「アザレア・アレニウス!!お前との婚約は今日この場限りで、破棄する!!そして、聖女としてのお前も今日で終わりだ!」
第二王子エリックは、片腕に愛くるしい少女を絡ませてそう高らかに宣言した。一方の婚約者であるアザレア侯爵令嬢は、気の抜けきっ
た返事を返した。
「はぁ、そうですか」
馬鹿王子と言われる美貌の王子と悪女の侯爵令嬢。お似合いと言われた婚約者たちは破局を迎えた。聖女となった彼女は一人だけ大人になったのだ。さようなら、お元気でそう言った彼女を引き留める王子。彼の真の目的は彼女を追放することではなくて―?真意がわかった時、聖女は悪女に戻る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 11:30:21
6611文字
会話率:69%
クロスディア王国にはそれは愚かで有名な王太子がいた。癇癪持ちで、傲慢で、自分勝手。勉強は逃げだし続け、社交界デビューを迎える歳になってももまともな文章一つかけやしない。勿論、公務は人任せ。顔の良さがだけが取り柄の馬鹿王子。そんな彼は自分の婚
約者である真面目な公爵令嬢を嫌っており、伯爵家の我が儘放題な令嬢と遊んでばかり。当然、仲は最悪で、顔を合わせれば、公爵令嬢からの嫌みが飛び、王太子は怒声を上げ、罵りあう。そんな関係が続く中、国の威信をかけた盛大な舞踏会。王太子は恋人である伯爵令嬢を引き連れ、公爵令嬢にこう告げた。「お前との婚約を破棄する!」
そんな関係を装った頭脳派な演技の天才王子(ブラコンな愛国者)と魔法の天才な公爵令嬢(シスコン)による七年をかけた婚約破棄のお話。
*以前書いた短編「婚約破棄のその後で」のセルフリメイクの連載版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-11 11:02:35
21351文字
会話率:44%
気づいた時には異世界に転移していて、賢者と呼ばれる大男に拾われたりツンデレな令嬢に侍女として雇われたりと、それなりに苦労しながら必死に生きてきた元女子高生。
そんな彼女の前で、腹黒そうな少女を連れた傲慢王子が、ツンデレ令嬢に婚約破棄を申し付
け…?
これは、〝創世の賢者〟に連なる在りし日の記録の一項。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 18:00:00
14480文字
会話率:45%
「お前の顔など、もう見たくもない! 今この場で婚約を破棄させてもらおうか!」
王侯貴族の子息息女が通う学園でそう宣言したのは、第二王子であるレオンだった。そしてその言葉を受けるのは、レオンの婚約者である公爵令嬢アルミラ。
邪魔な髪と言わ
れれば髪を切り、ドレスが似合わないと言われれば着るのをやめ、粛々と命令に従い続けていたアルミラは、この命令にもまた粛々と頷いた。
そして婚約者の最後の命令を聞き届けるため、婚約破棄に乗り出した。
※他サイト様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-02 18:02:42
261426文字
会話率:34%
幼いころから聖女教育を受けて育った少女、リリーシア・アウグストは全くの無自覚で世界最強の魔法使いへとなり果ててしまった。
加えて頭脳明晰、容姿端麗、運動能力は人並み以上…一国の聖女に成るべくして育てられた聖女はとんだ超人に…。
これ
は学校に入学するにあたり魔法を大きく制限されたリリーシアが、馬鹿王子にキレて王国を滅亡させ(そうにな)るところから始まる、言ってみれば彼女にとっての青春の物語である。
(この小説はこのサイトを利用して小説を書くテスト作品であり、このサイトの機能等を確かめるのが目的であって内容は特に何も考えていません。設定等もテンプレと思い付きで書いているので矛盾点などがあるかもしれません。そういうわけで執筆を続ける保証はどこにもありません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 19:19:22
13674文字
会話率:23%
「わたくしの婚約者は、そこはかとないクズですの」
「唐突なディスり」
タイトルそのまま。
魔族との結婚を斡旋して欲しい令嬢が、魔界に乗り込んで旦那様をゲットするお話。
最終更新:2020-03-18 20:12:03
13146文字
会話率:57%
王国でクーデターが起きた夜、一匹のドラゴンは森で人間の子供を拾った。
ワンパク、どころか常識を超える頑丈生物に育った少年は行方不明の王子を捜していることを知る。
養父の竜に連れられて人間の国へ(物見遊山に)旅立つ……
とまあ、お約束の陰謀に
続きます。
電撃大賞落選(1次落ち?)の原文のまま投稿します。
更新日は2003年8月となってるから第10回あたりだったでしょうか。
今、読むと恥ずかしさで爆発しそうなくらいの出来でした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 22:42:00
115383文字
会話率:60%
冤罪で追放された天才魔術師の俺は、隠居と称して泉の中に引き篭も…………ってたら偽名を名乗るアレな弟子ができた。静かに隠居もできずにいたが、成長を見守って情が移った途端弟子に家出される。俺を追い出した国で復讐をして暴れ回ってると伝えたのは
、追放前に縁のあった戦士だった。
追放から俺を捜し続けた戦士は国宝を借りパク。屍霊術師のくせに悪霊に住処を追われたラミア。婚期を逃した元義妹は復讐推奨と俺の周りには濃い奴しかいない。仲を取り持った夫婦の不遇の死と、元馬鹿王子の暴虐を止められない国の現状を知り、置き捨てて来た過去と、それでも待っていてくれた人たちとの再会で、俺は弟子を回収するついでに復讐を決意する。
*以下にご注意ください
この物語は恋愛要素のみで恋愛しません。
この物語に過剰な復讐描写はありません。
この物語は弟子を回収したら終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 10:00:00
154208文字
会話率:47%
婚約破棄された私は冒険者になりました。
…あれ?なんで王子も冒険者に?えっ?私を追放した罰で?いや知らないよ。着いてこないで!
