「婚約を破棄しよう、シャルロット・ローズレイ」
夜会の途中、公爵令嬢シャルロットは、婚約者のレオン殿下から婚約破棄を告げられた。
相思相愛で過ごし続けてきた彼女にとっては、彼の目的がわからない。
一つだけ確かなことは、自分を大切にして
くれる彼が、自らの意志で裏切らないということ。
そこに、二人の仲を引き裂くように聖女グレースが現れると、事態は急変する。
浮気しているとか、聖女をいじめているとか、男癖が悪いとか……。
偽りの出来事ばかりが並べられ、シャルロットは悪役令嬢の地位を確立してしまう。
何が起きているのか混乱するシャルロットだが、レオン殿下に婚約破棄を言わせたことくらいはすぐに察した。
「私たちを陥れるなら、大きな代償を払うことになるわよ」
「あはっ、人聞きの悪いことを言うのね」
騒動の発端となった聖女グレースの嘲笑う姿と、愛するレオン殿下の真剣な眼差しを見て、シャルロットは誓う。
愛する婚約者を奪い返し、腹黒聖女に裁きを与えよう、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 13:15:15
119796文字
会話率:36%
二次元美少女、それは無限の可能性を秘めている。
永遠に理想の姿を保ち続け、その眩しい笑顔で俺達の心を癒してくれる素晴らしい女の子たちだ。
そしてなにより二次元のずはらしいところは……裏切らないところだ。
性格、容姿、その他諸々が変わらなくて
全てなのだから。
二次元美少女をこよなく愛する俺は今日も二次元美少女もとい嫁とhshsするためにアニメショップにレッツゴー!!ショートカットで路地を曲がったところから俺の人生はガラリと変わった?
高校生活では二次元美少女たちと楽しい高校Lifeを過ごすはずだったのに、なぜだろう……二次元美少女たちと仲良くなりたいのに、俺の周りにはなぜか3次元の(←ここ重要)女の子たちが集まってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 00:00:00
389497文字
会話率:54%
私は十八年間応援していた推しのアイドルに裏切られた。
突然の電撃婚。それは別にいい。
彼はもう三十五歳だ。結婚してもおかしくない。
逆にここまで独身を貫いてくれた事に感謝したぐらいだ。
問題は結婚発表の際に彼が言った言葉だった。
彼は言ったのだ。ファンが重荷だと。人生を賭けて応援した私を重荷だと。
ショックだった。彼の為に全てを捧げてきたつもりだったのに、それが彼にとって辛い事だったと知って。
悲しくなった私に彼は更なる追い打ちをかけた。
「アイドルにファンは夢を見ちゃってるから演じるのが大変でしたよ」
「ファンって幻想いだき過ぎなんですよね。いい年した大人までアイドルにハマるとか痛くないですか?」
「全国ツアーとかあったんですけど、どのツアーにも同じファンが居るんですよ。ちょっと引いちゃいましたよね」
テレビで彼はそう言ったのだ。
裏切られたという気持ちが湧いてきた。
あのファンに優しかった彼も、ひたむきに一生懸命踊り、歌っていた彼も全てが嘘だったんだと。
行き場のない怒りが湧き始めた時、末期の膵臓癌になった。
病院のベッドで意識が朦朧とする中、彼に裏切られた怒りだけが残っていた。
私はファンに夢や希望、生きる活力を与えてくれるアイドルが好きだった。
彼はそんな私の理想のアイドルだった。
でも違った。
私の理想のアイドルなんてこの世にいなかった。
···なら、もし生まれ変わりというものがあるのなら、私はアイドルになりたい。
ファンを裏切らない、私の理想のアイドルに!!
