人類が異常をきたした世界。
修学旅行のため、ある孤島へ赴いた。そこで化け物に殺される。
人間の愚かさ・未熟さに諦観する。
人は狂い出し、人は殺し合う。
■ジャンル:長編ダーク・ライトノベル。戯曲小説。
物語の底に人間改善を据
えた一作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-11 09:18:46
114026文字
会話率:68%
運命の日は来たれり。遥か昔に予言された敵対種の再来の日が近付いていた。
召喚されし英雄千人、比翼連理の絆たる姫と共に彼らが駆るは英雄機。
大地に空いた大穴から出ずるは絶対的な悪そのもの。
少なくとも、誰もがそう思っていた。
最終更新:2016-10-29 23:17:10
3787文字
会話率:16%
とある女子高生の独白
最終更新:2016-10-28 21:21:27
2768文字
会話率:6%
その日、世界は滅んだ。
本当に、何の脈絡もなく、唐突に、滅びた。
ある朝、目を覚ましたら『世界』と言うものは滅んでいた。
瓦礫と絶望と諦観の中、ひとり取り残された少年は泣いて鳴いて啼いてーー死ぬ勇気もなく、ただ生きるために生き延びる。
知恵もなかった、力もなかった、勇気もなかった。
ありふれた設定の、ありふれた状況で、ありふれた『人間』の主人公が生きるお話です。
主人公は本当に主人公でなければいけないのか?って、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 22:34:52
4525文字
会話率:26%
自らに正直であった。であるからこそ、律してきた。
少女は幼き頃からの願望、『一人一人の進歩』を願い、様々な知識を取得し、それによって願いを叶えるだけの力を欲した。で、あるというのに、何の皮肉か彼女は今王国軍、つまり神聖騎士団長を担ってい
る。
少年は空を欲し、諦めと諦観を嘯きながらも、足掻き続けている。
これは自らの願いを叶えるために、教会の根源を暴き、その形を変えようとする『利己主義者(エゴイスト)』達が、真実に到達するまでの、物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 20:17:20
747文字
会話率:0%
人間の人生に、絶対的に価値など、ありません(結論)
最終更新:2016-08-05 01:15:35
2451文字
会話率:0%
2160年12月16日。コンシューマ初の知覚投影型VR/AR統合機であるパラビジュアライザー、そのローンチタイトルの一つであった“ブロークン・プロミス”のプレイヤー達は、原意識演算装置アガスティアと言う名の不可解なシステムにより人格を複製
され、無限とも言える茫漠な規模にまで拡大した仮想空間内に取り込まれた。
過去においてブロークン・プロミスを僅かにでもプレイした経験の有る人間は全て取り込まれたものと推測され、その人数は国内のみで有りながら100万にも達するものである。
これだけの数の人間に対し、大掛かりかつ一方的な尊厳の略取とも言える行為を実行した首謀者の目的は、『人の可能性の追求』と言う大仰で曖昧なもので、只々ひたすらにプレイヤー達を困惑させた。
ゲームの中に取り込まれ、現実へと帰れなくなったプレイヤー達は困惑しながらも、状況の打破を試みる者、あまりの不可解さに諦観する者、危機感もなく状況を楽観視しする者、急激な環境の変化に適応できずに心の均衡を崩す者等と、その反応は様々だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-21 19:00:00
215483文字
会話率:52%
クレア・イエローは、国の養護施設で育てられた。
同時期に生まれた戦災孤児の5万分の1でしかなかったから、大人たちは行政がパンクしかかるほどの児童を「管理対象」として扱いはしても「慈しみ」を与える余裕がなかった。
結果、番号で呼ばれたほうがし
っくりくるような10年の果てに義務教育が終わると、すぐに軍の学校に放り込まれた。
この時期、国費で後期中等教育を受けられるのは軍関連しか残っていなかった。
長期にわたる戦後不況で失業率は過去最悪を更新し続け、福祉予算は破綻しかかっていた。
成績は優等だったが生活費と学費をチャラにする条件は軍への任官だけで、ここでも選択肢などなかった。
そして彼女の結婚である。
