神と名乗る声に導かれ、異世界に新たな体で行くことになった優。
異世界に始めてきたはずの優。
しかし、異世界には優の死体があった。
その死体を使い、優を蘇らせた黒魔術師ソフィ。
蘇った優には、神と名乗る声と、喋る前の記憶がなかった。
ソフィと
の出会いをきっかけに優は冒険者に。
そしてソフィの目標、魔王討伐!
しかし、異世界は想像していたよりも壮絶で、死が身近にある世界だった
そんな世界で無力の優は、魔物から瀕死レベルの攻撃を受ける
もうダメか……と思ったその時、体が光輝き、優の体は、傷ひとつない体に。
もしかして不老不死?
異世界で最強最悪の存在、魔王アールデイスに優とソフィは太刀打ち出来るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 19:26:36
2290文字
会話率:62%
宮崎和美は学校から帰る途中に街角に座る占い師のお爺さんに、お前さんは家を出た方が大成すると言われ、和美は高校を卒業後東京に出て小説の書き方を教える専門学校に入学する。
和美はショタ、小さい男の子が大好きなので小学生の男の子を主人公にし
た物語を書いていた。
そして十年、バイトをしながら書き続けていた努力が実り入賞を果たしたその日、和美は一人祝杯を上げた。
上げたまでは良かったが酔っているのにシャワーを浴びようと浴室に入った途端、滑りこけて死んでしまう。
自分の死体を見ながら途方に暮れる和美。
しかし、和美は自分を呼ぶ声に気付く。
窓を突き抜け外を覗くと目の前に光の玉が浮いていた、つい手を伸ばしてしまい和美はその玉に吸い込まれてしまう。
光の玉はある研究室に繋がっていて、そこに白衣を着た少女と青年が立っていた。
和美はそこで魂を加工され、記憶を操作されてロボットのコアへ埋め込まれてしまう。
和美はミーナと名前を変えられ、ロボットと人をを繋ぐ部品として数千年戦い続ける。
人類は繁栄と衰退を繰り返し、ある日旧文明の遺跡となっていた地下研究所でブラックホール爆弾を排除する作戦でミーナは「アマノアリスノヒメ」という神様と出会い、その神様から高性能のロボットに変身できる力を貰うがミーナはそれをうまく使う事ができない。
ミーナは新しい機体に交換することが出来なくなったので数百年、不良品として倉庫に忘れ去られていた。
そこへ練習生の小柄な赤毛の男の子が迷い込んでくる。
その子は「ユーヤ」といい、ミーナのストライクゾーンど真ん中であった。
ユーヤは教育隊で優秀な成績を納め、実戦部隊へ配属される時ミーナを愛機として選ぶ。ミーナは旧式で武器も剣しか持たないが、ユーヤの技術とミーナの神様から貰った能力で華々しい戦果を上げる。
しかしある国が特殊な兵器を開発し、大国がその兵器を奪い合ったことで兵器は人類を敵と認識し人を次々に殺しまくる。
ロボットを統括し、裏で戦争を操っていた「メイン」はこの兵器と取引をしてロボット達を攻撃しないことを取り付けていた。
ロボットが停止したことにより、人はこの兵器に太刀打ちが出来ずに全滅したかに思われた。
だが、人類はしぶとかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-04 12:17:56
104602文字
会話率:57%
それは退屈を嫌う悪魔に魂を売り渡せし女を表す忌号。彼女たちは代償を支払うことで超常の力を振るい人々を恐怖させる存在である。只人では太刀打ち出来ない彼女たちを、人々は畏怖と侮蔑に僅かな憐憫を込めて魔女と呼んだ……。
新市街の酒場の語り部
シュラはひどく退屈な日々を送っていた。どこかの誰かの作り話を大仰に語って聞かせ、日銭を稼ぐ毎日。
「何もかも焼き尽くしてしまえたらいいのに」
心の乾きを癒すすべもない。その日も安酒片手にいつものように家路につく……、そのはずだった。いつもは素通りする裏路地、そこは旧市街への入り口だ。幼い頃から入ってはいけないと厳しく言い聞かされてきた暗がりは、抗い難い色香を放ってシュラを誘った。血と背徳の坩堝、屍肉を啄むカラス共の楽園。脳を溶かす薄桃色の霧を超えた先、朽ち果て忘れ去られた廃教会で7人の少女の亡骸と死者蘇生の外法を書き記した書物を見つける。
