クラウンとしてパフォーマンスをする僕。
今日も、観客からは盛大な拍手が起こり、僕は深々と頭を下げる。
けれども、そんな観客の中でただ一人、つまらなさそうに立ち尽くす少女がいた。
そんな彼女をなんとしても笑顔にしたくて、僕は日々パフォーマンス
に磨きをかける。
【時空モノガタリ投稿作品】です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-04 01:50:06
1924文字
会話率:23%
『お待ちかねの、人気番組のお時間がやって参りました!』
好きな気持ちに偽りはない、だから私はこちらを選ぶ
アイツが笑顔でいられないなら、そんな生活もう要らない
『参加者は青春真っ只中の高校生男女16名!』
裏切られることを
怖がって何もせずに後悔するより、信じたことで返ってくる結果に一喜一憂したい!
このゲームは、人を蹴落として蹴落として初めて優勝するんだよ!
『彼らの共同生活はきっと愛と友情の溢れるものになるのでしょうね!』
ただ、理由話してる時の、お前の目が、本気だったから信じたくなったんだ
最ッ高のパフォーマンスだったでしょ?
『じゃあそこに賞金を投げ込んだらどうなるのでしょうか?』
私と一緒にゲームを終わらせてくれない?
私はあなたを愛してる、それの何が悪いの?なんで恋しちゃいけないの?!
『大人になりかけの彼らは、金と愛と、どちらを取るのでしょうかね?』
ゲームをクリアしよう。
これはかつて人気を博していたとあるリアリティ番組の再放送。
ーいわゆる神回ー
一体何が正解なの?
そして私の、愛と友情にあふれた一攫千金
ーーーーーーーーーー
人気番組、愛と青春を掲げた一攫千金番組。賞金の獲得を目標に参加した岸刹那。ほかは友情や恋愛を楽しむ者、ゲームをかき乱す者、謎を解く者、賞金を狙う者…。全員が賞金と自分の想いのために動き出し、真実を掴む。果たして主催者の正体とは?ゲームの終着点とは?
ーーーーーーーーーー
この作品はhttps://s.maho.jp/book/7a126ejbcb0a07f0/6960573497/ にて掲載していました(完結済み)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-25 21:00:00
570010文字
会話率:52%
一度はみんなにも経験していただきたい『炎上』のコストパフォーマンスの話。
最終更新:2018-10-06 09:07:10
1692文字
会話率:10%
召喚士を目指すシンシアは秋の学園際でなんとしてもパフォーマンスを成功させたい。けれど肝心の使い魔はへっぽこで。
恋というものは怖い。切なくて、苦しくて。けれど、恋は温かい。楽しくて、甘くて。
これは、落ちこぼれ召喚士とへっぽこ使い魔の恋物語
。
全2話。アンリさま主催の『うれしたのし秋の恋』企画への参加作品です。
完結しておりましたが、続編を始めました。気が向いた時に不定期更新します。
「一年後の学園祭」は自身が主催した「紅の秋」企画作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 23:59:51
25521文字
会話率:41%
ミッ〇ョンインポッシブル風の怒涛のアクション小説!
銃撃戦、殴り合い、カーチェイス、パルクールまで!
暴力団の計画を阻止する非公認グループISENAのF隊に配備される主人公、海保実はあるフグ毒薬品「テトロドトキシン」の密輸の現場を無線ハ
ックによって判明。速攻大阪府上本町へ向かう。
暴力団グループ取締役を名乗るコード3によって、逃走されてしまう。
任務は終わり、その貢献ぶりに国に認められ公式グループとして発展した!
しかし、その暴力団グループは実は………。
手に汗握る最高のパフォーマンス!一気読み確定!
