では多少の対立はありつつも人類は平和を謳歌していた。
だが忘れてはいけない。人類は[魔物]には勝ってはいるが[魔人]には一度も勝った事がない。彼らは当時の人類の全てを集約しても倒しきれなかった存在。もし彼らが現代の人類に再び宣戦布告をしたら、果たして人類は彼らを倒すことはできるだろうか…………
『人類よ。我らを倒し、自らの存在意義を世界に知らしめていけ』
──────────────────────────────
これはそんな世界のある男の厳しいながらも生きた旅の記録である。
──────────────────────────────
普段はR18のノクターンノベルで作品を投稿している作者の新作オリジナル作品。[魔法]と科学が混在する世界における日常と青春、強大な敵に対する絶望と抗い、そして芽生える友情と絆の物語でもある。
二週間ごとに土曜日の23時に定期的に投稿する予定です。ときたま投稿した部分の修正も織り交ぜつつ完結まで目指します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 23:00:00
153149文字
会話率:58%
「お前のような裏切り者は必要ない!」
クルシュは【特級錬金術師】として王国のために過酷な労働に耐え続けていた。
貴族たちからの圧力や理不尽なノルマ、人手不足で機能しない工場の生産管理などに苦しんでいた彼はある日、国王から呼び出されクビ
を宣言される。
その裏には出世に目が眩んだ部下の暗躍があり、クルシュは裏切り者として国家反逆者の汚名を着せられてしまうのだった。
国を追放されたクルシュは、辿り着いた先で希少な種族であるエルフの少女キナと出会い、彼女を助けたことによって、どん底の人生が少しずつ好転していく。
一方、クルシュを追い出した王国は彼が不在となったことで没落していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 20:16:43
104827文字
会話率:54%
簡単なあらすじ。
超有名ギルドを追放された主人公が弱小ギルドの可愛いロリギルマスに拾われるお話です!
詳しいあらすじ
生活魔法の使い手である「エデン」は王都でナンバーワンの知名度を誇るギルド「テオ・ジュピトリス」のパーティーのサポート
を務めていた。
しかし、パーティーのリーダーであるカインからの不当な解雇によって路頭に迷ってしまう。
そんな彼に手を差し伸べたのは、メンバーがたった一人だけの弱小ギルド「エル・プルート」のギルドマスターであるアイシャだった。
彼女に救ってもらった恩に応えるべく、エデンは手始めに古びたギルドを生活魔法でキレイにし、「エル・プルート」の復活を目指していく。
一方、貴重なライフライン役であったエデンを追い出した「テオ・ジュピトリス」は、徐々にその順調だった歯車が狂っていくことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 20:15:12
103329文字
会話率:60%
分かる人には分かるあらすじ。
「現代版」いつも通りの「追放ざまぁ」です。
詳細なあらすじ。
家庭の事情で高校への進学をあきらめた佐竹 龍護はグラフィッカーとして「丸山ゲームス」というゲーム会社に就職したが、
そこでは「社員を団
結させるための共通の敵」としてやり玉に挙げられる毎日を送っていた。
そんなある日、彼は落雷の直撃を受けて入院してしまうが、その後突如として神絵を量産できるようになってヘッドハンティングで大出世する。
一方で丸山ゲームスは自ら墓穴を掘るがごとく、どんどん自爆を繰り返し落ちぶれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 17:00:00
19636文字
会話率:42%
魔王軍幹部を次々と倒し、人類の悲願である魔王討伐が成されるか。その時勇者は言った。
「全員出て行ってくれ」
大切な仲間だろうが、いや大切な仲間「だからこそ」追い出したのだ。
最終更新:2022-01-19 19:00:00
2218文字
会話率:57%
とある村の墓守の一族の末裔、アルダは忌み子として生まれ、村民達全員から嫌われていた。
アルダ夜になると墓石に布を巻いて背負いダンジョンに行き、死んでしまった冒険者の為に墓を作る。
ある日アルダがダンジョンに潜ると、その階層では現れな
い筈である『サイクロプス』が現れ、アルダに襲いかかる……が、アルダはそいつを持っていたシャベル一本で倒してしまう。
それを知った村民達はアルダを怪物とし、村から追い出したが、アルダは死んでしまった冒険者達の為に墓を作る事をやめなかった。
これは、後に伝説となる一人の墓守の話である。
※他サイトにも投稿しています。
