主人公・真中 悠真(まなか ゆうま)は、家族から常に無能扱いされ、存在感が薄い男子学生。両親は忙しく、家族の期待に応えられず、日々孤独を感じる悠真。
そんなある日、悠真は家族から見捨てられるような出来事が起こった。そして学校を辞めされられ
たので、必然的に仕事を始めることにした。
最初は何のスキルもない悠真だったが、次第に本気を出し、持ち前の潜在能力が覚醒。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 21:40:44
1721文字
会話率:32%
唯一聖女を有する国である「クラーク王国」。大国「オルグレン帝国」に属さない数少ない小国である。
聖女がいるおかげで、魔物の討伐はそれほど必要なく土地も豊か。特に王都は美しく栄えていた。
そんなクラーク王国の中にあって、いわば国から見捨てら
れているといっても過言ではないターナー辺境領の男爵令嬢であるシェリルは、魔力量の多さから聖女候補として王宮に招集される。
これから三ヶ月間、聖女候補としての教育を受けることになるシェリル他、聖女候補たち。
シェリルの他に招集されたのは、ベリンダ=アシュトン侯爵令嬢に、カレン=ピアース伯爵令嬢だった。
聖女になれば、王太子妃は約束されたようなものであり、その地位を狙う二人から数々の嫌がらせを受けるシェリル。
シェリルはそんなものには興味がなく、早く領地に帰りたいと思っているので、迷惑なことこの上ない。
いかにしてリタイアするかを考える中、クラーク王国に遊学中のオルグレン帝国第三皇子であるネイト=オルグレンが、神殿の裏庭で漆黒の卵を発見する。
魔獣の卵かもしれないが、聖獣の卵である可能性も捨てきれない。大神官は聖女候補たちに世話をさせ、ひとまず孵すことにした。それを機に、シェリルは思いつく。
「魔獣の可能性があるなら、うちの領地で孵せばよくない?」
ターナー領で卵を孵し、魔獣ならこちらで対応すると請け負うシェリル。そして、聖女候補から外れることを請う。
見事シェリルの願いは受け入れられ、喜び勇んでターナー領へ帰ろうとするが、おまけがくっついてくる羽目に。
「俺が見つけたんだから、孵るまで見届ける義務がある。卵の中身も気になるが、それ以上にあんたが気になる」
なんと、ネイトまでターナー領へついて来ることに!
シェリルを気に入ったネイト、少々強引な彼にタジタジなシェリル。
彼女と彼の心の中には、何が生まれる……?
***
エブリスタでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 12:10:43
210642文字
会話率:45%
——光あるところには、必ず影がある。
世界を動かす巨大企業アルカディアの手によって築かれた理想都市・ルミナシティ。
犯罪も失業もない完璧な社会。だが、その外周には、世界から弾かれた者たちの終着地・ルミナベルトが広がっていた。
ルミナシティ
の「光」を守るために存在する、見捨てられた「影」の世界。
そこには、歓楽と欲望が渦巻く四つのナイトリングがあり、それぞれを裏社会の勢力が支配している。
西の紅王会(ホンワンフイ)。東のヴォルキ。南のサングレ・ネグラ。中央のゴールドバウンズ。
ナイトリングには彼らの手によって築かれた独自の秩序が存在する。
そんなルミナベルトで便利屋を営む羽瀬龍之介は、ある日、一件の依頼を受けたことで、都市の裏に隠された“ある秘密”へと足を踏み入れることになる。
——理想都市の「影」に蠢く、隠された真実とは?
