誠実で真面目、スポーツも得意な、優等生。
絵に描いたような好青年であった真木綾人だが、心の内には、家庭の事情、妹との関係、できたばかりの彼女との擦れ違い、友人からの羨望と嫉妬、部活動での確執など、様々な鬱積を抱えていた。
そんな綾
人は、高校一年生の冬に、大きな事故に遭い、意識不明の重体に陥る。
一命を取りとめた綾人だったが、限界に達していたストレスと、事故の衝撃で、重度の解離性障害となってしまう。
綾人に現れた症状は、過去の人間関係の記憶全てが、他人のもののように感じられる、というものだった。
空白となった心に、病院で知り合った、元伝説のホスト・ツバサと、カリスマ経営コンサルタント・緒濱の、無茶苦茶だが、どこか本質を突いた恋愛術・仕事術を染み込ませた綾人。
仕切り直しの高校生活で、恋に、部活に、友人の抱える様々な問題の解決に、いかんなくその力を発揮するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 12:55:12
5591文字
会話率:30%
「アリア・キャンベル、貴様との婚約を破棄させてもらう」
「あ、はい。かしこまりました」
公爵令嬢のアリアは夜会で婚約者に婚約破棄された。しかしこの場面はアリアにとっては10回目。これまでの人生では薬剤師や商人などの職についていた。とても楽し
かったが今回は今までとは違う人生を歩んでいく!と意気込んだはいいけど過去の人生で学んできた事を思いっきり出してしまい聖女として祭り上げられてしまう。
これはゆっくり生きたい主人公が聖女になったりするラブコメ物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 07:00:00
2873文字
会話率:19%
【それは、鬼と人間が『共に生きる』物語】
この物語を手に取った皆さんは、かつてこの日本という国に『鬼』という生き物がいた事をご存知だろうか?
『桃太郎』・『大江山絵詞』など、現代でも有名な作品たちのように、人々はその存在を『物語』とし
て語り継いで来た。
『どうせそんなの、昔の人たちが作り出したおとぎ話だろ?』中にはそんな風に思う人もいるかもしれない。
だが、少しだけ立ち止まって考えてみて欲しい。ありもしない物を生み出して語り継ぐなんて出来るだろうか?
火のないところに煙は立たない。
そう、あったのだ。
決して過去の人々の妄想ではない、『人と鬼が、同じ空の下で共存していた』その証が。
紛れもない1つの事実として、だが今まで語り継がれて来なかった出来事が。
これはその出来事のうちの1つ、応仁の乱によって荒んでしまった京都の街で、『とある1人の傭兵が、"鬼の少女"と【共に生きること】を求めた旅の軌跡』を描いた物語である。
【注意:あくまでも1人の素人作家が生み出した『ファンタジー』としてお楽しみください。】
【登場人物 ※話が進む毎に随時更新します】
・衛実:本作の主人公。武士崩れの傭兵。特徴的な薙刀を装備している。
・朱音:本作のヒロイン。『鬼』の少女。『変化の力』という特殊な能力を使って、人との交流をするのが好き。
・弥助:京都の街の商人であり、衛実の仕事相手。店ではよく分からない物を取り扱っている。顔が広く、情報屋としても動いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 23:25:25
98045文字
会話率:47%
女神を信仰する勇者、《聖女》エリザベスによって魔王は討伐された。
さらにその後、彼女の華々しい活躍により人々に仇なす魔物や魔族が排斥され、世界は平和になると思われた……。
しかし、現実は彼女の願いを壊した。人々は今度は人間同士で争うよ
うになっていたのだ。
魔王が倒されてから一四五年。人々は未だに争い続けている。
そんな不安定な世界情勢の中、一昨年に終戦を迎えたキーリス王国。
その王立学園に通う一人の伯爵家子息、オズワルド・レイヴンズは過去の人生の記憶を持つ者――いわゆる転生者だった。
前世の経験を生かし、今世の能力で、世界を己の理想へと変える。
これは一人の青年によって引き起こされた、世界の変革の物語である。
※この小説はカクヨム様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 07:37:40
191947文字
会話率:45%
人の認識力とは常にフィクションによって生じていて、過去の過去の人の営みの真実は霞の中に存在している。
最終更新:2020-06-10 14:07:29
237文字
会話率:0%
テクノロジーの爆発により、人形に自我や五感を与えることができるようになった世界で、人形は人の娯楽道具や奴隷社員と化していた。ある時、一人の研究員のもとへ一体の人形が舞い込む。男は過去の人形との記憶を通して、自分が成してきたことの影響がどれほ
どのものだったのかを思い出すことになる。一人の人間と一体の人形。二人の会話の終点はいったいどこへ向かうのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 09:00:00
4877文字
会話率:4%
過去の人について想いを馳せる。
そんな誰にでもできるし誰もがしたことがある事を
実際に体験できる能力を持った一人の青年の物語
欠陥だらけの青年が少しずつ、少しずつ成長していくはずです。
最終更新:2020-05-30 23:17:38
34446文字
会話率:33%
ある日突然現れた、破損した一時ファイル。
そこに記されていたのは未来からのメッセージだというテキスト。
アカウントの乗っ取り? サーバーの不具合?