人間の真理を最大限まで引き出してその形を見つめ、言葉として表現する。この操作によって人間の真理を感じ取り、自分の内面を変えて豊かにするという少々哲学的にもなりえる小説である。スプラッター要素のある作品とか、アクション小説にその要素を絡めつけて画期的な小説を構成するという、その第一作が本作である。
また、この作品は星空文庫、エブリスタ様との重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-23 15:37:21
10790文字
会話率:19%
西暦2020年、リズムゲーム人気が飽和状態になった日本――ある作品が注目を浴びる事となった。そのタイトルは『リズムゲームVS』とネット上では呼ばれている。
スタジアムでパフォーマンスを披露するソレは幼児向け等でも存在するジャンルであり、亜
種も存在していた。
しかし、このゲームシステムは明らかに幼児向けで使用されるようなシステムではなかった事実も判明し、賛否両論が飛び交う機種となっていた。
新たなリズムゲームを求めて、リズムゲームVSを発見したデンドロビウム――今までプレイしたリズムゲームでのスキルを生かして、彼女はギャラリーを沸かせる。
そして、それとは別に姿を見せたのはバーチャルゲーマーとして有名だったムラマサ。彼女はリズムゲームが全くの素人で、デンドロビウムとはスキルの差は明らかだった。
歴戦リズムゲーマーと素人バーチャルゲーマーの、同じリズムゲームを舞台にした群像劇が幕を開けた。
※リズムゲームで割り込み等は行わないでください。マナーを守って、みんなで楽しくプレイしましょう。
※ゲーム筺体的には某弐寺ですが、ARゲームテイストよりはVRに近いかもしれません。
※5月23日の段階で第1部完結済です。第2部に関しては不定期掲載になります。(5月24日付)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-14 03:41:58
82674文字
会話率:18%
『パルクール・サバイバー、ここに再始動――』
・あらすじ
西暦2017年1月、突如として足立区内で次世代ARゲームであるパルクール・サバイバルトーナメント(ファン名称はパルクール・サバイバー)の開催宣言が拡散した。
内容は従来のパ
ルクールを大幅アレンジし、『より安全に、よりスタイリッシュに』を合言葉にした物であるが、VRゲームやARゲーム以上に危険なパフォーマンスを行うプレイヤーや団体等は後を絶たない状態が発生した。
それが放置されるのは大事故につながると運営は考え、ランニングガジェットという安全を更に強調するようなパワードスーツを開発、それを運用する事で怪我人が続出して社会問題になるような事態は回避しようと考える。
2月のARゲームを巡る事件、3月には違法ガジェットを使用したチート集団等がランキングを独占――ARゲームに社会問題が叫ばれるような事案が次々と発生し始めていた。
チート集団一掃の為、運営が取った手段はチートを超越したトップランカー勢でランキングを塗り替えるという手段だった。
4月1日、パルクールのデモムービーを見た少年、蒼空かなではパルクールの世界へ足を踏み入れようと考える。そんな時、彼は阿賀野菜月という謎の女性と遭遇する。それが全てのARゲーム事件の幕開けになろうとは、この時点では気付かなかった。
ARゲームは本当に人気コンテンツとなるのか――ネット炎上等を含めた敵勢力との戦いが、今、始まろうとしていたのである。
※pixivで掲載しているVer2.0をベースに、加筆修正等を加えたバージョンです。
※旧バージョンと結末が異なる可能性もありますが、基本的には旧バージョンのチェックは不要です。
※世界線シリーズとしてではなく、新日常系拡張現実シリーズとしてのリブート版となります。
※10月12日午後9時30分付であらすじを加筆調整しました。
※週1更新(土曜か日曜)の更新予定です。(11月26日付追記)
※ツタヤリンダ大賞A1落選につき、HJ大賞へシフトしました。
※HJ大賞の一次選考落選を確認したので、オーバーラップ大賞へシフトしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-22 03:03:48
371497文字
会話率:32%
西暦2017年1月、突如として足立区内で新スポーツ競技パルクール・サバイバルトーナメント(ファン名称はパルクール・サバイバー)の開催宣言がされた。
内容は従来のパルクールを大幅アレンジし、『より安全に、よりスタイリッシュに』を合言葉に
した物である。
しかし、それでも危険なパフォーマンスを行うプレイヤーや団体は後を絶たなかった。それが放置されるのは大事故につながると運営は考え、ランニングガジェットという安全を更に強調するようなパワードスーツを開発し、それを運用する事で怪我人が続出して社会問題になるような事態は回避しようと考える。
それから数カ月後の3月、危険なパフォーマンスを行う勢力は減る一方、今度は違法ガジェットを使用したチート集団がランキングを独占するという事態が発生する。
集団一掃の為、運営が取った手段はチートをも超越したランカー勢でランキングを塗り替えるという手段だった。
4月1日、パルクールのデモムービーを見た少年、蒼空かなではパルクールの世界へ足を踏み入れようと考えた。
その中で、彼は阿賀野菜月という謎の女性と遭遇する。それが、全ての事件の幕開けになろうとは、この時点では気付かなかった。
この物語は、蒼空かなでがパルクール・サバイバーへ参戦し、そこでのレースを描いたアカシックレコードの記録でもある。
※この作品は過去にBOX-AiR新人賞へ投稿し、選考落ちとなった作品をアレンジ+パワーアップさせた作品になります。
※一部更新履歴は1話のまえがきに移動しています。
※ピクシブ、なろう、カクヨムと同時掲載していますが、細部は全て異なります。(2018年4月9日付)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-28 03:10:49
334296文字
会話率:41%
あらすじもだけど、クソ益体もなく長ったらしい長文タイトルとかがなぜ存在するのか、存在してもいいのかというのを自問自答したところ、基本的にはよく吟味しなければならないのだけれども、やっぱり読まれたいところに根源的な欲求があって、読まれるために
は目立たなければならないので、わたし、できることなら、文字を虹色にピカピカ光らせたいです。うお、まぶし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 10:27:19
1814文字
会話率:0%
僕、審七生(あきらなお)は、只今大ピンチ! それもこれも、またこの少女のせいだー!