これは男の子に転生して、理想のアイドルを目指す物語!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 11:26:21
17413文字
会話率:21%
ヒーラーの一族に生まれたのに、自分だけその力がなかった聖女フィリア。追放され、命からがら辿り着いたのは獣人の村。そこで出会った狼獣人神官の青年から、フィリアは驚きの情報を得る。
「癒されれば、癒しの力が取り戻せますよ。獣人たちが、あなたの
癒しの力を求めています」
聖女が癒され、癒しの力を取り戻せば、助かる獣人たちがいる……
「だから世界中の温泉に入って下さい」
「!?」
これは聖女が温泉にグルメにモフモフにただひたすら癒され、力と居場所を取り戻し獣人世界を救う気ままな旅物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 07:21:44
116631文字
会話率:50%
家柄、才能、財力、権力、学力、すべて良し!! 将来有望な天才が集まる「霧ヶ丘学園」
その生徒会で出会った、会長桐ケ谷直也 副会長住野瑠香 この学園のトップが繰り広げるはずだったラブコメが何もないまま1年が過ぎたこのままではやばいと思い動き出
す二人!! だが住野瑠香は多重人格であったヤンデレ、ツンデレ、メンヘラ、であったのだ… 惹かれあう二人だが思いが伝わらないもどかしさ
じたばたラブコメ「恋は彼女を裏切らない」 お楽しみに!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 18:15:42
486文字
会話率:0%
「予定はしてなかったんだけど、なんだか分身できるようになったんだよね」
稀少なお宝を拝借して分身できるようになってしまった雨竜 刃(うりゅう じん)。
「おー!!そういうことか…忍者か!これはまるで忍者の術だな!」
分身ができるよ
うになり一人では上手くいかなかったことが上手くいくようになった。……ところが、やはりと言うべきなのか努力なしに分身できるというのは自分の実力を見誤る要因である。
事実、致命的な失敗によって死に目を見る絶望から挫折を味わう。その結果が身にしみ自身の不甲斐無さからそれまであった気力も無くなしてしまう。
それでも、大きな失敗を期に自信を見直した努力は運も味方し実を結ぶのであった。
何はともあれ、分身しながらやりたいようにやっていきます。
こっそりお宝を拝借し、一流トレジャーハンターを目指すジンの冒険がこれから始まる。
『トレジャーハンターとは世界の各所に眠っている財宝を探し出すことを生業としている者のこと示す言葉である。』この世界ではそう理解されている。
※この物語はフィクションです。登場人物、団体及び事件などとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 16:00:00
53682文字
会話率:39%
「裏切り者はいらい」
待ってよ、私はあの子を
イジメてなんかいない‼
“裏切り者”と呼ばれた
【雪花】の元姫
〈華表茉緒里
(とりいまおり)〉
俺達が新しい仲間だ‼
絶対に裏切らない
茉緒里を姫にした雨竜
〈傘萩礼哉
(か
さはぎれいや)〉
〈天城侑司
(あまぎゆうし)〉
あたしには信じてくれる仲間がいる。
真実を知った時、あなた達はどうする?
まぁ、後から気付いても遅いけどね。
精々、新しいお姫様を
大切にすれば?
暴走族物は独学なので
おかしな点があっても
見逃して下さいね(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 10:15:55
24162文字
会話率:33%
2020年1月に前回のカクヨムコン5へ参加を画策、しかし文字数が足らずに人知れず撤退した過去があります。そこから再スタートし、一回りも二回りも大きくなって、60万字超の作品になって帰ってきました。その拙著の長編小説を2020年11月1日よ
り公開中です。
このエッセイでは、小説の投稿開始までは執筆中の紆余曲折を振り返り、投稿開始後はひとつの話が終わった時などの節目で裏話などをつぶやきます。
なにぶん初めてなもので、本人の体感としては期待を裏切らない山あり谷ありの珍道中となりました。笑い飛ばせるほどの内容ではありませんが、ベテランの方にこそ昔を振り返って悶絶していただきたいです。
このエッセイは、小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、エブリスタにて連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 18:49:30
139232文字
会話率:2%
努力は裏切らないかもしれないが
裏目に出る
キーワード:
最終更新:2021-05-08 23:00:00
232文字
会話率:0%
幼いころからの両親の不仲で結婚生活と聞いていい思いをしない私、ハルカはあろうことか大学の就職活動の末に「滑り止めの中の滑り止め」で応募した結婚式場に就職してしまう。
そこでやり手のブライダルプランナーである先輩(長身でモデルのような体型を
した男性)の下で研修を受けることになったのだが、ある日の休日彼の家にお誘いを受けて行ったところ、何と彼から結婚を前提としたお付き合いがしたいと告白されてしまう。
あの~……先輩確か結婚していたんですよね? 私はその左手薬指の指輪の意味を理解していないわけじゃあないですし、愛妻家だという噂は知ってますよ? え? 結婚しているのは嘘!? 本当は独身だって!? あれ全部演技だったの!? ウソ! 何で!?
