祖父である大喜が老人ホームに入ったことにより、『喫茶マドレーヌ』を閉じたことをあきらめきれない孫の多希は、今日も店舗内のオーブンを使って天命にもなっているマドレーヌを焼いていた。
突然、ブーンと大きな音がして、オーブン内が真っ赤に。逃げる間
もなくドン!と爆発し、辺りは煙まみれ。
ようやく煙が引くと、そこに西洋人の顔つきの麗しいイケメンとかわいい男の子が倒れている。
慌てる多希だが、よく見ると二人はなんだか王子様のような服装をしているではないか。
コスプレの親子泥棒??
意識が戻った二人は、なんと異世界から来た本物の王子だと言うのだが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 00:46:59
103475文字
会話率:55%
少しネガティブな天然鈍感辺境伯令嬢と目つきが悪く恋愛に関してはポンコツコミュ障公爵令息のコミュニケーションエラー必至の爆笑(?)すれ違いラブコメ!
ランツベルク辺境伯令嬢ローザリンデは優秀な兄弟姉妹に囲まれて少し自信を持てずにいた。そんな
ローザリンデを夜会でエスコートしたいと申し出たのはオルデンブルク公爵令息ルートヴィヒ。そして複数回のエスコートを経て、ルートヴィヒとの結婚が決まるローザリンデ。しかし、ルートヴィヒには身分違いだが恋仲の女性がいる噂をローザリンデは知っていた。
エーベルシュタイン女男爵であるハイデマリー。彼女こそ、ルートヴィヒの恋人である。しかし上級貴族と下級貴族の結婚は許されていない上、ハイデマリーは既婚者である。
ローザリンデは自分がお飾りの妻だと理解した。その上でルートヴィヒとの結婚を受け入れる。ランツベルク家としても、筆頭公爵家であるオルデンブルク家と繋がりを持てることは有益なのだ。
しかし結婚後、ルートヴィヒの様子が明らかにおかしい。ローザリンデはルートヴィヒからお菓子、花、アクセサリー、更にはドレスまでことあるごとにプレゼントされる。プレゼントの量はどんどん増える。流石にこれはおかしいと思ったローザリンデはある日の夜会で聞いてみる。
「つかぬことをお伺いいたしますが、私はお飾りの妻ですよね?」
するとルートヴィヒからは予想外の返事があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 17:00:00
51415文字
会話率:43%
身分違いの婚約が決まった。
2人は互いの役割を不器用に果たそうとしていた。
貴族の家に生まれた以上、好きな人と結婚できる方が少ない。
最初からわかってた。だからせめて、私は___
婚約から2年。
向き合うことを避けてきた2人の間には何が
芽生えるのか。
『星を見つける』アンソロジー
単品読みも可能です。
ライティング対象は章に記載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 16:00:00
25175文字
会話率:64%
「僕にだって、できることがある」
レクトは、魔法学院の初等部一年生。
オリエンテーションでペアになった貴族の令嬢ウルリケに淡い恋心を抱いている。
だが、気弱なレクトは他の男子生徒にすっかり舐められているし、ウルリケはウルリケで思ったことを
ズバズバと言ってしまうせいでクラスで孤立しかけているし。レクトの初恋は前途多難である。
クラスメイトや上級生たちとの関わりを通じて成長していくレクトは、この状況を打破し、ウルリケに自分を見直させることができるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 15:15:00
150926文字
会話率:45%
底辺貴族と呼ばれる身分のセレニカは、アカデミーで王太子と出会い、親しくなった。
しかし面白く思わない者に呼び出され、小言を並べられる日々に心は疲弊する。
彼には婚約者がいるのだ、育んでいるのは友情とはいえ見咎められるのも当然だろう。
離
れようとする彼女に、彼は言った。
「セレニカを愛している」
婚約は破棄するからと真摯に告げられ、身分違いの二人は恋仲となる。
だというのに、彼は卒業の場で宣言するのだ。
婚約者と結婚する、と――。
*
前中後編の三話完結です。他サイトでも投稿。
恋愛要素は最初だけかもしれません…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 17:00:00
10576文字
会話率:22%
田舎育ちの明小月はお転婆だけど素直な気性の女の子。ある日、皇都から武官がやってきた。皇帝の命で小月を迎えにきたという。都会の賑わいや華やかさ、食べ物や風俗に初めて触れて小月は楽しみ、また戸惑う。宮廷で待っていた皇帝は、なんと小月の幼馴染みだ
