亡くなった人の魂を導く仕事を受け持つ死神の「四番」。彼はある日、死神の習わしとして死にゆく人の側に控えるため、ある少女の元へと向かう。人には見えないはずの死神の人として姿がその少女にははっきりと見え、「四番」はほんの少しの興味から、この少女
と関わることを決意する。
強く惹かれ合う少女と死神の青年。
少女の命日が近づくにつれて、近づいていく二人の距離。
哀しくて切なくて、けれども少しだけ優しい淡い初恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 17:03:43
14753文字
会話率:47%
『平和に暮らしていた、リノン・ジータ 16歳女。
16歳の誕生日に、王様との謁見をさせられる。
この街では、昔からの習わしで、いわば成人式のようなものだった。
しかし…リノンは、「勇者」と言われてしまう。
人見知りのリノンにとっては、仲間を
増やすのもしんどい…。
面倒くさがりながら、勇者を引き受ける。
1日戦ったあと、自室にノートがあることに気が付く。
魔法のノートだ。
異世界(現実世界)につながる魔法のノートらしい。
とりあえず、リノンは「交換日記」と書いて、異世界(現実世界)に送る。
…この交換日記でリノンの運命が大きく変わるとは、知る由もなかった。
まして…「質素なドレス」と「毒針」で、魔王に挑むなんて…。』
【『よくわからないけど、異世界の女勇者と交換日記をすることになったので、とりあえず話しを合わせてみようと思う。』
のスピンオフ作品に当たります。
リノンの視点で物語が進みます。
あの日記の裏側で、リノンはどんなことをしていたのでしょうか?
※一旦、日記のところまで書かせてください。
そのあと、続編の方に集中します。
応援してくださると、うれしいです!】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 12:10:09
3513文字
会話率:34%
――死後婚礼――
一地方に置いて、未婚男性の死後の世界での幸福を祈り行われる習わし。
通常は架空の嫁(2次元嫁)を絵に書き神社へと奉納する。
最終更新:2019-07-30 12:00:00
4454文字
会話率:28%
友達が以前、引っ越した先の地域では不思議な習わしがあった。
学校の教室にある黒板。その上にクラスの生徒分のこけしが、ずらりと並んでいるんだ。しかもその目元は、テープが貼られて隠されている。
良いことのみ、そのこけしの瞳に映す価値があるのだ
と、クラスメートは語るが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 22:00:00
3887文字
会話率:13%
その商家は、数十代続く老舗。
世襲制を採っているその家は、子供が二十になった時、家督を継ぐことになっている。
商いをするかたわら、その家には奇妙な習わしがあった。
使用人たちは、カブトムシやクワガタムシを大量に手にするよう指示されるのだ…
…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-08 21:59:56
3297文字
会話率:8%
【注】この物語はフィクションです。
日本の歴史にこのような事実は決してありません。
バカな作者の妄想として読み流してください。
今は昔。都が飛鳥にあったころ。
ヤマトには八百万の神がいた。
しかし百済から仏教が伝わると、仏教徒
たちはヤマトの習わしを弾圧していった。
…これはそんな仏教徒たちに闘いを挑んだ人々の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 11:03:07
15869文字
会話率:47%
100年に一度の赤い満月の夜に生まれた娘は、魔物の森を治める公爵に嫁ぐ習わしがある。オリビアは赤い満月の夜に生まれ、18歳になると花嫁として、魔物の森に入った。
そこには居たのは、心優しい吸血鬼や獣人達。
そんな魔物の森の鉱山を狙って、他国
が攻め入ってくる。
口だけの狼族や小心者の熊族、平和主義の吸血鬼。獣人達は役に立ちそうにないし、数百年前の時代遅れの武器。オリビアが魔物の森を守る為に立ちあがる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 00:00:00
30662文字
会話率:34%
そこは、現代社会の正史から少し外れた世界。
