「リラ・プリマヴェーラ、お前と交わした婚約を破棄させてもらう!」
公爵家主催の夜会にて、リラ・プリマヴェーラ伯爵令嬢はグイード・ブライデン公爵令息から言い渡された。
「お前のような真面目くさった女はいらない!」
ギャンブルに財産を賭ける婚約
者の姿に公爵家の将来を憂いたリラは、彼をいさめたのだが逆恨みされて婚約破棄されてしまったのだ。
リラとグイードの婚約は政略結婚であり、そこに愛はなかった。リラは今でも7歳のころ茶会で出会ったアルベルト王子の優しさと可愛らしさを覚えていた。しかしアルベルト王子はそのすぐあとに、毒殺されてしまった。
夜会で恥をさらし、居場所を失った彼女を救ったのは、美しい青年歌手アルカンジェロだった。
心優しいアルカンジェロに惹かれていくリラだが、彼は高い声を保つため、少年時代に残酷な手術を受けた「カストラート(去勢歌手)」と呼ばれる存在。教会は、子孫を残せない彼らに結婚を禁じていた。
禁断の恋に悩むリラのもとへ、父親が新たな婚約話をもってくる。相手の男性は親子ほども歳の離れた下級貴族で子だくさん。数年前に妻を亡くし、後妻に入ってくれる女性を探しているという、悪い条件の相手だった。
望まぬ婚姻を強いられ未来に希望を持てなくなったリラは、アルカンジェロと二人、教会の勢力が及ばない国外へ逃げ出す計画を立てる。
仮面舞踏会の夜、二人の愛は通じ合い、結ばれる。だがアルカンジェロが自身の秘密を打ち明けた。彼の正体は歌手などではなく、十年前に毒殺されたはずのアルベルト王子その人だった。
しかし再び、王権転覆を狙う暗殺者が迫りくる。
これは、愛し合うリラとアルベルト王子が二人で幸せをつかむまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 15:41:28
10949文字
会話率:33%
誰も本当の私を見てくれない。
前世で幸せを掴めなかった女の子がいつの間にか赤ちゃんに生まれ変わり
、無自覚に周りを魅了しながら、超恥ずかしがり屋(男性限定)がイケメン達に溺愛される日常を描いたほのぼの?ストーリー。
最終更新:2025-01-14 15:30:00
62037文字
会話率:50%
地味男子である川幡翔哉(かわばたしょうや)は、罰ゲーム騒動で憧れの聖女・泰栖希沙良(やすずみきさら)に嫌われたと思い込んで落ち込む。
幼馴染の元気少女である浅葱瑞望(あさぎみずも)に慰められるうちに、その優しさに触れて付き合うことに。
しか
しその直後、希沙良から逆告白されてしまう。
罰ゲームの告白は、希沙良の親友である瑞望の介入で未遂だったため、結局希沙良の本心は不明なままだったのだ。
「瑞望とは一緒にいて楽しいし、大事な幼馴染だから裏切りたくない。でも憧れの泰栖さんに告白されて、こんな大チャンス今後ないかもしれないんだぞ……!?」
返事を保留にしてしまう翔哉。
素直に待つ希沙良。
とある事情から周囲には秘密の恋人関係になった瑞望と過ごしながら、翔哉は希沙良に返事をするタイミングを伺う。
同性のように気軽に付き合えたはずの瑞望は恋人になった途端にラブラブモードに突入し、翔哉は嬉しいやら恥ずかしいやらで混乱する。
その一方で、希沙良とは学校行事により二人で仕事をする機会ができ、パートナーとして頼りにされる中で高嶺の花の完璧超人ではない繊細な一面を知ることに。
希沙良も、そして瑞望にも、深く踏み込まなければ気づけなかった一面があることを知り、決断はますます難しくなっていく。
突然訪れたモテ期に振り回される優柔不断男が手にするのは、気の合う幼馴染との愛か、憧れの高嶺の花との恋か、それとも取り返しのつかない破滅か――
※三角関係ですが、ドロドロ展開はありませんので、軽い気持ちで楽しんでいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 12:00:00
68259文字
会話率:45%
えー、こほん。
初めまして、神官のリディアと申します。
この度は私の至らなさにより、酒場で偶然出会った戦士の方と、その、ごにょごにょ、な関係を持ってしまいまして、お恥ずかしながら日々の苦労話などを聞いて頂いている始末でございます。
神官、ヒ
ーラーというのは責任重大でして、どうしてもパーティ内で吐き出し切れない想いがあり、ついつい頼ってしまっているのですが――――え? 飲むんですか? あの、でも今は紹介中ですので……は、はいっ、いきます!
