母親の何気ない一言で愛を否定ようになった少年が初恋をした。しかし、人を愛さないという自分の誓いを破ることはできない。
やがて大人になり初恋の人の披露宴に出席した彼は……
最終更新:2011-05-15 09:09:18
4588文字
会話率:37%
自由は不自由の中でのみ存在し、育つが、不自由が自由を支配する可能性をしてそれを自由と呼ぶことはできない。
キーワード:
最終更新:2011-05-05 02:30:19
1953文字
会話率:19%
戦争で人を救うことはできない。
どちらかが勝ちどちらかが負けるまで戦争は続いていく。
戦争は起こしてはいけない、起こせば待つのは絶望のみだ……。
戦争の事について語ってくれたおばあちゃん。
そして、未来を切り開いてくれたその言葉。ありがと
う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-26 11:55:46
745文字
会話率:34%
俺の背後に常にある、それ。
俺はそれを捕らえることはできない。決して。
最終更新:2010-12-02 00:26:38
363文字
会話率:25%
静見 昇(しずみ のぼる)は、おそらく一般人だ。
もしかすると超能力者かもしれないが、誰もそうである証明をすることはできない。
能力を使用する条件は、
①空に紅い月が昇っていること。
②自分が最も大切に思っている自分以外の人間の生き血を飲
むこと。
③血を飲んですぐに、月に堕ちろと願うこと。
この3つの条件を満たせば、月は堕ちてくる……らしい。
もちろん静見が能力を使おうとしたことはない。
だから本当にそんな能力があるのかも分からない。
けれど……いや、だからこそ、静見は紅い月が昔から嫌いだった。
これは、そんな少年の青春時代を描いた物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-14 11:38:43
32099文字
会話率:43%
――私は小さい時の、記憶を失っているらしい…。
アルバムの中に写るのは、覚えの無い人たちに囲まれた私の存在…。
…幼き私と同じくらいの男の子。
そして高校の制服を着た黒髪の長い女の人と、優しい笑顔の男の人…。
既に午前三時
を過ぎている。
明日の高校の始業式に遅れることはできない…。
私は忍び足で父親の部屋から退却し、自分の部屋に戻り、…眠りについた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-31 17:29:15
106839文字
会話率:33%
彼女が呼んでいる。だから行かなくてはならない。彼女のもとへ行かなくては。彼女が“視て”いる、だから、逃れることはできない……
──逃亡中の横領犯が、山奥の廃屋で遺体となって見つかった。発見したのは彼を追っていた若い刑事で、彼が言うには、
遺体のあった部屋には「眼の見えない女の子」がいたという。
ライターは彼の話に興味を持ち調べてみるが、その先で見つけたのは、その刑事自身の遺体と「見えない」鬼だった。
(ファンタジー刑事一作目。他のシリーズ作品とは異なっています。雰囲気小説です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-10 16:28:17
11408文字
会話率:5%
「子供と大人は違う。子供は大人に対し不満を抱え、
大人は子供に対し不満を抱える」
「そして人間は人間を理解できない。自分であろうと他人であろうと」
「人間を作った神は、人間を理解する前に作った」
「神は人間を理解できず、人間は神を理解
することはできない」
地中から出てきた謎の書物。
その最初のページに書かれた言葉。そして最後のページに書かれた言葉。
書物のたくさんの言葉に納得し、たくさんの言葉を否定する。
そんな彼らは、「そんなの嘘だ!」と
自分達に理解できる神を探しはじめた。
――――その言葉が本当なのかを確かめるために。
自分達に理解できる人間を探す神。
神の中にも言葉を否定した者達がいた。
お互いが出会ったとき、新たな神話と伝説が生まれる。
なぞの書物の本当の意味とは!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-06 20:59:26
4354文字
会話率:73%
例えば殺される可能性をゼロにすることはできない
キーワード:
最終更新:2010-04-15 11:28:07
807文字
会話率:14%
あんた何色?僕は黄緑。アボカドの中身みたいな色。人はみんなそれぞれイロがあって、僕はそれを見ることができるんだ。大したことはできないから人付き合いに役立てて穏やかに生きてる。
ある日、二年ちかく全国を放浪していたうちの姉ちゃんが帰ってくる。
エネルギッシュで快活な自慢の姉ちゃんは見る影もなく弱り果てていた。
姉ちゃんに何があったのだろう?それを探っていくうちに、僕は僕と同じイロの見える人たちと巡り合ってゆく…折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-04-02 18:03:00
2284文字
会話率:32%
『川幅はとても広くて、対岸を見ることはできない。』
私と彼と、渡し守の話。
最終更新:2010-03-28 12:30:42
2666文字
会話率:0%
小説家が持つ、情景を描写する表現力には感嘆させられる。細やかで情感豊かな表現によって、我々はその世界に入り込むことができる。しかし、それは読者を惹き付けるための一つの手段に過ぎない。
私にはその表現力も経験もない。ならば私に可能な手段で読者
を惹き付けることはできないだろうか。
例えば音楽を聴くように。ただ、リズムと発音の美しさを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-23 08:53:02
19444文字
会話率:35%
システムの事故によって俺はどうやら元いた世界からはじき出され、今新しい世界にいるらしい。
……殺せるなら、そんな運命にした神を殺してやりたい。
だが、どうせそんなことはできないと思うから、この世界に生きていこうと思う。
思うんだけど、トラブ
ルやハプニングなんかが俺に降ってきてる?
