「ねぇ、お願いだから────さっと死んでよ」
憑依そうそう投げ掛けられた言葉に、主人公は一瞬呆気に取られるものの……
「はっ?お前が死ねよ」
と言い返し、相手を殴り飛ばす。
元々気の短い主人公は、周りに居た者達もまとめて窓から投げ捨て
た────魔法の力で。
「さて、まずは情報収集からだな」
誰に言うでもなくそう呟くと、主人公は憑依した者の記憶を覗き見た。
と同時に、全てを理解する。
「くくくっ……!そうか、そうか。この小娘は憑依の対価として、親の“復讐”とアルバート家の“存続”を望むか」
憑依した者の憎悪を読み取り、主人公は決心する。
「いいだろう。その願い、確かに聞き届けた」
これは本物のアルバート家のご令嬢に代わって、主人公がクズ共を粛清し、やがて────帝国の頂点に立つお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 19:24:09
295135文字
会話率:31%
三度の飯よりお昼寝が大好きなレイチェルは、「真実の愛を見つけた!」というヘクターに婚約破棄される。
完全に脳内お花畑状態の婚約者を引き止める気力もなく、直ぐに『元』がつく関係へ。
新たな婚約者を探さなくてはいけない状況で、あるパーティーへ
参席すると、元婚約者のヘクターが居て……?
しかも、「真実の愛」の相手である女性を引き連れていた!
嫌な予感がしてその場を離れようとするものの、時すでに遅し。
見事トラブルになった。
そこへパーティーの主催者である第二公子が現れて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 19:23:41
98472文字
会話率:25%
私、伯爵令嬢ミレーユ•レイブは、王家の毒見役の家に生まれ、父親の厳しい指導の下、修行に明け暮れ、晴れて毒見役を継承しました。
ところが、身体が弱かった弟が、滋養強壮薬で元気になった途端、両親は長男教を発症し、長女である私を無視するように
なったのです。
弟が元気になったのは薬のおかげですが、その薬の主成分である稀少な薬草を採取したのは私でしたし、その薬は本来、王女殿下に献上するはずのものでした。
なのに母親から、「王女なんかより、ウチの息子だ!」と薬を奪われ、弟に投与されたのです。
しかも、そのボンクラ弟が、公爵家のご令嬢と婚約したからという理由で、家督を継ぐことになってしまいました。
そしてついに、息子を偏愛する母親から、言い渡されたのです。
「そのまま貴女が毒見役を続けて、弟に仕えなさい」と。
私はさすがに腹を立て、決心しました。
「こんな家族、見捨ててやる!」と。
さっそく王宮に出向き、「私の両親が王家に対し、謀叛を企んでいます。お取り潰しをお願いします」と言って、両親に謀叛の嫌疑をかけ、加えて、毒見役を放棄してやりました!
結局、毒見役は弟が引き継ぐことになりましたが、その結果、王家でも実家でも死者が続出することになりました!
母親が泣きながら戻ってきてくれと言ってるそうですが、いまさらです。
私は知りません!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 14:10:00
27773文字
会話率:20%
平和な王国のイケメン王子は悩んでいた。
婚約しようとするご令嬢がことごとく、人となりが激変し、周囲の者を困らせる〈悪役令嬢〉になってしまうのだ。
今度こそはと期待をかけた公爵令嬢までもが〈悪役令嬢〉化するに至って、ようやく、その原因と
思われる〈黒い影〉に気づき、王子は……。
※『夏のホラー2024』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 17:10:00
10444文字
会話率:19%
※バッドエンドの可能性アリ〼。
脳内が忙しいタイプのご令嬢が主人公です。
お金持ちの人生勝ち組なご令嬢ですが、無能のため将来が危ぶまれています。
夢見がちで努力が大嫌い。
そのくせラクして生きていきたい。
才能もない。
そ
れから、恋愛の理想もバカ高いのです。
異世界ファンタジーですが、華やかななんちゃってお姫様ドレスが着せたかっただけなので、特に異世界でもファンタジーでも意味がないようなストーリーしか出てきません。