(酒精獲得中)
(酒精獲得完了)
っっ、ぷはあ! でさあ!? ホントにウチのリーダーありえない訳!! もうホントぶっころよっ、ぶっころ! ざけんじゃないわよっ! ヒーラーはアンタの奴隷じゃないぞーっ、ちょっとミスしたくらいで延々詰ってくんなあ!
きゃはははは! ねえねえ聞いて戦士くんさあっ、こないだなんてねー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 11:30:00
223844文字
会話率:36%
「よぉく見ておけよ、トール――――いつか、お前が越えていく姿を」
死んだ人間は石に成り果てる。死者の遺志は力を生み、受け継がれていく。
最果ての街アムレキアを襲った結晶化事変より六十年、長大な壁によって外界より隔絶され、深い霧に沈んだ極
北の地で生きる人々は、異なる世界からの来訪者トールと出会った。戦う力無く、居場所も、生きる意味すら失った少年トールを預かることになった『恥晒し』のロディ=ロー=エーソンは、少年の中に自分の姿を見る。
臆病さ故に他人の顔色を伺い、誰かの正しさを辿って生きるトールと、過去の過ち故に誰もが認める正しさの中でしか戦えなくなったロディ。少年が自分だけの間違いを見出す時、最果てより破滅の風が吹き荒ぶ。
霧の中に潜むモノ達と、食料生産の要となる最大拠点アラルド農園の戦士団、番犬を名乗る研究所の少年少女達。そして、アムレキアで連綿と受け継がれてきた英雄の魂を継承する者達。
力も、遺志も、魂すらも受け継がせることの出来るアムレキアより、生存と、誇りと、願いを懸けた戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 10:00:00
270818文字
会話率:24%
恥ずかしくて理由は言えない内容で死んでしまった佐藤洋治…気がついたら異世界に転生していた。
夢にまで見た異世界、しかもそこには魔法が使えるせかだった。
ゲームのようなステータス画面に驚きながらも生活していく。
カイトとしての新しい人
生を謳歌していく。
初めての作品になります。少し行き当たりばったりなところや設定がおかしなところがあると思いますが、多めに見てもらえると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 10:31:26
63422文字
会話率:77%
【誤タップしたら、王太女になってしまいましたわ!】
――同じ結末でも良い?
――今度こそ真実の愛を?
――わたくしは、なんて恥知らずなのかしら。
ただ自分のために色恋に耽るのは恥だと気付いた公爵令嬢が、皆の忠義に報いるため、そして国の未
来を救うため、タイムリープと「誤タップ」をきっかけに人生をやり直す物語。
ここは、霧の島、スムサーリン王国。
周辺国との間で孤立を深めるこの島国では、将来、大きな飢饉が発生する――。
公爵令嬢ウルリカ・レイクロフトは、『一周目』の人生でそれを知っていた。王子に婚約破棄され、ただ失意のまま人生を終えた惨めな人生を悔い、『二周目』の人生では、せめて使用人達の忠義に報いようと決意する。
しかし突如、「立太子」のポップアップが現れ、ウルリカは勢い余って誤タップしてしまう。意図せず王太子の立場を得てしまったウルリカは、この国を飢饉から救うために奮闘することになる。
福祉制度、管理通貨制、違法性阻却事由の明文化、税制改革、農業振興、鉄道の建設――。
ウルリカは、異世界人の知識を活用し、自らの無知と向き合いながら、一つ一つ地道に問題を解決して行く。
将来、女王として人類の未来を担うことになるウルリカの、再生と成長のファンタジーコメディ。
◆ 分量の目安
このストーリーは、アニメ化するならば概ねアニメ1期分(2クール程度)、一章あたり概ねアニメ2~3話分の想定です。現在のところ、10章で完結する予定です。
◆ 注意事項
※この小説では、女性の王太子の称号として「王太女」の表記を用いています。(外務省基準では帝国・公国・男女問わず「皇太子」表記で統一されていますが、この小説では、舞台が王国であることと主人公が女性であることが分かりやすい表記を用いています。)
