九ヶ谷大悟は父親の失踪で科学にコンプレックスを抱える文系高校生。彼は「ゲームの研究をしている」という父の言葉を追うように将来のゲーム制作者を目指すが、己の発想力をゲームの枠に収めることに苦戦していた。
春日春香は優等生を演じつつ、世界は
物理法則の計算結果にすぎないという冷たい考えを抱えていた。若き天才女性科学者さららに師事することになった彼女は、その完璧な外面にほころびを生じ始めていた。
さららの学説「オリヅル」は奇しくも大悟の父のゲーム理論を万物理論に発展させたもので、物理法則の局所的な改変という荒唐無稽なものだった。
さららの所属する大学研究機関で謎の爆発事故が生じた。通常の物理学では説明できない爆発のエネルギー源の背後には、大悟の父の理論が見え隠れする。二人はさららに事故についての仮説を立てるという課題を出される。
質量のエネルギー化など難解な物理理論を理解する春香に対し、大悟は持ち前の想像力で物理学とゲームの世界のイメージを重ねていく。
春香「これは九ヶ谷君に理解できるレベルの話じゃないの」
大悟「それっぽいシナリオをでっちあげればいいんだろ」
ゲームの発想で事故のシナリオを紡ぎだし、謎の核心に大胆に切り込む大悟。それにあきれながら彼の発想をシミュレーションする春香。二人は対立と協力を繰り返しながら真相に迫っていく。
ラブコメ&科学ミステリです。
2018/03/25:第一部『物理学の爆弾』完結しました。
2018/08/26:第二部『コイン』完結しました。
2019/02/03:第三部『ゲーム』完結しました。
2019/07/21:本編完結です。
© 2017 のらふくろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 17:13:09
530756文字
会話率:48%
一つの巨大な大陸と、その中央にある内海に一つの島がある、地球とは別の世界……
大陸歴3018年、人々は200年前に現れた、人に感染し、長期の潜伏期間をへて人を不死身の化け物へと変貌させる魔蟲の脅威に脅かされ、壁の内側に国家を作り、そこへ閉じ
籠り生活をしていた。
その世界へと転移してしまった日本人の男子高校生、草薙康太は、不幸にも魔蟲に噛まれ、そのウィルスに感染してしまった。
ウィルスを除去するには、内海にある島、『アルマナ島』の魔蟲研究機関にあると言われている解毒剤を感染してから1ヶ月以内に投与する必要があり、康太はアルマナ島を目指して旅立つのであった―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-19 22:44:57
7170文字
会話率:53%
先進科学の一つの成果として瞬時に物体を移動させる空間転移が可能になった。しかし、転移の際に過大な痛みが伴い、人は体調を崩す。これを排除する無痛転移の実現が当面の課題であり、様々な研究機関がこれに取り組んでいた……
2019.06U
p
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-03 11:03:14
20159文字
会話率:47%
刑事と、国防省の幹部
話し合いは続く
最終更新:2019-05-28 18:03:35
390文字
会話率:50%
どこかの研究機関で、
あきれた話が・・
最終更新:2019-05-27 15:30:03
320文字
会話率:94%
ある国でハリケーンが猛威を奮い、
その後で「想定外」の事態に
最終更新:2019-05-18 17:33:34
797文字
会話率:10%
アナは十歳で世界最高研究機関TRUMPの研究に参加することになった。それは、五十三人の子供を対象にした、残虐な人体実験。最弱の彼女が、生き残るために足掻く。二体目のジョーカーが、生まれる時の話。
この世界は狂っている。
少女は、泣きなが
ら嗤う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-21 08:17:47
9582文字
会話率:58%
2050年
高校1年生の久流彌 雪(くるみ せつ)は夏休みに高額の新薬臨床試験のアルバイトをする事にした。国の研究機関による、プロジェクトでその実態は、高校生の体内で原初の半獣神を復活させると言うもの。原初の半獣神を体内に宿した者は、パン(
pan)と呼ばれ、それを発現させた状態が陽炎、いや影炎の様である事からもじってヒートヘイズと呼ばれる。
ヒートヘイズを操る、学園と戦闘の物語です。
尚、本作品に登場する国家、団体、組織はフィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 19:34:37
210677文字
会話率:40%
「氷河期が訪れ、人類は滅亡します」
そう宣言された時代に生きる御影秋斗。
彼は勤めている研究機関の同僚に渡された睡眠カプセルを使い、自宅地下のシェルターで眠りについた。
目覚めた時、氷河期が終わっている事を願って。
そして、目が覚めて
外に出ると――
「どうなっちまったんだ!」
外に出れば目の前には森が広がり、見知らぬ生物が徘徊する世界。
そして、目覚めてから最初に出会った人物は、ファンタジー小説の中でしか存在しなかったエルフだった。
異世界のように様変わりしてしまった世界で、魔道具を片手に異種族の人々を助け、変わってしまった世界の謎を解きながら生きる男の物語。