チラッとイケメンが登場しますが、なんか可哀想。すみませんでした。
よく分からない終わり方をすると思います。
ゆるっと頑張りますので宜しくお願いいたします。
R指定は、いじめなどの描写が出る可能性があるためです。保険で入れました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 00:33:01
5454文字
会話率:28%
ここはとあるお伽ばなしの国。そこには、多くの少年少女が集う魔法学園がありました。
それだけ。あとは作中でサイコロを振ってお話を作ります。
★
主人公はちょっぴり不遇なお姫様。学園のクラスメイトには明るく朗らかな平民の聖女、イジワルな
ご令嬢、ドキドキのイケメン男子たち。
これは、(1d6️⃣ これから決まります)
1:後に大陸に覇を唱える英雄の若き日の物語。
2:丼飯を愛し、丼飯に愛された女の子の物語。
3:土曜の夜はダンシングフィーバーな恋物語。
4:暗闇の魔女として破滅に至る呪われた記録。
5:ニート姫とニート仲間、ひと夏の青春群像。
6:百万夫百万一婦制を目指す恋多き王女の詩。
どうなるかは、サイコロ次第のお楽しみ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 17:10:00
157323文字
会話率:41%
前世の記憶のお陰で、チート軍人のラゼ。ある日、後見人代わりの将軍閣下と夕食を共にしていると、世間話が始まって。
なんでも、優秀な若手文官が他国のお姫様に見そめられてしまい、結婚相手を探しているらしく。
「他国に婿入りさせる訳にはいかないから
、この国の令嬢と結婚してもらおうという話になってな」
「まあ、それが一番無難な対処法でしょうね」
「そこで、そいつの相手役に白羽の矢が立ったのがお前だ」
「へぇ〜。…………………………………………ん?」
どうやら、国の英雄に与えられる『狼牙』の称号を持つ自分が、その相手役に抜擢されてしまったらしい。
受け取った手紙に書かれたその相手の名前は、アディス・ラグ・ザース。
ーー『青の貴公子』と謳われるご令嬢に人気の高い、学生時代のクラスメイトだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 19:49:18
46988文字
会話率:38%
転生したからにはハッピーエンドを迎えたいご令嬢の話。
最終更新:2025-01-11 06:00:00
2141文字
会話率:5%
貧乏な田舎の男爵令嬢シルヴィは苦学生。
今日もジュネス学園で勉強に、住み込み先のお屋敷で仕事に苦労する。
そんなとき、幼少時を一緒に過ごした青年ロランと再会した。
陰キャから陽キャに変貌していたロランは今もシルヴィのことが大好き。
けれど、
そんな幼馴染みのことをシルヴィは認められなくて悩む。
一方、仕事先のお屋敷でも偶然同僚の使用人とぶつかって小瓶を割ってしまう。
それがきっかけで高位貴族のご令嬢オルガに目を付けられてしまった。
以後、ご令嬢の護衛女騎士ピエレットの目をかいくぐりながら陰謀に立ち向かう。
果たして、暗殺は阻止できるのか、証拠は回収できるのか、そして、ロランとの仲は?
田舎令嬢が恋と陰謀に立ち向かう物語、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 00:00:00
119000文字
会話率:55%
政略結婚の相手など愛せないとうそぶいていた侯爵令嬢が秒で落ちた後のお話
最終更新:2023-10-28 00:00:00
5000文字
会話率:60%
貧しいながらも大切に育てられた貴族令嬢のヴァルトルーデは、格上の貴族の逆恨みを買って王立学院を追放されてしまう。身を寄せていた修道院で心の傷を癒やしつつあったが、あるとき聖剣と魔剣をワンセットで見つけて仕方なく所有者となってしまった。
堅
苦しい性格の聖剣、とりあえず斬り殺したがる魔剣、そして、怪しい記憶を持つ使用人(メイド)。
果たして、ヴァルトルーデはまっとうな形で復学できるのか?
また、聖剣と魔剣をきちんと躾けることができるのか?
