歴史の段差が、無慈悲に津波で呑み込んだあの日から11年。
当時被災地から離れた場所に居ながら、当時15歳だった元中学生は、その日の感情を風の匂いで思い出す。
※人によっては震災当時を想起させる内容が含まれているかもしれません。一読の際は
ご注意の方お願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 04:22:28
1122文字
会話率:14%
1994年の年初め。神戸市に住む少女、優子と妹の小春。小春の友達が連れてきたのは、奇妙な少年だった。「君たちには、もうすぐ選択の時が来る」彼女たちが震災で被災したのはその直後だった。
最終更新:2022-01-27 20:48:10
96194文字
会話率:50%
医師・エッセイストである著者が、人との出会いと別れとに関する想いを私小説的に語る。
【本連載の”はじめに”から引用】
当たり前かもしれないけれど、人生は一期一会、出会っては別れ、別れては出会うの連続である。人は、人との関わりなしでは暮らせ
ないだろうから、望むと望まぬとに関わらず、たまたまこの時代に生まれ、たまたまこの地にいて、そして、たまたま行動をともにした、ごく一部の人間が僕の周りにもいる。多い少ないの差はあっても、誰にとってもそれは同じだろうし、生きるとはきっとそういうことの繰り返しなのだと思う。これまであまり意識してこなかったけれど、人との出会いは運命と言ってもいい。奇跡的な確率によって引き寄せられた大切な巡り合わせではないか・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 21:23:59
284315文字
会話率:10%
新年一発目の小説投稿。何にしようか考えた。そうだ、あれにしようと思い、昔のエッセイを引っ張り出してきた。
新年はこれにしよう。東北に行った、経験を綴ったこれにしよう。
これは東北に行って、被災地を見てきた私が帰りの道中で書いたエッセイです。
私の思っていたことを書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 01:04:25
2005文字
会話率:7%
小学校低学年時、東日本大震災で被災した鏑木歩(かぶらぎあゆみ)と支倉幸芽(はせくらこうめ)は隣同士で育った幼馴染で親友同士だった。
けれど自宅は全壊し、それぞれの親族を頼り歩は静岡へ、幸芽は山梨へ移住し離れ離れになった。
新しい地でのスター
トを上手に切ることが出来なかった幸芽は辛い小学生時代を送ったが歩の支えもあり何とか登校拒否にならず小学校卒業を果たし中学へ進み平凡な日々を送り始める。
同じように歩も地元の中学に進学し、暫くお互いに平凡に過ごしていたが歩は中1の夏休み明けからいじめのターゲットにされてしまう。
同じころ、学校での成績が振るわない幸芽も塾に通わされるようになり、そこでまた、いじめのターゲットになり共に辛い日々が始まる。
幸芽の場合、加害者は塾で知り合った他校の生徒なので中学校生活は平凡だったが、歩の状況は悪化の一途を辿り、遂に最悪な選択をしてしまう。
歩の運命は?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 16:45:45
144845文字
会話率:48%
第49回衆議院議員選挙という大きな節目を前に、国民の皆さんと一緒に今一度「今、日本が抱えている問題とは何か」「主権とは何か」について、敢えて「なろう」さんの場を借りまして、私なりに語ってみようと思い、筆を執った次第でございます。
ただ
、私はどちらかと言えば「理想主義者」でございます。
対して国会議員の皆さま達は揃いも揃って「現実主義者」でございましょう。
いや、だからといと言って、不毛な否定論争をしたいのではありません。
「こんな日本にしたい」「こんな日本になったらいいな」という理想主義者の視点から提案をして行けたらと考えております。
理想主義者ですから大風呂敷になるのは承知の上でございます。どうか、ご容赦下さいませ。
ただながら、浅学な身の上故、お知恵を拝借したいところもしばしばございます。
もし差し障りがなければ、ご提案、ご指摘は、いつでも歓迎致します。
皆で明日の日本を語り合う場にしたいと考えている次第でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 20:00:00
69759文字
会話率:1%
関東大震災を基にした作品です。
そのせいか、第一稿を書いている最中に阪神・淡路大震災が起きたり、サルベージ中に東日本大震災が起きたり、地元が震度5で被災したりと、とにかく地震・震災に深い因縁があります。
なお、一部大正時代の頃の文語体綴りで
書いていますが、文法等正確性に欠けていますので、予めご承知ください。
また、主人公の名前が作者名と被りますが。ペンネームを用意する必要に迫られたとき、当時書きかけのものから彼らの名を急遽借り受け…そのまま今に至るという…ごめんなさいな事情なので、突っ込まないでやってください <m(_ _)m>
