「セリーヌ様。その胸、もいで良いですか?」
「ダメに決まってるでしょう」
幼い頃から公爵家令嬢のセリーヌ様にメイドとしてお仕えするボクは、かつて国を救った英雄の生まれ変わりだ。
友人のような関係のお嬢様の幸せを願いつつ、前世とは違
う穏やかな日々を望んでいたのだけれど、セリーヌ様が社交界デビューをした日を境に、生活が一変してしまう。
セリーヌ様が皇子に見初められて婚約するわ、もう二度と関わることはないと思っていたかつての部下に生まれ変わりと勘付かれるわ……ボクはただ、花を愛でるような穏やかな毎日を過ごしたかっただけなのに、どうしてこうなっちゃうの?
こんな状態で王立学校にセリーヌ様が入学とか、絶対穏やかとは程遠い生活になるよね?
ああもう! 仕事のない日くらいゆっくり寝かせてくださいよ! セリーヌ様ぁ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 18:00:00
266502文字
会話率:50%
私の幼馴染は王宮で大人気の好青年。
私もずっと彼のことが好きだったけど、王女さまや名だたる令嬢たちが狙っているし、面と向かって釘を刺される状況。これはちょっと奇跡でも起こらないと彼とはうまくいきっこない。けど、そんな奇跡が起こるはずもなく…
…。
そんな折、ついに隣国のお爺様が業を煮やして私に「婚約者を見繕ってやる」と言い出した。これは私もきっぱりと幼馴染をあきらめる口実になる。私は隣国に行くことを了承する。そう、これでいい。聖夜の祝賀パーティが私の隣国社交界デビューの日。
でも願わなくはない……何か、奇跡が起こることを。
藤乃 澄乃様主催、『冬のキラキラ恋彩企画』参加作品です。
異世界恋愛物語。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 04:00:00
9989文字
会話率:39%
ガルシア辺境伯の末の令嬢は、醜いらしい。そんな噂のある令嬢が社交界デビューをするというというパーティーでセシルが出逢ったのは、リィと名乗る銀色の髪の少し不思議でかわいらしい令嬢だった。
セシルとリィは少しずつ距離を縮めていくが、リィには秘密
があり……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 07:04:59
19301文字
会話率:37%
侯爵令嬢アネット・ベジャールは幼い頃から人の頭の上に浮かぶ前世を見ることが出来た。
アネットの上に浮かぶのはベルナールという若い男。彼は前世で引き裂かれた恋人コリンヌを探しており、アネットに協力を求めていた。
そんなある日、アネットの社交
界デビューがやってきた。そこに現れた王太子殿下の頭の上に浮かぶのは、ベルナールの恋人コリンヌ!
二人を近づけるために奮闘するアネットだが……
前世が見えちゃう令嬢がその前世と協力して恋を叶えるラブストーリーです。
前世の設定はふんわり独自のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 19:02:02
11751文字
会話率:55%
社交界デビューを果たしたばかりの伯爵家の末娘に舞い込んだ、断りにくい婚約の申し入れ。
「私、あんなに恐ろしい噂のある方なんて絶対に無理です~!! だいたい、どこで見初められてしまったのかも心当たりがないんですよ……!?」
相手は物騒
な噂の絶えない、引きこもりの王弟。
真意の読めない求婚には何か裏でもあるのだろうか?
