母親を亡くした平民のミネットは、実父である公爵に引き取られる。
しかし、公爵家には半年違いの異母姉イヴェットがいて、突然できた妹という存在に反発し厳しく虐めるのだった。
そんなある日、姉に中庭の池に突き飛ばされ、意識を失ったミネットは不思議
な夢を見た。
それはある悪女が断罪される夢で……
夢からさめたとき、ヒロインと悪役令嬢は何を選ぶのか。
世界をひっくり返したのは誰なのか。
※前作の短編「悪役にも聖女にもなれる令嬢はひとり猫を抱く」の裏側です。
後日談のつもりが一歩も先に進みませんでした。
まだ、ほの暗い、かな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 12:00:00
5572文字
会話率:14%
アタイの名前はルナ。(自称)義賊の女頭領だ。十五歳の誕生日、どこぞの馬車が襲われているのを見て助けに入った際、不覚にも敵に頭を打たれて気絶したその時、アタイは唐突に思い出したのだ――皇女で聖女で騎士だった前世の自分は、無情にも十八歳で殺さ
れたことを。
ついでに理解したのが、今生きているこの世界が『運命の愛は何度でも』という前世でちらっと読んだことのあるゲームブックの世界であるということ。その中でも「ルナ」といえば、どんなルートに行っても世界大戦の犠牲者第一号として死ぬ悲劇の王女キャラだ。
しかも最悪なのは、この本を書いた異母姉こそアタイの殺害を主導した黒幕張本人である。そういえば「私がちゃんと殺してやるけど、でも簡単には死なせてやらない。せいぜい愉しませてよ」って笑っていたから、異母姉がこの転生劇に噛んでいるのは間違いなさそうだな。……こいつに二度も殺されるなんて冗談じゃない!!
――これは、異母姉の書いた物語の世界に転生してしまった少女が(物理で)死亡フラグと戦いながら、(本人無自覚で)周囲から溺愛される物語。
(メインは王弟の一人息子(前世の護衛騎士)×破天荒王女のつもり、題名は主人公の心の叫びみたいなもの)
※アルファポリスにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 18:00:00
15161文字
会話率:25%
クレアは七歳の冬、母親に捨てられ孤児院で育つことになった。三年後、父親と名乗る豪商ラッセル・レイノールに引き取られる。彼はクレアを娘として迎え入れるが、そこでは継母と異母姉による激しい虐待が待っていた。
そんな彼女にある日転機が訪れる。
伯爵令息と婚約することになったのだ。しかし、彼はクレアを拒絶して……。
誰からも愛されない彼女はついに復讐を思い立つ。愛されないことがどれほど辛いか思い知れ。
題の通りです。特に序盤が胸糞です。そのためのR15です。苦手な方はご注意ください。主人公、自己肯定感が低く少々卑屈です。
最終話まで多分毎日更新。
※文字数は予約投稿分を含みます。
☆感想への返信亀並みに遅れがちです。更新優先となります。感想はありがたく読ませていただきます。
♢誤字脱字報告ありがとうございます。ゆっくりペースで直しています。感謝しております!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-24 08:00:00
122765文字
会話率:34%
子爵家の五男坊ランドルフ。まだ十一歳の子供だが、貴族に婿入りするか、平民になるか、先行きを考える時期になっていた。そんな彼が見合いしたのは、伯爵令嬢ロゼッタだった。名門貴族のお嬢様で、いずれ爵位を継ぐという。
見合いではツンケンしていたロゼ
ッタだが、あるきっかけで誤解がとけ、二人は順調に親しくなっていく。
しかし、彼女とほのぼの交流していたはずが、複雑な家庭問題や貴族派閥の軋轢、先代伯爵時代の根深い遺恨など、暗くて重たい事情が徐々に明らかになってきて……。
一歩間違えると、異母姉妹潰し合い、闇堕ち等々、バッドエンド直行型不幸系ヒロインのロゼッタ。地位無し名誉無し、わりと軽い性格の主人公ランドルフは、彼女と結婚できるのだろうか。
■ざ・ま・ぁ無し。むしろ回避する方向です。主人公、ヒロイン含めて完璧な人間は出ません。モヤモヤする内容かもしれません。ハッピーエンド予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-12 12:09:54
70524文字
会話率:39%
スウィニー伯爵家のセアラは継母と異母姉から虐げられていた。
ある時、セアラは異母姉から「公爵夫人の首飾りが欲しい」と言われ、コーウェン家の夜会に連れて行かれる。
そこでセアラは1つの思惑を胸に屋敷の2階へと忍び込み、コーウェン家の嫡男ノ
アにあっさり捕まってしまった。
セアラの境遇を聞いたノアは、彼女に問いかける。
「家族を不幸にするのと、自分が幸せになって家族を見返すのと、どちらが良い?」
「私だって幸せになりたいです」
「それなら、私の言うとおりにしろ」
『あなたに呼んでほしいから』『公爵令嬢ではありますが』に続くコーウェン家の物語ですが、これ単独でもお読みいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-12 08:11:56
156134文字
会話率:41%
人生初の主役に浮かれていた私はいつの間にかその物語の世界に転生していた。しかも転生したのは私が演じるはずだったヒロインーーではなくヒロインを虐める異母姉、レイチェル。
彼女になったからには完全無欠の悪女を演じてみせる!そう思っていたのにーー
相手が天然すぎて上手くいきません?!