※この小説で取り上げる技術、経済理論、法制度等はフィクションです。この物語の世界でのみ成り立つものであり、その他の世界での効果については一切保証いたしかねます。実際に、異世界もしくはこの世界において実践される場合は、必ず専門家にご相談ください。
※現実の「立太子」に関わる広告とはストーリーの内容含めて一切関係ありません。
※カクヨムでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 08:00:00
106911文字
会話率:57%
ディグニス帝国の皇女リアナは17歳になったが、まだ結婚相手も決まっていないことが恥ずかしいと感じていた。何度も見合いを申し込み会いに来る隣国の元王子の公爵もいたが好きになれなかった。そんなある日、嫌々出向いた社交界でひと悶着起きた後に、野良
ネズミに導かれるように今まで見たことのない部屋を見つける。そこには一冊の本があり、まだ来ていない未来のことまでも記されていた――。皇室心理戦サスペンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 07:30:00
128132文字
会話率:57%
一度目の人生をルヴェルディ帝国の皇后として生きたクリスティナ・リーズ・ルヴェルディは、「悪女皇后」の名に恥じない傲慢で奔放な人生を生きた。悪事のかぎりを尽くし…悪女としては100点満点の彼女だが、母親業では自分が産んだ子の顔さえ思い出せない
落第点ホルダー。そんな自己中女の末路は、息子による断罪と絶命だった。「この子、何番目の子だっけ?」…母親失格な心の声と共に天に昇る彼女だが、死んだと気付いたその瞬間…20年前の子供時代へと遡り、実家であるクレメント公爵邸の自室で目を覚ますことになる。二度目の人生を授かったクリスティナは神に感謝し、己の過ちを振り返る。そして、自省の念に駆られながら誓ったのは「脱!悪役悪女」。見た目だけは美しい公爵令嬢が絶望に直面しながらも「良妻賢母」目指す物語。はたして望むとおりの未来に辿り着けるのか?どうぞお楽しみに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 06:09:18
18612文字
会話率:42%
フラホルク統一王国の三大召喚術師育成機関の一つ、聖マルグリット高等魔導学院の『おちこぼれ』ことウルリカは、養父エリオット・ネヴィルから突如「魔導学院を退学しろ」と命じられる。
落第危機を隠していたウルリカの自業自得ではあるが、どうにか退学
を阻止したいウルリカは、フラホルクの千年守護者ハーヴェイに命じられ、自然召喚災害の現場に救助へと向かう。
そこで出会った〈聖獣〉のこどもと『盟約』を交わすことになるが、彼は〈特異聖獣〉という貴重な〈聖獣〉で、ウルリカを取り巻く現状は一変する。
「うう……なんであたし、どこに出しても恥ずかしくないおちこぼれなのにっ、高等実技科に転科しなきゃならないのよっ……?」
これは『おちこぼれ』の召喚術師の卵と、赤ちゃん〈聖獣〉の成長の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 01:23:17
179454文字
会話率:28%
ヽ(^o^)丿m(__)m(*^^)v<(_ _)>(#^^#)_(_^_)_!(^^)!_(._.)_\(^o^)/(^^♪♪♪♪♪♪♪
旧世界→強制排除(;´∀`)→脱獄→ア・フ・ポ・スお引越(;^ω^)?
転生したかも?・
したみたいなので、頑張ります とにかく、頑張りま!
しばらく、生きてみて、人格形成が出来て来たみたいです。
闇雲に頑張ってます!
とにかく、強さを求めて、頑張ってます。
かなり、チートに成って来てます。
基本的には、戦うことは、好きだけど、争いごとは、嫌いみたいです。
結構、理屈、ぽいです、が、無頓着、ぽいです。
物!♪創りと!♪お祭り大好き❤♪?
初めての、恋人❤♪?
かなり、スキンシップ、が、お好き❤♪?
やることが、無茶苦茶、に成って来た、感じ?
正義感有り過ぎ?
改正、改革、改易、隣国消滅、やり過ぎ?中二病的?、性急過ぎるかな?