「ここに契約は成った」
悪魔の指先が運命の歯車を廻す。誰も彼もが無関係ではいられない。
さあ、声高に語らせてもらおうか、乾坤一擲の大喜劇を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-23 16:13:20
87557文字
会話率:27%
世界規模の戦争が終結してから100年の時が経った。
戦争の傷も癒え、先の戦いで教訓を得た各国は軍備拡張を掲げて兵器開発に力を入れた。
戦勝国の1つであるルカルド連邦は全く新しい装甲 鋼鎧装甲《アダマンタイト》の開発・量産に成功。
この
鋼鎧装甲は従来の装甲と違い、電力が供給されることで遥かに高い防御力を得ることができ、従来の火器では太刀打ちできなかった。
これに対し、敗戦国であったサンラクト共和国は戦時当初より高い水準にあった技術力を用いて、電磁投射砲《レールガン》の開発・量産に成功し、その性能は鋼鎧装甲に対して低くはない貫徹力を示した。
これにより軍事力の拮抗した両国は対立を強め、一時は一触即発の状態となった。
しかし、両国と国交があった東国イザナギが仲介を努め、和解・協力を約束した。
この時技術までも交換され、新兵器 鋼鎧甲冑《アーマタイト》が完成した。
鋼鎧装甲の甲冑に身を包み、電磁投射砲を携えたこの兵器で各国の軍部は鋼鎧甲冑科を編成し、軍事力を増大させた。
この兵科に歩兵科は合併され主戦力として重視されるようになった。
各国は鋼鎧甲冑科の兵士の養成を競い、軍学校の配備に力を入れた。
これはサンラクト共和国の英雄の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 17:12:07
17447文字
会話率:38%
自分でもよくわかってない話、ほぼ自分用。
異界の化け物を討伐する『適合者』を職にする入見平和は、ついに自分達では太刀打ちできない強大な存在と邂逅する。
しかしその存在は恋愛を知ることを第一目的とし、特に敵対的な感情を示さない。
妙に
友好的な異界人と、長年の戦闘で心の乾ききった人間の百合めいた話みたいな感じで…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-05 22:25:37
48707文字
会話率:59%
ある朝、目が覚めたら見知らぬ家のリビングのカーペットの上だった……。隣には同じ小学校に勤める『残念なイケメン』の吉野先生の姿が。私、なんで天敵の吉野先生とふたりで床に寝っ転がっているんだろう?
同僚の佐藤先生に失恋した私と、結婚式直前に
破談になった吉野先生は失恋仲間だねって思っていたけど、どうやらそれは思い違いだったみたいで……。
この作品は『残念なイケメン』シリーズの第3弾です。この作品だけお読みいただいても大丈夫だと思いますが、
第1弾『イケメンに迫られたときの対処法~誰か正解を教えてください!~』
第2弾『あまーいマスクの佐藤先生に塩対応!~ちょっと! イケメンが本気出したら私なんか太刀打ちできないって!~』
もあわせてお読みいただけたら嬉しいです。
この作品はアルファポリスからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-20 18:00:00
26166文字
会話率:36%
私が勤める小学校には残念なイケメンがいる。
佐藤俊哉先生、私より五歳年上の二十九歳。
佐藤先生は、同じ六年生の担任、今井梨花先生に昨年からしつこくアプローチしては毎回こっぴどく振られている。
懲りない佐藤先生だったけど、さすがに超絶イケメン
の今井先生のカレシさんにはかないそうにない。
かわいそうな佐藤先生を励ましたくて飲みに行った私達だったけど……。
あれ? いつの間にか佐藤先生の標的は……私?
ちょっと! イケメンが本気出したら私なんか太刀打ちできないって!
『イケメンに迫られたときの対処法~誰か正解を教えてください!~』で主人公のリカを熱心に口説いていた佐藤先生のお話です。
はたして佐藤先生に幸せは訪れるのでしょうか?
ブックマークありがとうございます!
