「だから背筋伸ばせって言ってるだろう!」
「わ、わかってるわよ!でもこんなヒールで立ったことないのだから仕方ないでしょ?!」
「そんなことで主人に選ばれると思ってんのか、舐めんな」
「だから私そんなこと別に望んでないって言ってるでしょ!!
」
貧乏子爵家に生まれたリィレネは、早くに母親を亡くし人がいいだけで騙されてばかりの父親と金髪で紫の瞳が美しいながらも病弱な妹をかかえて日々裁縫の内職で日銭を稼いでいた。
ある日、金髪の花嫁を探しているというファイハント伯爵家に病弱な妹の代わりに選定会に行くことになったが、そこで出会った伯爵の執事になぜがやたらと気に入られてしまい、彼に伯爵好みの令嬢になれと教育を受けることに……。そしてその執事はなんだか秘密がありそうで。
嫌がらせを受けた文句と借金の申込みに来たはずがなんで花嫁?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 14:40:07
79357文字
会話率:45%
私が初めてあなたに会ったのは、たしか5歳の頃だったと思います。世間一般では目に入れても痛くないといって溺愛されがちな初孫に対するあなたの第一声は、たった二文字の「フン」でした。
最終更新:2022-07-14 20:49:05
1255文字
会話率:17%
恋愛は誰かに対する好意によるものであるが、その起こりや理由は見つけ難い。恋人関係と親愛関係の差は些末なものであり、そこに優劣や違いを見出せるとするのは、主観に頼ったあまりにも脆い土台に支えられた幻想である。
「恋人」とは「丁度いい異性」とい
う言葉の代用品。これが筆者の導き出した、一つの答えである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 17:45:02
2343文字
会話率:46%
ジャネット・ワトサップ辺境伯令嬢は、突如として婚約破棄を宣言される。
王国が開いた舞踏会の場、相手は第一王子、コイニキール。
突然の事に混乱する彼女の目に飛び込んできたのは、ものすごい目つきで王子を睨む一人の令嬢だった……!
明晰な頭脳、
鋭い洞察力、磨き抜かれた観察力。
偏屈で、ひねくれ者で、へそまがり。
しかしエルフェンバイン王国一の名探偵。
推理令嬢と呼ばれる、シャーロット・ラムズ侯爵令嬢との、それが出会い。
王宮の常識上ありえない婚約破棄がなぜ成されたのか?「エルフェンバインの醜聞事件」
戦地から戻った英雄の乱心の謎を探る、「ヒーローの研究事件」
密室殺人の謎を解く、「マーダーラーの紐事件」
二人の令嬢が、エルフェンバイン王国で巻き起こる難事件を次々に解決していく。
快刀乱麻の推理劇、幕開けである。
(割となんちゃって推理です!!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 17:52:31
519587文字
会話率:39%
『おでん屋春子婆さんの偏屈異世界珍道中』番外編集。
主にセントノリスのみんなの日常話になります。
『おでん屋春子婆さんの偏屈異世界珍道中』本編を読んでいないとさっぱり意味がわかりませんので、おでんを食べ終わった、セントノリスが気になる選ば
れし変わり者だけお読みください。
ほぼ趣味として不定期更新で思いついた順にあげていきますのでおそらく年があっちいったりこっちいったりします。時系列で上からになるように割り込み投稿していきますので新しいものには次の話があがるまで★NEWマークをつけさせていただきます。だいたい春子さんでどの辺の位置の話かは各話の前書きに入れさせていただきます。
ではどうぞ変わり者。もしいたらセントノリスの門をおくぐりください。
大丈夫大丈夫。こちら平等に、誰にでも開かれております。
何卒おでんを食べてからの入学をお願いいたします。
※サブタイトルに【セントノリス中1-1】と数字が入りますが、左が学年、右が学期です。だいたいの目安になさってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 18:57:35
76276文字
会話率:52%
吉原の遊郭・峯屋で一二を争う遊女・涼香と朝霧はある夜、表からじ~っと中を睨む男・伊三次に気付く。
天真爛漫、怖い物知らずの涼香は真っ向から睨み返し、見事撃退。客からやんやの喝采を浴びた。
当時、涼香は豪商・常盤屋に見初められ、身請け
が決まって順風満帆の勢いだ。
伊三次が自分の馴染み客・巳代松の知人で飾り職人と知った朝霧は、微かな嫉妬をはらすべく、悪戯を企む。
常盤屋から涼香が貰った銀簪を盗み、代りの簪を作るよう涼香が伊三次へ頼むしかない状況へ追い込んだのだ。
密かに会った二人は話が全くかみ合わず、隠し部屋に潜む朝霧を大笑いさせる。
だが廓を睨む行為が伊三次の修行の一環と知った涼香は、そのひたむきな態度に惹かれ始める。
伊三次も又、廓で純真な心を保つ涼香に惹かれ、彼女の簪作りへ魂を込める。
常盤屋に身請けされる日が迫っても不器用な恋の炎は燃え盛る一方。
責任を感じ、朝霧と巳代松は二人の為に奔走するのだが……
〇アルファポリス、ノベルアップ+、エブリスタ、にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 06:06:37
17964文字
会話率:37%
冷め切った婚約関係の婚約者に卒業パーティで婚約破棄された令嬢メイベルと、そんな彼女がずっと片思いしていた偏屈で変人な先生が幸せ夫婦になるだけの話。
最終更新:2022-06-04 20:45:43
