異世界転生した先は、「王立学園の秘密の花園」という乙女ゲームの世界。
私は、ルビア王国の公爵令嬢、ライラ・ヴィルヘルム。
王太子様の婚約者、悪役令嬢だ。
幸せな未来を掴み取るため、十歳の王太子様に、タロットカードを使って、婚約解消を提案す
る。
「ヨハネス様との未来は、何度占っても『恋人』の逆位置。私たちは、愛しあわない運命なのです」
「愛する人くらい、自分で選びたいとは思いませんか? まだヨハネス様は子供なんです。反抗して怒られたとしても、見捨てられたりはされません。許されるのは、今しかないのです。子供である今が、最後のチャンスですわ」
「自由恋愛がしたいと、一緒に訴えましょう」
彼のワガママで、ヒロインに会う前に婚約解消をさせるのが、私の目的。
婚約を破棄される前に、合意の上で解消させてやる。
でも、あれ?
おかしいな。
「恋愛の好きって感情がないのは、当たってるよ、ごめんね。でも、君としゃべるのは少し楽しくなってきた」
少しずつ、彼との距離が近づいていく。
お互いに恋心が芽生えていく。
それでも。
「ヨハネス様は、いずれ私ではない女性を好きになります。そして、結婚もできるような年齢で、私との婚約を一方的に破棄されます」
予知夢を見たから、受け入れられないと突っぱねる私。
「僕があの子に恋をするんだと君が予想したせいで、何もできない。違うと証明するまで、我慢し続けなければならない。まるで拷問だ」
信じてもらえるまで、口説き続けると言うヨハネス様。
溺愛されながら迎える、ゲームの舞台である学園生活。
ゲーム中のヒロインと、その攻略対象キャラクターたちと織り成す学園生活の中で、変化していく心。
これは、王太子ヨハネス様と転生した主人公ライラが、信じあい、愛しあうまでの純愛ストーリーです。
※前半は恋の芽生え編、後半は溺愛編です。どうか溺愛までお付きあいいただけると嬉しいです
※テーマは人生です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 07:02:26
362745文字
会話率:42%
タロットカードの順番通りに命が狙われるゲームに巻き込まれてしまった少年の物語。超越した能力を持つ少女が相手では警察や探偵に頼ることもできない。冤罪で捕まらないようにミステリー小説の知識を活かして、少年はたった一人で不可思議な世界の謎に挑む
。目の前に現れた少女は神なのか? それとも悪魔か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-01 18:00:52
313969文字
会話率:49%
西暦3000年を迎えた頃には人間は殆どが全滅それにより、存在しないはずの他種族が暮らすようになった、その中で何千万と居る種族の中で武力 魔力 タロット あるいはその全てを使えるものだけが 住める 守護(ガーディアン)の楽園(パラダイス)に住
んでいる。
その中で暮らしているものは日々己の精神等を鍛え日々平和に暮らしている。しかし
突然ある日、黒神月斗が守護の楽園にきた事により。
何故か、開いてはいけない禁断のゲートが開いてしまい、魔物達がその楽園を襲うように
平和が消えてしまった。
それを対抗するために、守護の楽園に一つの大きな学園が出来た。
その学園の名が「タロット学園」
大人達は問題は無いがこの先の子供達のために出来た学園でもある。
その学園が出来てから10年後...つまり西暦3010年に主人公である黒神月斗は学園に入学しそこで魔物達と闘いながら戦闘力などを極める事になったのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-07 23:36:14
2072文字
会話率:0%