人が死に、骨となった身で動く物だろうか?
答えは否。
もしいるとすれば、それはモンスターと呼称されるものに成り果てる。
人では無くなってしまう。
なら、自我を持った元人間の骸骨は、どうだろうか?
答えはない、持ち合わ
せていない。
これは、かつて滅んだ国の騎士が目覚める物語。
彼の王を探す冒険譚。
既に死した肉体で、彼は何を成すのか?
既に朽ちた肉体で、彼は何を思うのか?
王を見つける。
ただそれだけが、彼の目的。
王の魂、王の気配だけを探って旅を続ける。
やがて見つけた王は、少女になっていた。
記憶はない、威厳もない。
ただただ心優しい少女へと。
それでも、騎士は傅く。
姿形は変われど、王への忠誠は揺るがない。
当作品は
https://ncode.syosetu.com/n0040in/
の連載版となります。
一話目は短編に多少加筆修正したものになりますので、読んだことがある方は二話目からでも問題ないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 21:30:00
424209文字
会話率:37%
『過去を乗り越え、未来を目指す物語――』
魔王シスルと勇者シトラスの戦いが相打ちに終わってから300年。
なんと魔王と勇者の二人は人界に暮らす双子、アザミとシトラの兄妹として転生してしまっていた――!?
しかし300年後の世界は魔界が
優勢。人界に転生してしまった双子はお互いの理念のために一応停戦し、共闘することを誓う。だがいつしかそれだけ、ただ協力するだけの関係だったはずの双子の間に不思議な感情が芽生えてきて......!?
魔王と勇者の双子が聖剣魔術学園という学校で出会う個性豊かな仲間たちと時に笑い、時に争いながら自分たちの居場所を守る物語。過去の因縁に決着を着け、より良い未来を選び取る物語。
兄と妹のイチャイチャ、学園もの、異世界戦闘もの、魔術ものが好きな人は必見!
聖剣魔術学園、王都で巻き起こる魔界との争いに双子と仲間たちが挑む、異世界学園ストーリ。
【現在連載中 双星と聖剣魔術学園〜王都祭編〜のあらすじ】
王都祭《フェスタ》、それは3年に一度開催される王都のお祭りだった。エナとの戦いでボロボロになった今年は開催を危ぶまれていたのだが、それでもトーチの強い思いで王都祭《フェスタ》を開催することが決まる。そしてなぜか、その実行委員長にアザミが選ばれた。
アザミの元に、実行委員に集まる女の子たち。その中色々ありながらも開催される王都祭《フェスタ》。
本番当日もエイドの婚約者が王都にやって来たり、アザミと一緒に祭りを回りたいシトラが暗躍したりとハチャメチャな王都祭《フェスタ》になって......!?
だがアザミは予感していた。きっとこの先大きな戦いが起こると。その嵐の前の静けさとなった王都祭《フェスタ》―――。ハーレム、ギャグ展開と前章のようなシリアスな戦闘シーンなど一切ない第9章王都祭《フェスタ》編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 21:23:44
6238327文字
会話率:44%
公爵家の三男で魔力を持っていない無能な青年、キース・ドラグニティ。
成人した、その日に家を追いやられ、家無し、仕事無し、貯金無し、の3拍子が揃う。
それでも、自分のたった1人しかいない家族を探す旅に出る。
持っているのは、7日間を生き
残るための最低限のお金、金貨7枚と一張羅、倉庫にしまいっぱなしだった剣、母の形見の首飾り、そして父だった男に投げつけられた黒い卵。
それだけを持って、広い世界から家族を探し出すと決意する。
ただ、非常食用に残しておいた黒い卵が何かおかしい……。
その異変に気付き出してから、キースの戦いは始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 21:13:19
1547555文字
会話率:52%
多種多様な種族が存在する世界で、ごく普通に暮らしていくはずだった、ヘイへは多くの困難に直面する。 ヘイへ自身の力や周りの力を借り首の皮一枚で生きていく。
何が必要か何が重要か日々考え実行し、失敗し、自信を失い、大切なものを失い、今にでも
死にたいと思うような人生。
それでも何かを変えようと懸命にもがくその姿にヘイへ自身は気づいていないながらも、周りのものに勇気を与えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 08:02:53
321336文字
会話率:46%
「俺は野望を果たす、何があろうと必ず」
5000年前、人間界を滅ぼした少年──ベイル・ペプガールは、1000年前に最強の封印を解き、再びこの世に降り立つ。
7種の人族がそれぞれ7つの地を統べる世界で、運命を仕組まれた人間の少女や、個性の
強いメンツ達と織り成す王道冒険ファンタジー
過去と現在が繋ぐ人々の想いが交わる時、世界の運命は再び動き出す──
ベイルの野望とは何か?