混乱する私に対して彼のアプローチは真剣そのもの。でも私は結婚生活なんてどうせ目と目が合えば口論になって怒声を浴びせあうケンカになってしまうんじゃないかと、何より怒鳴られること自体が怖くて怖くてどうしようもなくて踏ん切りがつかない。
周りの人はプロポーズをさっさと受けろと押してくるが1%でも怒鳴られる可能性があるとどうしても踏ん切りがつかない。怒鳴られると頭が真っ白になって何も考えることができなくなってしまうからだ。
でも先輩の話を聞いてると彼にも過去に裏切られたこともあったらしく、いまだにそれから断ち切れて無いみたい。
これは「怒鳴らないことを誓うのなら」「他の男に浮気して裏切らないというのを誓うなら」結婚前提のお付き合いをしよう。 そう決めた案外似た者同士の2人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 19:00:00
7406文字
会話率:50%
「キザリス・ハーデンターク伯爵令嬢! 俺はお前との婚約を破棄するっ!」
「――承知しました。では歯を食いしばっていただけますか?」
婚約者である第三王子から、突然の婚約破棄を告げられたキザリス。
しかし彼女は黙って引き下がるような令嬢では
なかった。焦る王子を相手にキザリスは前へと踏み出した。
なぜなら、彼女にはやるべきことがあったから。
※ざまぁは香り付け程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 08:14:39
8600文字
会話率:33%
この世界では15歳を迎えると【魔装】呼ばれる武器・防具を授けられる。
英雄に憧れてる少年リィン・レイフォードは15歳となり【魔装】を授かったのだが──それは、全てのページが空白の魔法も使えない【白紙の魔導書】だった。
魔法至上主義の世界でリ
ィンは惨めな思いをしながらも、地道に【白紙の魔導書】を強化し続ける。
そして、半年の月日が経過し経験値を貯めて過ごし続けた末に、【白紙の魔導書】が『進化』を果たす!
これは、蔑まれつつも目標へ向かって努力を怠らなかった少年が最強へ至る──努力の結晶の英雄譚
底辺冒険者の常軌を逸した努力による英雄譚──さぁ、白紙の魔導書を埋め尽くせ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 12:27:31
7935文字
会話率:33%
人間を巡った神々の争い〝神滅大戦〟から千年が過ぎた。
ある日、理想郷アルカディアで暮らす黒神輝は銀髪の少女と出逢う。
彼女は女神の魂を宿した転生体と呼ばれる存在だった。
人々は転生体を憎み、恐れ、忌み嫌い、排斥する。
それ故に少女は人を憎
み、神を恨み、己の運命を呪っていた。
女神の力により他人の嘘を見抜く力を持っていながら、それでも他人に傷つけられてきた彼女はもう誰も信じられなくなっていた。
大切な人を神に殺された過去を持つ黒神輝は、彼女が神を憎む気持ちが痛いほどにわかった。
そんな彼女に黒神輝は約束を交わす。
「俺はあんたを傷つけない。俺はあんたを裏切らない。あんたを傷つけようとする奴らから、俺はあんたを守る」
かつて黒神輝は神を殺すだけの力を持ちながら大切な人を守れなかった。
幸福も未来も希望もすべてが奪い去られた。
そのときに黒神輝は決意した。
転生体であっても幸せになる世界を創ることを。
守れなかったかつての過去を悔やんだが故に。
これは血を流すことでしか誰かを救えない一人の男の物語
©2018 Hiragi.Shunka折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 19:00:00
487675文字
会話率:38%
私の将来の夢は騎士になること。
マネア・リッター・グロキニアは、平凡な女の子。少しみんなと違う部分があるとすれば、天才すぎること?努力努力努力!流した汗は決して私を裏切らない。その言葉を信じて毎日を走り続ける!