この先、どうなるの?みたいな♪楽しみかも❤♪
旅の恥は終わった後でm(_˰_)mm(_˰_)mm(_˰_)m旅が楽しくて❤♪止まれません!❤♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 00:00:00
6045857文字
会話率:17%
二千年前、全ての大陸を支配していた魔物、その長である魔人王を別の世界から召喚された7人の勇者が力を合わせてその支配を終わらせた。その後も別の世界から召喚が繰り返され主人公”蛍原 仁(ホトハラ ジン)”もその召喚に巻き込まれた。
最初はそ
の召喚に困惑し拒否したが、異世界召喚によって受け取る”加護”や異世界召喚で生じる問題が解決できる事から、物語のような展開に浮かれて了承してしまった。だが、そんな主人公に宿った”加護”は、、、。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 22:13:25
79066文字
会話率:38%
同性の年下女性の奴隷として転落する女
最終更新:2025-01-13 21:22:52
1610文字
会話率:0%
日本の裏社会で『狂犬』と呼ばれ、恐れられた極道、栗原恭一。
誰にも縛られず生きてきた彼は、身内の裏切りに遭ってその命を落とした。
死んだと思っていた栗原であったが、気付けば異世界の少年の身体に転生していた。
少年の名はマーロン。スラム街に
住む、身寄りのない孤児だ。乞食をし、盗みをし、何とか食い繋ぐ、小汚いスラムのガキ。栗原が転生した身体はそんな少年であった。
少年マーロンに転生した栗原は、偶然通りかかった少女に命を救われる。
「私はセレーネ。この街の領主の娘です」
栗原はこの時決意した。必ずこのスラム街を生き抜き、セレーネに命を救ってもらった恩を返すのだと。
受けた恩を返さぬは、極道の恥。仁義を貫くことこそ、我が宿命。命の恩人であるセレーネに、我が命を捧げることを、ここに誓おう。
これは日本の狂犬が、公爵令嬢の忠犬になる。そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 19:00:00
114274文字
会話率:48%
フジ・カケルの正体は、かつて侵略者たちから地球を守ったスーパーヒーロー“アブソリュートミリオン”の息子“アブソリュート・アッシュ”だ。
地球にやってきたフジは、父ミリオンから仕送りをもらい、全てを酒、タバコ、女、ギャンブルに叩き込む浪費
家のクズ野郎!
地球で欲望の赴くままに醜態を重ねるフジは「一族の恥・究極のクズ・“アブソリュート・トラッシュ”」と呼ばれるようになる。
仕送りをストップされ金に困ったフジは、ある日異星人ヤクザの経営する違法パチンコ店を襲撃し、1000万円を強奪する。
そしてその場に居合わせた“オタサーの姫”の大学生・鼎を気まぐれに助け、手を組むのだった。
暗躍する異世界人ゴア族、覚醒の時を待つ破壊神GOD……地球にはまた、危機が迫っているというのだろうか!?
クズ野郎系ヒーロー、オタサーの姫、パワードスーツを着る石頭の警察官、セクシー女幹部、女子高生姿の姉らと、金と屁理屈をこね回すクズ野郎系ヒーロー譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 13:35:44
1847599文字
会話率:60%
一度目の人生、主人公【早川拓海】は自殺することを決意する。
それは高校時代に受けたイジメが原因であり、その心の傷で引きこもった彼は35歳になっても子供部屋ニートおじさんをしていたが、自分の味方でいてくれた母親を失ってからはついに生きる気力も
失ってしまった。そして、彼が自殺をしようと首を吊ったその時、ふと目覚めれば高校1年生の頃に戻っていた。困惑する拓海であったが、若かりし元気な姿の母親を見てからは一度目にしてきた自分の生き方を恥じ、二度と同じ人生にならないように生き方を変えることを決意する。これは一度は人生を諦めた拓海が自分を変えるための青春ストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 00:44:37
723530文字
会話率:31%
孤児院から公爵家へ引き取られ、公爵令嬢となったオルタンシア。
しかし家族には馴染めず使用人にはいじめられ、つらい日々を送っていた。
やがて王子の婚約者候補として宮廷に上がるも、別の婚約者候補の暗殺未遂の疑いを掛けられ……。
「公爵家の恥さら
しめ。俺は一度もお前を妹などと思ったことはない」
唯一の家族である義兄に見捨てられ、あっさりと冤罪で処刑されてしまう。
だが次に目覚めた時には、公爵家に引き取られた日まで時間が巻き戻っていた!