盛夏を過ぎたとある夕刻。大学生のさいかと隣室の美大浪人みしろは、友人を待ちながら花火を始めていた。
次第に興が乗り、徐々に派手な花火に移行しつつあるところに遅れてやってきた友人は、金木犀の小枝を差し出す。
その花の香りに、見知らぬ、けれど懐かしい記憶が溢れた。
浅草凌雲閣で、「私」は「十二階の乙女」と再会の約束を交わした。
その僅か数日後、帝都が激震に襲われることを知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 19:55:58
18671文字
会話率:12%
戦地に赴いたわけでもなく、被災したわけでもなく、疎開先で苦労したわけでもない。
大空襲に遭った名古屋市から、現代の感覚で言えばそれほど遠くない農村に生まれ育った、幼児の目から見た戦争のリアル。
最終更新:2021-08-15 12:00:00
11357文字
会話率:17%
⚠主人公がしょっぱなから被災するシーンから始まります。そういうのがダメな方は2ページ目からお読み下さいませm(*_ _)m (R15は保険です)
倉庫のお仕事をしていた主人公は元居た世界で被災し異世界で転生した。
転生した世界でも倉庫のお
仕事がしたかった主人公は元の世界のインターネットショッピングを応用した商業を始めるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 09:40:06
13991文字
会話率:38%
東日本大震災から十年、被災した二人の子供の今。
最終更新:2021-08-01 16:38:21
4129文字
会話率:48%
二年前の冬、東日本大震災の被災地を訪れた時の話。
キーワード:
最終更新:2021-07-17 10:05:44
646文字
会話率:0%
魔力というものが存在する世界。
そこでは地震により出現した大きな大陸を領土にしようと、既存の国々が寄ってたかり領地を主張した。
しかし地震による被災や国同士のイザコザもあり思うように動けない。そこで主人公ユウ(女)の住む国は新大陸へ向かい
、領土を確実に手に入れる為に領主を一般公募から選ぶ事にした。
ユウはたまたまそのビラを手にし、一抹の望みをかけて参加するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 02:42:13
999文字
会話率:56%
あなたは地方民ですか? 私はそうです。
中学時代の修学旅行先はどこでしたか? 私は東京でした。
まあそれは置いといて。
地方〇学生が修学旅行先で地震に巻き込まれ、死んだら、異世界転生した。
被災地のみんな(主にエリート層)も、大量に転生し
てた。
出会う美少女転生者の中身、やたらオッサンだらけ問題が発生しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 23:00:00
2911文字
会話率:30%
東日本大震災の物語です。
絵本の本文です。文章のみです。
絵本の公募では認めていただけなかったのですが、震災10年の区切りに、少しでも多くの方に見ていただきたいと思い投稿しました。
被災した方々が心安らかであるように、思いを込めて書きまし
た。
被災時の描写があります。トラウマがある方はご注意をお願い致します。
震災後、何もできなかった私の罪滅ぼしのつもりで書きました。
いつか絵本にできたらと思っています。
この作品はカクヨムとノベルバに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 17:00:00
1856文字
会話率:3%
災いを被った者である被災者。それは、なにも大きな災害に遭って苦難を強いられる人々だけを指すのではなく、実は人は生まれた時から死ぬ瞬間まで、被災者なのではないか。我々は、日々何かしらの禍を被っている。心の中をもし窓ガラスのように覗けるとした
ら、チクチク刺されたトゲだらけでびっくりするかもしれない。自分自身の力でそのトゲを抜く勇気と力と経済力を持っている人など世の中にどれだけいるだろう。平和な毎日とは何もない状態、それがふつうで当たり前。でも実はサーカスの綱渡りみたくふつう(・・・)という細い綱の上を危なっかしく歩いているだけで、いつそこから転落してしまうか誰も分からない。大きな網の目のセーフティーネットからもこぼれ落ちてしまったら、人はどうして生きていったらいいのか。ある災害が起こって、そこに集まったボランティアたち、愛知県の小さな町で代々続く酒蔵を営んではいるが、親から譲り受けた家業を判で押したようにこなしているだけで、ボランティアをして人助けをすることだけが生き甲斐のような蔵元杜氏、各地で災害があると、まるで一時保護施設のように避難所に潜り込んで、一宿一飯の恩義でボランティアをしつつ、老母の年金で食い繫いでいる無職の中年男、日本の社会の中で苦悩する外国人留学生の悲哀、被災者であるろう者の生き難さ、認知症の家族を抱えた葛藤、そして彼らを支えサポートする社会福祉協議会の男性の様々なストレスなど、ふつうに生きたくても、そのふつうが出来なくて、もがきながらもそれでも生きている人々の有り様が各章に分けて描かれています。人が人として人を助け、その温情に人として『ありがとう』と感謝の念を持つ。最後に残るのは、お金でも権威でも損得でもなく、人の心であると信じたい。
