書店で働いていた好本は、仕事のせいで本が読めないことに気付き、退職してニートになることを決意する。ニート生活に飽きてきたある日、退職時に店長より渡された本を開くと異世界に転生することに。異世界転生した好本は憧れていた異世界で無双することを決
意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 19:04:53
37061文字
会話率:49%
「だから魔法も物理も通用しない案件を持ってくるんじゃない」
ルチアは電波もろくに届かない田舎に生まれた、珍しく魔力の強い少女だった。
だからといって特別に変わったことはなく、ルチアは普通に平凡に暮らしていた――名門魔法学園への入学が決まる
までは。
今までないない尽くしの田舎にいたせいか、ルチアは不思議なモノに溢れている校内を見ても「都会ってすごい!」としか思っていなかった。例えそれが、どれほど冒涜的な生き物だったとしても。
しかしある事件をきっかけに、ルチアは自分が見えているものが他人と違うことに気付き……
あんまり怖くない魔法学園の怪異退治もの。
スレッド形式と小説形式が混ざっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 19:10:00
62477文字
会話率:23%
「服毒して生き残ったら王太子妃になれるって本当ですか?」の続編です。
【連作短編②】「服毒して生き残った婚約者は聖獣を召喚してから婚儀を行うって本当ですか?」の続きの世界です。
王太子妃の選考会で服毒して生き残り王太子妃となったアラマンダ
は、婚儀を行う前の召喚の儀で、無事、聖獣を召喚することに成功した。その聖獣からの助言で、彼女は北部に起こっている異変に気付き、視察に行きたいとルートロック王太子殿下に許可を求めたのだが……。
解決編は連作短編④に続く予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 07:10:00
8289文字
会話率:38%
ある日煙草の吸いすぎでガンになり亡くなった俺は、TS転生して『禁煙』というスキルを授かる。その後、実は魔王の娘だったことに気付く。前世で自分でした方が早いからと、教育ができなかった俺は若手の勇者パーティーを後方腕組みをして見守ることにした。
もちろん戦えば、俺は最強だ。負けるはずがない。だが、それでは意味がない。戦わない俺に業を煮やした勇者が告げた追放の言い分は『禁煙』なんて誰でもできるだった。元喫煙者の主人公俺が半ば呪いのような『禁煙』スキルをもとに無双する。そして、大切なことに気付き、前世ではなし得なかった幸福を手に入れることとなる。
ブックマークや感想をお待ちしております。今回は頑張って『なろう』のテンプレを書いてみようと努力する作者であった。『なろう』作家のすなる『テンプレ』なるものを『流行りじゃないもの』作家の私もしてみんとてするなり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 00:00:00
18786文字
会話率:10%
### あらすじ
26歳、引きこもり歴6年の歴木シュウ。特撮監督を目指していたが挫折し、飽きたゲームを繰り返す日々。だが、引きこもり生活6周年を記念してケーキを買いに外出した帰り道、交通事故に遭う。そして目を覚ますと、そこは剣士や化物が
跋扈する異世界だった。
剣士を名乗る少女・ルミィに突然命を狙われるも、謎の防御力で難なくかわすシュウ。彼の常識外れの行動と言葉に翻弄されるルミィだが、次第にシュウがただの一般人ではないことに気付き始める。
シュウは異世界の景色や住人たちを「映画の撮影現場」と勘違いし、命がけの戦闘すらも「コスチュームがすごい」と呑気に鑑賞。しかし、エイガと呼ばれる怪物が現れ、事態は急展開。魔法や剣が通じないエイガに追い詰められるルミィを前に、シュウは「火ぐらい出せるよ」と軽いノリでライターの火とクラッカーを手に立ち向かう。
彼の行動が引き起こす予想外の結果に、ルミィは確信する。
「この人こそ、伝説の勇者かもしれない…!」
だが、シュウ本人は異世界に転生したことに気づかず、「これ、特撮映画のセットなんだろ?」と未だ勘違い中。シュウの無自覚な勇者ぶりが、異世界に波乱を巻き起こす!
