高校2年生の荻原大輔は過去にあったとあることで、周りから「ウルフ」と呼ばれて恐れられていた。ある日、大輔は姉が教える中学校の女子生徒である間宮杏奈の家庭教師をして欲しいと頼まれる。猫のような可愛さがあると言われる杏奈は今、登校拒否をしてい
る。
大輔が家庭教師として杏奈に向き合っていくことによって、2人を中心とした物語が動いていく。
※全エピソードの改稿と話数構成の変更を行ないました(2017.2.2)
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※続編の有無については未定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-02 21:40:28
135203文字
会話率:56%
「子供と大人は違う。子供は大人に対し不満を抱え、
大人は子供に対し不満を抱える」
「そして人間は人間を理解できない。自分であろうと他人であろうと」
「人間を作った神は、人間を理解する前に作った」
「神は人間を理解できず、人間は神を理解
することはできない」
地中から出てきた謎の書物。
その最初のページに書かれた言葉。そして最後のページに書かれた言葉。
書物のたくさんの言葉に納得し、たくさんの言葉を否定する。
そんな彼らは、「そんなの嘘だ!」と
自分達に理解できる神を探しはじめた。
――――その言葉が本当なのかを確かめるために。
自分達に理解できる人間を探す神。
神の中にも言葉を否定した者達がいた。
お互いが出会ったとき、新たな神話と伝説が生まれる。
なぞの書物の本当の意味とは!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-06 20:59:26
4354文字
会話率:73%