少女に隠された秘密とは?
人間界は滅びたが人間が滅びなかった理由は?
パスト・レターの正体とは?
最弱で最強なベイルはその冒険を通して、あらゆる謎に迫り、大組織に追われ、様々な思惑とぶつかりながら、己の野望のために突き進む!!
1、2章は短いストーリーを並べて、3章以降は章ごとに起承転結があります。
第1章 冒険の始まり!
第2章 新たなる冒険の舞台は……
第3章 王都決戦!
第3.5章 その時、世界は……
第4章 冒険は再び!
第5章 ベイル完全復活の鍵とは……
第6章 さらなる冒険のために……
第6.5章 その先に待つ者達!
第7章 それは序章に過ぎない……
第8章 冒険は新たなるステージへ!
第9章 神はそれでも創造する……
第9.5章 ついに思惑が動き出す!
第10章 巨大組織同士の戦争が始まる……
第11章 大いなる陰謀に立ち向かう!
※この作品はノベルアッププラスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 20:28:32
2321176文字
会話率:44%
苦無白紗月は同級生の鈴原詩織に想いを寄せている。
その詩織が友達の片桐麗華を殺した。意図的にじゃない。事故だ。それでも人を殺してしまったという事実は変わらない。詩織と離れたくない紗月は許されない提案をする。
紗月の家はかつて特
殊な薬を使って殺しをしていた。そして薬の中には死体を溶かす薬がある。紗月は死体を消す事を提案し、詩織は受け入れた。
死体は無くなり、それで全てが終わった、はずだった。麗華は幽霊となり紗月の前に現れる。そして届く詩織から離れろという脅迫状。詩織の身の周りに起きている異変の正体を探す為、紗月は麗華と手を組み行動を始める。
詩織との日々、麗華との交流、事件の謎、日々の中でそれぞれの想いの行きつく先は…
現実世界と殆ど同じ世界設定ですが、同性婚が認められていたり、幽霊がいるなど完全に同じではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 20:00:00
104910文字
会話率:61%
西暦2275年、人類は終わりなき戦いを続けていた。
20年前、突如として人類に牙を剥いた未知なる生命体、フォールン。輝かしい人類の黄金時代、ソラに人が住み、その命脈をつなぐ栄光の時代はしかし、彼らの出現によって閉ざされた。
仮面を
まとった獣達の猛攻は遠からず、人類を敗退させ、生き残った人類は各地に点在するサンクチュアリへと立てこもり、惑星の主権を得た。有史以来、幾多の生命を滅ぼした人類は多様な獣の軍勢に敗れ、星の片隅へと追いやられた。
急激な惑星の寒冷化に伴う異常気象の連続。フォールン特有の因子に端を発した奇病の蔓延。異常成長と異常増殖により形を変えたかつての惑星。神の目は落ち、ソラへの道が閉ざされ、かつての栄華を泡沫の夢のごとく感じさせるほど、人類に辛辣な星へと成り果てたが、それでも人は日々の生活を営み、経済をまわし、迫る脅威に抵抗した。
その時代を生きる1人の少年、室井 千景は民間軍事会社「ヴィーザル」に務めていた。彼の仕事は日々、サンクチュアリを護る防衛軍からの依頼をこなし、銭を得ること。たとえ、世界が荒廃しようが、退廃しようが、生きる糧を得る手段は変わらない。
ライフル片手に今日も彼は戦場に降り立つ。死臭と硝煙が漂う戦場で今日もまた彼は引き金を引き、銃火を浴びせる。——たとえ、その戦いが無駄だと知りながらも。
人類退廃の時代、これはその時代を生き汚く足掻く少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 19:51:49
237494文字
会話率:28%
繁華街にある小さな洋食レストラン。
そこで働く若者たちには、悩みもあるけど、希望もあって、それでもやっぱりスッキリしなくて。
作家志望フリーター・岩村。普通になりたくない大学生・モモ。中卒のコック・美咲、プロ注目の大学野球部・孝介
傷つきな