兵器の開発など忘れられ、戦争に超能力者が駆り出される世界。
日本の次世代仕官養成施設、日本海に浮かぶ孤島には異能学園と称される高校があった。
いずれは軍に入隊する生徒たちは、学園生活を送りながらも
闘争を強いられる。
この学園には古くより、派閥という能力者集団を構成する習わしがあった。
鬼柳連合、財閥、フォルテ、背水の陣、数え上げればきりがない程に。
そしてその無数の派閥を束ねた人間は、百有余年の学園史を通し、誰一人存在しないという。
そして今、誰も手にしたことのない全学統合の栄光を掴むための覇権闘争が、新入生柚木龍馬の近辺で始まろうとしていた。
学園もの主人公成長型異能力バトル活劇、そんな風になっています。
正直なところ、なろうに適した文章ではなく、固くて読みにくいかと思われますが、僕と同じく能力バトルが好きな方、是非とも目を通していただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 11:23:05
5528文字
会話率:21%
花と緑に囲まれたその美しい国には、数十年に一度王家の庭に咲く花の妖精と王子が結ばれるという不思議な習わしがあった。しかしある年の事、開花を翌日に控えた宴に邪悪なる魔女が現れ、蕾に呪いをかけてしまったのだ。唯一呪いを免れた花の妖精ブラックロー
ズは、姉たちにかけられた呪いを解く為に、魔女が住むという暗闇の森を目指して四人の王子たちと共に犯罪者を吊るしたり火を放ったりしながら旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-28 22:30:06
72825文字
会話率:45%
神事を司る祈乙女は、皇族から選ばれた未婚の女性。そして皇族を守る一族の武官である輝更義(きさらぎ)は、今代乙女・水遥可(みはるか)の大大大賛美者(ファン)である。新皇帝の即位に伴い、乙女は習わしに従って交代、降嫁することになったのだが、輝更
義は水遥可からとある秘密を打ち明けられ……。年上の憧れの女性に頼られた輝更義、本性は瑞獣の黒狐。彼女をどうにか助けたくて輝更義が選んだ道は、自分が水遥可と離婚前提の契約結婚をすること。薄幸の年上皇女と、熱血年下ぎつね、いざ、伴侶選びの儀へ! ※カクヨムさんにも掲載※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-11 07:00:00
129153文字
会話率:46%
蓮丘高校に通う二年生の小松香魚、大垣朱夏、白岩くるり、宮野詩は、クラスも違えば性格も違う女子高生。そんな彼女たちの共通点は、毎年、十月の第一週の土日に行われる『夜行遠足』という行事に向けて、みんなそれぞれ何かしらの悩みを抱えているところだ
。
夜行遠足は、男子は105キロ、女子は43キロの道のりをひたすら歩くという、心身ともに過酷を極めるウォーキング行事なのだが、蓮高女子の伝統として、本命の相手に赤のギンガムチェックのお守りを渡すのが習わしとなっている。男子の中で完歩した生徒だけがもらえるのは、たったのりんご一つ。お守りのお礼として女子に渡し、女子はそのりんごでアップルパイを作り、男子生徒と一緒に食べる、というのが蓮高の夜行遠足のあらましだ。
香魚には、四年片想いしている男子がいる。
朱夏は、自分より1センチ背の低い男子に片想い中。
くるりは、仲間とだらだら過ごしながらも、そんな自分に焦燥感を。
詩は、彼氏にしたいと思っていた男子にお守りを突き返されてしまう。
そんな彼女たちは、夜行遠足をきっかけに、それぞれが知らず知らずのうちに少しずつ関わり合い、刺激し合い、成長していく。
日陰女子、高身長女子、計算女子、迷走女子--年に一度の行事を巡る恋と青春の十日間。
*「夜行遠足」は、山梨県甲府第一高校の「強行遠足」をモデルにしています。
*アルファポリス、エブリスタ、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-25 10:00:00
116728文字
会話率:33%
主人公、早川哲平は不注意から階段で足を滑らせ、気がつけば魔界に召喚されていた。どうもその世界では次世代の魔王を異世界から呼び寄せる習わしになっているらしく……
わけが分からずに困惑する哲平に、目の前のプリンセスは苛立たしげに声を上げるのだ
った。「こんな奴が魔王なんて、絶対に認めないからねッ!!」魔界の命運を賭けた魔王ガチャで引かれた最弱種族の『ニンゲン』は、果たして魔界を立て直せるのか!?