った。そして、いきなりの求婚。一方、文字の読み書きが出来ないため、田舎娘、山猿と、恋敵に馬鹿にされてしまう。そんなさなか、恋敵が高熱に倒れてしまい、毒を盛った疑いで小月は牢獄に入れられてしまう。
愛憎渦巻く後宮で、等身大で生きることは出来るのか。
**架空中華後宮です。
**後宮の身分制度ですが、ベースにしている時代はありません。
**恋愛はメインストリームではありません。恋愛成就エンドのお約束はできません。どんなエンドであろうと主人公が納得する生き方を模索します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 15:23:18
115178文字
会話率:60%
リーファは騎士隊の宿舎に住んで、管理人の両親の手伝いをしながら商会にも勤めている頑張り屋だ。
そんな彼女の楽しみは、騎士のケニスとの朝の語らい。だけどリーファの片想い。ケニスは侯爵家の三男で自分は平民、身分違いも甚だしいからだ。
しかもケニ
スが好きなのは、リーファの務める商会のひとり娘のマリルだという事をリーファは知っている。
しかしそのマリルには好きな相手がおり、リーファはケニスの辛い心を思って胸を痛める。
そんな中、マリルは全く別の相手と結婚してしまう。その結婚式でケニスと久しぶりに顔を合わせたリーファは想像もしなかった話を聞くのだった。
悪意のない嘘と勘違いからすれ違ってしまったリーファと、自己肯定感の低い彼女を一途に想うのんびり屋の騎士とのラブストーリーです。
出だしはシリアスっぽいけど、ハッピーエンドです。
(みんなハッピーエンドになります)
商会のお嬢様は自分勝手ですが、反省してちゃんと謝れる子です。
緩い設定ですので気楽にお読みいただければ嬉しいです。
あとがきに本編には載っていない設定を載せております。
ご参考までに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 12:00:00
12415文字
会話率:37%
エリカ・ソルンツァリは国外追放された。
理由は光の巫女と親友であった為だ。
光の巫女との婚姻をもくろむ王族や大貴族からの反感を買ったエリカ・ソルンツァリは王国貴族が通う学園から追放されるはずだった。
だがそこに王国宰相の娘であるエリカ・ソル
ンツァリを攻撃する事で、王家と宰相の間に軋轢を作ろうとする第三者の介入により彼女は光の巫女暗殺の疑いをかけられる。
結果エリカ・ソルンツァリは無実の罪で国外追放される事となる。
光の巫女の心が曇れば国が傾きかねない、と危惧する王国はエリカ・ソルンツァリが身分違いの恋をして駆け落ちしたという茶番を考える。
その相手に選ばれた貧乏子爵家の次男坊シン・ロングダガーは、その話を受け入れれば貴族としては終わりであると理解しつつも喜んで話を受け入れる。
何故ならエリカ・ソルンツァリは初恋の相手だったからである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 22:26:22
370952文字
会話率:20%
王子を救ったことがきっかけで、王子の母上に睨まれてしまい、罰として、ケネスという青年貴族と結婚するように命じられたアリーシャ。仕方なく結婚したものの、とんでもない事件に巻き込まれてしまう。
王子をめぐる陰謀に巻き込まれていくが、アリーシャは
夫となったケネスと共に解決していく。
※R15とまでは行かないものの、ちょっと過激なシーンもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 22:15:42
135153文字
会話率:42%
ライラは没落寸前の伯爵家の三姉妹の次女。しかし実は伯爵家とは血の繋がりのない養女で、それは周知の事実だった。出自不明の所為で貴族社会での評判が悪いライラは、姉と妹の将来の為に家を出て平民として生きていこうと心に誓う。そんなところに突如姉が婚
約破棄され、あれよあれよと窮地を救ってくれたのは、隣国に留学していた幼馴染の侯爵子息レオンだった。そのレオンに突然跪いて求婚されて、ライラは目まぐるしい状況の変化に戸惑う。姉妹のこれからは心配だし、自分は出自不明でレオンとは身分違いだし、どうすればいいのか大混乱!自分を平凡だと思い込んでいるライラと、彼女の為ならどんな苦労も厭わないレオンの、身分差ラブロマンスです!よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 20:56:54
91038文字
会話率:39%
「ごめんなさい、あなたとは結婚できないわ。婚約、破棄させてもらうわね」
おてんばで有名の白ネズミ獣人の王女ネーナは、婚約者であった小型犬の侯爵令息に婚約破棄を告げた。
