会うことがかなわないなら、たとえば手紙を送っては。
もし、手紙が届かないならば──?
※この作品は2021年1月、Text-Revolutions web公式アンソロ お題「手紙」を受けて執筆したものです。
※「テキレボWebアンソロ」に
掲載済、「カクヨム」「Pixiv」に掲載を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 12:57:37
3920文字
会話率:37%
ホコリやマジックで黒ずんだ爪先を眺める。
洗っても洗っても綺麗にならないそれは、倉庫で汚れたものだ。
伝票に書かれた品物を倉庫から探す品出しである。
学歴や才能がなくても、誰にだってできる作業だ。
ふと、仕事の帰り道にネイルサロンがあること
に気付く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-05 13:00:00
853文字
会話率:41%
カチリ、コチリ、秒針が進む。振り子が揺れる。
古い図書館によく似た時計店の一室で、私と向かい合わせに祖父が座っている。
部屋一面にはありとあらゆる時計が置かれていた。水時計、砂時計、アナログ時計、
振り子時計、電波時計、ランプ時計、原子時計
、親子時計、ハト時計、目覚まし時計。
そこかしこで時間を刻む音が鳴り響く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 13:00:00
726文字
会話率:34%
今日は年に一度のハロウィンイベントだ。
妖怪やキャラクターの仮装やメイクをして、夜の街に繰り出す。
僕にとっては無駄に騒ぎ立て、ゴミを散らかして、交通の邪魔になる。
関係のない人には迷惑な行事だろう。でも、彼女にとってはとても大切な日だ。
最終更新:2019-04-28 13:00:00
885文字
会話率:36%
前に投稿したものですが、アカウントを消してしまったので再投稿しました。
テキレボアンソロに寄稿したものです。
最終更新:2018-08-31 12:43:00
4889文字
会話率:15%
すでに呉が滅んだ時代に、呉出身の、歴史に残らない庶民の男が語ったありし日の思い出話。
無名の一般人が語るタイプの歴史物です。
この作品は、テキレボ公式アンソロ「祭」、カクヨム、ブログにも掲載されています。
最終更新:2017-10-13 22:38:56
3815文字
会話率:6%
異世界ファンタジー小説「TOEARTH SAGA」より、「父」にちなんだ300字SS。
ヒロインであるシリアの父、クレードのひそかな悩み。
※この作品は、「テキレボ300字SSポストカードラリー第二回」参加作品です。
(当該企画サイト
に、ポストカード画像が掲載されています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-18 22:34:44
300文字
会話率:54%