誰か、不幸な俺を助けてください。
チート的な能力を与えられた主人公が新たな世界に馴染んでいく(予定)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-14 21:12:43
4836文字
会話率:26%
得体の知れぬ神を半ば盲目的に信仰するカルト教団。その教祖の子であり生贄として産まれ神の糧として育てられた15歳の少女は、目の前の俗世離れした少年を無機質な眼で見つめ尋ねる。「貴方が、私を喰らってくださる神様ですか?」けれど少年は首を横に振り
、自分は神の落ち零れなのだと告げた。そして、君を助けることはできないけれど、救うことならできるよ――とも。贄の少女は死に損ない、自身の生きる価値と意味を失くし――再び目覚めたのは、神の不在によって滅びかけた世界だった。【異世界ラブファンタジー。主人公至上主義、逆ハー上等という方のみの御閲覧をお勧めします】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-22 18:42:38
11996文字
会話率:25%
羽根のない妖精がいた。
彼女には羽根を持つ妖精の恋人がいたが、羽根のない妖精は羽根を持つ妖精に触れることはできない。
そこへやってきたのは一人の人間。
妖精達は言い伝えを思い出す。
『人間と愛を誓えば、妖精は人間になれる。』
最終更新:2010-02-04 10:33:47
23773文字
会話率:35%
ここは死後の世界。
高校生にして未練ある死を遂げた生徒が必ず通る世界である。
全寮制で学校区域からは出ることはできないが、生徒たちはそのことを苦に思っていない。
この世界にやってきた主人公、名越《なごし》。
彼は生前の記憶がなく、覚えてい
ることは自分の名字だけ。
そんな彼がこの世界で最初に出会ったのは、彩音《あやね》と少女。
彼女は名越に悲しい顔をしてこの世界のことを伝える。
「この世界から出たかったら、生前の記憶を取り戻して、生前の未練を果たしなさい。」と…。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-01-28 17:57:49
307文字
会話率:6%
全ての生物の生を許さぬ極寒の世界、大地の底に眠るのは子供たち。目覚めに差はあれど、目を覚ました子供たちは自らに宿った力と、外の現実を知る。外にあるのは自分たちを狙う機械や怪物、子供たちは自分で生きるしかない。おなかが減ろうと、怪我をしようと
大人の支えはない。子供と類される人間たちは、これからどうするのかを自分で考えるしかない。どうやって生きるか、死ぬか。世界が救われるかどうかすら、過去に生きた誰にも操ることはできない。全ては、未来に生きる子供たちの手に、委ねられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-29 15:28:38
64030文字
会話率:34%
またまた変面から挑戦状が探偵団に送りつけられて来た。世界遺産を盗むから心して待機せよと書いてある。清水寺か金閣寺?まさか丸ごと盗むことはできないと思うのだが・・・・?
最終更新:2009-07-14 18:32:25
9514文字
会話率:36%
広い宇宙の中で、地球人だけが音楽を楽しむことができるんだよ。音は人と人のあいだにある空気が共鳴して、人の耳と心に届くんだ。音楽は決してとらえることはできない。それはものじゃないからつかむことはできない。音楽を演奏すること、それは人間だけが許
されたことなんだ。精神障害をわずらっていた私に、父はこういってバイオリンを渡してくれた。バイオリンが、生きる糧となっていった。やがて精神障害が完治する日がきた。亡くなった母の誕生日だった。お父さん、お母さん、産んでくれてありがとう。私は父と一緒にバイオリンを部屋で母のために弾いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-25 11:50:36
299文字
会話率:0%
赤い糸、輪廻、恨み辛み…多くの繋がりをもって、私たちは生きている。昔の同級生にたまたま会って、その後、結婚。それはどこかで二人が繋がっていたから。「前世ではあなたは貴族だったんですよ。」と言われた。それは前世と今が繋がっているから。まだ、約
束を果たしていないから、天国へ行くことはできない。それは未練という鎖に繋がれているから。そんな繋がりを断ち切る術を持っているとしたら…。そして、繋がりを逆に作ることができるのなら運命を変える力を持った男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-01 00:26:05
2144文字
会話率:41%