ある日、太郎君が家で飼っていたりすがいなくなり巣だけが残される。犯人は、「りす」の「り」だけを盗む「りどろぼう」だった。銀行で利子(利息)を受け取って帰る途中のお年寄りは「りし」の「り」を盗まれて「し(死)」が残って殺されてしまい……、次々
と起こる恐ろしい事件……。死神に連れられて三途の川までやってきてから死神と一緒にひと働きするどろぼう、警察署長さんの家にどろぼうにはいったことから署長さんと意気投合してしまったどろぼう……など、愛すべきどろぼうたちの物語。
*本作「どろぼうのはなし」は、2025年4月時点で北村正裕ホームページ掲載の4作品を組み合わせたものです。
「りどろぼう」は、1988年に執筆し、1999年に北村正裕ホームページに掲載したもの。
「死神とどろぼう」は、1998年に執筆、1999年に北村正裕ホームページに掲載したもの。
「ブレーメンの音楽隊」は、2008年に執筆し、2025年に修正のうえ、北村正裕ホームページに掲載したもの。
「神様が尊敬されるようになったわけ」は、月刊「MOE」1988年6月号に掲載されたもので、その後、北村正裕ホームページにも掲載したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 13:25:06
23656文字
会話率:66%
大どろぼうをあの世に連れていくために三途の川までやって来た死神だったが、船の渡し賃が払えず、どろぼうともども、レストラン・サンズで皿洗いのアルバイトをすることに……。
*この作品は、1999年に北村正裕ホームページに掲載した作品「死神とど
ろぼう」を改作、改題したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-20 16:23:34
9502文字
会話率:62%
平坂仁は悩んでいた。
変わりたいのに変われていない自分に不満を抱える日々を送っていたある日、
交通事故に遭いあっさりと死んでしまった。
だが、次に目を覚ますとなぜか大勢の人と渡し舟に乗っていた。
訳もわからず、事情を聴こうと角の生え
た漕ぎ手に話を聞くとここは死後の世界だった!!!!!
ああ、このまま死ぬのか…
そう覚悟したとき
身体が勝手に渡し舟から逃げだそうと三途の川に飛び込んだ。
いうことを聞かない身体を必死に動かし泳いでいると、遠くから「海賊だー、海賊が出たぞー」という男の声が聞こえてきた。
これが彼の運命の出会いだった。
これは海賊の娘とその仲間と歩む冒険譚、そして平凡な青年、平坂仁の物語……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 23:28:41
470442文字
会話率:50%
深夜、とある家。布団に横たわる男が、枕元の携帯電話に手を伸ばした。まるでカタツムリの歩みのように、ゆっくりと。
彼は自分の寿命が尽きるのを悟っていた。指先が震え、冷え切っている。呼吸は浅く、胸の奥がじんわりと痛む。だからこそ、最後の力を
振り絞り、電話をかけようとしているのだ。
コール音が響き、相手に繋がると、彼はか細い声で言った。
「……あ、もしもし、三途の川渡しの船頭さんでっか?」
「おう、そうやけど、どなたさん?」
「ぼちぼち死にそうなんで、船の予約をお願いしたいんですわ」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-15 11:00:00
936文字
会話率:85%
俺は病死した。
走馬灯も見なければ親族のお迎えもない。
あの世の職員らしい人に連れられて三途の川まで行けばこれまた聞いていたのとは違った。
最終更新:2025-04-05 16:47:57
22869文字
会話率:31%
夢見がちなサラリーマンだった、仕事中過労死でポックリ逝った。
三途の川の向こう岸から呼ばれて、泣きっ面の女神様に出逢った。
荒廃した世界を救ってほしいと頼まれて、迷わず転生を希望した。
周囲を見渡す。 ……狭い空間。
前世で見たときは、3
2×16ドットの機体だった。
「なんでこうなった?」
転生先は未来の地球、宇宙人に支配されディストピアになっていた。
こどものころに熱中し、真横から見て、レバーとボタンで操作した、
チープな横スクロールシューティングゲームそのままの世界にいる。
『地球の命運は君達にかかっている、健闘を祈る』
これから向かう先は大宇宙、お先真っ暗な第二の人生
⚠ ATTENTION!
