それは、1人の少女のお話。
その少女は、短い生涯の中で、たった1人の恋人をずっと思い続けた。
出会ったのは、7歳の時。
だが、その思いは一生消えなかった。
その子の名前は、「大姫」。
鎌倉幕府将軍の、一の姫。
当代随一の姫君として生を受けた彼女が、だが望んだものは、ただ1つ。
悲しく、だが真っ直ぐな恋物語が、今、始まる―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-19 07:20:11
78490文字
会話率:34%
新技術開発プロジェクトの一端に関わることになった、斎藤隆明。
還暦を過ぎてから初めて関わることになった大規模プロジェクトであったが、政治的あれこれに左右され、万全でないままに進められてしまう。
それが原因で起こった事故に巻き込まれ、隆明は
意識を失う。
そして隆明が目を覚ますと、なぜか水の中にいて……
鎌倉時代から始まる、主人公 宗龍臣の生存闘争物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-06 19:31:39
28051文字
会話率:34%
鎌倉時代末期、「菜河落(ながおち)」という小さい村で産声を上げた男の子。名は「栗田 草太」
後に天台宗の僧侶として村を護って行く。
そんな或る日、突如として武士に因って村は焼かれてしまう。村の御本尊の薬師瑠璃光如来から夢枕で御告げを受けてい
た御蔭で村人は誰一人欠ける事無く避難する事が出来た。
村が焼かれている中で再度、御本尊からの御告げで西に向って村人達を連れて逃げよと受けた。
四日逃げる事、空腹と疲労で此処までかと思われた時、空から星蓮船(せいれんせん)が降り立ち、村人達を乗せると今まで見た事も無い様な御馳走を振舞った。
尼僧が申すに争い無き地へ降ろすと申すが、物の怪多き処だと云う
そうして降り立った地は後に幻想郷と呼ばれる場所だった。
其の頃は未だ幻想郷とは呼ばれぬ「博麗大結界」も無く、況してや「幻と実体の境界」すらも無かった時代である。
今日知られている人里では無く、山を一個隔てた、後に博麗大結界に含まれる「片品村(かたしなむら)」という所であった。
その村で主人公は元々住んでいた村人達から強い反発を受けていた。突然現れた人間を住まわす事は出来無いと……
其の村人達と仲良くしようと試みる主人公は仲良くする事が出来るのであろうか?
今日の幻想郷に深い関わりは無いが決して何も無かった訳では無いそんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-22 02:28:21
2555文字
会話率:0%
くだんとは、予言をする聖獣。歴史に残る大凶事の前に生まれる。短命。
鎌倉時代の草創期。くだんは源頼朝の長女、大姫として現世に現れた。
大姫は地獄の鬼を「しもべ」と呼び、配下にしている。鬼たちは人間として生まれて、聖獣くだんに仕えること
で、己の業を洗い流すという。
鎌倉の御家人でもある海野幸氏は、大姫からこれから出会うはずの「恋人」の危機を予言され、阻止するよう命じられる。彼はかつて、その娘との恋ゆえに地獄の鬼となり、今生で共に大姫に仕えることで許されようとしているらしい。幸氏には覚えのない話。納得できないまま、同輩の比企宗員とともに鎌倉を発つ。
一方で、北条家の傍流に生まれた少女、ささめは、鎌倉御所へ仕えるために伊豆を出た。従姉妹のかがりには妬まれるが、ささめが望んだのではない。ささめは故郷に居場所がなかった。あやかしに好かれるため、周りからは「不吉な娘」と疎まれていた。両親もなく、庇ってくれていた許嫁まで奥州の戦で行方不明となってしまった。ささめの味方は、あやかしの叶野(かなの)だけ。そんな寂しい境遇が、彼女を気弱で流されやすい性格にさせていた。
旅の途中、ささめは死霊に魅入られ、狙われる。幸氏の「守る」ということばに心奪われるが、彼らに、叶野をあやかしだというだけで追い払われてしまう。さらに彼らは、ささめは人間ではないと告げ、しもべとして大姫に仕えるよう強要する。
そこへ死んだはずの許婚が生還してくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-31 00:20:43
75030文字
会話率:31%
本を書く少年、桐都。いつもクラスで弾かれていた彼が、異世界に行った?!
それも良く聞いてみると、自分が書いているお話!?
彼は異世界から脱出できるのか?