今度こそ絶対に、穏やかな人生を送りたい……!
生き残るためにお義兄さまに好かれようと頑張ったら……。
「どうしたシア、何故泣いている? 誰がお前を悲しませた。消してやるから言ってみろ」
何故か過保護に愛されて、こんなの想定外です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 22:46:38
288347文字
会話率:29%
作者は疲れてるシリーズと銘打った作品集です。
作者が勢いに任せて書き殴った短編小説群です。この短編集が増える度、作者に嫌な事があったんだなと慰めて下さい。
ここには正気では書けない短編が並ぶ事でしょう。この短編集が増える事を期待しない
で下さい。
うん。多分後日羞恥心で悶えると思う。でも消さない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 21:00:00
20748文字
会話率:16%
「なんだこのスキルは! 【現状維持】だと? 貴様には兄や姉みたいに向上心がないのか、この恥さらしが! スティクォン! お前を我がアバラス家から追放する!!」
突然の追放を言い渡されて途方に暮れる『スティクォン』。
この国にいても明るい未来は
ないと悟った『スティクォン』は国を離れる。
行先は魔族の国、放浪していると襲われていた魔族の伯爵令嬢『メルーア』と老執事『ウィルアム』を助ける。
『メルーア』たちと出会うことで『スティクォン』が授かった【現状維持】の真の力を知ることに。
そして、安住の地を求めて『スティクォン』たちは今旅立つ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 19:12:00
264163文字
会話率:52%
魔王『サディエル』を倒すため女勇者『ミリーナ』は仲間を引き連れて魔王の城へと攻め込むが、圧倒的な力の前に為す術もなく敗北する。
「覚悟しろ。 これからお前を悶え殺してやる」
仲間を失い聖剣も破壊された『ミリーナ』に待っていたのは『サディエル
』からの女の子扱いであった。
「くっ、殺せ! サディエルっ! こんな恥辱を与えるくらいなら一思いに殺せっ!!」
「ふっ、この程度で参っていては先が持たないぞ? ミリーナ」
『サディエル』に翻弄される『ミリーナ』。
果たしてその結末は・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 07:01:59
28079文字
会話率:43%
俺は緒方霞(おがたかすみ)、女の子みたいな名前とよく言われることを除けば、どこにでもいる平凡な男子高校生、望月楓(もちづきかえで)は俺の親友、同時にすごい美少女でもある。普段はのんびりした性格で怒るような事はなく、毎朝一緒に学校に行ったり
、たまにうちでご飯を作ってくれたりする。困った事にアホ親父が渡したウチの合鍵まで持っている。お前それ彼女じゃないの? と思うかもしれないが、断じて違う。俺と楓は男女の垣根を超えた親友だ。これまでそうだったし、これからもそうなるはず……だった。ところが高一の夏休みに入ったある日の事。一人カラオケを楽しんでいた俺は手持ち無沙汰で楓を呼んだ。だが楓の様子がどうにもおかしい。あの真面目な楓さんがとてつもなく破廉恥な格好している。 ねぇ楓さんやその格好で世田谷を歩いたの? マジでやばくないその格好? ……ダメだ。強烈過ぎて直視できないし思考が追い付かない。しかも楓がグイグイ迫ってくる。 ど、どうするの俺? いつまで持つの俺の良心? 結果は神のみぞ知る。天使のようにかわいい望月楓と風変わりな主人公緒方霞の織り成す青春残念ミステリーラブコメ! ムフフあります! というか今回はムフフしかありません! ごめんなさい。
長編小説「優しいだけの嘘つきは今日もラブコメを演じる ~幼馴染、義妹、婚約者、金髪碧眼、親友に迫られてます! 俺? ごくごく普通の陰キャなモブ男子ですが……」のスピンオフ第4弾 望月楓編です。
本編を知らなくてもお楽しみいただけます。
お立ち寄り頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 17:43:00
4288文字
会話率:24%
俺は緒方霞(おがたかすみ)、女の子みたいな名前とよく言われることを除けば、どこにでもいる平凡な男子高校生、高校入学してからどういう訳かすっげ~美少女五人に毎日追いかけられてる。
一人目は中学時代からの「親友」だから仕方ない、二人目は一緒に
暮らしてる「義妹もどき」だから仕方ない、三人目はたまたま席が近い「金髪碧眼ハーフ」だから仕方ない、四人目は「訳アリ」だから仕方ない、五人目は「話すのも怖い」から仕方ない。……ってあれ? もうこれ詰んでるやないか~い!