連作短編として投稿していた作品の統合版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 21:12:19
46999文字
会話率:37%
夢見がちなサラリーマンだった、徹夜中に過労死でポックリ逝った。
三途の川の向こう岸、神様(アニメっぽい風貌の美少女)に会った。
荒廃した世界を救ってくれと頼まれたので、迷わず転生を希望した。
周囲を見渡す。 ……狭い空間。
前世で見たとき
は、32×16ドットの機体だった。
「なんでこうなった?」
転生先は未来の地球、宇宙人に支配されディストピアになっていた。
こどものころに熱中し、真横から見て、レバーとボタンで操作した、
チープな横スクロールシューティングゲームそのままの世界にいる。
『地球の命運は君達にかかっている、健闘を祈る』
これから向かう先は大宇宙、お先真っ暗な第二の人生。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 05:03:09
23668文字
会話率:38%
「渡れない?」「さようでして」
朝葉は死後、三途の川原の渡し舟で乗船拒否の憂き目にあう。きけば、『ハジメテのお相手に背負われて渡る』なんていう俗説に相当しているという。
しかも相手が生者で人間じゃないとかで、まったくもってややこしい事態。
この先何年、何百年になるかもわからない時間、三途の川原に留め置かれる羽目になる。こうなっちまったからにはしょうがねえ。
しかし、自分が体を許したあの人は本当に人外だったのだろうか?少しずつ記憶を紐解いていく。
楽観的で流されやすい女とそんな彼女がしらないうちに唾つけた人ならざるモノの、手遅れ感満載、来世に期待茶話。
※前提がR18 ですが、描写としては朝チュン程度なので、いちおうR15を付けます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 06:00:00
36036文字
会話率:61%
日本でトラックに引かれて死んだJk「北野まつり」は天界にて、地球とは違う星の異世界人「ナーシャ・グランフォース」に出会った。
二人はなんとまだ死んでなかったけど、手違いで天界に送られてしまったのだ。しかし、まつりは現世に戻ろうにも身体は
トラックに引かれてぐちゃぐちゃ。一方、ナーシャは身体はキレイだけど魂が汚れていたため、現世に戻ることは許されなかった。
そこで、立会人である天使が提案をした。
「北野まつりさんの魂を、ナーシャさんの身体に誘導できます。つまり北野まつりさんはナーシャ。グランフォースさんとして転生するのです。そこで十年ぐらい過ごしていただきます」と。
ナーシャの魂は、天界にある三途の川に十年ぐらい浸かることで綺麗になるらしい。その間、まつりがナーシャとして異世界で過ごすというわけだ。
その任務を達成できれば天使は、まつりを記憶はそのままで美人でお金持ちの家に転生させてくれるよう上司に掛け合ってくれるとのことだ。
そして、まつりは天使の提案を受け、ナーシャ・グランフォースとして転生する事になった。
ナーシャ・グランフォース。
異世界グランゼシアの地において、かつて古代の魔王を倒した英雄の子孫であり、二人の子供を持つ母である。
ナーシャが死んだのは、息子が勇者として旅立つ前日だったのだ。
こうして、勇者の母となった北野まつりの異世界生活は幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:17:22
129325文字
会話率:47%
人が死を迎えた時に必ず行きつく三途の川には関所がある。みんなを受け入れ善悪で振り分ける能力があるヨミがいるのは壱の関所だ。ヨミは世見であり、黄泉でもある。ヨミが判断を迷う者が振り分けられるのが弐の関所になる。そこでは本人と一緒に人生を振り返
って、その結果から裁定を下すのがゴクである。ゴクは獄でもあり極でもある。川を渡った者を振り分けるのはムクロの役目であり、罰を与えるのは奈落、炎鬼、氷鬼とその配下の鬼たちだ。
ここでは弐ノ関所でゴクによって『なぜ自分が罰を受けなければいけないのか』を知らしめる様子を描いている。
法を犯すことだけが罪ではない。
それ以外にもたくさんの罪がある。
私たちは果たして現世で一つの罪も犯すことなく一生を終えることができるのかを考えたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 00:06:06
314724文字
会話率:40%
初夏になり、中学校のプール開きの時期が近づいていた。
めいかは自分が、学校のプールの水に入ると
黄泉の国への道を開いてしまい、大変なことが起こると心配した。
めいかと親友の裸美衣(らみぃ)は、めいかがプールに入らず済むよう
あらゆる手段を
講じるのだが。プールの授業の日は近づいていき、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 03:32:27
14687文字
会話率:41%