がらも未来へ手を伸ばそうと奮闘する20代の一瞬を切り取った青春群像劇。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-22 19:10:00
50946文字
会話率:29%
キャロリーヌ‐メルフィルは、ローラシア皇国で、調理官というキャリアを目指す十六歳の少女。おそろしい不治の病、竜魔痴で寝た切り状態の父、グリルと二人で、ひっそりと暮らしている。
公爵家なのに辺境の地へと追いやられ、もう三年が過ぎ去った。す
っかり廃れたメルフィル家だけれど、皇国一裕福なスプーンフィード伯爵家から、お婿さまを迎えることで、お家再興の希望がまだ残っていた。
でも、運の悪いことに、皇国を揺るがす造反事変が起きてしまう。それが発端となり、キャロリーヌの婚約話は理不尽にも反故とされる。さらに、キャロリーヌのたった一人の肉親だったグリルが、とうとう息を引き取ってしまう。
この数日後、不幸のどん底にいるキャロリーヌの前に、オイルレーズンと名乗る、老いた魔女族が現れる。栄養管理官という新しい官職に就くことを勧められた。その職の目的は、竜族を皇国内に囲い込むことだと聞かされる。それは今、最も大切な国策の一つということ。
一人ぼっちのキャロリーヌは、つらさと寂しさに負けそうになり、自分も早く死んでしまいたい、とすら思っていた。
それでも、オイルレーズンからの勧めを考え直し、父や先に他界した母と弟の分まで生きようと決意する。夜が明けるのを待ち、白馬ファルキリーを駆り、宮廷のあるお城へと向かうことにするのだった。
この決断は、険しいイバラの進路となる。キャロリーヌは、これから先、宮廷内に渦巻く陰謀と圧力、そして新たな婚約話に関わる、とても醜い争いに悩まされるのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 18:51:36
700004文字
会話率:60%
二学期の初日、オチャコは親友トシヨンの恋を実らせてあげようという使命感を抱いていた。そしてこの朝、クラスメイトの男子が、家に脅迫状が届いたという話をしてくる。
オチャコは自慢の推理で事件を解決しようと張り切り、捜査チームを結成した。でも
、興味深い転入生がやってきたり、思いがけなく自分が告白されたりして、もうお祭り状態。
それでも、トシヨンの恋が優先! 事件も早期解決しなきゃ! と決意を新たに再び奮い立つ。
ところが脅迫状の一件はあっけなく解決されてしまう。そしてこの日の帰り道、オチャコは十四歳の心を大切にしたいと思うようになる。
《キャラクター紹介》
浅井茶子(あさいちゃこ)……明るく元気なせっかち女子
前田利代(まえだとしよ)……優しくおっとりとしている
細川玉紗(ほそかわたましゃ)……強引すぎるお嬢様
真田大福(さなだだいふく)……女子に人気のサッカー少年
明智光男(あけちみつお)……頭脳明晰でいつも冷静
織田信仲(おだのぶなか)……豪胆で口の悪い俺様男子
松平共康(まつだいらともやす)……ゲーム好きで計算高い
羽柴十吉(はしばときち)……お祭り好きのお調子者折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-26 22:18:22
15795文字
会話率:56%
霊力のある世界。
特に強い霊力を持つ者は『能力者』と呼ばれた。
その中でも属性特化した者が持つ霊玉がある。
昔一人の男の霊力を五つに分け、その属性に特化した強く清い者が持つ霊玉。
その霊玉の持ち主は『霊玉守護者(たまもり)』と呼ばれた。
現在その霊玉守護者は京都の能力者を牛耳る安倍家の首座の直属になっている。
三年前に霊玉の元々の持ち主である『禍』の浄化を果たした霊玉守護者達は、その後も仲良く過ごしていた。
霊玉守護者のひとり、トモは気楽な一人暮らし。
学校にバイトに安倍家の仕事にと忙しく過ごしていた。
高校二年生の春。
ふと聞こえた笛の音に惹かれるように向かった先で、ひとりの女性と出会う。
そのひとが目に入った途端、とらわれた。
このひとだ! やっと会えた!
