来栖優陽のクラスにはお姫様と呼ばれる学校一の美少女・七瀬茉白がいる。文武両道で容姿端麗。
特に関わり合いのない二人は、ある時茉白を優陽が助けた事で誰にも言えない関係が始まる。
一度夕飯を作ってもらったがもう関わることがないと思っていた矢
先、優陽の家に茉白が訪ねてきた。
何をしに来たかと思えば、「お礼です」と言われ、再び食事を振る舞われ、頼んでもいないのに掃除やら身の回りのお世話を焼く日々を送る茉白を優陽は不思議に思っていた。
ある日なぜ自分の世話を焼くのか茉白に聞いた。
「お礼です」やはりそう言う茉白。別に恩を売ったつもりもないし、これを気にあわよくば、などという気持ちもない優陽。お礼にお礼で返されるとキリがないと言うと「じゃあ、お礼の延長、私のお節介という事で受け入れてください」そう言い放った茉白に困惑する優陽。
お節介を焼く茉白と過ごしていく日々に次第に彼女を受け入れ、自分の中で少しずつ日常が変化していき、自分自身も変わっていることに気づいた。
時折見せる茉白の笑顔や、温もりに触れ、一歩ずつ距離を縮めていく二人。
誰にも言えない秘密の関係。茉白は胸に秘めた想いは優陽には口にしないまま、ただ優陽を甘やかしていく。そして優陽の中で茉白の存在は徐々に大きくなっていって……
(絶対に教えてあげないですけどね)
これはお互いの想いを口にしないまま惹かれていく二人の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 00:28:06
2277文字
会話率:23%
「音楽室から流れているピアノの音色を七回聴き終えると、幸福になれる。でも、九回聴き終えてしまうと不幸になるらしい」
奏宮(かなでみや)高校に伝わる奇妙な噂のひとつ。旧校舎の四階には現在使われていない音楽室があって、幸福になった者は願いがい
くらでも叶うようになるという。幸福になりたいと願う主人公は、学校の噂を頼りに何度も足を運び……。
本作はノベルアップ+でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 23:34:16
123749文字
会話率:47%
季節は春。すっかり暖かくなった夜のことだ。
田村は都内のとある場所に向かっていた。それはいきつけの散髪屋だ。
だがその理由は髪を切るためではない。身だしなみにこだわりのある田村は、何か行事ごとがあるたびに髭を整えてもらうたびに、この店を訪れ
るのだ。
そして理由は、もうひとつ・・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 01:11:34
2795文字
会話率:0%
最近、私立中学で数学教師として勤める高林郁子には悩みがあった。
それは今年に入ってから担任を受け持つことになった一年生、中杉文也のことだ。
少女のような面差しの美少年。そんな彼のことを考えると夜も眠れない。
未成年に手を出せば犯罪成立!
高林郁子の明日はどっちだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 12:00:00
17264文字
会話率:42%
現代社会で誰もが暇つぶしに使っているYouTube。そこに初めて見るどっかの兄ちゃんが映っていた。銀色の耳かきを持って……
最終更新:2023-06-17 22:01:01
2391文字
会話率:24%
大掃除、ベッドの下で埃を被ったTENGAを見つけた。
年の瀬が迫った夕方に、ご飯を食べたいとも思えなくて、なんとなく寝室の片付けをしているとき、ベッドの下でひっそりと佇むTENGAを見つけた。
ベッドの下は、まるで時間が止まってしまっ
たスノードームのように埃が積もっていた。その中央に、括れた赤色の筒が直立したまま僕を見つめている。まるで伝説の北斗神拳によって葬られたラオウのように、神々しいとさえ感じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 20:20:44
4521文字
会話率:0%
シンフォニック・エラー。誰もが耳を抑え、口を閉ざし、震え上がる言葉だ。街角のこじんまりした料理屋で、掃除係をしている俺のところに、狐の化身が依頼にやってきた。
その依頼は、人為的に造られたあやかしたちを助けてくれというものだった……。
お暇つぶし程度にお読みくださいませ。巫女と勇気の八大地獄巡りと同時進行します。
度々、改稿、加筆修正をします。申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 13:47:50