そして今作者が同時進行で色んな小説を書いているので投稿が凄ーく遅れます。ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 05:44:19
3705文字
会話率:29%
「クリスタ、今日でこの家を出ていってくれ」突如、婚約者のディルクから告げられた婚約破棄。〈動物好き〉のスキルを活かして、公爵家で飼っているペットたちを一生懸命お世話してたのに……。捨てられたクリスタは旅に出て、一人の男を救う。その男は訳あり
で──。一方、クリスタを追い出した公爵家は大変なことになっていた。「え? 私がお世話してた動物って神獣だったんですか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 19:24:14
11759文字
会話率:35%
そこはとある海の底、人魚の王国には8人の姫がいました。
8人いる人魚姫はそれはそれは輝くばかりに美しい娘です。
しかし、記憶をなくした1番上の人魚姫は海中の人魚から「災厄の人魚姫」と、怖がられていました。
「災厄の人魚姫」は末妹が婚約者
として人間を連れてきたとき、「災厄」が人間の強欲によって引き起こされたことを思い出したのです。
記憶を戻した「災厄の人魚姫」は人間が妹の夫となることに大反対。
しかし、そんな人魚姫を、王様は追い出してしまいます。
追い出された人魚姫は考えました。
「そうだ、竜と結託しよう。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 12:57:27
190569文字
会話率:47%
アウトレットモールで偶然にも元ダンナと遭遇してしまった『わたし』
こいつ、なんでニコニコ話しかけるんだ?
10年前、あんなにわたしを貶して追い出したくせ!
今は幸せに暮らしてるんだから、かかわってくるなウザイ。
※柴野いずみさま主催『ざ
まぁ企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 00:00:00
4228文字
会話率:12%
勇者の名前は、シトラス・ハント。
まだ15才の少年だ。
彼は山の中で、唯一の家族である姉サララ・ハントと共に剣の修行に明け暮れていた。
彼の住む村はアルズベルト。
村人達は、勇者を嫌っていた。
何故なのか。
勇者がここにいる事で、魔王に村を
滅ぼされる事を恐れていたから。
しかし当のシトラスはそんな事気にせず、
明るく、優しく、そして少しエッチに育っていた。
やがて村に魔物が入り、それをきっかけに村人はシトラスを追い出す。
そんなシトラスについて行くのは、姉サララと、村人の無理解に反発したシトラスの親友ロック・アーネスト。そして魔法使いの少女ジェニファー・マーチン。
彼らは、魔王を封印するため旅に出る。
一方、勇者を追い出した村人達は、やがて後悔する事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 23:27:32
1335114文字
会話率:44%
「勇者」パーティは、国王が指名した優秀なメンバーで構成されている。
補助魔法しか使えない役立たずの魔術師を追い出したところで崩れるようなメンバーではなかった。
……はずだった。
予想に反して、補助魔術師を追い出してすぐ、パーティは全滅した。
しかし死んだはずの女魔術師は、気付けば宿のベッドで寝ており、その仲間にはまだ、補助魔術師が存在しているのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 18:26:04
134051文字
会話率:34%
もう入国は禁止です。
「相次いでますな」
「ああ……」
「まあ有益な方々ばかりなのが有難いですが……ですが」
「ああ……これは多すぎるな」
国王と宰相が頭を抱えているのは、ここ数年で増している隣国からの追放者たちの事だ。
追放者と言っ
ても罪人ではない。いや、追放した方からすれば罪人だから追い出したのだろうが、どれもこれも罪と呼べる程ではない。と、この国の国王も宰相も思っている。
取って付けたような理由に大層な罪状を乗せて、中には冤罪だろうというようなものまであった。
どれもこれも子どもの喧嘩だ。国をあげてここまでするものでもないだろうに。
各国に忍ばせている影からの報告を受けつつ呆れる。
呆れながらも問題なのは──居着いてしまったその追放者が各国で地位や名声を持つご令嬢たちだったからである。全く、どこもかしこも追放しすぎだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 23:43:46
16152文字
会話率:44%
絶対戻ってこいとは言わない!!
