“そこ”は、陽の光が届かない所。
“それ”は、彷徨える御魂の残留思念たち。
そして私は、生命の書庫の管理者。
彷徨える彼らは、もはや限られた数しか言の葉を紡げない。
故に世を衒いつつ、その限られた百四十の言葉の中で、彼らは自らの人生を語る。
此処は、その言葉が降り積もる所、『生命の書庫』。
彼らの言の葉ひとつひとつを丁寧に重ね、保管する場所。
さて、彼らの物語を、どうぞ覗いていって下さいな。
【Twitterに載せた140字小説をまとめた物です。noteとpixivにも投稿しています。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-06 12:00:00
4787文字
会話率:13%
近い未来のクリスマスに、主人公は雪の降り積もる中で異世界転移を果たした。
自分の属する陣営を平和にしなければ帰れず、死んだら一貫の終わりのRPGをしろと言い渡された主人公達が織り成す異世界ファンタジーです。
なお大多数の方には関係ありませ
んが、ウインドのシリーズとは全く関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-06 08:37:59
72167文字
会話率:52%
その日少年は夢を見た。
絶え間なく降り積もる雪が視界を遮る白銀の世界。自分の物ではない黒い外套に身を包み、右手には創作物の中以外では見る事のない鋼の剣。
石で出来た広い橋の中腹に立って居た少年は、訳も分からぬまま前へと進み――――命を落とし
た。
現れたのは巨大な獣。鋭利な爪が自らの胴を切り裂く激痛と共に夢から覚めた少年は、自分の部屋のベッドの上で見慣れた景色に安堵の息を漏らす。
しかし、その晩。
再び少年は夢を見る。昨晩と同じ、白銀の悪夢を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 03:00:00
100889文字
会話率:30%
シュウは父の転勤を機に北海道へとやってきた。随分と田舎だ。車道を挟んだ向こうに見えるのは広大な畑。その時期になると羽根を休めるためであろう、白鳥が訪れたりする。冬になると結構な量の雪が降り積もる土地柄でもある。
大阪から引っ越してきたシュ
ウは、父と「絶対にせーへんからな」と約束していたにも関わらず、ひょんなことから雪かきに打ち込むことになる。頑張ったところで決して面白くはないのだけれど、”彼女”のおかげで、その作業に意義を感じることができるようになる。
たかが雪かき、されど雪かき。
単調な作業でも、慣れるとどうってことはない。
むしろ楽しさが増してくる。
そして、そこに恋が生まれたりもする。
不器用だから互いに遠回りをするけれど、それでも二人の気持ちは決まっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 03:24:26
8945文字
会話率:73%
『ロステッドワールド』
それは、「必要とされなくなったもの」が行き着く場所。
錆びてねじれた金属片が、
時を刻まぬ懐中時計が、
鈍ってしまった短刀が、
置き忘れられたランタンが、
愛を注がれなかった魂が、
白く輝く月の下で
照らされる
場所。
永遠に降り積もる瓦礫の中に
閉じ込められた者達のおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-28 23:21:18
944文字
会話率:3%
どこまでも続く銀世界の、とある小さな森にて。降り積もる雪と、早咲きのスノードロップの出会い。
最終更新:2019-04-19 18:45:08
7585文字
会話率:48%
私は中学二年生。私は旅が大好き!そんな私は雪が降り積もる寒い日に不思議な生物シロカーと出会った。なんと人間の言葉を喋り、いろんな魔法を使うことができるとっても変わった存在。そんな生物に出会い北の果てから南の果てまであらゆる場所にシロカーと、
ともに巡る。そして旅をしているうちに巡る愛情、そして旅した先で人と触れ合い、いろんな事を学んでいく。家族の存在、そして人という存在。
これはヒノキの大木から始まるシロカーと私と家族の冒険の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-23 10:00:00
20506文字
会話率:68%
とある辺境の地。
その一集落に住まう青年ククロウは幼い頃に両親を亡くし、妹と二人で暮らしていた。
そんなある日、集落の中から〝贄〟を定める儀式によりククロウの兄妹が選ばれてしまう。
雪を降り注がせる禍の元凶、それを鎮めるためにククロウは……
。
静寂を孕んだ雪の世界。ゆっくりと降り積もる狂気を胸に――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-03 19:58:06
5144文字
会話率:38%
ーーー 小さい頃から冬が嫌いだった。子供と一緒に雪合戦をしたり雪だるまを作って遊んでいる親子を見ると、いつも憂鬱になる。皮肉に感じてしまい、壊したくなる。雪は何もかもを沈めてしまう。そうして都合よく溶け、また降り積もる。そんな人間のエゴ
にも似た、寂しく虚しい冬が、私は嫌いだった。
そうは言うものの、冬の全てが嫌いなわけではなかったのだ。なにせ、生きることと死ぬことが同義であるように、好きなことと嫌いなことも同様に同義であるからだ。故に、私は、冬を嫌いながらも、春のように華やかでも無く、夏のように五月蝿くも無く、秋の紅葉さなど微塵のかけらも残させない、真っ白で何にも染まることのできる冬を、きっと心の何処かで好いていたのだろう。 ーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-15 10:52:51
317文字
会話率:0%
人と異なる力を持つ天使。その中で最も強力な力を持つ天人 六華が色んな人と出会い、時に恋して、時に戦う。そんな六華のかわいくもかっこいい何でもありな物語
最終更新:2018-09-16 20:00:00
79620文字
会話率:64%
魔石の産地として財を成したノースウッド王国。
切り立った山の中腹、窪地のなかにノースウッド王立魔法大学は建てられた。
世界中の魔法の猛者が集まり、この世の不思議「魔法」を解明すべく日々研鑽している。
魔法警察から派遣された研究員リリアン=
マーチャントは雪の降り積もる中庭で目覚める。
目覚めた彼女は、これまで見たこともない”現象”に出会ってしまう……。
大学の中で何が起きているの!?