そうです。これは、僕の災難のお話です><
☆勿論フィクションです。
☆短編ですが、シリーズになっており第一話レベル1があります。
☆このお話だけでも、わか
るようになってはいます――でも、最初から読んで頂けたらいいなぁ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-06 10:45:08
6514文字
会話率:37%
どうにも鎧の話をすると――
「私は30キロの鎧を持っていて、何の遜色もなく動けるぜ」
とか――
「兵士の装備は50キロだから、鎧が30キロぐらいは平気平気」
や――
「実際に斧で斬られて痛い程度で済んだ」
さらには――
「曲面装甲フ
ィールドというのがあり、それがバリアとなって敵を防ぐ」
そして――
「厚さ1ミリは間違っていないが、部分的に厚くて1.5ミリなんだぜ」
などとご意見を頂きます。
正直、鎧警察コワイ!
でも、「現代刀で厚さ1ミリの鋼鉄を斬る動画」とか実在してたりで――
「いや、その意見は無理がある」
だったりするんですよね。
※
ちなみに動画の方は……やはり疑問点もある感じです。
作者が拝見したのは、ちょっと斬りやすく配置してたので参考程度?
……ただ、条件良ければスパッといける証左でもある。
それに作者も――
「本当なのか? 実のところ鎧は、もっと効果的だったのでは?」
と考えなくもないですし、疑問点は調査したりもしています。
――が、今回の流れ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 12:11:40
5652文字
会話率:18%
最近見て感動した『ファヴュラス・シスターズ』っていうダンスグループのパフォーマンスについてつらつら書いております。
最終更新:2018-02-08 09:00:00
6234文字
会話率:0%
創作活動って路上パフォーマンスに似てる『はず』と思うんですよ。まぁ人によって違うと言われればそうなんですが。
最終更新:2017-12-28 00:24:41
1091文字
会話率:14%
わたしは悪役令嬢なの。もうかれこれ、100回以上繰り返しているわ。100回を数えたところで数えるのはやめてしまったけど、これだけ繰り返しているんだもの。悪役令嬢としてはベテランの域よ。
夜会でのワイン掛けだって、華麗に決めることができるし
、嫌がらせは面倒だから噂を流して、学園内で罵りパフォーマンスしてそれっぽく見せるのも大得意。でも、階段落ちは苦手だからなるべく避けているわ。だってあれ、難しいのよ。今までも成功率が低くて、数回しか上手くいっていない。
今回も上手く悪役令嬢をこなして、勘当後の人生をまったり過ごすの。
でもね。
本当は、彼にずっと愛してもらいたい。
だって、わたしは彼を愛しているんだもの。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 07:09:35
29609文字
会話率:31%
西暦20XX年、あらゆる乗り物に自動運転技術が採用され人間が操縦することがなくなってしまった世界。
カーレースにおいてもレーサの代わりにAIが搭載され各チームが制御技術を競う場へと変化していた。
しかし、自動運転が主流になってしまったと
いっても特殊な状況下を措定しなければならないレースシーンにおいて大元となるデータは貴重な物である。