フォル、エリク、ミア、シャラの四人は最高ランクの五ツ星冒険者パーティー《フォーマルハウト》!
……だったのだが、仲違いから神官のエリクをパーティーから追い出してしまう。
そこから始まる転落、五ツ星危うし!
危機感を覚えたフォル達は神官の新たなメンバーを加入させたのだが……。
一方その頃追い出されたエリクは傷ついた魔族と出会ったのだった。
別れた《フォーマルハウト》とエリクの運命が再び交わる時、そこに待っていたのは――
本作は第35回前期ファンタジア大賞、三次選考落選作です。
毎週月・水・金18時更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 18:00:00
109802文字
会話率:46%
昔話を題材にしたショートショートコンテストに昔応募したものです。
弁慶と牛若丸の昔話と、
景観条例の高さ制限が変わった年があったなぁと思い、それを合わせて書いたものです。
カクヨムにも投稿しています。
京都市動物園に生まれたキリンは、牛
若丸と名付けられた。
来園者が増加した動物園を見て、奈良市に人気の動物園をつくりたいと考えていた、「弁慶」と呼ばれる女性は、対抗心を燃やしていた。
そして彼女は、京都市市役所に就職して、景観条例を悪用して、高さ制限違反だとして牛若丸を動物園から追い出した。
その後、弁慶と牛若丸は五条大橋で対峙する。
牛若丸は、鞍馬で修行を積んで、体育座りを身に付けており、無事高さ制限をクリアした。
敗北した弁慶は、職を失い、その後京都市動物園に千回通うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 22:41:17
3427文字
会話率:25%
没落寸前の貧乏子爵家の長女エレナに縁談がきた。お相手は「呪いの伯爵」として有名なブルーノ・グレーデン伯爵。呪いの象徴である痣を持ち、その能力で前妻や家族を殺した冷酷無慈悲な人だという噂に、家族は大反対。それでもエレナは縁談を歓迎する。大好き
な子爵領を守るため、わたしは伯爵夫人になる!
そんな決意とは裏腹にエレナを待ち受けていたのは、伯爵大好きな使用人たちによるエレナ追い出し作戦。だけどエレナは気付かない。意外と良い人っぽいかもしれない伯爵からは婚約を解消してもいいと言われてしまい?
無事に一年の婚約期間経て結婚できるのか。
わたしは伯爵と結婚したい。お金と権力のために!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 15:10:22
230472文字
会話率:49%
公爵令嬢フランチェスカは悪い噂が絶えなかった。
曰く、
「他の令嬢に嫌がらせを繰り返し、第一王子の婚約者になった」
「お茶会で自分より目立つ令嬢がいれば、公爵家の権力で追い出した」
「王子にはことあるごとにプレゼントをねだり、希望通りにな
らなければ平気でなじる」
「心優しい王子は可能な限り叶えようとしていたが、ついに疲れ果ててしまった」
「婚約が白紙になる日も近い」
婚約者に見捨てられ、たった一人で夜会に現れたフランチェスカ。
ついに没落が始まったのかと期待する人々は、彼女が笑っていることに気づいた。
*アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 21:16:26
26782文字
会話率:52%
「助けた? 冗談じゃない、あれはバカにされたんだ」厳しい声でヨルグは答えた。「この森は村のものだ。俺は村長の息子だ、村と森を守る責任がある。勝手に住み着いた異教の僧侶なんてーー絶対に追い出してやる」
***
村の近くの森でひっそり暮らす
異教の僧侶と、それを追い出そうとする少年の話。
前・中・後編の全3話。
***
少女はゆっくりと俯いて、風にかき消されそうなほどか細い声で呟いた。
「誰かの迷惑になるくらいなら、私はもういいよって、僧侶さんには何度も言ったのだけれど」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 16:22:26
12134文字
会話率:40%
東の村を襲った罪で剣兵たちから逃げ回る、短気で凶暴な聖獣。しかしその本性は、強大すぎる自分の力をもてあます、ただの臆病な獣だった。
そんな獣に人知れず目をつけたのは、とあるしたっぱ魔導師で。
「もし、私があの獣を躾けられたら、あの獣、飼って
もいいですよね?」
「……は?」
///
強くて臆病な獣と、食わせ者の地味魔導師の話。
全6話の短編です。だれか続き書いて。
魔導師の性別はご想像にお任せします。
///
「……なんで助けた」
獣が低く唸るのに、
「そんなの決まってるじゃないか。――キミを喪うのは惜しいと思って」
魔導師はニッコリと笑って、続ける。
「とでも、言うと思ったかい?」
◆2017/12/31 「6.後日談・強き獣と食わせ者の魔導師」更新。これにて完結!