果たして彼は、自らの運命を知る日は来るのか? そして、この世界を救うことができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 09:39:43
1603文字
会話率:57%
伯爵家長男、ロニー・F・ナラザリオは誰もが当たり前に魔法を使えるこの世界で、一切の魔法が使えない落ちこぼれだった。
弟のヨハンが才能を見せ始めて以降、親からも使用人からも無視される毎日。
そんなある日、階段から足を踏み外したロニーは――――
、
目覚めた時、科学者だった前世を思い出していた。
科学が根付いていない魔法世界で、魔法が科学で紐解けると考えたロニーは独自に研究を始める。
その中で、実はロニーの体の中には16年間分の化け物級の魔力がため込まれていることに気付き――――?
※物語の性質上、主人公覚醒まで少しだけかかります。
※『カクヨム』にもほぼ同時投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 23:29:36
671379文字
会話率:41%
この物語は、15歳の少年であるサストラ・アウラサという少年の〈冒険〉に焦点を当てています。サストラは〈内向的〉で〈知的〉であり、〈高い共感力〉を持っています。彼は友人たちの相談相手となることが多く、彼らの秘密を守り、良い聞き手であるため信頼
されています。一方で、サストラは友人たちには秘密にしている夢を持っています。他人に自分の感情を表現することに〈トラウマ〉を抱えているため、彼はその夢を〈秘密にしています〉。彼の夢は、不正義や苦難のない〈平和な〉世界を作り出すことで、すべての人が幸福に共存し、差異を問わずに暮らすことができる世界です。
卒業旅行中、サストラは友人のチャハヤ・ラリタが橋の上で他の生徒たちにいじめられているのを目撃します。しかし、サストラがチャハヤを助けようとすると、二人はその橋から転落してしまいます。サストラが目を覚ますと、彼は保健所にいました。しかし、チャハヤはそこにはいませんでした。そこで、サストラはすぐにチャハヤの行方を探し始めます。サストラがチャハヤを探している最中、彼は他の人々の思考が明確に彼に伝わることに気付きます。それは通常の言葉での会話のように、〈テレパティ〉と呼ばれる能力です。また、彼自身も通常の人間よりも優れた身体的耐久力を持つようになっていました。そして、彼はその特別な能力を持つ人々を〈マニピュレーター〉と呼ぶことを知ります。
一方で、名前をラダ島という〈孤立した〉島から大きな脅威が現れます。この島は5年前の彗星の破片の落下の影響を受けたために孤立しています。世界的な経済危機により、政府からの援助がない状況で、災害から生き残った人々は政府に対して深い怨みを抱いています。〈目に見えない手〉によって支えられたこの怨みはついに溢れ出し、彼らは豊富で〈非凡な力〉資源を手に入れ、〈クーデター〉を遂行しました。
この出来事は、サストラをより大きな紛争に導き、彼に〈数百年〉も隠されていた〈大いなる謎〉を明らかにすることを余儀なくさせました。その旅の中で、サストラは〈彼が探していた答え〉を見つけるためにさまざまな新しい人々に出会います。実際には、五年前に落ちた彗星に何が起こったのでしょうか?それが自己崩壊することができたのはなぜでしょうか?それは異常事態なのでしょうか、それとも〈陰謀〉なのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 20:27:17
3602文字
会話率:0%
人生を悲観しながら惰性な生活を送る納戸リンネは、ある日幼馴染みを助けて死んでしまう。
しかし、気が付いた場所は天国でも地獄でもない、露出狂の女性が佇む”受付”だった。
そこで言い渡されたのは【転生チャンス】と呼ばれる、異世界への片道切
符だったのだが……。
逃れられぬ現実世界での死のループ。
理不尽なランダム異世界転生。
大賢者、奴隷、汲み取り人、回復術師、説教師、モンスターテイマー、聖女、ダークエルフ、蜘蛛女、領主、モモチョッキリ、魔王、獣姫、賢者の弟子、賢者の孫、鉱山夫、武器職人、剣(エクスカリバー)、異端審問官、無職、棟梁、ベルセルクetc...異世界のあらゆる人種、性別、職業に次々に転生させられ最強の転生者を目指すことを夢見るリンネだったが、ある違和感に気付き始める。
転生とは何か? 死に戻りの意味するものは?