役者馬鹿の転生令嬢と天然公爵子息がおりなす恋愛物語……
R15と残虐表現は保険でかけました。
全年齢対象折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 21:43:23
4392文字
会話率:18%
公爵家の庶子エレナは卒業パーティにて異母姉の婚約者たちと共に彼女を断罪する。しかしこれは始まりに過ぎなかった…
最終更新:2019-12-01 22:00:00
28425文字
会話率:43%
大大陸のほぼ中央に位置する小国、宝石王国。しかし小国といえど、建国以降、数多の国々に囲まれているにも拘らず、その国境線は一度たりとも変わることがなく保たれている程の優れた守備力を持ち合わせている。その最大の理由は王族にあるらしい――――――
――――――――――――
砂漠の国に生まれた少年、ルートヴィッヒは突如降りかかった不幸と母が残した最期の言葉を頼りにかの国を目指す。そこで待っていたのは個性的な異母姉弟たちで・・・・・・
*別連載中の『落ちこぼれ王女の~』と同じ世界で5年前からのスタートにまります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-14 17:52:33
8011文字
会話率:48%
王女として生まれたが、火事によって存在を消されたジゼル。
傭兵集団のリーダーであるデレクに育てられ、王女であったことは隠していた。
しかしある日、異母姉妹である妹のカリーナを王城に送り届ける任務が舞い込む。
そして今まで平穏だったジゼ
ルの人生は変貌を遂げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-26 00:27:45
13463文字
会話率:33%
平安時代を舞台に、二人の姫の日常を描く。
最終更新:2019-09-20 16:00:00
53195文字
会話率:40%
グラントール家は、魔王の血を引いている。
魔王を復活させないため、聖女と勇者の子孫である王家の血を引く者を伴侶にしなけばならない。
反対にグラントールの血を王家に混ぜてはいけない。
魔王の血を聖なる王家に嫁がせてはいけない。
グラントール家
に王家の血を引かぬ者を親とする娘が生まれた。
思いつきで書いた話です。五話で終わります。
幸せ両親の息子夫婦の話を書きたくて、その幸せ両親の馴初めのはずが・・・。(゜ロ゜;ノ)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 22:20:39
12482文字
会話率:31%
【3/24おまけ二話追加しました】皇女ナタリーは祖父や異母姉などに虐げられていた。政略結婚でも隣国に嫁げば何かが変わる、そんな期待を胸に嫁いだもののそれは甘い考えだったと早々に気付く。結婚相手のエドワード王太子は不特定多数の女性と関係を持ち
ながら、ナタリーに触れようとしなかった。それでも母国に帰りたくないナタリーは色々と知らないふりをする事に。
しかし結婚して三年目、ナタリーに転機が訪れ彼女の想定とは違う方向へ人生は動き始める。
※本編三十五話、後日談三話、おまけ十二話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 14:16:31
157661文字
会話率:60%
梗概
長野の山間部に住む人見茜の父(啓輔)は、忘年会の帰宅途中車に撥ねられ亡くなった。その犯人は啓輔を救護することなく、現場から立ち去った。
その同じ日に群馬県の御巣鷹山で、大型旅客機が墜落した。啓輔を撥ねた犯人は、何年経っても逮捕
されなかった。父が撥ねられた時、茜は中学3年生だった。母は父が亡くなる以前に、癌で亡くなっていた。独りぼっちになった茜は、伯母である相羽幸子に引き取られ、相羽の養子になった。茜は高校を卒業するまで、愛知県の伯母の家で暮らした。高校を卒業すると同時に、陸上自衛隊に入隊した。勤務地は群馬の相馬原駐屯地に配属された。茜はそこで運命の人、光村と知り合い付き合うようになる。光村は普通の自衛官とは少し異なり、どこか影がある人物だった。光村は家が貧しかったこともあり、新聞の奨学金制度を利用し、東京の大学に進学した。しかし在学中キャッチセールスに遭い、借金を抱えてしまう。悲嘆にくれゲームセンターでボーとしているところを、自衛隊の勧誘員につかまり自衛隊に入隊した。光村は自衛隊に入隊したころ、先輩の自衛官に誘われ白馬へスキーに行った。その途中運転している原口が、前方不注意で人を撥ねてしまった。原口はその時飲酒していた。光村たちの上官由良は、状況を判断しその場から逃げるように原口に指図した。光村はそのひき逃げした車に乗っていたため、何年もの間そのことで悩んでいた。ある日茜から父がひき逃げされ、未だに犯人が捕まっていないことを告白される。
そのひき逃げした車に乗っていたのは、間違いなく自分たちだった。光村は悩みぬいた末、茜にすべてを告白した。茜は光村に対し激昂したものの、なぜか光村が警察に訴え出るのを少しだけ待つように頼んだ。そんな最中一緒に車に乗っていた花本が、由良に殺害された。由良は原口のひき逃げを隠蔽したが、自分の計画が間違っていたことを悟り、自ら命を絶とうとする。茜は自分の父をひき逃げした犯人の共犯が、恋人であるが如く報道され、精神的に追い詰められていった。マスコミの報道を目にした亜美という女性が(私はあなたの姉です)と手紙を寄越した。亜美は啓輔の前妻との間にできた子だった。茜とは異母姉妹になる。二人は東京で会い、ホテルの部屋をとりビールで乾杯した。それは今まで飲んだどの酒よりも美味しかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 13:00:00