蝶よ花よと育てられたご令嬢が、いきなり忘れ去られた伝説の剣を手に入れたことで周囲に翻弄されるコメディ風ファンタジー、ちょこっとだけ開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-27 23:00:00
40698文字
会話率:54%
明るく朗らか、精悍で令嬢たちに人気のある私の婚約者。きっと良き夫婦になれると思っていた。
でも彼が華やかな王都へ行って、段々と手紙の返信が遅くなって。ようやく私も学園へ通うことになり、これからはまた以前のような交流を図れると思っていたの
だけれど……。
降り積もっていく違和感、どうしても譲れない価値観。好きだったのに、一度駄目になったらもう見て見ぬ振りは出来なくて。
どんなに顔が格好良くても、生理的に無理……!
我慢に我慢を重ねた結果、吹っ切れたらもう振り返らずに新たな人生を行く、真面目で男前なご令嬢の話。
【食事時に相応しくない表現がございますのでご注意下さい】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 22:10:30
13075文字
会話率:36%
私が前世の記憶を思い出した時、目の前にいる婚約者の腕にはべったりと浮気相手が張り付いていた。甘い恋に溺れる二人に胸焼けがする。私は甘いものがあまり好きではなかったのだ。
ピリッと辛いご令嬢と、そんな彼女にパクッと捕まっちゃうヒーロー
の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 17:10:11
4711文字
会話率:44%
俺ことグレン・ハワードは転生者だ。
転生した先は俺がやっていたゲームの世界。
前世では機械エンジニアをやっていたので、こっちでも祝福の【情報解析】を駆使してゴーレムの技師をやっているモブである。
だがある日、工房に忍び込んできた女――セレス
ティアを問い詰めたところ、そいつはなんとゲームの隠しボスだった……!
そんなとき、街が魔獣に襲撃される。
迫りくる魔獣、吹き飛ばされるゴーレム、絶体絶命のとき、俺は何とかセレスティアを助けようとする。
だが、俺はセレスティアに誘われ、少女の形をした魔導兵器、ドール【ペルラネラ】に乗ってしまった。
平民で魔法の才能がない俺が乗ったところでドールは動くはずがない。
だが、予想に反して【ペルラネラ】は起動する。
隠しボスとモブ――縁のないはずの男女二人は精神を一つにして【ペルラネラ】での戦いに挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 12:13:56
222745文字
会話率:41%
★もだもだしている幼馴染の許婚ども×和風スチームパンク!
元祿大正三十二年。エネルギー革命を経て、舞台は蒸気機関車走る京都。
人を襲う『異形ノ闇』や『憑キ闇』が発生するようになった世界、
花音はそれらを祓う闇祓い特務官。相棒は公爵家嫡男の
怜。
気安い仲である幼馴染の二人は、祖父同士の口約束による許婚同士。
ただし身分差のため結婚は非現実的。
お互い余計な縁談が舞い込まないために、許婚と呼ばれるままでいた。
しかしある日、花音は怜が美しいご令嬢とデートしているのを目撃してしまう。
変に焦る怜をプイと無視する花音。
そして花音は、身の回りで危ない目に遭うことが多くなっていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 17:30:00
26925文字
会話率:48%
侯爵令息の護衛騎士になったのは、美しい女騎士。こんな奴に守られるなんて冗談じゃないと反発するご令息とひたすら騎士道精神まっしぐらなご令嬢なラブコメディ。
女の子の騎士が書きたかっただけのライトなお話。
最終更新:2024-12-25 20:51:01
11529文字
会話率:43%
エリノア・リリーは社交界で「置いてけぼり令嬢」と呼ばれていた。パーティーで婚約者のエスコートもなければダンスもない。婚約者にとってエリノアよりも優先なのは彼の幼馴染のご令嬢。病弱で頻繁にエリノアの婚約者を呼び出しては彼もそれに応じてエリノア
を置いていってしまう。
「お前は俺がいなくても問題ないだろう」
そう。大丈夫。大丈夫だから。そう自分に言い聞かせ無理やり飲み込む。
———大切なものはいつもすぐ近くにあったのに、失ってから気付くなど何て愚かなのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 12:16:32
48066文字
会話率:48%
「お父様!お母様!こんな生活はもうこりごりです!」
スコット家の長女「アリス・スコット」は
毎日の食事に嫌気が差していた。どれも一級品の食材であったが
もはやその味に飽き飽きしていたのである。
彼女の心は、新たな美味しい料理への渇望で満ちて
いたのだ。
そんな思いを抱え家を飛び出したアリスは
不幸にも事故に遭い気を失ってしまう。
しかし次に目覚めた場所は異世界「日本」だった!?