この作品はアルファポリスで執筆済みの小説を転載しています。
2章スタートします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 18:00:00
65172文字
会話率:32%
あらゆる所から依頼を受けそして鉄槌を下す機関それが異端審問官だ彼らは、あらゆる公的機関そして倫理感人権等など関係なく悪と烙印を押された者それに追随する者はたまたま、それに疑いがある者を強制的に捕縛して審問にかける。
また、異端審問協会側も
法的機関も太刀打ち出来ない者たちを審問にかける。
この世界には二つの人種がいる、一つは産まれながらに法術つまるところの異能を携え生まれる者もう一つは法術が顕現しない人種である。
異能を持つ人種は、基本的に遺伝する。だが異能を持ってない家系に稀に発言する。
異端審問官はこれらの異能に対する対抗策を持ち得る法外機関なのである。
そして1人の少年がこの道に入りやがて大成をなす話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-02 23:00:00
223文字
会話率:0%
機械が滅び、詩と音楽が魔法だった時代の、戦いの物語。
聖騎士としての試練に、境界と呼ばれる地での戦いに赴いた騎士・ミシン。
その果ての外縁からとめどなく湧き出でてくる様々な敵。普通の剣では斬れない魔物、人間の力では太刀打ちできない相手に、
ミシンは境界の女騎士ヒュリカら仲間達の協力、そして遠く離れた都に残るレチエの不思議な力を得て、立ち向かっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 00:14:20
101511文字
会話率:31%
2××9年 地球は未知の生命によって侵略を受けた。
既存の兵器では太刀打ちが出来ず多くの被害をうける
それに対抗すべく世界は新たなる兵器を生み出す
最終更新:2019-01-06 12:04:59
3360文字
会話率:26%
世界が魔王の手によって闇に染められてから数十年。
誰も太刀打ちが出来ずに、世界はどんどんと闇に染まっていった。
このまま絶望して、人類は滅びを待つのみと思われていた矢先、一人の若き青年が聖霊の加護を受け、その力で占領されていた街や村を
解放していく。
その過程で仲間も得た彼は、三人の仲間を従え、彼らと共に旅を続けて、信頼出来る仲間達と共に決戦の日を迎える──はずだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 17:35:22
5161文字
会話率:27%
人間では太刀打ちできない魔物が蔓延る人間にとって過酷な世界。
人間に従う魔物、従魔を使役する召喚士が人間の安全を守っていた。
産まれ持った能力が世界にそぐわないネガティブな主人公は、逆境の中さまざまな経験をすることで一つの信念を持つことにな
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-07 18:58:14
25286文字
会話率:18%
人と神と魔が入り乱れる大陸・ジパング。
その中に「三河の国」という小国があった。
国主である姫・徳川イエヤスの元、貧しいながらも平和に暮らしていたその国に、突如敵が現れる。
敵の名は黒卍党。卍洞オロチを長とする山賊である。
彼らは
数に物を言わせ三河の国を攻め入り、破壊と略奪に明け暮れた。イエヤスも負けじと軍を差し向けるも、兵の数は黒卍党が上。その上、長である卍洞オロチは一騎当千の強者であり、太刀打ち出来ない。
このままではオロチによってこの国は滅ぼされてしまう。
イエヤスはオロチを倒すため、異世界より強者を召喚する勇者召喚を行うことを決意する。
国の外れ、朽ちた神社の一画にて勇者召喚の儀式を執り行うイエヤス。
しかしそこにオロチが現れるのだった。
危うしイエヤス!!
※他サイトにも投稿しています。
カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054885922742
マグネット! https://www.magnet-novels.com/novels/51457折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-19 19:22:24
4211文字
会話率:31%
かつて邪神から世界を救った勇者・剣聖・聖女そして賢者の孫として生を受けた少年、アルト。
4人の英雄は身分を偽り田舎の山奥に身を隠し、穏やかな余生を送りつつ、求められるがままに最愛の孫アルトへと剣と魔法の技術を教える。
偉大な才能を受け継ぎ、
懸命に技術を学んだアルトは、14歳になるころには救世の英雄4人が束になっても太刀打ちができない真の最強へと至った。
しかし、祖父母の正体を知らない世間知らずの純朴な少年、アルトは思う。
「俺、魔法学院でたくさんのことを学び、いつか絶対に最強の英雄になってみせる!」
「アルトよ、お前さんはすでに最強なのだが……」
これは、純粋で無垢でちょっとだけ思い込みの激しい少年が、真の英雄へと至る物語――なのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-18 20:16:13
5333文字
会話率:25%
「忌み嫌われていようが俺達には幸せにある権利がある」
胸から血を流している男はそう言った。
「そうは思わないか、悪魔祓いのお嬢さん」
500年前、二人の魔法使いによって滅ぼされた魔王。
その魔王の呪いによって生まれる人たちを人々は”忌み子
”と呼び差別の対象とした。
先天的になる者もいれば後天的になるものもいたそうだ。
魔王を滅ぼせば世界が平和になると信じれていた魔法使い二人は、せめてもの罪滅ぼしとして自らの魔法の記録を本に写し、自らが生み出した七十と二の悪魔を封印した本まとめ、世界各地に”図書館”と呼ばれる建物を建造し、忌み子たちを図書館に保護した。