人生にある種、諦観していた彼女は軍による結婚の斡旋という強制にすら無感動になっていた。
ただ、結果的にシャーマン空軍大尉の、このすこしすねたところのある娘の気を引くにあたって自分の弟をダシにするという作戦は図に当たったといえる。
なにせ猫すら飼ったことのない娘が初めて接する「幼い生き物」である。
眺めているだけで飽きない。
こちらの一挙一投足にまで反応する。
かと思えばこちらの予想もしない行動を取る。
声がかわいい。
だっこするとあたたかい。
しかも自分になつき、甘え、信頼しきっているのである。
婚約者の弟は会えば必ず「生まれて初めて」を娘に経験させた。
それは彼女の人生の薄っぺらなことの裏返し。
それでも彼女は楽しいし幸せだと思っていた。
人のために笑い、怒り、甘えさせ、泣き、可愛がり、嫉妬さえした。
問題があったとすれば、それが世界でただ一人、10才にもならない少年にだけ、向けられていたことか。
ただ彼は楽観していた。
自分の弟といるときはあれだけ優しく笑える女性なのである。
自分の弟に嫉妬しても仕方がない。
ならば時間をかけてその笑顔を自分に向けさせればいい。
なんとも頼もしいポジティブシンキングの持ち主であったが残念なことに彼は結婚直前に事故で他界している。
彼が自分の葬儀で婚約者が泣かなかったことをどう思っていたか。
確かめる術はない。
かくして。
どこか心のこわれた娘と。
すぐ心がこわれてもおかしくない年頃の男の子が残された。
ふたりとも残されたとは思っていなかったけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-19 20:00:00
58684文字
会話率:39%
自殺が相次ぐ人口1000人にも満たないこの御守村で、いったい何が起こっているのか……。
そうした村の謎を解くために、3人のエセ探偵が立ち向かう……。
――可我見の求道者・羽槻道育(はねつきみちやす)
その失われた記憶と、失われた時間の謎を
解き明かそうと奮起する少年。
自分の脳髄だけで堂々巡りするやいなや、退屈きわまる日常に泣き寝入り。犯行(ハウダニット)探偵
――停滞する小法師・蒲生春秋(がもうはるあき)
戯れ言には興味を示さず、名ばかりの読書に現実逃避を求める物憂い人物。
過去も未来も求めず現在のみ見つめるという、達観した自分を諦観する彼はその無念を抱えている。動機(ホワイダニット)探偵
――おどけた与太郎・福洗二双(ふくあらいにそう)
合理的な性格に相対する楽観的な思考能力を、蒲生の論理でおぎなう体裁を取る怠け者。
退屈な日々を取り戻そうと事を荒だてる彼は、矢も楯も堪らぬ毎日とは裏腹に角が立つのをやっかむ。犯人(フーダニット)探偵
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-12 20:03:20
79467文字
会話率:50%
店長にはめられてパンを売り歩くかわいそうな私。そこにパンの精が現れて――。小さな港町を舞台に繰り広げられるパンと諦観の物語。
最終更新:2016-04-25 22:34:51
1191文字
会話率:34%
高校2年生の『藤井爽太』には“未来が解る”という特殊な能力―先見の明―を持っていた。
その能力で世界の終焉を知ってしまい、未来に何の希望を持てずに諦観しつつ日々を過ごしていたが、ある時、自分のことを“魔女”と名乗る不思議な女性と出逢い――
※他サイトに多重投稿作品
※タイトルを変更しました
旧タイトル「冬休みレヴェレーション」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-16 06:00:00
99855文字
会話率:43%
人は皆、己の欲望の為に誰かを、何かを裏切っている。携帯を起動した瞬間それは始まりを告げた。
「おめでとうございます。今日からあなたは【超能力者】(エスパー)です」
不良に憧れる高二病 五十嵐 皇真(いがらし おうま)は、ひょんな事か
ら超能力者の集団「ケイサツ」の仲間入りを果たす。しかし蓋を開ければ、そこは忌み嫌う中二病の巣窟だった。
即刻 憧れの不良集う敵チームへの寝返り、仲間への裏切り計画を彼は企む。全ては立派な不良になり未来を変える為に。
「ぜったい‼︎ 上手く裏切って不良になってやるんだ‼︎」
未知の力を手に入れた時、人はどうするのか。
正義掲げる「ケイサツ」