それは侯爵令息が伯爵家の令嬢に想いを寄せていることを知っていたからだ
が、実は白ネズミ王女が婚約破棄をした本当の理由は、幼馴染な熊騎士令息のことを手に入れたくてたまらなかったからだった。
「クマール、わたくしの愛する騎士様。わたくしと結婚してください」
しかし堅物な熊騎士クマールは身分違いを理由にし、ネーナの求婚を断る。
それでも諦めないネーナは次々クマールに熱烈アプローチを行い、彼を虜にしていくのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 08:02:32
8500文字
会話率:32%
妻の処女をもらったら、離婚を切り出されたんだが。
身分違い結婚後の、すれ違い。
思いつき掌編です、ご笑納ください。
【2023/4/21 14:30追記】
いっぱい読んでもらえたので、ありがとうであとがきにその後を追記しました。
2
477文字です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 23:47:13
5309文字
会話率:34%
かつて、ある国の王子が身分違いの令嬢と結ばれた。その二人の間に生まれた娘がアリーシャだ。ただ、アリーシャが周囲から聞いたところによると、どうやら王太子である父は、その当時婚約者であった侯爵令嬢との婚約を破棄して母と一緒になったらしい。
その
話を知り、アリーシャは頭を抱える。転生者であり、しかも一般人であった前世の記憶を持つアリーシャからすれば、両親の行いは決して褒められたものではない。しかも、そのつけが自分と弟に回って来る将来を思えば尚更だ。
アリーシャはより良い未来を模索しようと動き出すけれど、なかなか前途は多難で……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 20:00:00
146800文字
会話率:27%
ある日奴隷の僕が女の子を助けたらまさかのこの国の第3皇女様でした!そして皇女様専用の執事として働くことになる!そして過ごしていくうちに二人は恋仲になってしまう。決して叶わない身分違いの恋。ならばダンジョンを攻略して偉くなるしかない!これは奴
隷の僕が第3皇女様と結婚するために英雄になる物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 18:36:35
68248文字
会話率:52%
子供の頃、領地で王太子殿下であるユイシアを助けたスノー・フィンデガルドは、
現在ユイシアの婚約者と言う立場ではあったが、
「恩を着せて婚約者の座におさまった悪女」
「ユイシア王太子殿下がお可哀想」
「身分違いのくせに束縛をしている性悪女」と
して有名だった。
その度にユイシアはスノーを気に掛けるが、噂は止まらない。
気にしないでいようとは思ったが、
そのうちにスノーも「ユイシアと離れた方が良いのでは」と思い始める。
そんな中、16歳になった時にある転入生が現れ...。
「信じていて。僕はずっとスノーの従者だから。」
と波乱ちっくに書きましたが、ユイシアはスノー一筋です。
下僕です。
短編にも投稿をしていますが、少し連載したいなと思いました。
読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 04:34:24
86796文字
会話率:27%
「きみの呼吸を奪いたい」
それはボクが許される、最大級の愛の言葉。
女でありながら自国の誰よりも屈強な武士であった桜海は、都の宝石とまで呼ばれる美貌の青年雪愛と出会い、身分違いの愛をひっそり紡いでいた。しかし彼の美しさに目が眩んだ神の嫉妬
から、ふたりはある呪いにかけられてしまう。
女にも男にもなってしまう「愛されない呪い」と、愛しいものに想いを伝えようとすると呼吸が止まってしまう「愛せない呪い」が、彼女たちを苦しめる。
朝起きると変わる性別、それに伴う思考の変化、好きなのに伝えられない、触れられない。それでも、あなたがいい。
呪いを解くため、ふたりは自由の海へと飛び出し、海賊として世界を駆け回る。
!女性優位のカップリングです(女船長、高身長、男前、紳士)
!メイン2人が性転換するため、日によってはGLもしくはBLのように見えますが、心はNLです
!女装キャラクター有
!獣耳有折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 18:16:30
85354文字
会話率:53%
僕は、マキシム・オフトロスキー。侯爵家の五男だ。黒目黒髪が、平民にはあるが貴族には珍しい色、ということで、両親からは離されて、領地で育つことになった。十歳目前、髪と目が青みがかってきた。教会から迫害対象にされている、闇属性の者の色だ。出入り
