不幸な出来事が続き、受験できる高校がなくなってしまい絶望していた少年に、一通の見覚えのない高校からの合格通知が届いた。
何も知らずその学校に入学を決意する少年だったがその学校は、不思議な力を使う"能力者"が通う普通じゃな
い学校だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-06 23:40:51
1261文字
会話率:30%
家業の電気店を倒産させてしまった大和田は、精神的ショックから、立ち直れないでいる。安アパート住まいをしていたが、収入が途絶えているため、家賃の滞納が続き、ついにアパートを追い出されてしまう。
大和田は公園で寝起きをする。そして無い金をは
たいて酒を飲むという堕落的な生活に陥る。
そんな、ホームレス状態から救い出してくれたのは、小学校六年生の少年、信一だった。
かつて、大和田は少年野球チームの監督をしていて、信一はそのときの教え子だった。
大和田と信一は深いきずなで結ばれていた。
堕落的な生活をしていた大和田だったが、信一との交流を通して、次第に前向きな気持ちを取り戻していく。
大和田は信一に紹介してもらった新聞販売店の仕事を始め、再び社会活動を再開する。
また、信一の母親と大和田はすこしずつ恋ごころを持つようになる。
信一はそれを敏感に感じ取り、応援の立場をとる。
ところが、幸せな事ばかりではなかった。
勤め先の新聞販売店の経営が行きづまる。
そして、不景気の炎はさらに飛び火する。信一の母親の勤め先の弁当屋までもが閉店してしまうのだ。
大和田は、むごいまでの不景気に怒りを感じながらも、その中で傷つきながらもひたむきに生きる人々の姿を見て、自分も生きていこうと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-02 19:59:58
12971文字
会話率:37%
三国志の蜀の国、いまの中国・四川省は、雨が続いたかと思えば、うす曇の日々が続き、はたまた霧が立ち込めと、ほとんど太陽がでません。また、今の四川省は激辛料理でも有名です。この四川省の気候と激辛料理について考察した紀行エッセイ。
最終更新:2010-01-21 03:00:47
2580文字
会話率:14%
赤津羽佐奈、中3の11月。羽佐奈は彼氏の司や親友でクラスメイトの由佳里、父の敏夫とシングルファーザー家庭として協力して日常を送っていた。街では猟奇事件の話題が続き、ある時クラスメイトと共に羽佐奈もその事件に巻き込まれるが、なんと一連の事件に
は羽佐奈が10年前に受けた事故と類似点があった。事件は徐々に羽佐奈と関連性の深い人物を襲い、そして羽佐奈は大きな決断を迫られていく。一方父の敏夫は現在は探偵事務所で調査員として働いており、ある日の仕事帰りに立ち寄ったバーで飛鳥涼子と出会う。涼子は調査員である敏夫に離婚した夫を捜して欲しいと依頼をする。これはそんな数奇な運命を巡る二つの視点で繰り広げられる物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-17 20:42:35
266208文字
会話率:42%
一人ぼっちのおじいさんと少年は、村の東の端で、一緒に暮らすようになりますが、歳月と共に、少年には、新たな思いが生まれるようになります。
「赤竹蜻蛉」に続き、これも漢字表記の多い、童話「もどき」です。
初めて物語として作った、古い作
品に日の目を浴びさせようという、ひたすら自己満足のための掲載ですが、お時間がある時に目を通して頂けたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-14 03:02:51
4675文字
会話率:19%
「お願いです、神様。私達をどうかお救いください。農村では日照りが続き、飢餓状態。国同士の戦争も絶えず、治安は悪くなる一方。さらには魔物まで出る始末。どうか、我らに慈悲を」
俺は百年前に勇者が現れたと言われる地にて、神に祈りをささげていた。
最終更新:2010-01-13 23:59:26
1517文字
会話率:34%
教皇の指示で動く部隊『狼』。その部隊に所属している彼らが事件に巻き込まれます。前作「赤」に引き続き、今回はシンデレラのパロディです。
最終更新:2009-12-27 16:50:19
47987文字
会話率:52%
平安時代中期、宮中は藤原家と学者派の二派が勢力争いを繰り広げていた。陽成天皇は親友藤原時平とともに民衆の苦しい暮らしを目の当たりにし、今の政治が誤っていると確信。学者派とともに律令に基づいた天皇親政を目指し、時平の父である太政大臣藤原基経
を追放する。だが、基経抜きの学者派による政治は国中を混乱に導き、陽成天皇は精神的に追い詰められ、復帰した基経によって退位させられる。
父の威光を受けた時平は出世街道を歩みながら陽成上皇の帝位復帰を模索する。だが、新たな天皇となったのはかつて陽成天皇の臣下であった宇多天皇こと源定省。時平は陽成上皇を支援したため学者派の巣くう宮中で孤立するが、父基経に与えられた「阿衡」の文字を皮切りに宮中から学者派を追放することに成功する。
学者派を失った宇多天皇は新たな側近として菅原道真を抜擢する。だが、道真も陽成上皇支持を表明。これにより学者派は道真に深い怒りを見せるようになる。