会うたびに惹かれる。知るたびに好きになる。
そんな彼女には責務があった。『呪い』を受けていた。罪に苦しんでいた。
トモは彼女と接するなかで、ポンコツな自分を情けなく思い、実力の足りない自分に打ちひしがれ、それでも彼女を諦めることはできない。
足りないなら足りるようにするまで!
『呪い』がある? それがどうした。
責務がある? だからなんだ。
そばにいたい。甘やかしたい。しあわせにしたい。助けたい。
彼女を諦めることなど、できない!
『半身』にとらわれ恋に堕ちた青年が、彼女のためにがんばるお話です。
※このお話はフィクションです。
お話のなかに登場する個人名・団体名などは全て架空のものであり、実在のものとは関係ありません。
※実在の地名・名称が出てきますが、違う世界の同じ名前の場所として楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 18:00:00
2520396文字
会話率:27%
昔々、あるところに世界と神様が居ました。
神様は世界に子供たちを作りました。神様はそれをじーっと見つめています。時々世界に口出ししてみると子供たちは驚くほど従順に付き従ってくれます。
ある時神様は思います。このまま自分がこの世界に口出しし続
けても、ろくなことにはならなさそうだ。親離れをしてもらわなくては、と。本当なら自分はとっくに終わっているもので、仲間たちのところに帰っていなければなりませんでしたから。
ただ、そのまま去るのも無責任。じゃあ少しばかり、世界を進ませることが出来る子供が将来いつか生まれるようにしよう。そんな風に考えて、二つの縁を世界に置いて、神様は神様の席を立ってどこかへ行ってしまいました。
世界を見ていた神様が居なくなって、世界中の子供たちは大騒ぎ。神様を探す者、神様を憎むもの、神様をそれでも信じる者。ごちゃごちゃぐちゃぐちゃといろんな子供たちはぶつかり合ってやがて一塊になりました。この時もし神様がいたら頭に手を当ててあちゃーと言っていたことでしょう。一塊の傍には取り残した欠片たちが残っちゃっていたのですから。
そうして世界はちょっとの間静かになりました。一塊になった者たちは話し合って世界をどっちに進めるか相談して、ちょっとずつ神様が居なくても進めるようにもなりました。
そんなとき、世界は少しうるさくなりました。気が付いたら欠片たちが違う塊になっちゃっていたのです。彼らを置いていったのは先に塊になったほうの不手際です。だけれども後の塊と喧嘩になれば一方的に殴られるわけにはいきません。大きな塊と小さな塊の喧嘩が始まっちゃいました。
塊の中には目立つ輝きが二つありました。それは神様が世界に入れておいた縁です。大きな塊の方の縁は小さな塊の方の縁を気にして旅に出ます。
喧嘩で零れ落ちた欠片を拾い上げて助けながら、小さな塊の縁に会いに行きます。その旅にいつしか小さな欠片たちもついていきます。
そして二つの縁は出会います。それぞれ、最初に居た塊の影響を大きく受けていて喧嘩になっちゃいます。でも大きな塊の縁は小さな塊の縁を受け入れてしまいました。ため込んでいたものを全部吐き出した小さな塊の縁は自分が小さな物の見方をしていたと知ります。今度は沢山見て、学ぼうと二人で話します。小さな欠片たちもついてきてくれるようでした。
こうして、彼らは旅に出るのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 18:00:00
6690文字
会話率:42%
――落ちた星。
砕けた欠片より生まれ落ちた――〝最悪の竜〟