猫耳のウェイターにダークエルフの四天王、そしてなぜか夫婦のフリをすることになった魔界のお姫様に囲まれて、哲平の魔界でのなんちゃって結婚生活が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 12:00:00
103843文字
会話率:42%
『ノーブフ』と呼ばれる山の民がいた。
ノーブフは、赤髪を誇りとするのが古くからの習わしであった。そこには信仰が関係していた。だからこそ、極たまに生まれる「黒髪」の者は迫害の対象であった。「ノーブフ」としても認められず「ノビム」と呼ばれ
る事になる。
ノーブフは氏族と支族に分け隔てられ、その生活基盤を築いていた。チットはその中でもマットという氏族に仕える支族であった。
長年一人の氏族に誠心誠意、仕えることで、純粋な赤髪では無かったチットも土地を与えられ「氏族」になることを認められた。
赤髪でない者への褒美としては、本来ありえないものだった。
そして移り住んだ土地で愛する妻とのあいだに双子が生まれる--その片割れは正に「ノビム」であった。
チットは苦しみながらも、わが子に「ノビム」と名付け、守ることにしたのだった。
※更新は不定期ですが、1週間に1度は更新していきたいです。よろしくお願いします。
※加筆修正を随時行うので、アレ?と、思うこともあるかもしれません。実力不足です。申し訳ございません。
※追記、評価、ブクマなど反応を頂けると更新の活力に、なります!執筆のスピードが上がるかも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-07 22:51:45
34629文字
会話率:46%
この世界は、自分の才能を15の頃に鑑定するのが習わしだった。才能=スキルは自分の人生を決める大切なものだ。しかし。
ノレム・ゴーシュのスキルは、お布団でした。
超高級お布団をいつでもどこでも召喚できて、寝るたびに経験値を得て強くなる
。
寝るたびに貰えるお布団ポイントを消費すればグレードアップ。そのうち、寝てる間だけ時間が止まるくらいになっちゃうかも。
家を失ったノレムがお布団と出会い、人と交流する物語。
彼は今日も満点の星空の下、ほっかほかのお布団で眠る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-24 00:37:59
208937文字
会話率:64%
魔法使いを育成する学園『魔の道』では二年生になると、自分の能力に見合った〈発動具〉を手に入れる習わしがある。魔法使い見習いであるリキスは同級生と同じように魔法陣を発動させて〈発動具〉が収められた洞窟へと転送するのであった。
そこで彼女が見つ
けた〈発動具〉は、何故か家電だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-30 12:00:00
10066文字
会話率:39%
成人を迎えた彼は、習わしとして武者修行の旅に出る。滞在先で同じく武者修行中の女性ライナと知り合い訳あって同道することになるが、二人は旅の途中、誘拐されたリンという幼い少女を助けることになる。リンはエルヘ島というところから来たのだという。初
めて耳にする地名だが二人はリンをエルヘ島へ送り届けることを決意する。(この作品はマグネットにも重複投稿しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-20 11:07:48
152963文字
会話率:44%
〈ギルド〉と呼ばれる戦闘集団が、その武力を背景に街を支配する時代。各々の権益、矜持、欲望が渦巻き、争いが繰り返される群雄割拠の戦国時代。それぞれのギルドには、それぞれの掟や価値観、習わしがある。その環境に適応できる者は、組織の一員として認
められる。しかしそうでない者は、ギルドという社会から孤立し居場所を失っていく。
そんなはぐれ者達が集い、形成されたギルドが一つ。
彼らは戦う。己が己であるために。己を貫き通すために。
そして、己が己で在れる場所を、守るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-12 23:30:02
7336文字
会話率:56%
――遠い昔のどこかの国。
その国では不思議な習わしが行われていました。
その習わしは国に美しく豊かな季節の移ろいを与えました。
しかし、その美しさの影には四人の乙女の代償がありました。
最終更新:2017-01-16 11:37:07
12222文字
会話率:47%
陰陽師家の側室として嫁いできた鹿の子。しかし鹿の子は妖しも家鳴りもみえない、霊力なしだった。側室に不相応だと初夜に御寝所から追い出され、それからずっと、かまどの見張り番。旦那様が与えてくださったお仕事だからと、鹿の子はかまどから離れない。あ
まりに離れないものだから、皆にかまどの嫁と呼ばれるようになった。やがて知る陰陽師家の習わしと己に課せられた使命。向き合いながら、ひたむきに菓子を作り続ける鹿の子。かまどの周りには甘いもん好きの妖しがうろちょろ、うろちょろ。人も神様も砂糖に甘く解かされていく。そんなお話し。
【エンターブレイン様より書籍化しました】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-04 10:00:00
573871文字
会話率:40%
瀬戸内海に浮かぶ四つ門島に聳える四重塔「四つ首塔」には古来より続く習わしがある。嘗てこの地で惨殺された四人の落ち武者の霊を鎮めるため季節ごとに若い娘が塔に籠もってきた。が、近年の過疎化でなり手がいない。
父親が四ツ門島出身という理由で次
の生け贄に指名された女子大生足立ねねは、家をゴミで囲ってまでして役目を避けてきたが、ラーチャー&スミスバーニー探偵社が撤去したせいで、塔に籠もるよう迫られる。彼女にギャンブルで負けた女性アシスタント探偵は、身替わりとして塔に籠もる羽目に。シリーズ第七弾。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 12:13:18
36318文字
会話率:40%
豊穣の女神大蛇を崇める南国蛇穴(へびあな)。そこでは百年に一度、「赤の少女」と呼ばれる生贄を大蛇様へと差し出す習わしがあった。
赤の少女として生まれたネネは、その運命を受け入れ、ただ時を待っていた。そんな彼女のもとに、大蛇様の末裔である
アヤカシの少女クチナは現れる。
「一緒に外の世界を見てみたいと思わない?」
それは、怪しげな誘いであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-09 16:00:00
295254文字
会話率:33%