アリスは今度こそ美味しいものを食べ尽くす決意を胸に
良い匂いが漂う街へと走り出す!
…しかし、現実は非情である。
「おにぎりってなに?!すまほってなに?!」
日本の文化や食に戸惑うアリス。
これは、本当の意味で世間知らずなお嬢様が
異世界の料理を食べ尽くす為奮闘するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 19:00:00
91523文字
会話率:26%
短気で獰猛で一年中機嫌の悪い腕利きの女傭兵ルキシスはことあるごとに「殺すぞ」と口走り、この世の全てが気に入らない。
折角戦争に勝利したのに雇い主には値切られ、何故か求婚され、相手を殴り倒して逐電したはよいが追手をかけられる。
追手は同じ傭兵
仲間のギルウィルドで、ルキシスのことを勝手に変な名前で呼ぶ変わり者だ。持ち前の顔面の良さを活かして女たちの寝床に潜り込んでばかりいる。
戦闘になったが邪魔が入り、ふたりは一旦剣を引く。
割って入ったのは金持ちのご令嬢で、相続問題を抱えて窮地に立たされている様子。
令嬢に味方してひと稼ぎしたいギルウィルド。否応なくそれに巻き込まれてしまうルキシス。
仲の悪いふたりの傭兵たちは果たして、令嬢を守り無事相続問題を解決することができるのか――。
■性的な描写(性犯罪に関する描写を含む)がありますので苦手な方は閲覧しないようご注意ください。
■戦闘描写、多少の残酷な描写がありますので苦手な方は閲覧しないようご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 17:03:23
377945文字
会話率:44%
むかしむかし。ある王国に、ラニアとヘイゼルという、二人のご令嬢がおりました。
二人は仲の良い幼馴染で、毎日楽しく、幸せに暮らしておりました。
しかし、ある時、王子様であるアレクシス様に邪魔をされてしまったのです。
そうして、いつの間にか、ラ
ニアは聖女様に、ヘイゼルは悪役令嬢に成長しました。
果たして、ラニアとヘイゼルは、ふたたび仲の良い二人に戻れるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 16:04:16
6696文字
会話率:40%
節度を重んじ節度を尊ぶアドリアン王子は、内々に決められた婚約者であるリーディエ嬢とエスコート以外で手を繋いだことはおろか、二人でデートに出かけたこともない。
幼い頃のお茶会で「きみとはしばらく会いたくない」と言われたけれど、しばらくってい
つまでかしら。
私的に会うことはほとんどなく、顔を合わせるのは主に公的な行事のときばかり。
学園では、アドリアン王子を狙うご令嬢があれこれと好き放題やっているのが視界に入ってくる。
リーディエは正直ちょっぴり面倒くさかった。ただでさえ王子が面倒くさいのだから、よくわからないご令嬢の相手なんかしたくない。そうだ、夜会休もう。
よくわからない断罪劇をあっさり回避するご令嬢と、よくわからない断罪劇に首を傾げる王子と、自分に酔いしれてひとり芝居をしちゃうご令嬢がちょっぴり登場しつつ、
最終的にヘタレな王子が床に崩れ落ちるお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 11:13:26
12437文字
会話率:36%
沙伊国、貧乏名家の沈家ご令嬢ーー明玉に王宮『碧月城』より詔紙『 召 妃 』封書が届いた。
明玉と兄の端梁は目を輝かせる。
「お腹一杯食べられるのね!」
「そりゃあ、後宮の妃ならな!」
「すきま風もない屋敷よね!」
「そりゃあ、後宮の妃な
らな! 屋敷でなく、宮だ」
「夢に見た湯殿にも入れるのかしら?」
「そりゃあ、後宮の妃ならな! 毎日浸かれるはずだ」
「豪華な衣装に身を包めるの?」
「そりゃあ、後宮の妃ならな! 継ぎ接ぎしなくていいはずだ」
明玉と端梁は浮かれている。
だが、明玉は忘れていた。封書の中を確認することを。『 召 妃 』の中身を。
『沈家、明玉。身代わり宮への入宮を命じる』
后や正妃の身代わりをする代妃として召されたのだ。なんの身代わりかーー懲罰の、である。
沈家裏山育ち、破天荒なすっとこどっこい明玉代妃の破茶滅茶後宮生活、ご覧あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 19:36:11
189122文字
会話率:37%