そのデータを収集するための実験場として1つの島が設置された。
その島では昔と同様に人間が自動車を操り、時にAIを超えたパフォーマンスを発揮して見せるドライバーが多く育成されているという。
各国の干渉を受けながらも独自の文化を発達させ、遂には干渉を跳ね返せるまでにまで成長を遂げた。
特に、島内を取り仕切る権限を持つレーサーたちを頂点とした社会系を作り、あらゆることをレースの結果において決定する特異な文化が形成された。
その島はレーサーたちの楽園『Racer's ISLAND』と呼ばれている。
これは島に訪れた1人の新人レーサーの奮闘を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-30 00:00:00
1215文字
会話率:0%
2浪して、やっと入った大学
ロックスターに憧れて、軽音ではなく
何故か、ホークソング部に入った僕、縁川庄助
そして、ホークソング部の仲間に誘われて行った
初めての合コン。合コンで、知り合った、片想いの女の子、松山みかんに向けて作詞された
表題曲『Single love 』 『朝』
そして、liveでのパフォーマンスを
歌った、『野獣の唄』
三曲を絡めて、主人公の片想いの恋愛が
展開して行く青春ラブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-28 07:28:59
1455文字
会話率:14%
新規入門者獲得のためにくそ田舎の道場で試し割りの演舞を毎年やっています。
学生時代からお世話になっている道場への恩返しのつもりでいやいやながら試し割りなど派手なパフォーマンスをしています。
ところが今年の試し割り用の板に恐ろしいモンス
ターが紛れ込んでいたのです。
田舎の貧乏道場とへっぽこおっさん指導員の悲哀をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-31 07:06:53
2928文字
会話率:0%
BeforeNG00121年、試験宇宙航行艦白峰の帰還から121年、ロスト・イェルサレム脱出から234年後のNG00234年、旧国主たちの発していたエネルギーと同質のエネルギーを放つ特殊炉心機関『フューラー』を発見。新たなエネルギーの獲得
とそれによる飽食の時代の到来に人々は“選ばれた”と過信し、新たな星間戦争が始まった。
舞台はNG00355年、コストパフォーマンスの良好な機体製作の雛型として作成されたフューラーの補助観測装置『不確定原理演算気マーテル』の補助をしエネルギーの追加充当を要請する補機であり単一の炉心機関『ゼーレ』の実験に居住艦内で捨てられた子供が使用されていた。そして起こるべくしてそれは起こった。
これは異世界転移の物語の最終章へと続く物語。
■
久々に某スーパーロボットを見たところ虚無力が私の後押しをしてくださったのでちょっと生き抜きで書いてみました。(意訳:ちょっと頭の中を空っぽにしてインスピレーションに従ったらなるべくしてこうなった)
真、とか世界最後の日とかって偉そうに付けているのに元ネタなしで虚無ってる。良いじゃない、某スーパーロボットのOVA第一作だって世界最後の日なのに虚無って終わってますし。
なお、どう考えても広げすぎと思われるかもしれませんが、これも全てプロットの掌の上なんですよねぇ(笑)ですので安心してください(←何を安心すればいいのか分からん)
※注意!Caution!