異常事態、驚天動地、狂瀾怒濤。
人類種最大の危機、全てを喰らい尽くす七匹の厄竜は深き眠りから目覚める。
天樹を宿す〝愚者〟は厄災を越えるため、その力を振るう。
逆望
の願い――最悪へ覆る現実――砕け散る理想。
燦々と輝く星々の架ける天、数多の結末を持って彼の者は歩む。
――星は三千世界を知らず、救いの手を伸ばし続けた。
残った天は三千世界の夢を見る。
愚者は壊れた理想/願望を果たす為、朽ち果て崩壊へ向かう己を抱いて歩を進める。
決して折れぬ〝鉄心〟――裁定の〝秤〟。
運命に根付く天樹の縁、選択者に成れぬ愚かな当事者。
でも、それでも――――その手を伸ばし続ける。
これは――
〝顕現する竜を殺す〟物語――
概要――
投稿日は一日一話、あるいはまちまち。
誤字脱字の方がありましたら、コメントの方で教えて頂ければ幸いです。
この作品は「アルファポリス」様、「カクヨム」様でも公開しています。他にも「世界の修正者は世界を守らない」という作品も書いているので、お暇があればそちらもぜひ見て頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 18:00:00
107961文字
会話率:30%
ブラック企業に就職してしまい、ポックリと亡くなってしまった彼女は異世界に転生し、第2の人生をのんびりほのぼの生活を送ろうと誓う。
だが、この世界では転生者は過去の色々で嫌われていた。
「のんびりほのぼの系にしてみせる!」
それでも今世
の目標、のんびり生活を諦めない少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 17:00:00
60025文字
会話率:48%
やりたいことをやり通し上司に逆らい続けた俺は、謎子会社に出向となり異世界開拓業務に回される。早い話、厄介払いで追放された左遷だが、むしろ俺は超歓迎w
だって誰にも見られずサボり放題じゃん。ラッキー! サボってるだけなのに異世界出張手当まで
つくとか天国かよwww
俺にだけ甘えてくれるエリート女上司や使い魔サキュバスと地図を作るうちに、得意の妄想力で無双してお気楽出世していくが――。という楽勝成り上がりラブコメ。
主人公には出世欲も冒険心もなく、仕事をサボるため、ひたすら全力を注ぎます。それでも異世界では人に頼られてひとかどの男になり、現実世界では社長をやり込めた挙げ句、謎の出世街道まっしぐら。出世頭になったため、散々俺を馬鹿にしてた同期が擦り寄ってきたが「今更もう遅いわw」と軽くいなします。
そして信頼し合える仲間を得て、毎日楽しく過ごしていきます。
●異世界ラブコメ×半沢直樹的ざまぁリーマン小説、奇跡のマリアージュ
カクヨムにて先行公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 16:31:11
1175842文字
会話率:62%
小説を書くのが好きです。
20年ほど前からはネットで書いて公開するようになりました。
プロを目指すわけでもなく、だから上達するわけでもなく。
それでも日々疑問に思うこと、勉強になること、気付くことってあるのです。
メモや近況ノートでは後から
探しにくいので、エッセイとして書き残してみようと思います。
※アルファポリス、カクヨム、エブリスタでも同内容を公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 14:59:10
1504文字
会話率:0%
「ねえ、そろそろ七夕でしょ」