111625文字
会話率:25%
バクスター子爵の異母姉であるティファニーは、どこにも居場所がないと感じていた。
17歳で他の令嬢たちより一年遅れで社交界デビューをすると、ティファニーが片想いしているラファエルと半年近くぶりに再会した。ラファエルとは、デビュー前の夏までは仲
がよかった。
美しい容姿と男らしい気性で、人々の注目を集める伯爵家の嫡男のラファエルと、父のない子爵の異母姉である後ろ楯の弱いティファニー。同じ貴族とはいえ不釣り合いであった。ラファエルを未来の結婚相手として狙っている、他の令嬢たちの目線も気になり、もう以前のように気安く話せなくなっていた。
そして、何よりも去年の夏の終わりに起こった出来事が、よりティファニーを複雑な気持ちにさせていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-01 20:42:00
193841文字
会話率:52%
「タカマガハラ公爵家令嬢サクラ姫。そなたとの婚約を破棄し、ウネメ男爵家令嬢アンズ姫との婚約を、ここに宣言する‼︎」
私は開いた扇子で口元を隠しつつ、すんごい小声で令嬢にあるまじき悪態をついた。
「やっぱ皇子、被災したか…」
はじめ
まして、こんにちは。
私、ウネメ男爵家次女サザンカと申します。
このたび、魔性の異母姉が、親友の婚約者を略奪しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-18 18:22:01
4416文字
会話率:18%
御堂寺珊瑚はとある事情で、同じ年頃の友達がいたことがない。そんな珊瑚が勇気を出して「蛇屋」を訪れたのは、望まぬ見合いを破断にするため。「蛇屋」のシキは蛇と心を通わせ自在に操る、十六歳の少女だった。
全てをひっくり返す便利なカードなんてな
い、だから一緒に考えてみようよとシキは言い、蛇屋のコネを使って珊瑚を孤島の私立学園へ連れていく。考える時間を稼ぐために。だがそこには、鬱屈した思いを抱える珊瑚の異母姉がおり、年下の許婚も珊瑚を追ってやってくる。
珊瑚は学園内で直接許婚に不服を申し立て、そして思う。自分には圧倒的に経験が足りないと。そしてたったひとりでいい、友達が欲しいと。
「だからシキ、友達になって」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-30 20:00:00
82975文字
会話率:43%
強制させられたお見合いの席で、あれよあれよと言う間に婚約、同棲が決まってしまった。
だけど私にとっては天の助け! これで継母と異母姉に奴隷扱いされる日々から解放される!
お相手は女癖の悪さで有名なイケメン俺様御曹司。ええ、私では貴方に
釣り合わないのは分かっていますとも。最低限の衣食住さえ保障して頂ければ、後は貴方が誰と何処で何をしていようと、一切関知致しません。貴方もその方が好都合でしょう?
……え? その態度が気に入らない? 必ず俺に惚れさせてやるから覚悟しておけ!?
ちょっと待て。一体どうしてこうなった。
※本編、番外編共に完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-10 22:05:06
323345文字
会話率:46%
現代日本に生きる、いたって普通の高校生、神島優叉は、異母姉、神島英香、幼馴染の勇賀天使とともに異世界へ召喚されてしまう!?そこで知った彼らの秘密と異世界で起きている彼らの祖先の思惑とは・・・?
『勇者様。神様がそろそろ黄昏を起こすらしいで
すよ?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-28 14:27:23
11127文字
会話率:55%
前世は吉原美琴。普通の女子大生で日本人。
そんな私が転生したのは三人姉妹の侯爵家次女…なんと『Cage~あなたの腕の中で~』って言うヤンデレ系乙女ゲームの世界でした!
どうにかしてこの目で乙女ゲームを見届け…って、このゲーム確か悪役令嬢と
ヒロインは異母姉妹で…私のお姉様と妹では!?
えっ、ちょっと待った!それって、私が死んだ確執から姉妹仲が悪くなるんだよね…?
死にたくない!けど乙女ゲームは見たい!
どうしよう!
◯閑話はちょいちょい挟みます
◯書きながらストーリーを考えているのでおかしいところがあれば教えてください!
この小説はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-25 06:43:43
1441文字
会話率:42%
両親を事故で失った異母姉妹の絢と愛美。突然二人だけにされてしまった血の繋がらない、性格も全く違う20歳と18歳の姉妹がぶつかり合いながらも、互いを思いやりながら力強く生きていく姿を描く。
最終更新:2017-08-24 12:55:21
47751文字
会話率:51%