5305文字
会話率:44%
放課後の掃除当番。
他のメンバーは四人とも、掃除よりも怪談の噂のほうが気になるようで……
最終更新:2024-07-17 01:00:00
4255文字
会話率:25%
見た目は少年、中身はジジイ。不老の英雄アイム・ユニティは千年前、大地を砕こうと宇宙より飛来した「赤い星」を逆に砕き、自分達の星を救った。ところが災厄の欠片は微細な粒子「怪塵」と化し、大量に取り込んだ獣を狂わせ、時には「怪物」を形作り人々に
害を及ぼすようになった。
千年後、どうしても完全に滅することのできない「怪塵」との戦いを続けていたアイムは、人類の天敵であるはずのそれを自在に操る少女が現れたという噂を聞く。にわかには信じられなかったが、件の人物の足取りを追った彼は本当にその「怪塵使い」を発見した。
しかし、その少女はとんでもない臆病者。世間知らずで頭脳は幼児。鈍くさく、挙句に自分を嫌っている陽母教会に育てられた修道女。
彼女の能力に怪塵との戦いを終わらせる希望を見たアイム。果たして彼は、このポンコツシスターを無事「英雄」に育て上げることができるだろうか?
見た目はボーイ・ミーツ・ガール。中身はジジイ・ミーツ・ベイビー。何もかも正反対の二人による、星の大掃除が今、開始された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 10:13:08
482385文字
会話率:47%
オリビア・ハーパーは、元婚約者であるクリストファー・シャンドラ伯爵の元で侍女として働いている。
裕福な子爵だったハーパー家は没落したのだ。
優しかった婚約者は手のひらを返したように、オリビアに辛く当たる毎日だった。
今日は厩舎の掃除をオリビ
ア一人に言いつけた。明日の朝までに掃除を終わらさなければ、クリストファーからどんなに酷い仕打ちを受けるかと思うと休んではいられなかった。
かつてオリビアに嫌がらせをしていた令嬢、ビクトリアはクリストファーの妻となり、ことあるごとにオリビアを嘲笑した。
(いっそ、死んでしまおう)
そう思った時だった。セントナード・ルメイン辺境伯がオリビアの手を取った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 10:47:01
8308文字
会話率:45%
シリーズ十九作目。小人達は宿守応該を撃退し、掃除し、入浴し、食事をする。そして新たな仲間を呼ぶ事にする。
最終更新:2024-07-11 17:31:04
10944文字
会話率:61%
小さな魔女きららのお仕事は、夜空のお掃除。流星が落としていった星くずを履いて集めねばなりません。でも星くずたちは勝手気まま。ちっともきららの言うことを聞いてくれないばかりか、あちらに行ったりこちらに行ったり。きららのお掃除は終わらないのです
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 21:10:00
1678文字
会話率:20%
キスの麻酔が切れる頃には、傘も差さずにずぶ濡れで帰宅。
失恋の余韻は決まって、ある人から貰ったゲームで解消していた。
だけどこの乙女ゲームをプレイする理由は別に現実逃避を目的としてはいない。
ある人、私の目標でずっと背中を追いかけていたあ
る人はもういない。
ここまで落胆すると後追いも考えるが、おそらくあの人は望んでいない。
半年もしていない部屋の掃除を、どういう心境の変化かやり始めた。
綺麗にしてみてようやく壁のシミとかに気付くのだが、もう大家さんに怒られるとか気にもしない。
外に停めてあるバイクに久し振りに跨がってみると、何故か戻れ気がした。
あの人と一緒に走ったあの場所。海の見える峠をガソリンが無くなるまで走り続ける。
雨の日にコートも着ないで走らせるのは気分が良い。ついでに酒も入っている深夜帯だから無敵だ。
目先のライトで照らされた急カーブのガードレールには気付いていた。
だけど知らないフリをした。もしかしたらあのゲームの世界に転生してあの人に逢える気がしたからだ。
何故だか【失意の薔薇園】をプレイしていて、そう思えたんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 21:18:46
17491文字
会話率:42%
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽ
ど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の……だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 18:00:00
146095文字
会話率:39%
琉生(るい)がお風呂から上がると、目の前に知らない男がいた。どうやら異世界から迷い込んだらしい。そこから、迷い込んだ男、ギルバートとの奇妙な生活が始まった。
数か月後にはギルバートが元いた世界へ戻れることになったのだが、その際、琉生は巻き
込まれて彼と一緒に異世界へ。しかも、向こうの都合で性別が男から女に変わってしまった。嘘でしょう。
「責任はとる。結婚しよう」
「いや真面目か」
掃除の侍女として逞しく生きる琉生と、大がつくほど真面目なギルバートの、ほのぼのしたり共闘したりする物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 16:01:15
12788文字
会話率:46%
注)「ご注文はうさぎですか?」の二次創作です。
ラビットハウスでいつも通りの日常を送っているチノ。
そこにココアが倉庫を掃除していたら出てきたというマグカップを見せる。
感じたことのない不快な臭いに意識を失うチノ。
チノの感じた「におい」
の正体と、ラストで感じた「におい」とはーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 09:33:16
5462文字
会話率:38%
――正しい人ほど正しくない――
そんな言葉を抱きながら小学四年生になったショウ。掃除の時間になるとサボる班員に不満を持つ。不幸が重なり、ついには世界のおかしさに嘆いてしまう。
そんな中ショウを救ったのは……。
これはどこにでもありそ
うな、真面目な少年と報いと出会いのお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 12:39:15
10260文字
会話率:47%
――ある日俺は理想の唇と運命的な出会いをした。ただ、そいつはクラスメイトの男だった……
霜月紅輝は自分が唇フェチ&口紅マニアであることを隠しながら生きていた。とはいえ、誰かに口紅を塗って試したい、理想の唇を探すということをやめられず悶
々と過ごす日々。
そんなある日、自分の理想とする唇を持つ同級生・柊木美智彦にビビットくる霜月。
お金を払うから塗らせて欲しいと彼にお願いし、美智彦の家に上げて貰うことなる。その後、汚い美智彦の部屋の掃除をする羽目になり、ようやく口紅を塗らせて貰う。
それから、美智彦は自分の部屋を片付けるのを条件に唇をかすことを霜月にいい、二人は秘密を共有する関係になるが……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 09:00:00
24746文字
会話率:71%
本作品は「カクヨム」でも宙色紅葉として投稿しています。
【あらすじ】
舞台は現代からしばらく時のたった近未来。
この時代ではAIの技術が発達し、いたるところで高性能AIが用いられたロボットが使用されている。
人間嫌いでロボット好きな青年、
雪太はいつか自分用のお世話ロボットを迎えたいと思って日々を過ごしていた。
そんな彼は基本的に引きこもりなのだが、ふと気まぐれを起こして外出した日に段ボール箱に入って、
「拾ってください、料理、洗濯、掃除、何でもできる可愛いロボットです」
と、周囲に訴えかけるお世話ロボット、スノーを目にする。
通常、捨てロボットはあまり拾わない方が良いのだが、お人好しな青年、雪太はつい、彼女を拾ってしまった。
これからの日々を彼女と共に過ごそうと決める雪太だが、スノーにはいくつか気になる点があった。
それが、雪太への溺愛とあまりにも人間らしすぎる動きだ。
おまけに、彼女には何か秘密があるらしい。
雪太は自分を溺愛してくるスノーとイチャつきつつ、彼女の秘密を追うことに決めた。
今回は、前半と後半に分かれての投稿となります。
後半は来週の水曜日(6/12)の午後6時頃になる予定です。
また、毎週水曜日の午後6時ごろに短編小説を、木曜の午後6時に長編小説の追加エピソードを投稿しています。
よろしければ、次回以降も読んでくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 22:48:26
76908文字
会話率:21%
本作品は「カクヨム」にも宙色紅葉の名前で投稿しています。
十二月三十一日から一月一日まで、計四つの年末年始にまつわる短編を毎日投稿します。