友人の沙良に唐突に突きつけられた提案は、どこか横暴なところがあり、なかば無理矢理に手渡されたのは短冊。
若林智也は、そのせいで気の重い日々が待ち構えていた。
高校生にもなって七夕なんて……。
日々を重ねるごとに急かす沙良。
無邪気な圧力に耐えながらも、気恥ずかしさを隠せない智也は、願いを書くことに躊躇してしまう。
誰かに相談するわけにもいかないなか、思いがけない人物に、智也はその不満を吐露してしまう。
氷姫。
クラスでも目立たず、冷めた反応でしかない愛未と話すことになった。
陰口の印象と違い、普通に喋れることに自分でも困惑していく智也。
彼女に惹かれているのか、正直智也にもわからない。
それでも、拒んでいたはずの願いが、微かに浮かんでいった。
夢なら覚めないでほしい。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 14:35:11
33874文字
会話率:31%
テンペスト
神出鬼没の天災は、町を襲う黒雲となっていた。
世界に広がる町には、ある祭りが行われている。
大小様々、形はいろいろあるなか、共通の目的が一つあった。
テンペストを避けるため、鎮めるため、と。
そのための儀式。
人はみな、祭りに疑問を抱くことはなかった。
そんななか、旅を続けていた。
人が恐れ、避けようとするテンペストを追って。
ある人物を捜すために。
顔もよくわからなけらば、名前も知らない人物を。
エリカという女の子とともに。
わかっている。
事情を知った人からは、怪訝に思われたり、好奇な目で見られることも少なくない。
それでも、僕らは旅を続ける。
テンペストを追うことが危険だと知っていても。
二日に一回のペースで更新していこうと思います。
もしよろしければ、評価、ブックマーク登録、よろしくお願いいたします。
励みとなりますので。
応援よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 14:36:04
574730文字
会話率:29%
ひらり、ひらり、と紙飛行機が飛んでいた。
紙飛行機は足元にふわりと降りた。
誰が飛ばしたのか、振り返っても静寂した校舎が石原尊を見下ろしているだけ。
拾い上げれば、予定されていた修学旅行の文字。
保護者向けに配られていたプリントで
折られていた。
なぜ? と疑問を残しながらも次の日、教室で一人の女子生徒、長澤芽衣と会う。
悠然とした態度の芽衣。
屈託ない笑顔で迎えられたとき、口から言葉がこぼれる。
それはどこか責め立てるような疑問が形となって襲う。
それでも、芽衣は悠然と答える。
揺らぐことのない姿に、疑問はさらに強まっていく。
ーー バカみたい
折られていた紙飛行機を広げると、現れる文字。
“修学旅行”に対して?
それとも誰かに対して?
芽衣は目を細めるだけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 22:13:10
84927文字
会話率:31%
大地の奥底に封じられている神様は思いました。
『なに? いま異世界冒険って流行ってるの?』
彼は地上にいくつもの目を持ち、この世界が正しく成長しているか監視しています。
とは言え、さすがに異なる世界を見通す目など持っていません。
しかし
、自分が見通せない世界だからこそ興味があります。
『ならオレの眷属送り込んじゃえばよくね?』
自分と繋がりのある眷属の目を通せば、異世界の様子は自分にもわかるでしょう。
そして彼は自分の命令を聞きそうな、運の悪い眷属にその指令を与えたのです。
「あ、あなたはもしかして私たちの造物主様!?