「私のこと、追い出したり、処罰したり、できます?」
この質問に、二の句を継げるものはいなかった。
(件の獣だけは、丸まったまま小さく「完全に悪役だな」とぼやいていたが。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-06 13:53:58
22344文字
会話率:29%
ある日最強の冒険者パーティー『大いなる翼』を脈絡なく一方的にクビにされた当代最高の【アイテム使】ユーリ・ユーベル。
困惑しながらも食い扶持確保のために商人の真似事を始めるが波乱万丈!しかも古巣のパーティーメンバーである3人の美少女はどうし
ても彼の動向が気になるようで?
ユーリを追い出した張本人である【勇者】アリス・エデン。
小柄なクーデレ【武闘家】レイン・クロシェット。
ツンデレ巨乳【魔法使】ローズ・ファティマ。
3人の幼馴染たちの恋の鞘当てにお店の常連さんまで巻き込んでユーリのセカンドライフは前途多難!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 19:00:00
160076文字
会話率:50%
植物の心を感じ取ることができる能力を持つ京千尋(かなどめちひろ)は、元許嫁によって仕事も家も奪われ、鉢植え売りをしていた。そんな彼女が再会したのは、大切な桜の木を再生し自分の心を救ってくれた恩人、大店の次男で樹医の高鷲章吾(たかすしょうご)
。
あの時の恩返しのつもりで、一番良い鉢植えを勧めたことがきっかけとなり、千尋は章吾やその家族らとも交流を持つことになる。
自らが持つ不思議な力で、彼らが直面した難題を解決していく千尋に次第に心惹かれていく章吾。やがて、弟大吾も交えた三角関係の様相をみせる。
その頃、千尋を追い出した元許嫁の店は、彼女を失ったことで隆盛に陰りが見え始めていた……
※ 時代背景は大正をイメージしていますが、あくまでも異世界の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 07:37:35
109573文字
会話率:43%
成長限界でこれ以上先が望めないと棍棒使いの戦士のオレはパーティを追い出された。混乱した頭で魔法使いなら棍スキル使えるし、「こーなったらもー魔法使いで戦士やるしかっ!?」
と、魔法使いに転職したら、実は異常なほど魔法の適性があったらしく、「
今のは炎系極大呪文なんかじゃねぇ、ただの着火魔法だ」状態になってしまった。
そんな時に元のパーティリーダーにばったり出会い、なぜかパーティに誘われてしまう。どうも転職で筋肉がごっそり落ちてたせいでオレが元戦士だと気付いてないらしい。まあ、お前らが追い出したオレが大活躍してやったら、気付いた時にお前らどんな顔すんだろうな、って軽い気持ちで元パーティに入って、「まあすぐに気付くだろう」と思ってたんだが。
……なんでお前ら、オレが元戦士だって気付かねぇんだよ?