相次ぐ王子の死によって、ジャンテ帝国を継承したのはご落胤の庶子であった。その帝国王の妃を決めるため、ジャンテ全域からご令嬢が召集される。
北方ラグーン領から召集されたお転婆令嬢が、そのお転婆ゆえに王妃までかけ上がった物語。
破天荒な帝国
王と、じゃじゃ馬お転婆嬢の恋模様。
お転婆嬢は帝国王の腕の中に淑やかに囲われたのか、それとも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-27 09:45:54
86076文字
会話率:50%
留学していた王太子は、弟の第二王子が長く婚約していた公爵令嬢に「婚約破棄だ!」と突きつけ、その後「なんだこの三流作家が書いたような展開は」というありさまになったことを知り帰国。
第二王子のやらかしで国が亡ぶ一歩手前。王太子に求められたのは国
が悪女だ魔女だと罵って追い出した悪役令嬢に土下座をして国に戻ってきていただくよう説得することだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 23:44:34
4251文字
会話率:43%
四つの物語の登場人物が、一つの世界に混在しているなんて?!
「カレンデュラ・デルフィニューム! 貴様との婚約を破棄する」
お決まりの婚約破棄を叫ぶ王太子ローランドは、その晩、ただの王子に降格された。聖女ビオラの腰を抱き寄せるが、彼女は隙を
見て逃げ出す。
婚約者ではないカレンデュラに一刀両断され、ローランド王子はうろたえた。近くにいたご令嬢に「お前か」と叫ぶも人違い、目立つ赤いドレスのご令嬢に絡むも、またもや否定される。呆れ返る周囲の貴族の冷たい視線の中で、当事者四人はお互いを認識した。
転生組と転移組、四人はそれぞれに前世の知識を持っている。全員が違う物語の世界だと思い込んだリクニス・コロナリア国の今後はいかに?!
ハッピーエンド確定、すれ違いと勘違い、複数の物語が交錯する第一章。第二章からはそれぞれの視点で物語を描く。
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/08/12……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 00:23:40
126841文字
会話率:41%
乙女ゲーム、恋愛やファンタジー小説からの異世界転移や転生。どちらも数多くございますが、私もそのひとつに該当するのかしら? 生まれ落ちた先は、周囲を4つの国に囲まれたシュトルンツ国の次期女王ブリュンヒルト・ローゼンミラー・シュトゥッケンシュ
ミットでした。舌を噛みそうな名前ですが、重要な役目はございません。ラノベや乙女ゲームにおいて「隣国」と一言で締め括られるご都合主義のモブ国ですが、一気に覇権を狙いますよ。
だって、近隣国から有能な悪役令嬢や悪女を誘致し放題の立地なんですもの。女王として立つ私の補佐役に最適! チート級の彼女達、もし要らないのなら私にくださいな。
周囲の国々で追放される悪女や悪役令嬢を集めて、国を繁栄させたい転生王女の物語。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/06/20……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 23:24:59
650341文字
会話率:41%
お節介焼きで困っている人を放っておけないシアは、数多のご令嬢達から人気の令嬢だ。毎日ファンレターが届き、社交界に出れば令嬢に取り囲まれるほどである。
けれど、それに反比例するように男性からの人気はなく、二十七だというのに嫁の貰い手はなく、毎
日母から小言をもらっていた。
そんなある日のこと、突然公爵家から縁談の話が。
シアは公爵家がなぜ自分に縁談など持ち掛けるのかと訝しく思いつつ話を受けると、なんと公爵の後妻として三人の娘の母代わりになれと言われる。
困惑するも、自分へ縁談を持ちかけた理由を聞いて、お節介なシアは嫁ぐこと決めたのだった。
夫になるレオナルドはイケメンなのに無表情で高圧的。三人の娘も二女のアンナを除いて長女のセレナも三女のフィオナもとても反抗的。
そんな中でもお節介パワーを発揮して、前向きに奮闘するシアの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:06:25
219463文字
会話率:56%