※ 作者素人&処女作につき色々おかしくてもご容赦下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 12:03:55
760989文字
会話率:32%
研究機関によって人類が管理されている世界。
人の心を解き明かすため産み落とされた二人のココロナイヒト。彼らは感情を持たず、意思も持たず、モルモットとして研究室でただ飼われていた。ーーーある研究員が逃がすまでは。
これはココロナイヒトと彼らを
取り巻く研究員との物語。
ココロナイヒトの抱く感情は痛くて、切ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 17:27:26
1584文字
会話率:39%
クルスト王国の地方都市ブリタリアで暮らす少年には「魔法士」になるという夢があった。
このクルスト王国で「魔法士」を名乗るには王立魔法研究機関の魔法試験に合格しなければならない。
少年は、魔法試験に合格するために、王立魔法士養成学園のひとつで
ある「ブリタリアマジカル」に通い勉学に励む。
数年の年月が経ち、いよいよ青年は魔法試験に挑戦するものの、その結果は彼の望むものではなかった。
この物語は、そんな青年の立身出世の物語である。
※読み手を意識しない自己満足小説です。
※無断転載に対しては徹底的に容赦なく攻撃します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-11 23:41:35
976文字
会話率:9%
What are we doing here? What is it all about?
Alles ist verruckt. Everything's crazy. Everything's gone to hell.
━━The E
agle Has Landed折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-27 03:03:39
5017文字
会話率:0%
20xx年、日本。
この国に住んでいる人間の一部に、異変が起きた。
火や水などを操る、身体能力を上昇させるなどのいわゆる超能力を使える様になったのだ。
政府の研究機関が調べてみたところ、この能力は現代の科学力では理解できない何らかの細
菌が引き起こしているらしく、
一種の「病気」なのだという。
この症状を「能力病」この病気にかかった人を「能力者」と呼称した。
漫画やアニメに出てくる様な夢の能力。
そんな能力を持てば、人を助けるヒーローになりたいとか、夢が膨らむ様な話だろう。
しかし、実際は違う。
そんな面倒くさいことをやるくらいなら、能力を隠して普通の人生を送りたいと思う人が大半だった。
それでも、一部に悪事を働こうとする人間はいる。
警察や軍隊でも止められない程の力を持った者をどうやって止めるのか?
答えは簡単。目には目を、歯には歯を、能力者には能力者を。
警察は、新たに能力犯罪対策課を設立した。
能力者達を集めた、対能力者のエキスパート。
俗称、「abilitiers」
俺が所属している部署だ。
この物語は俺、真田クウジの出会いと成長、そして破滅の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 01:06:28
2103文字
会話率:40%
大学受験に失敗した由乃朋美(よしのともみ)は春からのひとり暮らしをきっかけに、新たなバイト先を探し始める。そんな彼女が見つけたのが、『童呼原(どこはら)野生生物管理センター』という謎の研究機関だった。面接で施設を訪れたとき、朋美は大きな頭
に小さな手足を持つ、まるで人形のような不思議な少女を見かける。女の子の正体は、『イマジナリー・モンスターフレンド』と呼ばれる魔物が少女化した姿であった。朋美はセンターの若き最高責任者、万条目試(まんじょうめためす)と出会うが、少年は逃げたフレンドを追いかけている最中だった。なし崩しに彼と協力し、朋美は『マミ』と呼ばれるフレンドの行方を一緒に追いかけていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-28 20:22:56
132833文字
会話率:47%
1959年、南極条約が採択され、世界の主なる国々が南極大陸を平和的目的のためだけに利用することを定め、締結した。
近年、南極大陸の一部に膨大な天然資源が埋蔵されていることが、国連の研究機関により明らかとなった。各国は、その所属を求め、ロ
ビー活動が活発になり、資源を巡っての争いが起こることは、誰の目にも明らかであった。採掘権について、国連は一つの決断を下した。
4年に1回、オリンピックの年、各国からの代表として、10歳から18歳の少年、少女を選び、その国の最高技術とも言える10メートル未満のロボットによる模擬戦闘によって、勝敗を決め、一番の勝者に4年間の採掘権を認めることとした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 16:37:20
134905文字
会話率:50%
ユウヤはごく一般のサラリーマンとしてつまらない日々を過ごしていた。
しかし一人の少女との出会いから、生活は一変し、少女の成長と共に
