宮沢賢治が水星少女歌劇団を構想し、ドラゴンの香油を求める少女たちと勲爵士ジョニーのファンタジーを書き始めたのは1933年7月。死の2か月前でした。
このころイギリスでは宮沢賢治より4歳上のトールキンが1937年にファンタジー「ホビットの冒
険」を出版。1954年の「指輪物語」現代のファンタジーにつながる名作です。
宮沢賢治がもう少し長生きして、ファンタジーミュージカルの台本を残していれば良かった、と思います。
そこで、無謀ながらChatGPTで宮沢賢治のドラゴンをめぐるファンタジーを再現してみようと思います。
勲爵士ジョニーと二人の少女(ChatGPTが勝手にマリアとエミリーと命名)、そして水星少女歌劇団一行の冒険のはじまりです。
蒸気機関車が走る科学の発達してきた19世紀ヨーロッパ風の世界。しかし、そこにはドラゴンが空を飛び、魔法もまだまだ力を失っていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 06:51:56
33822文字
会話率:72%
いつからこの街に住んでいたのか。なぜこの街に住んでいるのか。
蒸気機関街の住人にはそれがわからない。
あなたにはわかるか。
わかったところで、もう手遅れかもしれないが。
最終更新:2023-06-08 17:00:00
16227文字
会話率:12%
歯車と水晶が都市を廻す、蒸気機関全盛期のヨーロッパ。
どれほど光が闇を照らそうと、色濃く残る影に魔物は潜む――小さな町ノースウェアの旧聖堂で発見された死体は、凶器である銀の剣を中心に焼けただれ、聖水が散乱していた。
町の中心人物だっ
たアドルフ・ヴェンデルスは吸血鬼なのか?
死体を巡って警察の捜査は中断、吸血鬼ハンターが調査を開始。そんな中、息子であるテオバルトは父親が人間であることと、殺人事件であると主張。魔術絡みの事件を専門に扱うグリム探偵協会へ調査を依頼する。
はたして探偵ルードヴィッヒは奇妙な死体の謎を解けるのか?
―――――
「それにしても、吸血鬼について、われわれは何を知っているだろう? (中略) まるでグリムの童話の世界に引きこまれたような気がする」――シャーロック・ホームズ
(「サセックスの吸血鬼」より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 06:00:00
142037文字
会話率:42%
霧の都のマギ
という乙女ゲームがあった。
19世紀ロンドンをモデルにした、ロンディニウムを舞台に主人公であるシャーロットが様々な怪事件を解決するという内容のADV。
そんな世界の悪役令嬢、ソフィア・ロングフェローに転生してしまった主人公。
彼女は最初さっさとトンズラしようとしていたが、はたと気付く。気付いてしまった。
これ、本当に世界征服できるんじゃ?
と。
蒸気機関、飛行船、電信、ダイナマイト、ボルトアクションライフル……西部開拓、東方問題、諸国民の春……全てがソフィアの頭の中にはあった。
これは世界征服を目指して暗躍し、自身の利益を最大限に追求し続け、ゲームと歴史の歯車が狂っていく物語。
ーー・ーー
夕陽が差し込む部屋の中、ソフィアは彼女の背景からは考えられないほど酷く簡素な椅子に座りながら言った。
「正直、世界が私の物にならなくたっていいんだ」
シャーロットは彼女に問いかけた「なら、なぜ」と。彼女は楽しそうに笑う。
「それはね――」
カクヨム・ハーメルンにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 21:14:07
162167文字
会話率:44%
蒸気機関車が主要な都市を繋ぐようになってから十数年……
丘の上にある一本桜に見守られている首都で、女学生の櫻木ゆら子は四年前に行方が分からなくなった姉の春子を探していた。
梅の花が咲き誇る日に出会った青年・正弥の力を借り、ほとんど手掛かりが
ないながらも、ゆら子は女学校を卒業するまでに――桜が散るまでに姉を見つけ出すことを目指す。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
※序章+全二十三話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 22:16:41
71635文字
会話率:40%
普通の小学五年生らしく平穏に暮らしたい日高真夏だがパートナーの尾瀬一樹のとばっちりで夏期研修に行くはめになってしまった。
行き先は……お化け屋敷と称される古い武家屋敷である。
そこは恐怖のあまり歴代研修生が脱落した曰く付きの研修
場所で、しかも同行するのは単位を落とす原因となった尾瀬一樹と犬猿の仲の沙樹野彩音と、真夏同様にとばっちりを受けた神林ほのかの女の子たちだった。
研修場所となった古い屋敷では真夏たちに次々と恐怖の洗礼が襲いかかる。
●:姿が見えない足音。
●:愛しい人をいつまでも待ち続ける美貌の姫君。
●:そして廃線のはずの鉄路を走る蒸気機関車。
これは知恵と友情とちょっとの勇気を振り絞って真夏たち四人が研修クリアへと進む物語……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 18:00:00
77714文字
会話率:38%
どうやら転生したらしいので思いっきり遊びたいんだが、周りはそれを許してくれないらしい。
だが、遊びたい一心で火縄銃の改良に手を出すことになった。女神さまに言われたように、国が滅びないように出来るのだろうか?