現実世界と異世界が交わる時、どこかで見たことあるような、でも誰も知らない物語が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 18:07:16
217565文字
会話率:35%
異母妹を虐げたことで断罪された公爵令嬢のクラウディア。
地位も婚約者も妹に奪われた挙げ句、修道院送りとなった道中で襲われ、娼館へ行き着く。
だが娼館で人生を学び、全ては妹によって仕組まれていたと気付き――。
本当の悪女は誰?
きまぐれな
神様の力で逆行したクラウディアは誓いを立てる。
娼館で学んだ手管を使い、今度は自分が完璧な悪女となって、妹にやり返すと。
けれど彼女は、悪女の本質に気付いていなかった。
悪女どころか周囲からは淑女の見本として尊敬され、唯一彼女の嘘を見破った王太子殿下からは興味を持たれることに!?
完璧な悪女を目指したはずが、完璧な淑女になってしまい溺愛される、見た目はエロいけど根が優しいお嬢様のお話。
誤字脱字のご報告助かります。漢字のひらがな表記については、わざとだったりするので報告の必要はありません。
番外編は別ページにまとめていますので、シリーズリンクからお飛びください。
あらすじ部分の第一部完結しました! 現在、第二部を連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 12:00:00
877267文字
会話率:26%
東京都世田谷区に住んでいた“武井 博嗣”は容姿には恵まれないけれども穏和な性格で毎日を彼なりに一生懸命に生きていた。
しかしそんな彼に試練や災難が次々と降り掛かって来る・・・。
これはそんな私の凄く親しくて大切な友人である“武井君
”が体験した話を元に、ちょっとだけ私の感想や気付きをアレンジして記されたお話です(ただし大半が事実に基づいています)。
読んでいただけたなら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 18:56:12
10152文字
会話率:32%
学生が列車事故で命を落としてしまう。
彼は新しい世界に転生し、大きな悪を打ち負かす運命にあることに気付きます。
しかし、その悪すでに征服されていた。実際、彼が来る前に戦争が終わっていたのだ。
しかし、彼がくつろぐ暇はありません。新たな挑戦が
彼を待ち受けているからです。
ギャング、スーパーヴィラン、デミヒューマン、そして神々が現れ、この新しい世界での冒険を始めます。
これは少年アフターストーリーだ。
(チープな終わり方で申し訳ない。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 16:33:57
456228文字
会話率:24%
伯爵家の三男、エリヤス・フォン・キルシュはうんざりしていた。実家から「卒業するまでに誰かいい人を連れて来い」と催促さいそくされているからだ。
美しいエリヤスは女性にはモテモテだが、三男で、成績は中の下、剣術は下の下では結婚相手とは考え
てもらえず、連れて歩くだけのボーイフレンドと見られていることに気付き、女性不信気味だ。
中庭で偶然会った地味で目立たない貧乏男爵家のマリーに何故か惹かれてしまう。その日からエリヤスのストーキングの日々が始まり……。
※ ※ ※
・ナーロッパ風味のふんわりご都合設定です。
・ざまあはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 18:37:25
8518文字
会話率:41%
高校入学初日、僕はリベンジを始める。
中2の頃、女性に告白し、振られた。
そのことで自分の弱さに気付き、男磨きをした僕は、僕は様々な女の子とフラグを立てながらリベンジ(ラブコメ)をする。
僕にとってのリベンジとは彼女を作り、青春を楽しむこと
。
ナンパから助けた子、車に轢かれる所を庇った女の子、勉強の師匠、など様々な人、家の近くに住んでる女の子、家出をしてしまった子。様々な美少女と仲良くなっていく。
これはラブコメをするために男磨きを続けるによる青春ラブコメ。
の日々を送っていたのだが、僕は男磨きの修行の中でどうやら「人造人間」戦いに巻き込まれてしまったらしい。