怯える妹に泣きつかれた姉は、一肌脱ぐ決心する。
【他サイトにも公開しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 21:25:18
10000文字
会話率:41%
社交界デビューをしたばかりの伯爵令嬢オパールは、とある騒動からすっかり評判を落としてしまった。
それでもオパールは意地悪な噂に負けることなく胸を張り、莫大な持参金目当ての求婚者たちを断り続けていた。
二十歳になれば母方の祖母からの遺産
を受け継ぎ、田舎でひっそりと暮らすつもりで。
しかし、オパールにとって最後のシーズンにするつもりだったある日、借金を抱えた公爵ヒューバートとの結婚を父親から命じられる。
また、ヒューバートはお金のために〝ふしだらな女〟に自分を身売りしなければならなくなったことで苛立ち、オパールに対し冷たく当たった。
しかも、公爵邸の女主人の部屋には、屋敷の者たちから大切にされている〝天使〟までいて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 13:39:24
305486文字
会話率:40%
とある事情で男の子として育てられた伯爵令嬢クラリスは、少年の姿のまま、不愛想な軍人パトリスと出会い、友情を育んだ。
しかし、クラリスの心は友情と同時に初めての恋に目覚め、女性らしくなりたいと思うようになる。
そして三年後、社交界デビュ
ーを果たしたクラリスは、最悪の状況でパトリスと再会してしまった。
そのため、パトリスは――女嫌いで有名な王弟殿下は、クラリスと結婚せざるを得なくなってしまう。
結局、クラリスは自分の過去を打ち明けることも、謝罪することもできないまま、不本意な結婚生活を始めることになったのだった。
※この物語は『沈黙の女神』のスピンオフですが、こちらだけでもお楽しみいただけるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 21:26:17
157913文字
会話率:32%
子爵令嬢であるエリーゼは、17歳で正式に社交界デビューする。
そこには人間に紛れて、ヴァンパイアもいた。
しかし、エリーゼには誰がヴァンパイアで、誰がそうでないのか見分けがついた。
なぜなら、エリーゼ自身も「ヴァンパイア」だったからだ。
3歳の時に下級ヴァンパイアに襲われて以来、エリーゼはヴァンパイアとして生きていた。
そして、エリーゼは社交界から家に帰ると、家が燃えており両親も生死不明となってしまう。
絶望するエリーゼに、突然現れたヴァンパイアが襲いかかる。
(助けて……)
襲われたエリーゼを助けたのは、純血のヴァンパイアの王であるラインハルト・グラーツ公爵だった。
ショックのあまり意識を手放すエリーゼ。
目が覚めると目の前にはグラーツ公爵がいた。
「僕の婚約者になってほしい」
帰る家もないエリーゼは、彼のプロポーズを受け入れる。
これにより、エリーゼは貴族社会の闇へと足を踏み入れることに……。
そしてエリーゼがヴァンパイアになってしまった事件の真相が明らかになり……!
※甘々溺愛ものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 21:56:34
22749文字
会話率:47%
ローズ・ファミリア(18)は、公爵令嬢で王太子の婚約者。ローズの名前のとおり、情熱的な真紅の髪の美女だ。2年前、社交界デビュー当時は「淑女の鑑」と言われていたが、その後すぐに王太子の婚約者となってからは、義妹のララを虐めている悪女と評判が下
がり続けている。
その悪評を流している犯人は、公爵・宰相子息で次期宰相候補、王太子の補佐を勤める、ユリウス・レンブラント(20)だ。彼は幼い頃、ローズに会って一目惚れをした。そこで、ローズの社交界デビュー後、ファミリア公爵家に婚約を申し込んだが、王太子ルーク殿下の婚約者となってしまったため、一度はあきらめようとして、ローズに皮肉な態度をとっていた。ところが、1年前にララが公爵家にやってきてから、その野心を知り、ララを使ってローズとルーク殿下との婚約破棄を画策する。
企みどおりローズが婚約破棄されてからは、ユリウスはローズへの態度を一変して激甘溺愛モードになるが、ローズだって簡単には受け入れられない。だって、腹黒宰相子息のせいで、いつの間にか悪役令嬢になっていたのに、それが溺愛前提なんて聞いていませんから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 18:50:24
2660文字
会話率:24%
今年社交界デビューを迎えた主人公はちょっとした事から悪い噂を流されてしまった。
その所為でタチの悪い令息に絡まれ、イライラした主人公は通りすがりの人を自分の恋人だと言い令息を追い払う。巻き込んでしまった通りすがりの人にお礼とお詫びをしようと
するが、その人が悪い噂の根源だった!?