※のんびり更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 00:35:33
112523文字
会話率:49%
勇者の家系に生まれたが神童の兄と比べられ『名ばかり勇者』と笑われる少年ルード。
筆頭宮廷魔導士のドブロイ、元騎士団長のアーガス、そして幼馴染で初恋の聖女サラと共に冒険に出てから一年が経った。
そしてルードは気づいてしまう。
仲間
だと思っていた魔導士が大量殺人鬼の、史上最悪の死霊魔術師だということを。
だが時既に遅し。邪悪な魔導士の手によりルードは全てを失ってしまう。
これは非力な少年が死ぬ気で強大な魔術師に抗う物語。
【キリのいいところまで一日一話で更新します】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 15:50:40
148309文字
会話率:40%
主人公『レクト』は国に従える宮廷魔術師だったが、仕事もしない無能は必要ないと言われ、突然仕事をクビにされた。しかし、実際にはレクトは未来を予知することができる最強スキル『未来視』を使い、国家の脅威を事前に一人で排除していたのだ。『俺を追い
出したら、国が大変なことになりますよ?』そのことも知らず、役立たずで邪魔なレクトを追い出せたと喜ぶ国の連中だったが、レクトがいなくなったことで、レクトが事前に解決していた凶暴なモンスターや厄災といた脅威が国に襲いかかり、超絶困っていたのであった。滅亡寸前まで追い込まれる国。そこでレクトが本当は国を救っていたことに気づき、助けを求める国の連中であった。しかしレクトは逃げた先で自身の能力を存分に使い、可愛い女の子たちに囲まれながら、幸せに暮らしているのであった。『今更戻ってこいって言われても、もう遅いですよ? こっちの生活の方が断然楽しいので、俺はぜーったいに戻りません!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 08:00:00
15619文字
会話率:31%
貴族の少年、ディノ=エル=ボロスは『憑依』というギフトを授かった。
死者の霊を体に憑依させ、霊が生前持っていた能力を使えるというだけの外れギフト。
ディノは外れギフトを授かったことで家族から蔑まれ、挙句の果てには実家を追放されてしま
う。
だがひょんなことから、ディノの体に古代の最強魔王の魂が憑依した。
全てにおいて規格外な魔王のパワー。
魔王の協力の元、ディノはその圧倒的な力を使って魔術学院に入学し無双する。
そこでディノは大勢の人間を助けた。
人々はディノに感謝し、好意を寄せる者もいた。
従者の少女、貴族の令嬢、果てに至るは国家の王女様まで。
一方その頃、ディノを追い出した実家は彼の活躍を聞き、無理矢理にでも家へ引きずり戻そうと画策する。
だが家族たちは知らなかった。
一族が無事だったのは、魔王の気まぐれ故だということを。
魔王がその気になれば、一族郎党皆殺しにするのは容易だった。
ディノを実家に連れ戻す際、手荒な真似をしてディノを傷つけた家族たちは、気付かぬ間に魔王の逆鱗に触れてしまった。
滅亡する貴族家。
そしてディノは幸せに満ちた毎日を送るのだった。
これは魔王の力を手に入れた少年が、今までの人生を全て良い方向にひっくり返す物語。
※よければ気軽にブックマーク、広告の下の☆☆☆☆☆からの評価をお願いします! 執筆活動の励みとなりますので、是非!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 01:00:00
72655文字
会話率:34%
クリストファー=ローブスは魔術の天才だった。生まれ持った膨大な魔力量。鍛錬で培った圧倒的な実力。クリスは十二歳という若さにして、ギルド最強の魔術師と評されるほどの強さを手にしていた。彼の所属するパーティーは、彼の功績のおかげで瞬く間にギル
ドでトップクラスの地位を手に入れる。だが彼の功績を自分の手柄にしたいパーティーリーダーの手によって、彼はパーティーを追放されてしまう。途方に暮れるクリス。そんな彼の元に、幸運は向こうからやってきたのだった。パーティーに入ってください。クリスと同い年の、そして美少女だらけのパーティーから突然の勧誘。クリスは速攻でOKと返事した。そこから始まる、優しくて可愛い仲間たちとクリスの楽しい日々。クリスと仲間たちの活躍によって、新しいパーティーは次々と成果を上げていく。そして、瞬く間に前のパーティーの評価を追い抜いてしまうのであった。一方その頃。クリスを追い出したパーティーは、クリスがいなくなった戦力不足のせいで、強力なモンスターに勝てず、壊滅の危機に陥っていた。
この物語は、ちょっとおバカで、けれども優しい少年クリスと、最高の仲間たちによるハートフルファンタジーである。
※よければお気軽に感想、ブックマーク、広告の下の☆☆☆☆☆からの評価をお願いします。執筆活動の励みとなりますので、是非。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 00:18:09
27479文字
会話率:25%