18414文字
会話率:50%
人と吸血鬼が共存して六十年が経過した。吸血鬼の嗜好品『人類酒』として育てられたリイーラはその役目を果たすために育った施設から出荷される。
偏屈な主人と煌めくような姉弟と出会うことでリイーラの物語は変わり始める。
キーワード:
最終更新:2022-05-29 00:33:13
17140文字
会話率:44%
ドラゴンが住むと言われる、誰も近寄らないアーデル山の麓に、一人の魔女が住んでいる。名前をガネーラ。この魔女は一見すると、人間嫌いなただの偏屈な老婆にしか見えない。だがこの魔女には、ドラゴンにも勝る恐るべき力が秘められていた。妖精、サキュバス
、ドラゴン。これは、大魔女ガネーラを取巻く日常と冒険の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 00:00:10
33184文字
会話率:38%
引っ込み思案の陰キャ捻くれ偏屈女幼馴染と付き合いたい、でも彼女の都市伝説趣味に付き合わされてしまうだけの成人男性のお話。
最終更新:2022-05-14 01:18:53
608文字
会話率:25%
これは、新米魔女リュディと彼女よりも少なくとも二百歳は年上の美貌の天才魔術師――らしいけど、偏屈でポンコツな師匠デュプレソワールの魔術と師弟愛に満ちた日常を綴った物語。
各話「蛇蝎の魔女のお仕事篇」と「師弟のスローな生活篇」の二部構成と
なっています。そのため、一話がやや長めです。主人公が純朴すぎて、恋愛要素は当面薄めです。すみません。
※様々な星占いで紹介されている乙女座生まれの性格を参考に、作者の勝手な思い込みを加味して、主人公の性格を設定しています。あくまで、フィクションです。乙女座生まれの方が、「乙女座生まれは、そんなやつばかりじゃない!」と思われましたら、ごめんなさい! 平にご容赦ください!
※R15は念のためです。基本ほのぼの系のファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 23:08:29
75191文字
会話率:30%
地球から太陽系、銀河へと人類が生活圏を広げた未来。
何度かの宇宙戦争のあと、復興する惑星もあれば見捨てられる星系もあって。
権利関係などで復航よりも惑星開発をしたほうがいい場合もあったり。
惑星開発(というか改造)の最終段階に近づいた辺境の
開発コロニーで生活する少年。
子供のころ田舎のコロニーにやってきた彼にはいろいろ秘密があるが、本人は知らないお約束。
幼いころの心の傷でちょっと偏屈な少年はそれでもまあマジメにやってきたのだが……。
ラブコメ要素 あり。
チート要素 むしろ持たないキャラの方が少ない。
性、残酷要素は少年マンガレベル。一応R15。
主人公無双 たぶんあり。
主人公初期状態は以下のとおり。
無気力気味、悲観、ぐだぐだ。人外でないと本人は思っている。
チート能力ありで、徐々に目覚めていくつもり。
初期主要ヒロイン初期状態は以下のとおり。
幼馴染+奉仕系+お子様体形+ドジッ娘⁺人外かもしれない。
同居+ツンデレ+年上+完璧系+人外+金髪お嬢様
中途登場予定ヒロイン初期状態(予定)
ロリ+和風+ロボ+無垢
以上三名は確定。ほか若干名を予定しています。
もともとTRPG用のオリジナルワールドとして考えていたものです。
プレイヤーキャラに対するライバルキャラや、その周辺キャラが主人公となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 00:00:00
55047文字
会話率:46%
ヴィルヴィットendA 『封印された魔獣』
主人公ビバーチェアは没落貴族令嬢。縁あって皇帝=オルヴェンスの城に住んでいる。ある日、大王につかえる高位魔導師ヴィビットが押し掛けビバーチェアに求婚。同じくして闇の魔術師リグルスがビバーチェアを連
れ去ろうとする。
「嫁がせはせん死ぬまでは」
◆キャラ一覧=アンヴァート皇帝[オルヴェンズ]、辺境伯[ファイリオ]、異国の貴族の子息[フランム]、光の魔導師[ヴィルヴィット・オーヴァ]、闇のインチキ魔術師[リグルス]、偽りの貴族[フレイム]、菓子職人[パティオン]
※概要.アンヴァートは惑星化前に滅び、後に惑星ジュエリットとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 06:00:00
61136文字
会話率:55%
春うららの希望に彩られた高校生活の始まり。
そんな希望を絶望と勘違いしているとある秘密を抱えた素直になれない一人の生徒と、そんな難儀な性格を面白可笑しく見守り、根底では恋焦がれている一人の生徒との、甘くも辛くもあるラブコメディがここに爆誕し
たのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 16:53:37
10630文字
会話率:24%
偏屈な思想を持つ男子高校生の和泉蓮(いずみれん)は、生涯恋愛をしない恋愛否定主義者として毎日を過ごしていた。偶然、校内一の美女である永原雫(ながはらしずく)が告白されているのを見てしまい、永原雫も恋愛否定主義者だということを知る。
永原
雫は毎日のように告白されることに辟易しており、覗き見していた和泉蓮に「貴方もどうせ同じでしょ?」と、皮肉混じりに挑発する。恋愛否定主義者であることにプライドがある和泉蓮は、自分は他の奴とは違うと言い返す。それを聞いた永原雫は、それなら私と恋人になってと提案する。
恋愛否定主義だと認めさせるためには、恋人になれ!?