隠岐へ流された後鳥羽院の前に、亡き式子内親王の霊が現れる。彼女は後鳥羽院の従姉にして和歌の盟友であり、また霊界の導き手として、後鳥羽院に三途の川の存在を示す。川には、清らかに渡る者、橋を渡る者、舟に乗る者、そして怨念に囚われ溺れる者がいる。
「地上での思いと行いが、渡る道を決めます」
式子はそう告げ、後鳥羽院に和歌を詠むよう促す。彼が魂の清らかさを取り戻せば、道は変わる。月光の下、後鳥羽院は己の宿命と向き合うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 08:47:08
1675文字
会話率:37%
三途の川の渡し守に、六文払わないと、乗せてもらえず、現世に戻れる、ということにはならないのだろうか。
現代では、円になってしまっているが、幾らなのだろうか。
往復料金の設定はないのだろうか。
回数券というのは…
最終更新:2025-01-24 00:00:00
488文字
会話率:0%
とある男子高校生・君口快太は、ある日バスの中で幼馴染の川瀬来菜と再会する。
しかし感動するのも束の間、二人を含めた乗客は事故に遭い、生死の境をさまようことに。
三途の川の賽の河原。そこにある『賽の石塔』に行けば生き返られると聞いた快太たち十
三名の乗客は、塔の中に入っていった。
だが、生き返ることが出来るのは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 18:00:00
179653文字
会話率:53%
三題噺03 「鎖骨」「妖怪」「三途の川」
最終更新:2024-12-25 19:13:51
935文字
会話率:59%
ある日、釣り嫌いな男があの世に落ちた。
三途の川を渡った先は地獄。
地獄からあの世へ還る手段は、たった一つ。
三途の中心にある池、そこに住む伝説の木魚を釣り上げ、木魚に乗って三途の川を渡ることであった。
最終更新:2024-11-14 19:30:28
1957文字
会話率:51%
これといった才もなく、見た目も冴えない沙璃奈は、アプリの中で憧れの推し「類」と話すことが唯一の癒し。
ある日突然倒れ、三途の川を渡ったと思ったらそこは、、、通称「神」が支配する異世界。
ここでは、いかに彼の寵愛を受けるかで上下が決まるら
しい。しかも、この世界でもやっぱり冴えない最底辺!
何故、自分はこの世界に来たのか?
神とは何者?
果たして神の寵愛を受けれるのか⁈折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 19:34:30
42836文字
会話率:40%
三途の川値上げver2
キーワード:
最終更新:2024-10-05 02:22:49
932文字
会話率:0%
三途の川の渡し賃が値上げしていた話。
最終更新:2024-09-25 21:34:24
1023文字
会話率:38%
前世で虐げた妻に転生した男。彼は、今度こそ幸せを掴むため、新たな人生を歩み始める。しかし、待ち受けるのは借金まみれの生活と、前世の記憶がもたらす苦悩。それでも彼は、過去の過ちを償い、真の愛と幸せを見つけるために、困難に立ち向かっていく。やが
て、彼は前世の自分と再会を果たし、共に人生の大切なことを学び、成長していく。これは、過ちと後悔、そして愛と再生を描いた、感動の転生ファンタジー。
転生、夫婦、借金、逆転、愛、贖罪、成長、感動折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 21:00:00
5188文字
会話率:37%
『命短し、恋せよ、脆弱乙女(スペランカー)』
すこしの動揺が命取り。心臓に過度の負担がかかると死んでしまう特異体質に悩まされる女子高生・夏野火垂は、日々、親友のドジに殺されかかっている。もういいからいっそ死なせろ。しかし三途の川を目の前に
、なんどもなんども閻魔を名乗る男に生還させられ――。
「ところでそれ、体質じゃなくて呪いだってわかってます?」
「早く言えよ、クソ閻魔ぁああああ!」
解呪条件は『王子様のキス』。かくして、火垂の命がけの恋愛闘争が始ま――「ほーちゃん、よけてぇぇぇえ!」――らない。
不幸少女とドジっ娘とバイト閻魔が織りなす、ハートフル(スロットル)ラブ?ストーリー。
ではない、かもしれない。
※こちらは、ミクラ レイコさま主催の匿名短編企画『ミケ猫さんを超えてゆけ杯(#打倒ミケ猫杯)』に寄稿した短編の【原作】です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 20:43:36
9381文字
会話率:39%
賽の河原の石積みを邪魔する鬼は、三途の川のほとりに住んでいる。 自分が何者かを知らない鬼は、記憶の石を探しに行く。 全てを思い出した時、その結末がハッピーエンドと言えるのだろうか。
最終更新:2024-09-20 00:23:58
4642文字
会話率:60%
現実社会の理不尽に耐えかねて首を吊った主人公。気が付くと三途の川の前にいて、死の救済を喜ぶのもつかの間、彼女の目の前には妙なものが聳えていて……。
最終更新:2024-09-01 19:11:16
6818文字
会話率:44%