い、いきなりですね、そ、それで私にその人選を行えと?」
『あー、いやいや、一人でやんなくていいよ、
向こうに送るのも一人にする必要ないし、
こっちの世界に影響なさそうな人物、適当に見繕ってさ?』
「わ、我らが主はアバウトなんですね・・・わかりました。
じゃあ、知り合いの子と相談してちょっとやってみます。」
他力本願、責任転嫁、いきあたりばったりの精神で行われたその計画は、
まず最初に、一体のお人形さんに対して行われました。
そのお人形さんは、見たこともないお屋敷の中で、
お尻をあげたポーズで這いつくばっていました。
気が付いたらいきなり、そんなところに飛ばされて、
自分がどんな態勢でいるかも、今は後回しにするしかありません。
現状認識も何もできていないまま、
薔薇の刺繍の黒いドレスの裾が膝下から床に拡がっています。
それでも、やがて彼女はゆっくり立ち上がりました。
ここがどこだかわからないけども・・・
そして思考回路も正常に作動するようになると、彼女は自分の仕事を思い出したのです。
この場所がどこであろうと自分のすべきことはただ一つ・・・
それは、
かつて大地の底に封じ込められし冥府の王が与えた崇高なる使命。
「私は鎌を振るう、汚れた命を絶つために・・・。」
そう、最初に送られたのは、都市伝説の主、「私メリーさん」!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 14:00:00
2354136文字
会話率:18%
俺は若いころに異世界で魔王をやっていた。
ダンジョンで社長の娘、小柄で巨乳の美人女子高生アカネを助けたら彼女の探索系VTuber活動を手伝うことになった。
少年時代に異世界へ召喚されて魔王をやっていた俺は、あちらでの生活に嫌気が差し
て戻って来たわけだが、どうやら以前にいた世界とここは少し違うようだ。
ダンジョン。
そんなものは俺が生まれた世界にはなかった。
しかしこの世界では昔からダンジョンが存在していたようで、ダンジョンが存在して当たり前のように人々は暮らしていた。
16歳から26歳までを異世界で過ごした俺には学歴が無く、それでもなんとか就職はできたが毎日のようにコネ入社の年下上司にいびられてつらい。
こちらへ戻って来る代償に、力の9割以上を向こうへ残してきたので今の俺はクソザコだが、一般人として生活するには問題無いので慎重に堅実に、普通のサラリーマンとして生きていこうと思っていた……。
※カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 12:25:10
622618文字
会話率:53%
金本尚香(きんもとこうか)は東京のアラサー会社員。山あり谷ありで今の位置を得た尚香の生活は、ちょっと頭のおかしい章(しょう)との出会いで、またあれこれ揺れながら変わっていく。
誰でもそうであるように、人生の未来が見えなくて、それでも毎日
を生きる、不安な一人の会社員。そんな尚香と、章と、そして誰かのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 12:20:46
236590文字
会話率:56%
言い訳をして、諦めた気になって、それでもいいと言い聞かせ過ごしてきた。
そんな私が、休みの日に珈琲を飲みたくなる。
しかし、入れるものも無い。また、諦め様としたけど、今回は初めてどうしようも無く求めてしまった。我儘になってしまった。
自分
に素直に、目的の為に少しの苦労を。
この考えで、少女、月陽の世界は目まぐるしく回り始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 12:09:55
120774文字
会話率:30%
何の因果か、魔法の世界の道を踏み出した東雲は人見知りながらもこの世界を楽しんでゆく。
ただ、楽しいだけの世界でもなく、東雲の前に幾重にも立ち塞がる巨大な壁!
東雲はそれでも冒険を諦めたくない!
東雲と愉快な仲間たちが送るハートフルストーリー
!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 09:25:34
1750文字
会話率:49%
寒空の下。3月が始まる。
この季節が終わったら、先輩は卒業する。
私の想いは伝えられない。臆病で、でも、嘘は言えないし、悩みは尽きない。
それでも、3月は過ぎてゆく。
嗚呼、3月がずっと続けばいいのに。
最終更新:2021-12-20 22:09:30
319文字
会話率:18%
私は今日、主人を殺す。前々からずっと、いつ殺すかを考えてきた。
共に歩んできた人だけど、話しかけても返事はしないし、家にも帰ってこないような人だ。仕方がない。
それでも、その前に少しだけ思い出話でも⋯⋯
最終更新:2024-10-22 12:00:00
2427文字
会話率:8%
私は今日、主人を殺す。前々からずっと、いつ殺すかを考えてきた。
共に歩んできた人だけど、話しかけても返事はしないし、家にも帰ってこないような人だ。仕方がない。
それでも、その前に少しだけ思い出話でも⋯⋯
最終更新:2022-05-03 21:31:14
2283文字
会話率:10%