の平民から投石されたことから、王都に戻された。両親と四人の兄からは腫れ物扱いだ。しかし、ロフスカヤ公爵家の人達と出会えたことが転機になる。ナターシャ・ロフスカヤ公爵令嬢とは恋人、内々の婚約者となった。僕達の間に、強引に割り込んできたくせに、ナターシャを利用するだけの元第一王子は許さないよ。
公爵令嬢ナターシャは自分のことをちょっと間が悪いと思っている~庶民派を騙る第一王子は、婚約者が平民から「昼飯の女神」と呼ばれて慕われてることを知らない~https://ncode.syosetu.com/n4236ib/ の完結、ざまぁ充実回になっています。
友人の公爵令嬢ナターシャはいい子だけどちょっと変~平民富豪の娘は身分違いの友人の勘違いの理由を知っている~ https://ncode.syosetu.com/n7415ib/ も合わせてお読みいただくと分かりやすいです。
この作品単独でも読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 15:00:00
12819文字
会話率:22%
常識が吹っ飛んだ公爵家の人々に心の中で突っ込む平民少女の話。婚約破棄とテンプレ王子がパセリのように添えてあります。
『公爵令嬢ナターシャは自分のことをちょっと間が悪いと思っている~庶民派を騙る第一王子は、婚約者が平民から「昼飯の女神」と
呼ばれて慕われてることを知らない~』の出てこなかった友人視点(前日譚)。前作を読んでなくても楽しめるようにしたつもりです。前作が異世界〔恋愛〕だったので、これも同じにしていますが、これだけならコメディーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 16:00:00
8220文字
会話率:38%
学院でダニエーレ第一王子は平民の下働きの少女アンジェリカと運命の出会いをし、恋に落ちた。真実の愛を主張し、二人は結ばれた。そして、数年後、二人は毒をあおり心中した。
そんな二人を見てきた第二王子妃ベアトリーチェの回想録というか、問わず語
り。ほぼ地の文で細かなエピソード描写などはなし。ベアトリーチェはあくまで語り部で、かといってアンジェリカやダニエーレが主人公というほど描写されてるわけでもないので、群像劇?
『小説家になろう』(以下、敬称略)・『アルファポリス』・『Pixiv』・自サイトに重複投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 09:00:00
26861文字
会話率:8%
海辺に住んでいる、恋に恋する女性はこの国の王太子が好き。
姿絵を見つめてはきゅんきゅんしたり、切ないため息をついたり。
ある日海に見慣れぬ船があるのが見えた。
何やら胸騒ぎがしたので様子を見る。
誰かが海に落ちたのが見え、その直後に
船から火が立ち上がった。
レナンは母に使用を禁じられていた魔法を使って、落ちた人物を助けに行った。
見殺しにしたら後味が悪い。
海中に漂う人物を見て、驚いた。
憧れの人だ。
気を失った彼を助けたが、きっと覚えていない。
仕方ない事だと思っていたが、伝え聞いた話に悲しいやら腹立たしいやらで、涙が出る。
王太子殿下が命の恩人という令嬢との婚約をするらしい。
「助けたのはわたくしなのに!」
身分違いの恋だとはわかっている。
昔魔女と呼ばれていた母に頼みこみ、小鳥に姿を変えてもらって、恋心だけを伝えに行く。
気持ちをしたためた手紙を彼に渡した。
これで気持ちの整理もついたしと帰ろうとしたのだが。
「この手紙の主はどこの誰だ? わかるまで君を拘束させてもらうよ」
予想外の展開だった。
放鳥してもらえず、始まった鳥かご生活。
誰か助けて!
同名キャラクターで様々な作品を書いています。
作品により、立場や性格が若干異なりますので、ご了承ください。
一万字目指して書きました!
他サイトにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 06:31:58
9628文字
会話率:39%
ケイトリンは、名家ウィルローズ家の令嬢だが、裕福だったのは過去の話で今は崩壊寸前の貧乏お嬢さまだ。家計を支えるため看護師の資格を取り、病院で働く彼女に、幼馴染みの親友スージーがこの国の第一王子セドリックのお妃選びのパーティに出席できるよう計
らってくれた。パーティが苦手なケイトリンは渋々出席するのだが、ハプニングを通して出会ったセドリックは粗暴で冷たい最低な王子だった。
※この作品はカクヨムさまにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 17:17:41
255650文字
会話率:61%