そして、影の中で生きる亡霊は、世界の狭間で何を見るのか——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 20:00:00
12772文字
会話率:37%
異世界で軍人になった香取樹は、とある事情で国境警備隊の小隊長に左遷されてしまう。
そこは残念女性兵士ばかりが寄せ集められた、辺境の小さな砦だった。
だが樹は偶然にも彼女たちとキスすることによって異世界と日本を行き来できることを発見し、見捨て
られた辺境の砦を住みやすいパラダイスへと作り変えていく。
のんびりとスローライフを楽しんだり、たまに魔物と戦闘をしたりしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 19:44:08
228972文字
会話率:40%
父さんに見捨てられたファルは、彼を探そうとしている。
キーワード:
最終更新:2025-03-21 17:47:20
4020文字
会話率:46%
現代であらゆる人から見捨てられた青年は遂に自殺を遂行する。目が覚めると神様が異世界転移をさせてくれるというが、その異世界での使命とは……
最終更新:2025-03-19 15:33:45
11479文字
会話率:58%
梧桐(ごどう)は東の都の風の司のもとで学んでいる少年。彼は、生き物や植物、そして星が好きで、風の司の弟子になった。生き物好きが高じて、親から見捨てられた翔斗(しょうと)という小鳥のひなを育てている。梧桐は都のはずれにある高い塔で星を観察し
ていて、天の動きが習っている書物と違うところがあるのではないか、と疑問を持った。そして、星の観察をしているときに出会った慧という娘と親しくなっていく。慧は看護の仕事をしながらひとり暮らしをしている。
風の司は、博物学や天文学をおさめ、天候の予想をしたり、災害の被害をおさえるための役割を担っている。都には、則の司を中心に、司たちの会議が定期的に開かれている。
都のはずれには、超能力を持つ不思議な人々が住む「砦」と呼ばれる場所がある。砦の人々は、超能力を持っているが故に追放され、小惑星で暮らすことを余儀なくされた人々で、その小惑星の危機に際して全員で脱出し、この世界に来ることになったのだった。彼らは冷凍冬眠を繰り返し、砦で暮らす者と、遠い北の海に沈めた宇宙船の中で眠る者とが交替している。
その中に、ビューという名の少年がいた。彼は抜きん出た超能力を持っていたが、体が弱く、砦の中だけで暮らしていた。彼は、砦の近くに小鳥と共にしばしばやってくる梧桐に関心を持ち、いつしか友情のようなものを抱くようになる。
都の則の司は、賢く、冷静な男だった。彼の出自に砦の人間がかかわっていることに気づいたのもビューだった。そして、慧もまた砦と関わる人物だった。
砦の人々はこの世界からまた旅立つことになる。司会議との話し合いの場で、梧桐が疑問に思った星の運行の真実が明らかになる。
やがて砦の人々が去り、痕跡を残さぬように砦は崩れた。梧桐は、自分がいつもそこに登って空を見ていた塔の天井に、星空を描こうと決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 18:32:30
101556文字
会話率:29%
好きなネット小説の結末に物申そうとDMを送り付けるため立ち上がり、ベッドに頭をぶつけて死亡。断頭台へ並ぶ冬の空の下でそれを思い出した宝砂王女は「前世享年2×歳。今生は13歳か。来世は20年の生を目指そう」と覚悟を決めて処刑台に昇った。しかし
、そこでここはもしや、自分が感想を送り付けようとした小説の世界なのではないかとふと思い浮かぶ。グッバイ今世としてしまうのもいいけれど、最後にやれるだけやってみようか。断頭台でギロチンの刃の下にセットされ、宝砂は全力で、某泥棒映画の名シーンのセリフを叫んだ。
「またものを語りに来たのか、貴女よ」