美少女達に追われるようになってから全男子生徒の「敵」と見なされ、男友達はふたりの変人を除き全ていなくなりました。女子からも「鬼畜」とか「女の敵」とか氷のように冷たい視線を向けられます。そんなワタクシではございますが、今のところ親に顔見せできないようなことはしておりません。
もしも願いが叶うなら放課後や休み時間に深夜アニメトークやソシャゲをする極々普通のインドア友達が欲しいです。そりゃ~周りにかわいい女の子がいるのは嬉しいですよ。でも下着の話とか女の子の秘密トークを聞くのは恥ずかしいので出来れば他でやってください。年頃なんで色々、色エロ想像しちゃいます。どうか良しなに~
天使のようにかわいい美少女達と風変わりな主人公の織り成す青春ハーレム系残念ミステリーラブコメ開幕! ムフフもちろんあります! ムフフっ!
※短編「優しいだけの嘘つき達は今日もラブコメを演じる」の連載版です。
6話目からは、毎週2度(月曜日、金曜日の午前7時)の更新予定です。
本作品はカクヨムにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 11:56:26
470728文字
会話率:43%
俺は緒方霞(おがたかすみ)、女の子みたいな名前とよく言われることを除けば、どこにでもいる平凡な男子高校生、どういう訳かすっげ~美少女五人に毎日追いかけられて困っている。
一人目は中学時代からの「親友」だから仕方ない、二人目は一緒に暮らして
る「義妹もどき」だから仕方ない。三人目はたまたま席が近い「金髪碧眼ハーフ」だから仕方ない、四人目は「訳アリ」だから仕方ない。五人目は「話すのも怖い」から仕方ない。ってあれ? もうこれツんでるやないか~い。
美少女達に追われるようになってから全男子生徒の「敵」と見なされ、男友達はふたりの変人を除き全ていなくなりました。また「鬼畜」とか「女の敵」とか言われてますが、今のところ親に顔見せできないようなことはしてません。
もしも願いが叶うなら、放課後や休み時間に深夜アニメトークやソシャゲをやる普通のインドア友達が欲しいです。そりゃ~周りに女子が多いのは嬉しいですよ、でも下着の話とか、女子だけの秘密トークを聞くのは恥ずかしいので他でやってください。……年頃なんで色々、色エロ想像しちゃいます。
どうか良しなに~
※天使のようにかわいい美少女達と風変わりな主人公の織り成す青春ハーレム系?残念ラブコメ開幕! ムフフあります! ムフフっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 08:00:00
9657文字
会話率:65%
『魔術』という技術が世界に登場してから二世紀。
極東の島国、日本帝国に存在する魔術の名家に、一人の男児が生まれる。
彼には、魔術の才能がなかった。欠片も無かった。魔術師の家系ですらない一般人でも、僅かなりとも持っているという魔力を一切保
持していなかったのだ。
優秀な魔術師を輩出する事で家格を上げている名家にとって、魔術の才能を持たない事は許し難い罪でしかない。
父は失望し、母は恥と言った。姉は軽蔑し、妹は侮蔑した。
やがて、彼は抹消される。戸籍を消し去り、生まれてきた事実を消し去り、そして彼自身は未開の原始の森へと捨てられた。
幼い子供であった彼に、そんな場所で生きていく能力はなく、時を置かずして死ぬと誰もが思っていたし、彼本人ですら遠くない死の気配を感じていた。
だが、彼は生き残った。
力を付けて、知恵を磨いて生き残った。
全ては復讐の為。
自分を無き者とした実家への、その価値観を培った世界への復讐の為に。
物語は、彼――刹那が世界の表舞台に上る所から始まる。
【令和2年4月2日、書籍化します!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 16:43:10
1723151文字
会話率:24%