修行の中で磨いた技でそれらにも立ち向かっていく。
これはラブコメというリベンジを行いながら、日々の生活を守る男の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 11:49:39
5525文字
会話率:52%
女子高校生の主人公、『巣羽 彼方』(すばね かなた)は母親が警察官というのもあり、男数人組が彼方の母親へのに腹いせで拉致監禁され、恐怖し絶望しかけてしまう。しかし、幼馴染の女子高校生、『染谷 未来』(そめや みらい)が異変に気付き、彼方が拉
致監禁されている場所を特定し、間一髪で救い出した。だが、彼方にできた傷はそう簡単には癒えなかった。二か月後献身的な未来のサポートにより、ようやく心の傷が癒えてきた彼方にまたもや、絶望が襲った。ある日の帰り、彼方の目の前で未来が車で引かれてしまったのだ。そして、その未来を引いた車から降りてきたのは……いつの日か彼方を拉致したグループの一人だった。恐怖で動けなくなっている彼方はトラウマを植え付けた男に抵抗もせずに殺された。——しかし、彼方には後悔はなかった。未来という心のよりどころ…そして唯一この世の中で信頼できる親友を失ったのだから.......。
しかし、彼方は別の場所で目が覚めた。そこは彼方の知っている場所ではなかった。突如頭痛の襲われ彼方はその場で倒れてしまう。そして、夢を見たそこには可愛らしい『アイラ』と名乗る妖精、アイラは彼方が十歳の男の子『エオン』として剣と魔法のファンタジー異世界に転生したことを告げる。未来を失って立ち直っていない彼方は異世界で生きることを拒否する。しかし、アイラに「希望を持って生きろ!」と背中を押してもらったため彼方…もといエオンはこの世界で生きることを決意する――。
この作品はノベルアップ+様https://novelup.plus/似ても公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 00:32:06
134987文字
会話率:46%
愛は物心ついた頃から、どこか寂しさを感じていた。そんな時、愛にそっくりのココロと出逢う。愛はココロと共に、いろんな人と出逢いながら、たくさんの大切な気付きを見つけ出して行く
その中でカルマメイトの存在の天斗と出逢う事になる。
カルマなので愛
の中で向き合わなきゃいけない課題があるのだ。
それを愛なりに感じ取りながら、愛なりの『本当の幸せとは何か?』模索していく物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 14:14:19
26676文字
会話率:36%
高校二年生の霧崎信弘(きりさきのぶひろ)には同い年の幼馴染がいる。音原奏撫(おとはらかなで)は家事が得意で、出張で家にいない信弘の両親の代わりにしてくれるくらいだ。毎日してくれるからお礼をしてあげると信弘が言うと、奏撫はイチャイチャを要求し
てきた。それなら出来るとイチャイチャした時に自分と奏撫の気持ちにはっきりと気付き、信弘はあることを言う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 21:02:41
3499文字
会話率:38%
乙女ゲーム【残華と黒竜】の悪役令嬢エステリに生まれ変わってしまった主人公。
ただ一つのルート以外はどのルートを進んでも不幸な運命を辿ることが分かっていたが、ゲームでは語られていなかった設定が自分にあることに気付きそれを利用して運命を変えよう
とする。自分が幸せになるただ一つのルートは、一番楽しみにしていたルートだったのに転生前未クリアのまま死んでしまった。
その為、恋したキャラとのハッピーエンドも見れずどんな内容なのかも分からずじまい。どうやらそのルートにはいけそうにもなかったが、皇太子との婚約破棄によりチャンスが到来する。
ゲーム立ち絵では前髪が長く髭面の山男。それが恋したキャラだった。素顔なんて知らない。
今生で初めて会った時もその格好で、二度目に会った時もむさ苦しい姿だった。
本当の姿はいつ見ることができるのか。
前世から恋していたキャラとハッピーエンドを迎えるまでのお話。
※レイティングは今後そのような描写が出てくる可能性があるため、念のために付けてあります。