8月19日、第3話を大
幅に加筆修正しております。
「負け組転生から始める異世界開拓記」では描けない銃器の話に特化して書いております。
階丹、階納という、おい、山の民の街の名前じゃねぇかというのはその通り。チート鍛冶師が居るのに蒸気機関も鉄砲も出てこない縁辺領には少々不満があるので、それをこっちに書きなぐった次第。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 21:00:00
99002文字
会話率:29%
ある日、単語帳にそっくりな『ゆめきっぷ』を拾った小学四年生の榊翔真。
・『ゆめきっぷ』は眠っているときに効果を発揮する。
・『ゆめきっぷ』を使いたい日は、寝る前にパジャマのポケットに『ゆめきっぷ』をいれておくこと。
翔真は意図せず『ゆめ
きっぷ』を使ってしまう。
結果、一人の少女に出会い、翔真と彼女は仲良くなっていく。
しかし彼女にはとある秘密があった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 08:00:00
78763文字
会話率:40%
世界中に敷かれた線路を、国際的公営組織”公営鉄道”が管理する世界
最終更新:2022-11-30 02:47:50
45059文字
会話率:44%
世界四ヵ所に突如として出現した“穴”は、それぞれ別の世界――異界へと繋がっていた。異界調整官となった阿佐見桜は、異界における日本の領土、蓬莱村を円滑に運用し、異界人たちとのトラブルを避けるべく奮闘を続ける。
そんな中、突然舞い込む王からの依
頼。竜討伐に協力することになった桜たちは、最新兵器の助けもあって辛くも竜から街を救った。王都に凱旋した彼らを待っていたのは、黒い陰謀の影だった。(ヴェルセン王国編)
王都を襲った動乱の傷も癒えぬまま、ファシャール帝国が王国へ牙を剥こうとしていた。日本政府は、両国の調停に乗り出す。侵略計画の原因が大海蛇にあることを知った桜たちは調査に乗り出すが、大海蛇との初遭遇で護衛艦が破損、無人島に漂着してしまう。そこで桜が出会ったのは――。(ファシャール帝国編)
騒乱が収まり、日本を中心に王国と帝国が手を取り合って発展しようとした矢先、新たな侵略の予兆がもたらされる。蒸気機関を実現させたガ=ダルガは、霧に包まれた艦隊で侵略を開始した。サクラたちはガ=ダルガ艦隊を迎え撃つべく出撃する。(ガ=ダルガ編)
そして、“禁断の地”へと向かったデラ・バウを追って、硬式飛行船<モビィ・ディック>が飛び立つ。
※「カクヨム」「マグネット」にも一部掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 21:58:20
604425文字
会話率:54%
僕の半生の内訳をお教えしよう。まず生まれてから十九歳までが暗殺者、十九から二十歳が脱走者、そして二十歳から二十五歳までが兵士であり、そして二十六と二十七は――これはもっと後で話そう……。
電話と蒸気機関車の楽天的な時代を生きる時代錯誤な暗
殺者の少年リュジスはその半生を回想する。
いろんな出来事、いろんな人びと、そして戦争――。
彼の昨日は笑いたくなるような後悔に満ちている。
その昨日を、ちょっと覗いてみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 07:17:46
169301文字
会話率:44%
蒸気機関の発達したもう一つの日本。
プロペラの力で空を飛ぶ空中遊郭「天原」に暗殺者の少年〈鉛〉が潜入する。
〈的〉は天原一の大見世「白寿楼」の主、九十九屋虎兵衛。
ところが、ひょんなことから〈鉛〉は「扇」と名を変え、天原に暮らすことになって
……。
暗殺者の剣士。「興」を重んずる遊女屋の楼主。
そして、天原に住む人々が織り成す冒険活劇ファンタジー。
はじまり、はじまり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 07:12:40
1705872文字
会話率:50%
★星海社FICTIONS新人賞受賞★書籍版発売中★
「お前はアレだな、俺の想像以上に嫌な奴だな」
「貧弱な想像力が基準では説得力に欠ける意見だ」
蒸気機関の煙が街を覆う正暦1873年。勤め先を失った一人の傭兵に、とある小説家から依頼が舞い