それとも、本当に未来から?
最終更新:2020-05-26 23:25:49
1286文字
会話率:0%
週末に日帰りタイムトラベルをする藤田和也と過去の人々の物語です。
今回は古代西洋が舞台です。
思い付きで書いたので短編にしました。
反響が良かったら続きを書くかもしれないです。そこは気分なので…。
最終更新:2020-05-13 23:57:28
4836文字
会話率:39%
雅史はラクダに乗りたくなったという沙希との約束で、台風が近づく中を鳥取砂丘へ車で行くことになった。
雨が降り始めた砂丘の頂上で、虚空から現れた白衣の男女と遭遇し、聞きなれぬ言葉で話しかけられる雅史。男に腕をつかまれ、記憶のコピーを取られ
ると同時に、男が持っていた過去の人物の記憶のコピーを脳に流し込まれる。それは45億年前の異星人の記憶だった。男は女性の手伝いをするための人工生命で、女性はひとりで長い旅をしていた。
ふとした拍子によみがえる他人の記憶と、自分自身の記憶が交じり合い混乱する雅史。白衣の女性は、自分たちの種と同じタイプの種が生まれるまでの進化の過程を観察するため、45億年前から地球にいて、未来へ向かって一方通行のタイムトラベルを続けているのだった。元いた星の元の時代に帰ることはできず、進化の真理を見極めても、過去の同胞に披露することもかなわぬ旅だった。
その後、謎の組織の児玉という男が接触してくる。もう一度彼女と会ってほしいと。
それは、人類の存亡が掛かった依頼だった。彼女らは進化の観測だけではなく実験を行っていた。そして失敗するたびに地球上の生物をクリアしてきたのだ。そして今度も・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 08:30:51
33418文字
会話率:34%
【完結】
『青春』――それは、悲しみと苦しみ。
この物語は、 暗い過去と秘密を背負った少女が謎の組織に立ち向かう、戦いの記録である。
兄と共に田舎の港町で暮らしていた少女、草薙遥夏。ある日、彼女の奪取を目的とした『謎の組織』の陰謀が、
平穏だった彼女たちの日常に襲い掛かった。兄は妹を逃すために自ら犠牲となり、少女はひとり札幌へ向かう……。
そこで出会った一人の女性――来栖玲子は遥夏を快く受け入れるも、そこにまで組織の魔の手が伸びてくる。
無数の追撃者たちが迫り、生命の危機を感じた時、少女の身体にある異変が起こるのだった……。
(この作品はフィクションです。作中で描写される人物、出来事、土地と、その名前は架空のものであり、土地、名前、人物、または過去の人物、商品、法人とのいかなる類似あるいは一致も、まったくの偶然であり意図しないものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 10:02:20
13129文字
会話率:38%
世界を救うべくして、世界を敵に回した少女たちの物語。
人ならざる者が陰で暗躍し、新たな秩序を編成しようとしていた……そんな終末を予感させる時代に生きた三人少女たちは、過酷な現実に飲み込まれ、翻弄されながらも普通とは少し違った日常を送っ
ていた。
「すべての謎が解き明かされた時、神の呪縛からも解き放たれたこの『魂』は、初めて進化を遂げることができるだろう……」
父の言葉を胸に、先住民族『亜瑠坐瑠』の末裔たる神矢サヲリは、世の理に反乱するべく行動を起こしていく……。
(この作品はフィクションです。作中で描写される人物、出来事、土地と、その名前は架空のものであり、土地、名前、人物、または過去の人物、商品、法人とのいかなる類似あるいは一致も、まったくの偶然であり意図しないものです)
忌憚のないご意見、ご感想をよろしくお願いいたします。
Twitter @dragonchildcom折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-19 08:00:00
103937文字
会話率:40%
新聞記者である南は、桜狼(サクロウ)伝説を記事にするため、その伝説の残る村を訪れた。
そこで彼は、自分探しのために休学中だという大学生の結城と出会い、共に調査を行うこととなる。