リリアンは大学にいる幼馴染の魔法使い、エドガー=レンフィールドの力を借りることにする……
魔法ありのミステリーのような物語を目指してみました!
設定や伏線かなり凝ったつもりです!魔法の戦闘もあります!
楽しんでいただけたら、心底嬉しいです!!
一日一度更新しますので、よかったらブックマークしてください!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 21:42:52
126650文字
会話率:34%
凍てつく横風が私の体を突き刺す。
マンションの屋上からは、雪で降り積もる世界がよく見えた。
ここから飛び降りたら、確実に死ねるであろう。
世界が反転する。スローモーション。
私の世界が近付いてくる。
…………………………………………あ。
体
が地面へと叩きつけられる瞬間、意識がブラックアウトした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-21 13:00:00
986文字
会話率:24%
2018年2月、数年ぶりに東京に降り積もる雪――僕はとあるビルの屋上から街の雪景色を撮影しようと屋上へ上がった。
するとそこに一人の男が立っていた。僕は男の後ろ姿と雪が降り出す前の東京の空と街のコントラストに見惚れてつい、黙って写真を撮って
しまった。
しかし、それは誤りだった。
なぜなら彼は鏡に映すことができない伝説の吸血鬼だったのである。
昭和生まれの中年吸血鬼と平成生まれの青年とのジェネレーションギャップストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 14:40:04
18387文字
会話率:40%
出口のない箱庭。手の中の銀の鍵。白い翼。降り積もる雪。
私は入り口を閉じる。私を探しているのは誰?
私はここにいる。きっと、あなたの側に。
ーーこの鏡の向こう側に。
最終更新:2018-03-29 22:50:58
2184文字
会話率:33%
※ピクシブや他のサイトにも貼ってます^^;
ここは 猫の耳と尻尾がついた人々が暮らす平和な世界
にゃんこ族・・
そして そんな世界の小さな王国の中の・・街
欧州の中世の町並みのような 綺麗な街・
レンガ造りの家に
別の通りには
それに
パステルカラーを基調にした可愛い家も まるで積み木を並べるように
並んでる それぞれの壁はピンクにブルー イエローの色に塗られてる
豊かな森や湖や運河もあり
にゃんこ族と呼ばれてる猫耳の人々が
のんびり楽しそうに平和に暮らしている
そして にゃんこ族は 魔法資質を持つ者が多くいて
時折 魔法の暴走の騒動の事件も多くあったのだ
・・・で
今回 起こった騒動といえば・・
雨が降る
いや・・飴玉が降る・・
降る降る!
ドンドン降ってゆく!
それはそれは・・
本当に
勢いよく 飴玉が降り積もる?
ザザザ!
ザザザ!ザザッ!
ザザザ!ガラゴロガラゴロゴロロ!
降るのは 雨・・雨ではなく
飴玉 キャンデイ・・・
※同じく同じオリキャラの別作品あります^^;
七夕(にゃんこの大魔法使い編)
にやんこの大魔法使い・はろろろいん! 等折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-18 16:17:13
16796文字
会話率:38%
冬から春へと移り変わる三月――
依然として寒波にさらされていた広島で
妖怪返送担当『怪し課』の二人が動く!
山の頂きに降り積もる“雪蜂”。
解決のキーとなるのは……“七”?
短編のシリーズものです
今回のお話の原案は、みぺこさん(ID:
652998)から頂きました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-16 20:05:00
5506文字
会話率:46%
雪が降り積もる校舎で放課後バスを待つ間に起こる暇潰し。
最終更新:2018-02-05 07:14:24
6702文字
会話率:69%
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
雪の降り積もる日の夜。付き合っている彼氏の態度に我慢の限界がきた沙耶(さや)は、面と向かって不満をぶつける。その時、彼氏の龍は――?
最終更新:2018-01-26 12:19:48
2231文字
会話率:67%
雪の降り積もる寒い寒い大晦日。カゴいっぱいのマッチを持って、売り歩く少女が一人おりました。
しかし、彼女はただの可愛そうな少女ではありませんでした。自分の末路を知る、転生者だったのです。
「どうやったらバッドエンド回避できるかなぁ……」
見た目は少女、中身は26歳OL、小さくなっても頭脳は同じ、利益を求める営業職!
極寒の大晦日を生き抜いて、10代ライフを謳歌できるか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-18 14:35:02
4545文字
会話率:48%
「もう治ったと思ったんだ」
10代の頃に鬱の診断を受け、それでも懸命に生きてきた彼女がまたふと、鬱と向き合わなければならない日常の話。
苦しい、どうしたらいいかわからない。
一歩進んでまた一歩下がる
当たり前の毎日に降り積もる小さな拷問。
この狭い部屋に生き埋めにされながら、今日もなんとか生きている。
※comicoにてベスチャレ連載中の「ためらい傷と明日」のリメイク作品です。今後はこちらの更新がメインとなります。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-29 18:06:05
1499文字
会話率:3%