彼も成長していた。しかし、少女の身柄を保護したいという研究機関が現れ、
2人の生活が崩れ去っていく。果たして
彼女の正体とはいったい何なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 23:09:04
3464文字
会話率:18%
クローンの研究を行う再生科学研究所で働くわたしは、ある日、同期の月島から相談を受ける。三年前、ブラジル政府の研究機関との共同研究に参加した月島は、現地の先住民から人魚のものといわれている組織を秘密裏に入手し、それを日本に持ち帰って個人研究を
続け、遂に人魚のクローニングに成功したのだという。
わたしは驚き、その日の晩に月島とともに彼の自宅兼研究施設を訪れる。月島のいっていたことは本当で、大きな水槽の中で艶めかしい身体つきの人魚が優雅に泳いでおり──。
伝説上の生物を復活させてしまったことで、わたしの人生の歯車が大きく狂い始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 17:00:00
23868文字
会話率:27%
人類が自らの身体を人工的に「ロリ化」することが可能となった近未来、ロリ化は健康増進や寿命の延長に留まらず、ロリ化人同士の感覚の深い共有を可能とした。「クオリア共有」と呼ばれるそのロリ技術が不信と憎悪に沈もうとしていた世界にいくらかの平穏を
取り戻し、世界のロリ化人口は十億にまで達していた。
世界のロリ化の推進・監視・研究等を行う組織、WLOに所属する青年・ヴォロージャは、ロリ・コンフリクト――通称「ロリコン」と呼ばれる原因不明のロリ化人の狂乱現象を追う中で、世界有数のロリ化先進国である日本へと向かうことになる。そこで彼は、かつて少年時代を共に過ごした大切な少女、誰よりもロリであった、ロリの中のロリともいえる親友であるイデア・ニンフェットと再開する。
反ロリ勢力や、ロリ化関連技術の研究機関、それにロリ化関連商品・サービスを扱う多国籍企業など様々な人々の間を巡り調査を行うヴォロージャだが、ロリコン現象は彼やWLOの予測を超えた振る舞いを示し、やがてその行き着く先を皆に知らしめることとなる。
ロリとは何か。意識の価値とはどこにあるのか。人の野性をどう扱うべきか。
導きと思推の末に、ヴォロージャは自らの答えへとたどり着く。
*完結済み作品。順次アップしていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-17 12:17:25
151878文字
会話率:34%
この世界には無限に悪災をよびよせるものが存在する。 その者達から人々を守るために日々訓練に明け暮れ、後にトップクラスの軍や研究機関、特殊部隊など様々な対抗軍事施設へと就職が約束された人材育成学校があった。 その名も鳳凰学園。 そこは分野を問
わず潜在的な能力が先天的、後天的にでもある一定の水準を超えていないと進学が許されない学園。 その見返りは凄まじく、進学できたというだけで、将来は約束されたも同然。 学園の施設に至っては様々な一流施設の集合体みたいになっている。 設立されたのは1000年も前だが学園設立と同時に一つの都市をそのためだけに改築建造したともいわれる有名な学園が存在していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-28 06:00:51
684文字
会話率:20%
研究機関で働く「私」の元に1つの命令が下る。曰く、「失敗作を引き取れ」と。
空に恋い焦がれ、高層ビルからの飛び降りを繰り返す奇妙な被験体ゼロツーと「私」との奇妙な生活が始まろうとしている。
最終更新:2017-10-13 22:09:16
3213文字
会話率:16%
グリッド公国は、世界を支配せんとする帝国の懐刀であってなお、その野心を隠さずにいた。
世界のパワーバランスを崩しかねない最強の秘宝『スフィア』、それを収集し帝国に反旗を翻さんと大魔術を発動するが、呼び寄せたのは異世界のスフィアとそれを守
る衛士たちであった。
戦争に勝つことでのみ国を維持できる戦争機関、策謀渦巻く宗教国、研究機関、平和な世界の武装テロリスト、帝国をも含めた異世界の混乱が幕を開ける。
グリッド公国は果たして帝国に勝ちうるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 08:30:17
25429文字
会話率:41%
今から10年前、人と魔物との大規模な争いが勃発した。たった1年の短い戦争だったが、双方が被(こうむ)った被害は計り知れない。
いつからかその大戦は、『ルシルド大戦』と呼ばれ、後の歴史に語り継がれていくようになった。
「その大戦中、兄さん
は『魔王』に殺された。俺の目の前でな」
人と魔物が存在し、まだ科学の魔の手が世界を覆う前。人は、剣と魔法で己と大切な人の生命(いのち)を守ってきた。
世界は三つの機関によって、治安の維持と平和を保ち続けた。
魔導研究機関『アルタスク』。
経済生活機関『オルガド』。
魔物討伐機関『ギルド』。
『ギルド』に属し、『孤高の龍』と呼ばれる証を受け継ぐ青年レックスが、光の中心にいた少年と出会った時。
物語の幕が開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-20 00:00:00
189686文字
会話率:49%