砕ける断頭台。破片と土埃で咽ながら、香の匂いが鼻につく。ギロチンの刃は砕け、砕いたのは宝砂の推しである小説の登場人物だった。
理想通り過ぎる姿と声のその推しの登場に、宝姫は吐血する。
「結婚してください!!」
「なんと?」
不吉な王女と家族に見捨てられた王女と、人間に飽きた神獣が、かつて神獣が異世界人に聞いた物語の料理を再現して美味しくいただきながら、なんやかんやする珍道中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 21:56:00
97535文字
会話率:39%
かの少年は世界を見守る1柱の女神に見捨てられた。
それは彼にとっても、そして、時の魔王にとっても
僥倖であったと。
のちに彼らは知るだろう。
最終更新:2025-03-11 23:00:00
211文字
会話率:0%
武士の娘ひばりは、父をなくして、夫にも見捨てられた。
まさに人生のどん底。
けれどひばりには、父が教えてくれた語学と負けず嫌いな性格があった。
命懸けのアメリカ留学へ。
それから10年。日本での人生をやり直そうと帰国したひばりを待っていたの
は、元夫。
これは文明が開く真っ只中の明治で、ひとりのサムライの娘が本当の幸せと愛を見つける話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 00:29:03
83102文字
会話率:51%
ある日、怠惰の王子の異名を持つエルクは父である国王から辺境へ行くように命じられる。
辺境は通称見捨てられた土地と言われ、荒れ果てているとか。
エルクはそこでも変わらず怠惰に過ごそうと思っていたが……木から落ちた際に前世の記憶を思い出す。
そして、ここがゲームの中の世界だと思い込む。
そして自分が、何故か主人公に殺される悪役領主だという考えに行き着く。
「嫌だ! 俺は死にたくない! スローライフを送るんだい!」
これは悪役転生と勘違いした怠惰な王子が領地を開拓し、いつの間にか名君と呼ばれるかもしれない物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 13:14:36
85907文字
会話率:53%
魔術と科学の近代化が進んだ異世界
輝かしい文明を謳歌するその陰で、世界最悪クラスの悪人たちが集う街があった。
神に見捨てられた地──メイザース
欲と暴力が全てを支配する悪人街に住む便利屋の男デュールは、些細なミスから配達中の荷物を取り違えて
しまう。
荷物の中に押し込まれていたのは、真っ白な髪と深紅の瞳の謎の少女、アン。
成り行きで行動を共にするようになった彼らは、地の果てを跋扈する無頼を相手取り、数々の事件に巻き込まれていく。
群雄割拠の無法地帯で、曲者たちが鎬を削る。アドレナリン全開のクライム・アクション・ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 06:40:00
199040文字
会話率:42%
異世界転生した先は、「王立学園の秘密の花園」という乙女ゲームの世界。
私は、ルビア王国の公爵令嬢、ライラ・ヴィルヘルム。
王太子様の婚約者、悪役令嬢だ。
幸せな未来を掴み取るため、十歳の王太子様に、タロットカードを使って、婚約解消を提案す
る。
「ヨハネス様との未来は、何度占っても『恋人』の逆位置。私たちは、愛しあわない運命なのです」
「愛する人くらい、自分で選びたいとは思いませんか? まだヨハネス様は子供なんです。反抗して怒られたとしても、見捨てられたりはされません。許されるのは、今しかないのです。子供である今が、最後のチャンスですわ」
「自由恋愛がしたいと、一緒に訴えましょう」
彼のワガママで、ヒロインに会う前に婚約解消をさせるのが、私の目的。
婚約を破棄される前に、合意の上で解消させてやる。
でも、あれ?