女っぽいけど女じゃない!
はかなげな印象を与える王子様たちや強すぎる女の子たちが紡ぐ日々。
出会いと別れの学園編!連載開始!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 15:00:00
14972文字
会話率:45%
1人の男がいた。愛から見放されたと呟いた。彼は真夜中のネオン街にストロングゼロと溶け込む。
様々な姿に形を変える夜の静けさは、彼にはどのように見えるのか。
最終更新:2020-09-09 16:05:02
1239文字
会話率:8%
五十嵐 達之助(95歳)、親の残した家にて一人孤独に没する。
伴侶も兄弟もおらず、親戚は全て連絡を取ることが出来ない。むしろいるのかすらわからない。
片親で親父に毎日剣術を習い、しごかれ、人とコミュニケーションを取るすべを忘れた老人は、女を
知ることもなく毎日剣を振り続けた。
そして誰に知られることもなく慣れた布団で死を迎える。
しかし、目覚めると自分が赤子になっている事に気が付いた。
迎えたのは人の良さそうな若い男女、そして家族という暖かい家庭。
達之助は名前が変わり、この世界では両親へ恩返しをすると心に誓ったが……そこは魔法が全て、絶対的存在の世界。
達之助は元々日本人だった事が原因か、魔力の素質は皆無だと告げられる。
絶望し周りからも可哀想な目で見られた達之助だったが、『魔法力がないなら肉体を鍛えればいい。肉体は裏切らない』をモットーに体をより鍛え始める。
そして妹のマナが洗礼の儀を行う時に事件が起きた。
その後、達之助は引き取られた先のダンジョンである書物に出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 17:00:00
34968文字
会話率:21%
片思いの女の子をあきらめきれない主人公空並はストーカー行為という禁断の技で接近します。
最終更新:2020-08-25 15:27:47
1906文字
会話率:32%
高校生・立浪誠也はまたしても夏の悲劇にやられた。クラスメイトで推しの少女が夏休み中に大人の階段を登り、夏休み明けに彼氏持ちになっていたのだ。ああ、もう恋などすまい。傷心の立浪誠也は釣り道具一式を手に、灰色がかった山陰地方の海へと向かう。釣り
は私を裏切らない。だがそこで、白ワンピースに白帽子というサマードレス姿の少女が入水自殺しようとしているのを見てしまい……これは、立浪誠也と不思議な少女との、ひと夏の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 12:10:13
19625文字
会話率:30%
前世にて病弱、孤独、不幸のままに病死した陰キャ気味な「俺」は、魔法至上主義の異世界に転生してしまう。
有数の魔法使い達を輩出する有名公爵家に生まれ、大賢者として無双待ったなし!
――――と思いきや俺は魔力0、全く魔法が使えなかった。
ついには父に名前を奪われ、公爵家を勘当される。
そして、捨てられた俺を息子として拾ってくれたのは、ムキムキのチートモンスターだった。
俺の固有スキルは「超筋力」、ただ1つ。
ムキムキ母さんのスパルタ式教育法で俺は強くなれるのか。
やたらとこの世界は俺に厳しい。
だが練り上げられた俺の筋肉で、魔法の跋扈する異世界を無双してみせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 18:27:07
27063文字
会話率:17%
「ベンチの座り方だけは本当に上手ですよね」
野球部に所属する水沼潤。あだ名はベンチ。
圧倒的なまでに野球センスが皆無な水沼は一度も試合に出場することはなかった。
そんな彼がなぜか高校野球選手権の試合に出場することになるも、期待
を裏切らない壮大なベンチっぷりを発揮し、見事自校を敗北へと導いてしまう。
それ以降、ベンチから万年ベンチにグレードアップしてしまった水沼は、自らの汚名を返上するべく必死に努力するのだった。これはそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 21:56:30
4210文字
会話率:25%