この作品には以下の要素が含まれます。耐性のない方はブラウザの戻るボタンをクリックすることを推奨します。
・人体実験描写があります。耐性のない方はブラウザの戻るボタンをクリックすることをお勧めします。
・途中途中虚無ってます。読者の皆様の想像に任せる部分が少なからずあります。自分で物事を考えるのが面倒くさい型はブラウザの戻るボタンをクリックすることをお勧めします。
・兎に角人間が邪悪です。人間はみんないい人だ!こんなこと人間がするわけない!というフェミニストの皆さんに不快感を与える可能性があります。ブラウザの戻るボタンをクリックすることをお勧めします。
以上が大丈夫な方はそのままお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-04 02:00:00
9508文字
会話率:27%
近代の文化は、歌って踊れるアイドルの競争が荒れる戦国合戦。
生き残る為には印象を得るインパクト、そして人の心を掴む笑顔という日本の芸能界のシステム。
俺がこの会社に入って、耳にタコができる程言われた主旨のようなものだ。
売れる為には手
段を択ばないという風潮も些かニュース等で取り上げられている。
望まない仕事を引き受けるプロダクションも少なくはないだろう。
アイドルの気持ちなど最初から考慮していない、それ程の速さで消えては入りを繰り返している。
俺にも子供の頃、憧れてたアイドルはいた。
彼女は光輝くスポットライトの中で、一際目立つパフォーマンスと圧倒的な歌唱力で全世界を魅了していた。
彼女の作り出す世界は、人種や国の境界線を超えた『希望』というアイドル業界を活気立たせる先陣となったのは間違いないだろう。
大概のアイドルは売行きから芸能界を去る者が多いが、彼女はこれからという時期に忽然と姿を消した云わば偉人のようなものだった。
彼女に憧れてアイドル入りをする者も少なくはない。
俺がこの仕事を受けようと思ったきっかけもソレに相違はない。
アイドルにはなれないが、せめて支える側になりたいと願いココ”Altoプロダクション”通称、アルプロに入社した。
特に有名な芸能人がいるわけでもなく、入社して5年目になる今でも事務所と呼ぶには、狭い小屋のようなここにも慣れ始めてきた。
夏場はクーラーの代わりに扇風機(首が回らない)、冬場は暖房の代わりにストーブ(電気ではなく灯油型)といった現代社会では有り得ない程、旧式な物ばかりで仕事に集中出来ない日々などが続くのも毎年の事である。
そんなある日に渡された1枚のアンケート用紙。
アルプロ社員全員に渡されたアンケートには、会社への存続や売れるアイドルを作る為にはといった夢も希望もない不安の紙に社員同士、顔を合わせては苦笑いする姿が見受けられる。
俺も社員として素直な回答を書き込んだが、この1枚の紙が今後の企業発展に繋がるとは誰も思わなかっただろう。
その日を境に俺、立花 樹《たちばな いつき》のアイドル育成の日々が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 17:42:34
93883文字
会話率:39%
公立東雲(しののめ)高校は今年も忙しい季節が近づいてきた。
この学校の生徒会制度は少し特殊だった。会長の人気が落ちた時、生徒会が不正をした時、会長が解散命令をだした時、そして任期が終わった時、会長をもう一度決めなおすのである。そうして
会長になった人が副会長、書記、議長などを任命していく……そういう制度なのだ。
毎回生徒会を決める際の衝突・混乱・揉め事の起こる数は凄まじかった。
そんな高校だからこそ、こんな部活ができあがったのだろう。
裁判部である。
普段は刑事裁判や民事裁判を想定して役割を分担し、争うことを目的としたこの部活であるが、学校内で起きた問題の調停なども請け負っている。
そんな裁判部の年に一度の最大イベントは生徒会裁判!これは生徒会立候補者に一人一人弁護士がついて、裁判形式に則ってディベートをするというものだ。
最初は人気を集めるためのパフォーマンス的目的として作られたはずのこの制度は、今やライバルの人気を落とす為のものと化していた。そしてこの生徒会裁判は誰が呼んだか揚足裁判と呼ばれるようになったのだ。
自サイト薫風からコピペです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 23:03:37
56390文字
会話率:64%
音楽スクールでヴォイストレーナーをしている木村 啓介は、歯科助手で働いている恋人のリナと和音占い師のSayokoのピアノ弾き語りライブに表参道に連れられて行く。
土砂降りの雨の中、気乗りしない啓介だったが、Sayokoと黒子のライブの巧みな
演奏や彼女の歌に魅せられてしまう。更に全席禁煙、私語、スタンディング禁止、アンコール無しの
たった60分のステージ。
異例なライブスタイルやライブコンセプト、パフォーマンスに啓介は度肝を抜かれる。
実際のライブの模様やヴォイストレーナー啓介のSayokoへの心境の変化は曲が進むにより絶妙に変わってゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-05 11:18:56
26274文字
会話率:22%
一人娘の中学の卒業式に出席した帰り道に眞子は、もう二度とあえないと思っていた人と邂逅するーーー
幼い頃に母親を亡くし、さびしさから現実逃避するかのようにバレエにのめり込んでいった眞子は、ニューヨークにあるパフォーマンスアートの名門校
に入学をはたし、かけがえのないパートナーと出逢う。しかし刺激的で充実した日々を送りながらも、自己肯定感の乏しい眞子は試練や重圧に追いつめられていき…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-06 19:12:05
238343文字
会話率:21%