冒険者になった元公爵令嬢と冒険者としては有能な元馬鹿王子の話
最終更新:2019-11-20 00:00:00
27592文字
会話率:43%
※タイトル変更しました※
旧題・人魚姫の長姉はホオジロ姫◆覚悟は良いか王子様◆
末妹の“人魚姫”が泡になって消えてしまった……。
そのことに怒り狂った人魚姫家長女・海底の戦士、ジェルミーナ。
彼女はカモメをその比類ない強靭なヒレで飛び
上がって捕らえ、
妹をあっさり裏切った馬鹿王子の王位継承の儀があるとの情報を聞き出す。
こうなれば魔女に脅迫(おねがい)して足を手に入れ、
戴冠式当日に妹の形見の短剣をその心臓にプレゼントしてやろうと思い付く。
重すぎる愛と海をも割ると言われる魔槍グングニルを手に、
妹を誑かした不届き者(王子様)を成敗すべく陸に上がる!
※無断転載禁止です!(うちの娘は嫁にやらん!)
ノベルアップ+にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-19 18:05:35
169610文字
会話率:21%
陛下の誕生パーティーの準備中、突然馬鹿王子が女の子を連れてきてお前と婚約破棄するなどとのたまった。
そもそも婚約してない私は陛下と教育係とともにキレた。
馬鹿王子、いつか暗殺してやる、と決意しながらも何となく王子と一緒にいてずるずる付き合っ
てしまう女の子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-24 20:15:34
6678文字
会話率:44%
「乙女ゲームは馬狂いによって成立しませんでした」の馬鹿王子の末路。
視点がころころ変わるので読みにくいかもしれません。馬視点もあります。
ゆるふわ設定ですがご了承の上でお読みくださるようお願いします。
最終更新:2019-08-21 16:02:26
5085文字
会話率:33%
『乙女ゲームは馬狂いによって成立しませんでした』の悪役令嬢の母親の公爵夫人視点です。国王である弟の馬鹿な発言に公爵夫人はぶち切れた。もう少しで国は安泰だったはずなのに……
少し長くなったので全2話予定です。続きは明日更新予定です。
最終更新:2019-07-30 16:02:22
7094文字
会話率:49%
『乙女ゲームは馬狂いによって成立しませんでした』の悪役令嬢の愛馬、シトリン視点。
馬視点はあくまでも作者の妄想です。ご注意ください。
ゆるふわ設定で書いてますので矛盾点やおかしな点があるかもしれませんがそれをご了承のうえでお読みくださるよ
うお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 16:37:49
4105文字
会話率:22%
目覚めたら、知らない天井があった。
見慣れぬ部屋、侍女、自分の姿。
それらから察するに、転生したらしい。
しかも、乙女ゲームの攻略対象者という肩書きを持った、悪役令嬢モノの登場人物に。
俺が転生した第二王子って、ざまぁしようとし
て失敗する、お馬鹿王子じゃないですかヤダー。
この物語は、悪役令嬢モノの小説に酷似した世界に転生してしまった少年が、悲惨な末路を辿らないように、ない頭を振り絞って破滅しないように努力する物語である。
ごめんなさい。嘘つきました。
※主人公は恋愛しないです。
※超不定期になります。
※IQ2程で、頭を空っぽにしてご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 19:48:25
1470文字
会話率:5%
伯爵令嬢リリスは、初めて会う婚約者アレンに「お前はいずれ悪魔のような女になる」と酷い言葉をかけられる。
自称転生者でリリスの未来を知っているというアレンによれば、ここは乙女ゲームの世界。
リリスは学園で第三王子に惚れ アレンとは婚約破棄。
第三王子のお気に入りである男爵令嬢をいじめにいじめぬいて罪を犯し、国外追放になるらしい。
リリスは第三王子なんかよりアレンの方がずっと好きだから、そんな未来はないと思っていたが ある日身に覚えのない罪で糾弾されてしまう…
悪役令嬢、婚約破棄回避、異世界転生、ざまぁ等々テンプレわがまま盛り盛りセットです。
※元々短編だったため、1話完結。2話目にアレン視点を投稿し 全2話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 18:03:13