ジャンルは恋愛、ラブコメです。
また、今回の五つの話に登場する登場人物はすべて共通しています。
以下
に、投稿のスケジュールと簡単なあらすじを載せます。
年末年始大掃除!(十二月三十一日 午前九時)
大掃除中に大切なネックレスを見つけたり、昔プレゼントしたぬいぐるみなどを見つけ、主人公の女性と恋人の男性が思い出話に花を咲かせる話です。
かわいいお年玉(一月一日 午前零時)
主人公の男性に恋人の女性がお年玉をくれるのですが、その中身が普通のお年玉ではなくて……という話です。
外の空気を吸いたいな(一月一日 午前九時)
主人公の男性と恋人の女性が暇つぶしと気分転換を兼ねて、近所のコンビニに出かける話です。
お正月とダイエットとお餅(一月二日 午前九時)
主人公の女性がクリスマスから正月にかけての体重増加に恐れをなし、ダイエットを始めるのですが、恋人の男性に誘惑・妨害されてしまって……という話です。
数日遅れのお年玉(一月三日 午前九時)
主人公の女性が、男性からお年玉のお返しをもらう話です。
また、他にも短編小説(ラブコメの比率高め)を書いているので、よろしければそちらもご覧ください。
シリーズにまとめてあるので、そちらのURLを貼っておきます。
https://ncode.syosetu.com/s6201h/
他に、いくつか長編の作品がございますので、そちらのURLも貼っておきます。
「半透明の守護者」
https://ncode.syosetu.com/s6199h/
「ひねくれカルメはログの溺愛が怖い……はずだったのに!」
https://ncode.syosetu.com/s6200h/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 09:00:00
9055文字
会話率:22%
かつての砂漠のオアシスにして今やガラクタの街、アルバ・マキシ。夢見乙女と嗤われた領主の老婆が死に、今や完全に終わろうとしている街の大掃除を頼まれたのは、掃除やクティ・スイープ。「条件がある、俺が捨てろと言ったものは必ず捨てること。捨てたもの
を持って帰ってこないこと。絶対に嘘はつかないこと、あとはいい女を一人紹介しろ」
クティと依頼人オウルの街を巻き込んでの大掃除が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 20:32:44
29733文字
会話率:53%
一人暮らしの老爺が、家政婦代わりに万能ロボットを買う。
万能ロボットはその名の通り、炊事洗濯掃除から栄養管理までしてくれる。
しかし生活に口出しされることに不満をつのらせた老爺は、
万能ロボットに掃除以外はするなと命令する。
その後、老爺
は不摂生がたたって倒れてしまうのだが、
万能ロボットはただのお掃除ロボットになってしまっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 22:37:49
4049文字
会話率:25%
男子小学生が母親に叱られて大掃除をすることに。
自分の部屋には物がいっぱいだが、不要な物など無いという。
一向に進まない大掃除。
見るに見かねた母親が、廃品回収業者を呼んで勝手に始末してしまう。
空っぽになった部屋を目の当たりにして、その
男子小学生がとった行動は。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 03:08:23
6532文字
会話率:14%
子供の耳掃除をしていた若い母親は、耳の穴から黒い糸が出ているのに気がつく。
それは、耳たぶの中から出た糸を引き抜くと失明するという、有名な怪談を連想させた。
糸を傷つけないほうがいい、そう思ったが不意にその糸を引き抜いてしまう。
その瞬間
、糸を抜かれた本人ではなく、その若い母親の目の前が暗闇になる。
その糸を切ったことで起こった現象の正体は。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 02:20:13
3969文字
会話率:19%
おそらく西暦2500年代、おそらく16時、
仕事の時間に、仕事場へ向かう途中、味気ないゼリーが喉を通り過ぎる。
戦争が絶えず、別の星から来た者まで入り交じり、人の居場所が消えた星。
残ったのは火と瓦礫、なにかの肉に黒い空。正直うんざり
だが、
掃除を始める折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 09:49:02
1298文字
会話率:44%