なかなか進展しない調査とは裏腹に、夜毎南の夢の中に現れる、過去
の人々の記憶。
彼らは一体何を南に伝えようとしているのか。
そしてそれが全て繋がり真実が見えた時、南の取った行動は-。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-05 11:42:18
43701文字
会話率:30%
・・・・・・主な登場人物
・丹波龍之介(たんばりゅうのすけ)
→明磧|《あけがわら》の大学に通う大学二年生になったば かりの男子で、ひょんなことから明治時代にタイムリープしてしまう。そこで出会う女性とは、どんな風になっていくのか?現代に
は戻ることができるのか?
・瀬世良詩織(せせらしおり)
→龍之介の幼馴染みで、小学校進学後すぐに仙台の方に引っ越すことになった。が、大学二年生になったとき、龍之介と同じ大学の学部に編入学してきた。それは何故なのか?また、龍之介が唯一、手をつないだことのある女の子。
・豊前里子(とよまえさとこ)
→彼女は、一体何者なのか?現時点では、謎多き人物。ただ一つ分かっていることを挙げれば、性別は女性で、見た目が十五~二二歳くらい。
そんな、彼らが織りなす物語とは何なのか?
どのような結末を迎えるのか?
目が離せない一話完結エピソード。
作者からのコメント
→是非最後まで読んでいただけたら嬉しいです。青二才な私ですが、キャラクター性は大事にしたつもりです。それと、この話は、本当だったらクリスマスが終わる前に投稿したかったのですが、時間が見いだせずできませんでした。すいませんでした。
以上となりますが、下に注意書きが続きます。
*****************************************
・この作品は、フィクションとなっております。
・この作品に登場する『豊前製糸工場<とよまえせいしこうじょう>』は、『大分(株)豊前工場』とは、なんら関係ありません。
・この作品を食べたり飲んだりすることはできません。
・楽しんで読んでくれると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 04:22:32
10469文字
会話率:6%
森にひっそりと佇む古城。
そこには不思議な慣習の中で生きる人々がいた。
古城の主――巫女様。そして巫女様を支える候補たち。彼らは来るべき日のために古城で暮らしていた。
ある日主人公のレーヴェは突然「候補」となり、その意味を知らないま
ま彼らと生活を共にすることになる。
何故古城には不思議な慣習があるのか。
古城の主である巫女様とは何者なのか。
来るべき日とは何なのか。
レーヴェは他の候補と共に大切な人を守るため、古城に隠された謎に迫る。
そこには過去の人々の想いと、後悔の物語があった。
――君を失う日、全ての謎が解け、レーヴェはある選択を迫られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-26 00:24:45
140604文字
会話率:44%
2078年、正に世界は過去の人々が思い描いた未来と重なった。
アンドロイドを友達もしくは恋人に。
だが、遥か昔から変わらず存在する者もあった。
――悪魔。
それは人を喰う。人の心を恐怖に陥れ、恐怖で染まりきった肉体を喰う。
時には隣人、家
族になりすまし人を喰らう。
近代兵器は通用せず、恐怖を知らぬ刃でしか祓えない。
これは悪魔を退けし者たちの物語。
恐怖を知らぬ刃を持ち悪魔を退ける者。
彼らもまた悪魔なのかもしれない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 23:47:14
309文字
会話率:0%
冥王星の、探索から見つかる新しい力の数々。
その力について研究する、今を生きる少年と、その研究からわかってくる、過去の人物達の活躍。
今の世界に、失望したその少年が過去の人物達から、何を学び、どう生きていくのか....。
少年の思いと
、新しい力を使ったバトル小説ここに開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-03 00:00:00