15198文字
会話率:26%
剣と魔法の国にある、とある学園にて行われる卒業パーティーに参加したアリアンローズは何度目かのため息をついた。アリアンローズは王子の婚約者であるのは事実である。そして目の前には第一王子と怯えるような可憐な少女の姿。アリアンローズの災難、ここに
開幕。一話完結の別視点の三話構成。※がばがば設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 00:00:00
10229文字
会話率:22%
私ことアレクトロン皇国の公爵令嬢、グレイス=アルティメシアは婚約者であるグラインシュバイツ皇太子殿下に呼び出され、平民の中で【聖女】と呼ばれているクラリスという女性との「真実の愛」について長々と聞かされた挙句、婚約破棄を迫られました。
この国では有責側から婚約破棄することが出来ないと理性的に話をしましたが、頭がお花畑の皇太子は激高し、私を悪女扱いして制裁を加えると宣い、あげく暴力を奮ってきたのです。
この瞬間、私は決意しました。必ずや強い女になり、この男にどちらが制裁を受ける側なのか教えようということを――。
一人娘の私は今まで自由に生きたいという感情を殺して家のために、良い縁談を得る為にひたすら努力をして生きていました。
それが無駄に終わった今日からは自分の為に戦いましょう。どちらかが灰になるまで――。
しかし、頭の悪い皇太子はともかく誰からも愛され、都合の良い展開に持っていく、まるで【物語のヒロイン】のような体質をもったクラリスは思った以上の強敵だったのです。
※アルファポリスにも転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-18 09:40:57
49977文字
会話率:34%
王太子殿下に愛されなかった箱庭の令嬢
箱庭の令嬢と王子殿下
の、王子殿下の幼馴染目線になります。
最終更新:2019-01-01 21:06:15
3398文字
会話率:27%
世界でも有数の大国、オルトバーネス。
そこには美の女神が嫉妬するほどの美しさと、賢者が弟子入りを志願するほどの聡明さを兼ね備えた王子がいた。容姿、能力、権力……。神は彼に全てを与えた。王子はやがて王太子となり、ゆくゆくは国の主となるのだ
ろう。
ただ一つ、性格が悪いという欠点を残して。
馬鹿王子に振り回される護衛隊長スヴェンに、明るい未来など来るはずがない!
今日も今日とて、王都にスヴェンの怒声が響き渡る!
「あんの、馬鹿王子が!!!」
この話はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-19 18:21:14
97998文字
会話率:40%
馬鹿王子ことユドルフは、学園の舞踏会の後、婚約者のレイラを自室に招いて話をする。
自分の思い、レイラの疑問、騒動の裏側?
馬鹿王子は間違っていますの続編です。
書いているうちに、コメディ色が強くなってしまいましたが、皆様にクスリと笑ってい
ただけれは幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 23:53:22
3178文字
会話率:57%
王立学園の卒業式が無事終わり、卒業生の家族、婚約者、恋人達が集い、舞踏会が開かれる。皆が未来に向けて心を踊らせる中、王太子が声を張り上げた「私はようやく、探し求めていた女性に出会えたのだ。」
最終更新:2018-09-22 22:48:38
6836文字
会話率:42%
高等法院長官の末娘、リーゼット・ロベール侯爵令嬢は別派閥のオレリア・イェルシェマ公爵令嬢とたいそう仲が良い。もはやオレリアを崇拝していると言っても過言ではない。そんなリーゼットだが、オレリアの欠点をただ一つだけ認めなければならなかった。とて
も頭が良いとは言えない、現実的でない馬鹿王子――失礼。婚約者の存在である。そして王立学院の卒業パーティに、ついに馬鹿王子がやらかした! 婚約破棄? どうぞどうぞ。え? オレリア様が嫌がらせ? 証言しろって? よろしくてよ、わたしがコテンパンに論破して差し上げます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-08 19:13:31
9016文字
会話率:50%