最終更新:2015-12-28 02:02:09
630文字
会話率:7%
奥州藤原氏四代目、藤原泰衡の最期。
蓮の花の前、英雄を殺した男は最期に何を思うのか。
最終更新:2015-12-12 17:31:21
2913文字
会話率:16%
後醍醐天皇が鎌倉幕府を倒して親政を始めてから、一年も経たない内に、人々の間には不満が高まり始めていた。足利尊氏は、天皇と、不満を持つ武士達との間で苦悩する。南北朝時代の始まり。
最終更新:2015-12-02 19:24:21
3078文字
会話率:48%
方丈記の作者鴨長明が夜中に考え事をします
最終更新:2010-07-19 12:19:04
1951文字
会話率:2%
建保七年(1219年)一月二十七日、将軍源実朝は、鶴岡八幡宮の境内で甥の公暁に討たれ、落命した。
雪の中の惨劇は何故起こらねばならなかったか……。公暁、実朝、北条政子、三人の目で追う、将軍暗殺事件。
第三章「政子編」に入りました。
※作者の
運営するサイト「月窓譚」でも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 12:45:30
173884文字
会話率:34%
玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることのよわりもぞする……。「忍ぶ恋」を妖艶に歌い上げた鎌倉時代の女流歌人、式子内親王。秋の長夜、ふと夢を破られた内親王は、美しくも寂しい月影に誘われるまま、ひとり恋の情感を心の内に追う。
最終更新:2010-09-23 00:55:14
5411文字
会話率:0%
『鎌倉殿』頼朝の息子、万寿丸は、わがままで変わり者の姉に振り回されてはこきつかわれる日々を送っていた。そしてある日、万寿丸は姉の突拍子もない発案により、彼女の駆け落ち相手を探す手伝いをさせられるハメになった。
嫌がる弟を従え、勢いよく里
を飛び出した姉は、その日のうちにとある青年に一目ボレ。しかし、気弱で巻き込まれ体質の弟は、姉の暴走にハラハラしつつも、それを見守ることしかできないのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-24 06:00:00
22562文字
会話率:23%
この作品は鎌倉時代末期に兼好法師によって書かれた徒然草に習って筆者が日常、ふと思いついたことをさらりと書き留めただけのものである。もちろん、作者は徒然草を熟読しているため、作中、多少思考や表現が類似して部分もありますが悪しからず。原作者殿に
感化されたんだなーと大目に見てくださいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-20 02:30:25
258文字
会話率:0%
うつろう季節が秋を迎えるように、
うつろう心に飽きが来るのをとめられないのであれば、
想う相手が去ることさえも、
諦めなければならないことなのか・・・
最終更新:2015-09-08 18:53:40
3010文字
会話率:19%
闇色の瞳をした童女あや
物言う面や巻物
夜の闇に現る女と鬼
それらは現か幻か
『あや 伊勢物語編』の第一話です
(空創人第二話掲載作品)
最終更新:2015-04-28 13:18:12
8699文字
会話率:33%
妖怪の青年と人間の女の恋物語。多分。
時代は鎌倉時代とかそこらへんを想定しておりますが、間違った知識等見受けられるかもしれません。ご指摘くだされば幸いです。
最終更新:2015-08-24 23:54:31
4665文字
会話率:40%
「将軍家は女だ」
源実朝の叔父、北条義時は御家人(ばかども)の悪口に飽き飽きしていた。頼朝公の外戚として成り上がった北条一族への嫉妬と当てつけに、幕府を統轄する執権の彼は気の休まるひまもない。
さらに前執権の父が、実朝が胎児のころ「変成
男子(へんじょうなんし)の法」という秘術を使ったと噂され、納得いかない。
確かに、今年十六歳の少年将軍は少女のような美貌の持ち主である。武芸に関心を持たず、和歌づくりや絵合わせなどの趣味に加え、ついでに男好き?
「もしや本当に……」義時は疑念を抱きながら、甥を鎌倉の主として支えた。
当の実朝は、父頼朝の幕府草創期の苦労も知らず、それゆえ誰よりも純粋で慈悲深い君主に育った。
争いを好まず、世の安寧を願う実朝は、合戦時代を引きずる荒れくれ武者たちをまとめるため、武力による抑圧ではなく、文化による統治を目指した。
叔父の執権と甥の将軍家は、ときに衝突し、ときに協力し合いながら、武士の都、鎌倉の発展を模索する。
そんななか、二十一歳になった実朝は、義時の政敵である和田一族の嫡男、朝盛と恋に落ちる。十七歳のときにかかった疱瘡の後遺症のため、恋を知らなかった実朝は、野心をもって近づいた朝盛の性に溺れ、心と体を支配される。
実朝の恋人への盲目的な愛は御家人たちから離反を招き、新世代の武将から謀叛を企てられてしまう。そして、その余波により、和田一族と幕府方の義時は武力衝突に至るが――
鎌倉の王者の生と性をめぐる、武士(もののふ)たちの狂騒曲(ラプソディ)。
※警告タグはつけていませんが、エロが苦手な人は第8・9部分の「月の恋人」はお避けください。合戦シーンのある第11・12部分も人によっては「残酷」と感じる方がいるかな。以上、「警告」ひとつ前の「ご注意」でした。
※ブックマーク・評価ありがとうございます。