込む。それは『地図に載らない山』への取材の護衛だった。背に腹は代えられない傭兵と、それを消去法で選ぶしかなかった小説家。罵り合いの絶えない二人の旅は、やがて国家を巻き込む謀略へと巻き込まれていく……大陸横断鉄道が完成した高度成長の時代、しかし電気の灯りがまだ生まれていない薄暮の時代。そんな19世紀アメリカに『何故か』似た世界の物語。
◆第一部 不死王の帰還 完
◆第二部 人形図書館のイヴ 開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 23:37:08
667261文字
会話率:43%
A.H.1929年
魔術を併用した蒸気機関、魔蒸機関で人類は繁栄していた。
王国、帝国、共和国の三大国家と、中小合わせて108の国が存在する世界。
共和国に住む魔蒸機関技師の少年、アルバート・ライトの物語
最終更新:2022-09-11 08:00:00
50503文字
会話率:29%
〜あらすじ〜
魔法、剣、銃、蒸気機関、そして石油を使った機械まである不思議に包まれた星。様々な民族、種族、生き物が坩堝になり、生きている。
この水と大地の惑星"アーシー"では度々大きな戦が勃発しては大量の命が消えてい
く。より強い武器、より恐ろしい戦いを繰り返すうちに大地は疲弊しきっていた。
たぶん、世界を巻き込んだ国同士が三度目に起こした戦争の後に人々はこう思ったのだろう。
「このままでは神々に見放されてしまう。今度こそ互いに手を取り、繁栄と次の世代のために力を合わせよう」
色んな国の偉い人たちの誰かが、そう言い出したのだろう。
そんな世界の人々が、そんな過去の戦を忘れた頃の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 11:50:56
5251文字
会話率:33%
本格始動は8月より
【あらすじ】
剣と魔法の世界は今は昔。勇者も魔王も昔話に過ぎない。今は、陸に海に蒸気機関を搭載した乗り物が闊歩している世界。
これは、『錬金生物拡散防止協定』通称、キメラ協定を守るために日々活動する『監視官』達の物語。
【登場人物】
・アト=ミックス:監視官。魔法士。腕は立つが、精神年齢が低く装っている。中性の容姿。
・レディ=レックス:監視官補佐。褐色の肌の美人だが、元殺し屋のためすべて『力』で解決しようとする傾向がある。
【世界設定】
その昔、人類は神のまねごとをして、人工生命体や合成生命体、さらには人体の組織の研究も行われた。そこであることに気がついた人がいた。
「これを兵器としてつかえないか」と。
誕生した錬金生物。通称、キメラは戦争により、歯止めのなく開発競争は怪物へと変えた。
キメラは魔法学の応用で火や雷を放ち、その皮膚は工学の応用で弾丸をも弾くまでになっていたのである。ついには、人のコントロールを離れ、敵味方見境なく、襲い掛かったのだ。
各国はこの教訓から、生物兵器の開発の制限、および戦地での使用中止を名目にした『錬金生物拡散防止協定』通称、キメラ協定と呼ばれる協定を締結。これにより、各国はキメラ協定の元、キメラの開発や保有は制限している……はず。しかし、未だ、一個人から国レベルまでもが、密かにキメラを開発、保有しているという噂が絶えないのが現状だ。それを暴き出すのが監視官の役目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 21:00:00
48813文字
会話率:34%
ゲームにすべてをかけていた俺は、コンビニでストーカーに刺されて命を落とす。
だが、神様から天賦の才をもらい、異世界に転生して新たな人生を歩むことになった。誤解され、とんでもないスキルも押しつけられてしまったが、中世ヨーロッパ風の世界を舞台に
、現代知識とゲームで鍛えたテクを駆使し生活改善と内政をやっていく。
最強のクワ使いの王と呼ばれるその日まで。
(石けん → ラテックス → 蜜蝋 → ??? → ノーフォーク → プラウ → ??? → 鉄 → 病原菌 → 銃 → 蒸気機関 → 電気 → 真空管 → ??? → レベル5自動運転EV の予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 19:00:00
155482文字
会話率:49%
17世紀ヨーロッパのとある国。
ここは、蒸気機関が発達したスチームパンクの世界。