最初は反感があったものの、二人の魔法使いと忌み子に理解のある者たちの努力により忌み子への風当たりは弱くなっていった。
そして現在、忌み子たちの差別はなくなってはいないものの人としての権利を勝ち取り、図書館で今現在も忌み子を保護しつつ、司書として仕事をこなしていた。
しかし、とある図書館から悪魔を封じ込めた魔本が十三冊盗まれたとの情報が入った。
魔本に封じ込まれている悪魔は一つで国を落とすことができる力を持っている。
太刀打ちできるのは魔本に封印されし悪魔のみ。
忌み子達は悩みに悩んだ結果、限られた実力者のみに魔本の使用することを許可し、魔本を強奪した組織に対抗することにした。
これは魔王に魅入られ、悪魔にも愛された者の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-26 00:42:20
3311文字
会話率:36%
車にひかれそうな子供を助けようとしてやりすぎたロデリックは、機密情報局預かりとなった。そこには、やる気はないが1度見聞きしたものは忘れない青年や、美容とおしゃれに余念がない天才女医、貧乏くじで空気の読める狙撃手、人見知りで挙動不審な戦闘民族
の少女、腹の底が読めないハッキング常習犯の超絶美女、他人に興味なし、無感動な天才少年がいた。
様々な理由で集められた彼らが、通常の方法では太刀打ちできない事件にかかわっていく。そんな話。
※後味の悪い話もあるので、読む方は自己責任でお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-25 07:00:00
197961文字
会話率:56%
今よりそう遠くない未来、日本のゲーム業界は死んだ。
スマホゲーやキャラゲーというぬるま湯に浸かった彼らでは、ユーザーの求めるVRやオープンワールドに対応できず顧客を掴むことができなくなっていた。
今やゲーム市場は洋ゲー一色に染まり、最
早和ゲーは過去のものになろうとしていた。
そんな時代に『カオスエデン』という一つの和ゲーが立ち上がる。洋ゲーに太刀打ちできるほどのボリュームとシステムを兼ね備えた期待の新作オンラインRPG。
それは皆に愛され祝福され、世に送り出されるはずだった。
だがクローズドベータテスト開始と同時に、ゲーム内のボスキャラ達が突如として消える。開発チームが阿鼻叫喚に包まれ、SNSが怒号に溢れゲーム史上に残る事件として記録された。
一方肝心のボスキャラ達はそんなことも知らず、異世界にいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-21 20:01:01
39795文字
会話率:47%
竜神乱心せり――。
国を守護するはずの竜神が、ある日突如乱心し、無辜の人々を襲い始めた。
竜の力はあまりに強力で、軍隊などでは太刀打ちすることができない。
この事態に対して帝国は、こちら側で竜を誘導し、襲わせる集落をコントロールする……「贄
の村」と呼ばれる犠牲の方策にて大多数の安寧を約束した。
しかし、次の「贄の村」に住む少女は、この絶望を良しとしなかった。
竜神を打倒せしめる勇者を募り、街から街へと放浪する彼女と、世を拗ねる一人の男が出会った時――運命の歯車は回り始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-27 02:23:30
11423文字
会話率:21%
一騎当千、万夫不当の英雄達よ、宴を始めようーー。
そんなキャッチコピーと共に、一つのゲームが世に現れた。
unlimited tactile genesis online。
そのゲームは、キャッチコピーの言葉と、各単語の頭文字を取って、『
宴』と呼ばれた。
亀の速度で見切り発車です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-21 17:31:57
13044文字
会話率:34%
仁達也は全寮制の葦ノ木高校に入学し、小学校バスケ(ミニバス)の元チームメイトである
相原斗真と再会する。己の才能不足に悩まされ何もかも諦めていた達也だったが斗真によって
半ば強引にバスケットボール部に入部させられる。しかし3年ぶりのバスケに
太刀打ちできず、
練習初日でボロボロに打ち負かされる。もう辞めてしまおうと思った帰り道、一つのリストバンドを
手にする。それは自分の能力が努力した分だけ必ず成長するというものだった。最初は半信半疑ながらも
先輩たちの指導や仲間との特訓によって成長していることを実感する。達也は過去の諦めやすく
成長できなかった自分と向き合い、今度こそ輝くことを誓い練習に励む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-30 10:59:14
459文字
会話率:0%
〝体感する〟物語。
『永久の輪舞曲(ロンド)』シリーズ Vol.1
広大な青い空。
珊瑚礁や白い砂が透けて見える、澄んだ海原。
見下ろす、白亜の断崖。
観光名所でもある港湾都市で、謎多き美女ミラアは、身分を隠して旅に出た
公爵令嬢フィーネと出会う。
不可解ながらも人の良さそうなミラアに連れられて、フィーネは故郷である王都へと向かうことに――。
隊商を組み、文明の力を使いこなし、生身の人間では太刀打ちできない魔獣たちを退けながら街道を抜け、点在する街々で過ごす夜。
お互いの素性を気にしつつも、踏み切らずに過酷な運命を切り抜けていく二人。
やがて辿り着いた王都では大きな権力の波に飲まれ、二人の物語は見えない何かに巻き込まれていく。
魔王と呼ばれる独裁者とその娘。
暗黒街の若き王。
悪魔の名で呼ばれる謎の連続殺人犯。
彼らの目的は一体……?
そして、ミラアとは一体何者なのか。
歴史に隠された幾つもの秘密が表舞台に出る時、彼女を待つ運命は……?
貴方の五感に響かせたい、この世界の息吹、第一弾。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 17:20:42
334404文字
会話率:21%