基経の死により新政を始めようとした宇多天皇に新羅軍来襲の報が届く。時平は武士を九州に派遣し、道真は遣唐使として唐に出向き、新羅への軍事侵攻を要請しようとする。新羅が撤退したことで道真の唐行きは白紙となるが新羅との対立は続き、道真は最前線に立つため自分を九州に遣わすよう提言。また、国難に何もでずにいた宇多天皇は失意から退位を告げる。時平はその両方に猛反発するが、宇多天皇は退位した上に出家し、道真は辞表を出して九州へと出向き客死した。
ただ一人宮中に残った時平は財政再建と奴隷制廃止を進める。それは結果を出したが寺院勢力を敵に回し、道真の怨霊という噂が広まることとなる。
時平の三八歳での死は道真の呪いのせいとされ、道真の怨霊の噂が消えるのはそれから百年を要した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-06 11:39:46
95378文字
会話率:22%
前作に引き続き、詩ですが、たまにストーリー性のある小話を入れるつもりです。別に内容的には15禁でもないと思いますが、「子供嫌い」とか「ギャル嫌」等の内容が含まれているため、一応設定しておきます。
最終更新:2009-07-20 16:15:23
3603文字
会話率:1%
かつて肥沃な大地であったというアルテリア大陸。しかし、何故かここ20年ほどは天候不良が続き、人々の暮らしも年々厳しくなってきている。また、街道や街に魔物が跋扈するようになって久しい。その大陸の南端に位置するグルニア王国。第三王子であるカスト
ゥールは、北西の間の山に巣食う闇の魔王・デュラガの居城を調査するため、食いっぱぐれた傭兵や冒険者たちの面接を行い、パーティーメンバーを選定する。その結果、奇妙な仮面をかぶった魔術士、金のない学者くずれ、世間知らずの少年、同性から嫌われそうな女性など、ユニークな冒険者が王子の元に集う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-09 01:20:52
22905文字
会話率:49%
春の日差しに誘われて出た街で、思いがけない事態に……。心優しい美少女が織り成す、異色の学園ファンタジー第10弾◇◇8作・9作に続き、学園外での話です。でも前半はほのぼの風味?◇◇反王道、「無情という名の条理がある」とまで言われた、ひたすらビ
ターな世界をどうぞ◇◇携帯版は1行毎の改行or空行です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-26 20:15:54
135787文字
会話率:4%
45才竹山透の元から、自分の世界に帰還した15才の末次清美。小谷刑事により分部豊は逮捕され、静かな暮らしが戻ってきた。それから2年。岐阜刑務所に収監されていた分部の姿が独房から消えた。ーまだゲームは終わってないぞ老いぼれ小谷ーと書かれた便箋
を残して…。分部の先手を打ちながら、犯行を防ごうとする小谷刑事。しかし例によって、分部はとんでもない手に打って出る。君はあの日のまま戻ってきたで描かなかった、小谷キャラ全開でお届けする、フルスロットル人間愛ストーリー!。昭和パート5話に続き、平成パートも完結!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-06 22:55:56
47801文字
会話率:50%
幼い頃に両親を亡くした石川・剣は、この度の高校入学を機に一人暮らしをはじめる事となった。なんの変哲もない生活が続き、やがて五月を迎えた。そんなある日、石川は海辺で蒼い光を目撃することとなる。常人に見えざる光を目撃したそのときから、石川の生活
は一変した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-03 22:39:42
16819文字
会話率:44%
前回の短編に引き続き、東京を舞台に書いてみました。こっちはもっと健全。好きな所をピックアップしたのでアド街ック天国のノリで読んでいただければと思います。
最終更新:2008-03-14 21:23:24
5046文字
会話率:14%
あることがキッカケで、私は彼を好きになった。でも、それを言えない日が続き、気が付けば明日はバレンタインデー。私はこれを機に、彼に告白しようと思った…。けど……学校に、彼の姿は無くて…(ジャンル:恋愛)
最終更新:2008-02-17 18:42:13
2591文字
会話率:32%
シグマ帝国本星は銀河系の中心部にあった。そこから銀河系全域に武力で支配を広げていった。シグマ帝国皇帝はシグマ帝国内有力企業を中心にシグマ連合を立ち上げ、その総帥に就任した。同時にシグマ銀行総裁にも就任した。シグマ帝国の支配を離れたクローム連
邦内の各王国、共和国に対して、高福祉低負担を主張する運動、無駄な公共事業を推進する活動を展開し、福祉、医療、教育、公共事業に多額の支出をさせ、足りなくなったらシグマ銀行が簡単に融資した。いくら借金をしても、悲惨な状態にならない状態が続き、どんどん借金漬けになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-10-07 03:59:54
9722文字
会話率:40%
私の通う学校では、季節に一人失踪して、一本の桜が増える。恋人が始めた、その供養ともいえる行為は今も尚続き、静かに行われる復讐の近くで、私は彼女を信じ、見守った。最後は私を殺してくれる。そう密かに願いながら、新たな命が死体の元で咲く。
最終更新:2007-07-13 18:39:18
28945文字
会話率:31%