こんな辺境の地にまで足を運んで頂いて、ほんとうに感謝感激です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-25 14:23:44
222386文字
会話率:21%
下野(現栃木県)の名門武将、小山三兄弟は源頼朝に仕え、鎌倉幕府の黎明期を支えていた。長男の朝政を筆頭に、兄弟はそれぞれ個性を発揮し、幕府内での地位を固めていく。平家の滅亡、奥州征伐……強敵を倒した関東の武将たちは、京の公家たちに己らの存在を
認めさせ、武士の自立を勝ち取る。しかし、外部の敵を失った彼らは内訌を深め、身内同士で血みどろの殺し合いを演じる。強い絆で結ばれていた兄弟たちも、ついには……
平安時代末期から鎌倉時代初頭を駆け抜けた武将たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-05 16:07:20
41921文字
会話率:22%
源平争乱は終わりを告げ、世は鎌倉政権の時代に移り変わった。
まだ騒乱の種を残しながらも、時代は移り変わる年代。 これは、その時代の京の、少女と神様のお話。
注意
それなりに時代背景を取り込んだだけのフィクションです。
また、E☆エブリス
タにおいて同一の作者がのんびりと書いた短編のそれっぽい長編となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-09 23:37:15
54865文字
会話率:46%
時は、鎌倉時代。皇女として生まれながら、生母の身分が低いため、大原の里で育った姫宮は、ある日突然、兄帝に内裏へ招かれ、監禁・凌辱されてしまう。傷付いた姫宮の前に現れたのは、乳姉妹のあやめの恋人で、鎌倉執権の弟でもある北条彰嗣だった。
最終更新:2015-04-08 23:51:24
143812文字
会話率:62%
鎌倉幕府末期のエンターテイメントです。
鎌倉や京都が舞台となります。心躍る激しい合戦や、ぞくぞくするようなオドロオドロしい話を目指そうと思いましたが、結局政治や謀略の話が多くなりそうです(毎度申し訳ない(-_-;))。
主役は足利尊氏
の弟、直義です。エキセントリックな兄と、サイケデリックな執事に振り回される、苦労性のイケメンです。
ご興味を持たれた方は是非!どうぞ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-24 21:08:03
119961文字
会話率:30%
あの日、…私は、大切な主君を救ってやる事が、できなかった。
公開処刑の憂き目など、二度と、経験させたくはない。…
そう、思った。
執権・北条高時の時代において、内管領・長崎円喜、高資の専横なる振舞い。
彼らは、新たな
る時代を迎える事が、できるのだろうか。
※この小説は、E★エブリスタ、ケータイ小説投稿サイト『フォレストノベル』、携帯小説モバスペブック、GREEなどにも掲載しているオリジナル歴史小説です。
勝手な二次創作及び盗作は、ご容赦下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-30 16:28:38
10401文字
会話率:17%
いつの時代もヲタク達は同じようなことをやっていた。好きな作品のヒロイン同士を比べることを、当時の言葉で「女合(おんなあわせ)」というらしい。これは鎌倉時代のとあるヲタクが、『伊勢物語』と『源氏物語』のヒロインを対決させたときの記録である。
作者不明『伊勢源氏十二番女合』折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-09-02 03:58:24
2373文字
会話率:5%
<あらすじ>
防衛大臣の父と天皇の血筋の母を持つ男は、愛していた女を天皇に寝取られてしまった。悲しみの中、男は宇宙飛行士になった。
最終更新:2014-08-29 12:21:03
2533文字
会話率:25%
工事現場から、御札にくるまれた片腕の少女が掘り出される。
少女は、名を沙代といい鎌倉時代に片腕を切り落とされ、封印されたという。
沙代は、その不思議な力により、政府と交渉し現代の高校に通うことになる。
一方、坂田武雄は常人離れした筋
力により、オリンピックを目指していたものの、遺伝子操作の疑いをかけられ、一切の試合に出れなくなり、鬱積した日々を過ごしていた。
沙代は、武雄のところに転校してきて、自分の片腕を落とした幼馴染の生まれ変わりだと語る。
にわかに信じられない武雄だったが、次第に前世の記憶が呼び覚まされていく。
※感想など書いていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-11 12:18:06
99172文字
会話率:51%
交通事故を境に、秋宮虎次郎(17歳)は重度の昏睡状態に陥った。俗に言う植物状態である。そんな彼の運命を変えたのは一枚の契約書、魂の素粒子の提供者=オーバースピリットダイバーのドナー登録であった。ダイバーとして選ばれた虎次郎の魂は、人工幽霊と
なり日本史の空白期間〈隠された時代(ハイデンヒストリー)〉へと辿り着く。そこで待ち構えていたのは人々の空想とされていた餓鬼と夜叉丸と呼ばれる神の存在であった。鎌倉幕府も恐れる夜叉丸と対峙してしまった虎次郎は、必然的に〈隠された時代(ハイデンヒストリー)〉の混沌の渦へと飲み込まれて行く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-16 12:00:00
169918文字
会話率:51%