諦めたはずの人が目の前に現れて運命だと信じるヒーロー×恋に恋する鈍感ヒロイン
とりあえず投稿したくて付けたタイトルなので変わる可能性高いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 12:25:58
1728文字
会話率:24%
<「本職(プロ)悪役ヒロイン」とは?>
①王族や上位貴族としか付き合わない。ピンク・ブロンドに碧眼で、容姿端麗。子爵家あるいは男爵家の令嬢らしい。
②社交界にデビューしているはずだが、人々の記憶に残らない程度。あるいは、社交界デビューを
していない。
③サロンや茶会、慈善パーティなどには、いっさい現われない。上流社会において、存在をほとんど認識されていない。
事情があって、本職悪役ヒロインとなった、貧乏男爵家の令嬢・ローナが、真面目に仕事に励んだ末に、王家を危機から救い、「真実の愛」を手に入れるまでの物語。
※シリアスに書いていますが、いつものゆるふわ異世界ファンタジーです。R15は念のため。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 23:03:34
10910文字
会話率:20%
社交界デビューをしたてのアビーには三日前から婚約者がいる。
誰もが結婚したいと望む、アシュベリー男爵様だ。
しかし、その男爵様には噂の恋人もいる。
アビーと男爵はとあるパーティにおいて二人きりでいるところを見咎められ、婚約をしなければいけな
い事態になった。
そしてアビーは婚約破棄を望んでいる。
アシュベリーを愛しているからこそ、彼女は彼の不幸となるのが辛いのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 12:35:14
15653文字
会話率:30%
19世紀中頃、連合王国
没落貴族アーサー・エドワーズ男爵の使用人の娘であるルーシー・ミラーはアーサー卿と両親から愛されて育ち、貧しいながらも幸福な生活を営んでいた。
ルーシーが5歳の頃、アーサー卿はファッションデザイナーであるサラ・バーネッ
トと結ばれるが、3年後、サラの腹の中に子を残して他界する。
そして、サラはエドワーズ家の嫡子となるフィリップ・エドワーズを出産。ルーシーはアーサー卿との誓いを守り、フィリップをエドワーズ家を継ぐのにふさわしい紳士に育てることを決意する。
その後ルーシーは12歳から16歳までをカレッジで過ごし、卒業後はフィリップの教育係として付きっ切りの生活をしていた。
ルーシーが19歳の頃、フィリップは11歳でパブリックスクールに入学して3年間を別れて過ごし、卒業と同時に社交界デビューすることになった。
サマーホリデーの始まりを祝う舞踏会で、ルーシーはトラブルに巻き込まれた辺境伯ヴィクター・クロムウェルを助け、その流れでダンスに誘われることになった。
※本作はムーンライトノベルズで連載している同名作品から過激な描写をカットした全年齢対象版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 08:26:21
114628文字
会話率:62%
王太子ヨナスの幼馴染兼女官であるエラは、結婚を焦り、夜会通いに明け暮れる十八歳。けれど、社交界デビューをして二年、ヨナス以外の誰も、エラをダンスへと誘ってくれない。
「私の何がいけないの?」
嘆く彼女に、ヨナスが「好きだ」と想いを告
白。密かに彼を想っていたエラは舞い上がり、将来への期待に胸を膨らませる。
けれどその翌日、無情にもヨナスと公爵令嬢クラウディアの婚約が発表されてしまう。
傷心のエラ。そんな時、彼女は美しき青年ハンネスと出会う。ハンネスはエラをダンスへと誘い、優しく励ましてくれる。
(一体彼は何者なんだろう?)
素性も分からない、一度踊っただけの彼を想うエラ。そんなエラに、ヨナスが迫り――――?