そんな国で、あるひとりの天才が産まれます。その天才は、一瞬で世界を変えました。
これは、天才の投げた投げた小石が立てた波紋に巻き込まれた、小さなとある雑貨店の
話。
ーーーーーーーーーーーーーー
とある事情で製作した舞台用1時間台本です
色々あって要らなくなったのでその供養に。
素人作品なので多めに見てください。
もしかしたら、いずれ小説に書き直すかもしれないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 22:41:01
19683文字
会話率:94%
“僕”が目を覚ますと、
そこは見覚えのない、寂れた神社だった。
ボロボロの大きな鳥居のふもとに寝かされていた“僕”は、
自分の名前も、ママとパパの名前も、住んでいたところも、
すっかり忘れてしまっていた。
迷子になった“僕”が泣きながら参
道を歩いていると、
崩れかけた拝殿のほうから突然、“僕”に呼びかける声がした。
その声のほうを振り向くと…。
見知らぬ何処かに迷い込んだ、まだ小さな男の子が、
不思議な相方と一緒に協力して、
小さな冒険をする、小さな童話のようなお話です。
主人公が無事にお家に帰れますよう。
みなさま、温かい応援のほう、何卒よろしくお願い致します。
~再編集、再掲載で、修正加筆しながら毎日更新目指しています。
何卒宜しくお願い致します。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 17:00:00
251197文字
会話率:35%
いつも通り魔法も冒険者ギルドも有り、地球に存在しない魔物も大量で、通貨流通量を無視した無制限の買取金貨もある剣と魔法の世界。
無制限のレベルアップや固定ジョブもチートスキルも冒険者ランクもアリアリ、定期的に魔王が復活して魔王軍が攻めて来
て、邪神も天使もいて勇者の概念もジョブある世界。
しかし印刷による知識拡散や識字率の上昇、銃砲の開発や飛行機械の存在は絶対に許されないディストピア。
共通の言語が発生して対話できないよう、バベルの塔と呼ばれる軌道エレベータで言語を混乱させ、方言や訛りで国内でも城砦単位でも会話を成立させない。
もし火薬が開発されて銃が作られ、人力飛行機が飛び、蒸気機関の初期装置が開発され、紙の印刷技術が開発されると、どんな魔法も通じない巨大な上級天使が出現して、天使の軍勢が城塞都市を丸ごと破壊して、見ただけの住人も一人残らず殺される世界。
そこは人類が機械化して永遠の命を得て宇宙に旅立った後、核兵器などで相互確証破壊が起らないように調整された楽園で箱庭。
永遠の中世世界ナーロッパや時代劇世界が保存され、ノンプレイヤーキャラが愚民化処理された場所で、永遠の命を持ってしまった元人類がほんの100年ほどの夢を楽しむ場所。
人類発祥地である聖地太陽系は保存されているが、バーナード星域や近隣星系では惑星がすべて解体され、ダイソン球やリングワールドが建設され地球の数万倍の表面積を持った箱庭が作られていた。
とある平面世界でも少女とオチコボレ竜の夢が開始された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 18:16:47
1104301文字
会話率:40%
希望してこの世界に来たのは良かったけど、思ったよりも荒れてて臭くて、辛くて……そんな状態にも関わらず、神様からは「全力で全身全霊で生きないと地獄行き」と言われていた。
ラントはラントなりに頑張って生きていたが、仕事の最中、酷い上司の
暴力のせいで片目が見えづらくなってしまった。
しかもクビにさせられたので、久々に実家へと戻る。
実家は何年も手入れがされていなくてボロボロだった。その実家を修繕をするために近くのガラクタ山に歩いていくとその途中、広場で普段の街とは違う空気を感じた。
そこに近づくと蒸気機関をつけた自転車で空を跳ぼうとしている不思議な集団がいた。
彼らがそこを去った後、壊れかけた自転車が広場に残されていたので、ジロジロと見ていると集団の一人から声をかけられ、彼らのところへ行くことになる。
実家の修繕を手伝って貰いつつ、彼らの家の中にお邪魔すると、そこには「全身全霊」と書かれた紙が貼られていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 17:02:21
88448文字
会話率:48%