金儲け走る「暴走族」
諦観徹する「学校」
これは三つの集団の終焉。そして譲れない目的・思い胸に戦った十二人の物語である。
※全体を書き直す為更新停止しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-18 20:32:38
90795文字
会話率:36%
自己とは何かと問うなかれ、探すなかれ。
引き裂かれた半身が、この世のどこかにいると夢見るなかれ。
自分の人生を歩むのはおのれ一人のみ。
無断転載、無断複製を禁じます。
最終更新:2016-01-07 22:01:19
394文字
会話率:0%
女嫌いと諦観気味なことをのぞけば、そこそこ普通の高校生、京極利惺が異世界に召喚される話。利惺が召喚されたその先で、彼はいきなり妃候補なる美女たちに囲まれ、さらには国王に就任するよう迫られる。
最終更新:2015-08-28 11:10:59
117464文字
会話率:49%
一人の少女の心の中
そこには数々の人格がいて
明日を生きるために争いを繰り広げる
現実に絶望し狂ってしまった者
思わぬ力を得てその快感に酔った者
強者の悪戯で遊ばれ嬲られ壊された者
諦観しただその日を生きるためにもがく者
元の日常に戻る明
日を夢見て過ごす者
十人十色の考え方で争う人達
彼らはどうしてここにいるのか
かつての彼女に何があったのか
そんなお話です
エブリスタにて過去投稿してたものを
加筆して投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-10 08:19:37
931文字
会話率:75%
これは小説ではありません。
最終更新:2015-06-09 19:04:14
210文字
会話率:0%
一人で頑張って。辛くて他人に八つ当たりして。傷付けて。自己嫌悪になって。嫌われて。また一人になって。
最終更新:2015-06-09 00:53:59
553文字
会話率:0%
「人間とは何だ」
他人に囲まれた彼女は、唐突に「殺したい人物がいる」と言いだす。
即興話。読むか、読まないかは、読者の自己責任でお願いいたします。
この作品に関しては、あえて、作者はなにも申しません。
最終更新:2015-04-12 15:39:38
1794文字
会話率:3%
諦観を抱え傍観していた神が一歩踏み出した先。
一人の剣奴との邂逅が神の心を揺り動かしたーーー
異世界ファンタジーなのですが一般的な転移、転生要素はありません。
設定上、正確には転移、転生どちらの要素もあることになりますが、それは❝現代から
❞ではありませんので。
中世に近い世界観ですので強度の暴力描写があります。
『世界の終わりと始まりの世界』、と同一の世界観で共通する登場人物がいます。
PIXIVに投稿済み。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-03 15:05:39
84965文字
会話率:56%
※この作品は小説投稿サイト『のべぷろ!(http://www.novepro.jp/)』にて投稿した作品となります※
この世界はイメージの押し付けで出来ている。周囲からの“それ”から逃げ出せなくなった者は、どう足掻いたって這い上がること
なんてできやしない。
しかし、そんなことはもう過去の話になる。己はそれを受け入れたのだ。享受したという言葉は少々、道理が良い言葉を遣うつもりはない。これはいわゆる諦観だ。
己に押し付けられたイメージに、そして己自身が押し付けたイメージに縛られて、そしてそのイメージに相応しい人生を送っている。
ただ、それを受け入れたときから己は“負け犬”の臭いを放つようになった。それはどこに居ても付いて回って、どれだけ体を洗っても落ちることのない、己のレッテルそのものだ。
「ぶち壊してみませんか?」
楽しそうな話だ、と己は思ったのだ。
だからこれは、負け犬の臭いを放出する己――綿貫 創が、白神 舞に弄ばれるだけの、小さな復讐劇。レッテルに抗うのではなく、そうなってしまった己自身の心の傷を更に抉るだけの物語。
妄想に喘ぎ、過去に苛まれ、現実に身を委ねる己が、有ったことを淡々と連ねて行くだけの、下らなく、微塵も面白くない御話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 12:00:00
146248文字
会話率:55%