毎日は皆忙しくて、時間と時間の狭間でどうにか生きているようなもので、時間があればスマートフォンだって覗きたいし、名のある作家ならともかく、無名の者が書いたものなど眼を通す奇特な方などいないかもしれませんが、もしよろしければチラリとでも見てもらえるとほんとに嬉しいです。コンクリートのように硬くて重い物語ではなくて、笑える要素もあるので日常の息抜きにでも読んでもらえれば幸いです。保育園の頃、お寺のお堂で正座をして両手の親指と人差し指をくっ付けて三角を拵えてお辞儀をすることを覚えました。どうかよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 00:00:00
57179文字
会話率:7%
科学技術が進んだ近未来。世界規模で都市部が壊滅状態に陥る未曾有の大地震が起こり、人々を阿鼻叫喚に巻き込んだ。しかし、地震大国である日本は的確な采配をする指導者、石動十流の元、持ち前の逆境魂で新たな復活を遂げる。だが、それをよしとしない国々や
、被災による食糧、資源不足が、奪うという原始の争いを引き起こした。連鎖する負の感情に、石動は「変えられなかった」と悲嘆に暮れる。彼は起きうる未来を知っていた。~彼の国へ~は本編のプロローグ前編になります。後編は、シェルターて冷凍睡眠から目覚めた生存者達、石動の娘、百香の話で、約二百年後。そこから更に五百年後が本編の時の蛇です。つたないながらも、頑張って完結させたいと思っておりますです。宜しければ、お付き合いのほど、御願いいたします♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 11:00:55
70271文字
会話率:19%
転勤で離ればなれになるのを境にして文通を始めた、幼馴染の美崎と「僕」。
日常会話の感覚で交わされていたはずの手紙は、ある日、唐突に届かなくなって──。
※本作は千羽稲穂さん主催「青春アンソロ2」参加作品に加筆・訂正を行ったものです。
最終更新:2020-12-29 19:14:52
11360文字
会話率:12%
──2014年9月。
震災被災地ボランティアとして宮城県気仙沼市に降り立った少女・花は、いまだ破壊の後の生々しく残る被災地の状況に大きな衝撃を受ける。
「私にできることって、何だろう」「私は本当に、ここへ来てもよかったのか」
ボラン
ティアとして様々な職務に取り組みながら自問する日々も、気付けばいつしか最終日の前日に。翌日を気にして眠れずにいた花のもとに、その晩、現れたのは──。
東日本大震災から五年半が経った今、「非被災者」は被災地域とどのように関わっていくべきか。
作者の体験をもとにした、半フィクションの震災小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 22:00:00
54809文字
会話率:32%
東富士演習所で、恒例の富士総合火力演習が始まった。
この演習に、木更津駐屯地にある大型ヘリコプターCH‐47JA (チヌーク)二機が参加していた。
演習が始まって間もなく、衝撃的なニュースが伝えられる。
『京都・奈良を中心に、マグニチ
ュード7.5の地震が発生! 地震防災派遣として災害状況を把握すべく、至急現地に向かえたし!』と。
「――地震」
「マグニチュード7.5だと!」
二人の隊長の脳裏に、あの忌まわしい阪神淡路大震災の記憶が瞬時に浮かんだ。
二機のチヌークはすぐさま西に機首を向け全速力で被災地へ向う。
暴風雨の中、京都・奈良の県境に差し掛かった時、一瞬、光の中に入った。
地震の直前に起こる石英の発光の中で落雷の直撃を受けたのだ。
二機のチヌークは時空を超え、過去の世界へ――近代兵器を携えて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 21:30:08
171551文字
会話率:33%
80年代風アイドルの栗宮まみ。デビュー曲が月の降る夜に。いまいち売れてない。
事務所の先輩春野やよいさんの曲、スプリングバケーションは大ヒット、とは行かないまでもそこそこヒットしてるのに。
そんな時水害に被災した街に慰問に行くことを提案
する事務所社長。
公民館での炊き出し屋台。
お掃除の手伝いボランティア。
そして夜の慰問ライブ。
「あんな田舎の街、テレビだって取り上げてくれないわ。あたしはパス」
先輩やよいが断る中、お仕事があまりないまみに白羽の矢がたち、そして……
※別サイトからの転載に加筆したものです。
※歌、歌詞は全てオリジナルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 13:22:40
8114文字
会話率:21%
大丈夫だから。
頑張って。
最終更新:2020-07-07 14:14:52
357文字
会話率:0%