おかしいな。
「恋愛の好きって感情がないのは、当たってるよ、ごめんね。でも、君としゃべるのは少し楽しくなってきた」
少しずつ、彼との距離が近づいていく。
お互いに恋心が芽生えていく。
それでも。
「ヨハネス様は、いずれ私ではない女性を好きになります。そして、結婚もできるような年齢で、私との婚約を一方的に破棄されます」
予知夢を見たから、受け入れられないと突っぱねる私。
「僕があの子に恋をするんだと君が予想したせいで、何もできない。違うと証明するまで、我慢し続けなければならない。まるで拷問だ」
信じてもらえるまで、口説き続けると言うヨハネス様。
溺愛されながら迎える、ゲームの舞台である学園生活。
ゲーム中のヒロインと、その攻略対象キャラクターたちと織り成す学園生活の中で、変化していく心。
これは、王太子ヨハネス様と転生した主人公ライラが、信じあい、愛しあうまでの純愛ストーリーです。
※前半は恋の芽生え編、後半は溺愛編です。どうか溺愛までお付きあいいただけると嬉しいです
※テーマは人生です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 07:02:26
362745文字
会話率:42%
公爵令嬢のヘレンは第2皇子から婚約破棄をされてしまう。ヘレンは、処分が決まるまで地下手室に幽閉され、自分の将来に悲嘆する。そんなヘレンの前に傷だらけの魔物が現れた。その魔物は王都に奇襲を仕掛け、すぐに騎士団により全滅させられた軍団のリーダー
だという。魔王に捨て駒にされたことを恨みながら、弱っていく魔物。ヘレンはその姿を自分に重ね、魔法で一命を取り留めさせていた。ヘレンと魔物は王都から逃げ出し、森の奥で隠れ住むことになった。2人はのんびりとした余生を過ごすことにするが、彼女たちの前には一癖も二癖もある人々が現れる。孤高のダークエルフ。行き場をなくした奴隷の兄妹。心優しいオーク。幼女のような見た目の魔女。2人の周りには人が集まり、いつの間にか村が興ることになる。やがてその村は王国と魔王軍に目をつけられ・・・・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:47:06
19564文字
会話率:57%
ある日、急な自転車の事故で気を失った高校生真住順は、突如夢の中に出てきた青い瞳の謎の青年と会話をする。目を覚めてから自分の体の異変に気付き始め、とある世界の国の王と名乗る人物と出会う。その国王の名前は『グレス・レヴァイス』。彼は戦争犯罪国家
と呼ばれ忌み嫌われている大国で革命を起こし、新たな王として成り上がった。だが、どういう理由か前国王が世界の条例を無視し、日本に対して『勇者特選群』と言う派遣隊を送っていた。グレス・レヴァイスはそれを知り、自ら1人で自国へ連れ戻そうとしたが上手く行かない。真住順と出会ってから、彼の体の謎が自分の世界に大きな何かを及ぼすと考え、共に行動することとなる。青い瞳の青年は何者なのか、真住順の体の異変は一体何なのか、前国王はなぜ条例を破ってまで日本に派遣隊を送ったのか、見捨てられた勇者達はこの世界で何を思うのか、
これは皆が思うよりずっと壮大な話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 03:00:00
175394文字
会話率:62%
インペトゥス・システム:混沌の力
異次元の門から魔法が噴き出し、現実は人間と混沌の生物との戦場へと変わった世界で、嵐サツは 異端者として追放された若者 である。
最低ランクF に分類された彼は、貧困と社会の軽蔑の中で家族を支える重責を背負
っていた。
しかし、フェニックス同盟――人類を守る冒険者組織に加入したことで、
サツは自身の本当の強さが マナではなく、不屈の精神 にあることを知る。
エボニー・ウィングス――彼と同じく拒絶された者たちのギルドに迎えられたサツは、
喪失に苦しむ戦士、限界に挑むヒーラー、反抗的な魔術師、
そしてトリックスターのフェレットを連れた召喚士と出会う。
彼らは権力者に見捨てられた任務を引き受け、忘れられた者たちを守る。
しかし、恐怖の巣窟――決して閉じることのなかった古代の門を調査する中で、
彼らは原初の存在を解き放ち、サツの中に眠るものを目覚めさせてしまう。
インペトゥス・システム――世界のルールを書き換える、祖先の力。
サツがこの新たなレベルアップシステムを習得しようとする中で、
彼は重大な代償に直面する。
インペトゥス・システムはマナだけでなく、彼の人間性の断片をも喰らうのだ。
サツは問う――この魔法に支配された世界を、本当に操っているのは誰なのか?