恋愛否定主義者と恋愛否定主義者による、矛盾した恋愛が開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 22:37:36
116761文字
会話率:37%
娘たちが、カワイイてしゃーない。長女、小学校五年生。次女、小学校一年生。これはちょっと、早いとこ彼女たちに反抗期を迎えてもらって、さっさと悪態をついてもらって、ガン無視してもらって、ウザっとかキモっとか吐き捨ててもらったほうが、どうやら自
分の為に良いのではないか? このままでは、そのうち娘たちに骨抜きにされてしまう。自分がダメになってしまう。
いすれ結婚? どこぞの馬の骨にくれてやる? ないないない!
そんなこんなで、最近ちょいちょい義父の気持ちを察するようになったのだ。
義父は、僕に負けず劣らず偏屈な人間であるが、出会った頃、ザ・社会のクズだった僕を、何故かとても寛大に受け入れてくれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 17:48:02
1983文字
会話率:25%
三途の川の渡し守エフのもとに、今日も生者とも死者ともつかぬ悲しき彷徨人が訪れる。
九段九一(くだんきゅういち)。小説家。突発的に自殺を図りワンダラーとなる。彼の自殺の動機は、活字の(笑)だという。偏屈な小説家と、ファイナルジャッジヘルパーと
の珍問答が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 13:49:43
3779文字
会話率:55%
天使は今日も仕事——死確者(=死が確定した者)の未練を死ぬまでに無くすこと——をしに、現世へ向かう。
今回の死確者は、老人ホームに身を置く老婆。頑固で偏屈で口が悪く、誰しもが距離を置くような人間だ。
なかなかに癖のある人物であり、手を焼く天
使であった。
会話すらままならなかった死確者であったが、ある事をきっかけに不思議と心を開き始める。
しかし、運命は悪戯に、彼女の置いてきた過去を連れてきたのであった……
これは、少しズレた天使とある老婆の物語——
※本作は、番外編です。そのため……
⑴本編である『天使と〇〇』とはコンセプトが異なり、天使の持つ特性や制約を活かした独自の物語となっています。
⑵物語独自の用語・設定は、進行上支障にならぬ程度にしか説明をしておりません。詳しいことは、『天使と〇〇』(:https://kakuyomu.jp/works/1177354054883408046)の「天使と女」編(特に、第2話〜第4話)に書いています。
本作を気に入った方は、本編も是非。
※この他にも番外編(『天使とヒーロー』:https://ncode.syosetu.com/n2202ef/、
『天使と刑事』:https://ncode.syosetu.com/n6253fh/)があります。気に入った方は、そちらも是非。
この作品は「カクヨム」でも、掲載をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 00:05:33
32763文字
会話率:54%
探偵×SF。
こじんまりとしつつも奇妙なめぐりあわせと不幸な事件。
最終更新:2022-02-12 09:24:26
1525文字
会話率:32%
編集中、ガンマン、そしてカウボーイ、もしくは騎士道ロマン。
最終更新:2021-10-16 06:42:39
53779文字
会話率:38%
昭和の時代に街中でよく見かけたチリ紙交換だが、ヤマはそれを生業とする偏屈な男だった。昭和という時代とともに去り行くチリ交、その時代の流れに沿うように、チリ交ヤマは死んだ。
最終更新:2022-02-11 07:19:06
917文字
会話率:11%
異世界へ”鍵”をばら撒いて、必要な資源を得る魔法都市コーロン。
”鍵”を手に入れた異世界人は、魔法都市の市民権と異世界から持ち込んだ物品を商う店が与えられる。
この”鍵”の持ち主である狂犬の様な老人に連れられこの世界にやって来た少年マグは、
奴隷として理不尽な扱いに耐えていた。
だがある日、主人である老人がポックリと死んで、”鍵”を与えられる。
エルフの浮浪少女を相棒に、マグは異世界と現世界を生き抜いて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 00:00:00
9162文字
会話率:14%