28064文字
会話率:56%
時をかける【少女】……ではない。これは時をかける【プロデューサー】の物語。
ある雷雨の夜。
プロデューサー三上は、年齢制限のせいで卒業の決まったアイドルのレンから不思議な夢の話を聞かされた。
ふたり一緒に意識だけ10年前に戻ってやり直すの
だという荒唐無稽なその話は、しかし意外な形で現実のものとなった。
レンを庇って倒木の直撃を受けた三上は、【ふたり一緒】ではなく【たったひとり】で10年前に戻されてしまったのだ……。
中学一年の、まだ何も知らないレンを前に絶望しかけた三上は、気力を振り絞って立ち直る。
このままいけばレンは、また『あの男』に出会ってしまう。
多くのアイドルの芽を摘んだ加瀬プロデューサーに、将来を滅茶苦茶にされてしまう……。
プロデューサーとして培った手腕と過去の人脈。
レンへの溢れんばかりの愛情を武器にして、三上は再びアイドル業界へと舞い戻る──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 21:07:09
118714文字
会話率:39%
夢の中で起きた出来事が、現実世界に影響を及ぼすとしたら?
夢の中で出会った人と、現実世界で会えるとしたら?
現実世界で叶えたい夢が、夢の中で叶えられるとしたら?
そんな絵空事を実現したのが、現実世界で肉体・精神的に疲れ果てた人間だけが招か
れるMMORPG風の夢の世界《ラストエデン》。
そこでは現実とは外見も内面も違うキャラクターを演じ、夢を具現化した《武器》と、過去の人生を反映した《スキル》、プレイヤーごとに異なる力を駆使してレベルを上げることで、現実世界で夢を叶えられるというシステムが存在していた。
その楽園に新たにログインしたのは、怠惰で不登校の高校生《苦楽大志》。
彼はただ生きる為だけに生きている《生ける屍》――疲れも悩みも夢も、何も持たないダメ人間だった。
本来であれば招かれる条件を満たしていない彼は、そこで二人の少女と出会う。
初対面で下ネタを連発する元気な少女《ミキ》。
大志にだけ口と態度が悪いクールな少女《ユメクイ》。
しかし二人もまた、夢と現実では外見・内面ともに大きく異なる。
そんな二人の少女と出会う事で、生ける屍は少しずつ変わり始める。
そして知る、《ラストエデン》の真の姿と存在意義。
ほぼ全てが自然で出来た、夢を叶えられるお粗末なゲーム風の世界。
その楽園の実態とは…………。
――――これは夢と現実の狭間で生きる、命と魂の物語――――
「さぁ逝こう。お前の夢は、俺が絶対に叶えてやる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 19:15:35
254896文字
会話率:40%
思わぬ人物に出会ったものじゃ。
もやは過去の人物かと思って居た。
最終更新:2019-03-29 11:50:36
4766文字
会話率:29%
仮面とは。
中世の時代では貴族が身分を隠すパーティー、仮面舞踏会で使われ。
祭りではつけた者を神のようにもてなし。
能や狂言では、過去の人物を現代へ蘇らせるために、仮面を被って演技をする。
現代では自信の感情を偽って生活を送ること
を、仮面を被るなんて言ったりもする。
仮面の形状は数多。
仮面の使用法も数多。
そんな仮面を彼は異世界で与えられた。
クラス転移で異世界に行った彼ら。
一人一人にスキルという形で武器が与えられた。与えられる、武器は一人一人違う。大きな目で見れば等しいものがあるが、小さい目で見れば違うと言いきれる。
そんな中で彼は仮面という武器を手に入れた。
神に神になれと言われ、各々の武器を用いて彼等は戦う。
穢れと呼ばれる存在を殺し、徳を積んで仏となるか。
人々に憧れという信仰を得て、神になるか。
命を冒涜にするなかれ。
殺すことへ快楽を得てはいけない。
因果は巡り自分へと還る。
穢れを呼ぶこととなるだろう。
穢れはさらなる穢れを呼び、やがては輪廻へと還られなくなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-23 12:00:00
16504文字
会話率:33%