※この作品は、ノベプラ、アルファポリス、pixivなどにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 12:01:51
63361文字
会話率:36%
鬱蒼と木々が茂る森に少年は立っていた。いつここへ来たのか、自分が何者なのか何も分からない。
しかし、そのままで居るわけにはいかないと、自分の居る場所を把握しようと木に登る。辺りを眺めていると、女性が追われていることに気が付いた。そして、その
女性の顔を見たときに、聖女シエラ、という言葉が思い浮かぶ。少年は女性が自分の記憶に繋がる人物だと気付き、救出に向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 22:52:22
4458文字
会話率:43%
私の名前は桂木夏人。
同じクラスの木原さんは、学年でも一、二を争うくらうの秀才で、現在私の隣の席に座っている。
流した黒髪セミロングにロイド眼鏡という格好はこれぞ秀才と言わんばかりのお姿で、事実彼女はいつもテストで高得点をたたき出している。
ただ、近頃、私は彼女が「実は結構アホなんじゃないか」と疑っている節がある。
普段は誰とも話さない木原さんだが、話していくほどにどうやらこの人アホだぞということに気付き始めて――――
才女の皮が剥がれていく。でも仲良くもなっていく。そんなラブコメ短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 22:37:09
8730文字
会話率:30%
ひそかにASMR音声配信にハマる高二男子・月村つむぎは、今日も相変わらずお気に入りのASMR配信を視聴していた。
今回も平穏に過ぎていくかと思われたその配信のさなか、小さなその事件は発生した。
配信者の本名が音声にのる、というほんの
些細な放送事故である。
そんな事もあるよな、と達観しつつもどこか落ち込む月村だった。だがその後日、配信者の本名と声色にそっくりなクラスメイトがいる事に気付きはじめて……。
※誤字脱字は適宜修正します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 08:00:00
270536文字
会話率:36%
高校2年生の少女、紗奈の土曜日は無計画な小旅行から始まる。彼女の出会いや気付き、思いやりを描いた短編。
キーワード:
最終更新:2024-09-24 20:43:30
7355文字
会話率:42%
主人公のグレン少年は一人前の召喚士を目指している16歳の召喚士見習い。学費を稼ぐため冒険者も兼任しているのだが、その日は調子に乗ったパーティメンバーのせいで実力に見合わない下層ダンジョンにて強敵に遭遇。足止め係という名の生け贄としてその場
に取り残されてしまう。
逃げようにも仲間によって切りつけられた足を引き摺っており、とてもじゃないが逃げ切れない。そして屈強な魔物たちも逃がしてくれそうになく、もはや絶体絶命!
……が、グレンの悲痛な願いが通じたのか2人の美女美少女を召喚してしまう。
いや待て、女の子を召喚したところで状態は何も変わらない――
――なぁんて事はなく、女子2人は瞬く間に魔物の群を消し去ってしまう。恐る恐る問い掛けたグレンに彼女たちは向き直り、堂々と告げる。
「私は魔王ルシフェルだ」
「わたくしは魔王シャイターンですわ」
2人の魔王により私生活が激変。隙を見ては学園を――街を――国を――と支配を目論んでいく魔王様に苦労が絶えないグレンくん。1人でさえヤバいなのに、2人もいるのだからそりゃ大変。しかも派手に暴れるせいで余計な恨みをグレンが買うという理不尽さ。だけども未熟なグレンが召喚士として成り上がるには魔王の協力が必要不可欠。彼らの機嫌を損ねるわけにはいかない。
そんな破天荒な魔王たちとの生活に慣れてきたある日、グレンは自分が持つ召喚魔法がその他大勢とは大きく異なる事に気付き、これを機に世界へ名を轟かせていく事に。
果たして彼らの運命は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 13:00:21
7949文字
会話率:68%