魔法が階級を支配し、強者が弱者を踏みにじる宇宙で、
サツは選ばなければならない。
現実を再構築できる《先駆者(プレカーサー)》として昇るか…
それとも、世界を引き裂こうとする闇に呑まれるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 07:56:58
23035文字
会話率:1%
ガルヴァーノ王国の公爵令嬢 セシリア・ローゼンタール は、第一王子アレクシスとの婚約を突然破棄される。彼女は王宮で「冷徹な悪役令嬢」として恐れられていたが、それは王太子妃としての責務を果たすための姿だった。しかし、努力も誓いも裏切られ、王宮
の中で孤立することとなる。
そんな彼女を支えるのは、幼少期から仕えてきた近侍 ルシア・クロフォード 。
貴族社会の陰謀と派閥争いに翻弄されながらも、彼女はセシリアを守ることを誓う。
王宮では第一王子派、貴族派、改革派、商人派などが権力を巡り争いを繰り広げ、静かに動き出す 第二王子ユリウス 、影から機会をうかがう アイザック 、商人たちの利益を最優先に考える ヴィンセント(ヴィンス) 。
それぞれの思惑が交錯する中、ルシアはセシリアの傍で、自らの信念と忠誠心を試されていく。
果たして、ルシアは 「悪役令嬢」として見捨てられたセシリアと共に、過酷な運命を乗り越えることができるのか?
そして、彼女自身の選択は、王国の未来をどう変えていくのか──。
これは、激動の王宮で信念と忠誠の狭間に立たされる、一人の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-24 06:40:39
2043文字
会話率:54%
「戦う」伯爵令嬢はお好きですか――?
私は、継母が作った借金のせいで、売られる形でこれから辺境伯に嫁ぐことになったそうです。
「お前の居場所なんてない」と継母に実家を追放された伯爵令嬢コーデリア。
多額の借金の肩代わりをしてくれた「魔獣」
と怖れられている辺境伯カイルに身売り同然で嫁ぐことに。実母の死、実父の病によって継母と義妹に虐げられて育った彼女には、とある秘密があった。
そんなコーデリアに待ち受けていたのは、聖女に見捨てられた荒廃した領地と魔獣の脅威、そして最凶と恐れられる夫との悲惨な生活――、ではなく。
「今日もひと狩り行こうぜ」的なノリで親しく話しかけてくる朗らかな領民と、彼らに慕われるたくましくも心優しい「旦那様」で??
――義母が放置してくれたおかげで伸び伸びこっそりひっそり、自分で剣と魔法の腕を磨いていてよかったです。
騎士団も唸る腕前を見せる「武闘派」伯爵元令嬢は、辺境伯夫人として、夫婦二人で仲良く楽しく魔獣を狩りながら領地開拓!今日も楽しく脅威を退けながら、スローライフをまったり楽しみま…す?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 09:10:00
93058文字
会話率:30%
10年前、ダンジョンが現れた年から探索者として活動を始めた主人公飯村一也。
ハズレ職業『弓使い』な上に無能スキル『命中補正』が原因で周りの成長スピードに追い付けなくなった一也は、10年間1人で浅い層での狩りを続けていた。
しかし10年
の歳月を得てダンジョンに異変が現れ始めたタイミングでスキル『命中補正』が覚醒。
確定で会心の一撃を発動させることが出来るようになった一也は、ダンジョンの異変によって現れた高防御力で高経験値のモンスターを防御力無視で倒せるようになると最速のレベルアップを始め、改めてダンジョン攻略へと乗り出すのだった。
これは落ちこぼれ探索者として見捨てられた飯村一也が、会心の一撃を用いて昔の仲間を分からせ、ダンジョン攻略の最前線班へと上り詰める物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 19:36:05
259058文字
会話率:48%
この世界を創りたもうた神がおわす。
神に逆らう悪魔が、淫魔が、吸血鬼が、その他数々の化け物がいる。
かつて神を裏切り、地に堕ちてなお、神の寵愛を受ける人間たちがいる。
人間という存在は、同じように地に堕ちて神に見捨てられた化け物たち
からすれば、憧憬と嫉妬と執着の対象であった。
神に仕え、化け物たちを退けるために、聖職者たちは存在する。
神に祈り、神を信じ、いずれ神の創りたもうた楽園へ至るための修行を重ねる。
田舎住まいの修道女ローザは、聖地巡礼のために、吸血鬼の住まう森へ足を踏み入れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 20:21:56
28521文字
会話率:44%