※短期集中連載。10話程度、2~3万字で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 14:49:46
26532文字
会話率:34%
社交界デビューの園遊会から妖精に攫われ姿を消した伯爵令嬢リリー。
婚約者をわがままな妹に奪われ、伯爵家から追い出される・・・・はずが妖精にかけられた呪いを利用して王宮で仕事をすることに。
真面目なリリーは仕事にやる気を燃やすのだが・・・
・
お仕事を頑張りたいのに名前も知らない男性に『運命』だとやたらと構われて・・・・
一方、リリーの心は声だけ知っている顔も知らない男性も気になって・・・・
一度傷つけられ恋に臆病になったリリーは幸せになれるの?
この作品は「アルファポリス」にも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 06:19:01
97188文字
会話率:49%
子爵家の令嬢、アンナは六人兄弟の四番目。金髪碧眼の兄弟の中、自分だけが祖父似の茶髪という地味さに疎外感を抱いている。ほかの女姉妹とはソリが合わず、馬だけが気を許せる存在。社交界デビューを見据えてフィニッシングスクールに入れられる事になるが、
兄の勧めで公爵夫人の私塾に入る事に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 13:10:02
57896文字
会話率:27%
コールドウェル家には美人で有名な姉妹がいる。
姉は美形で有名な伯爵から熱烈なアプローチを受け、結婚の約束を交わている。妹のシェリーは今年社交界デビューが決まっていた。姉と同じように幸せを掴んでほしい両親は、彼女にも華々しくデビューさせたいと
張り切っていた。
だが、お転婆娘のシェリーは社交界デビューを控えている身でありながら生傷が絶えない。父は使用人のリチャードに彼女の見張りと、ついでに立派なレディとしての振る舞いを教えるように頼む。
リチャードは容姿端麗で語学も堪能、仕事も完璧にこなしている。あまり裕福ではないコールドウェル家だが、彼は完璧な使用人だった。だが、誰からも信頼される彼には、ある秘密があった……。
シェリーは完璧主義のリチャードが苦手だった。いつも子ども扱いするし、怒りっぽくてなんだか意地悪な気がするから。だが、二人で過ごすうちに彼の優しさに触れ、心が通うようになる。
リチャードも生意気で世話の焼ける子どもとしか思っていなかったはずなのに、彼女の素直な心や、隠された繊細さに気付くと放っておけないと思うようになる。
素直になれない使用人(?)と、無自覚で天真爛漫すぎる令嬢のすれ違う恋。
※アルファポリス、カクヨム 、ツギクルにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 00:36:17
72423文字
会話率:41%
「私」マニュレット・マゴベイド男爵令嬢は、男爵家の婿である父から追い出される。
そもそも男爵の娘であった母の婿であった父は結婚後ほとんど寄りつかず、愛人のもとに行っており、マニュレットと同じ歳のアリシアという娘を儲けていた。
母の死後、屋根
裏部屋に住まわされ、使用人の暮らしを余儀なくされていたマニュレット。
アリシアの社交界デビューのためのドレスの仕上げで起こった事故をきっかけに、責任を押しつけられ、ついに父親から家を追い出される。
だがそれが、この「館」を母親から受け継いだマニュレットの反逆のはじまりだった。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 21:01:05
35498文字
会話率:31%
侯爵令嬢サラは、かつて世界を救った異世界召喚された聖女の孫であり、前世の記憶を持つ転生者である。かねてからの夢である、この世界初の女性ファッション誌を刊行してから一年が過ぎ、編集者として順風満帆だ。
学生時代の友人、クリスを副社長に据え充実
した生活を送るなか、妹のマーシュリーが社交界デビューのため、スメラギ領から王都にやって来る。彼女は第三王子の婚約者なのだが、祖父母はこの婚約を快く思っていないので、サラは頭を悩ませている。
デビュッタントの日、妹マーシュリーは第三王子に婚約破棄を言い渡され…………。
前作、『聖女の孫は転生者 ~婚約破棄で崖っぷち』のチヨの妹サラのお話になります。
こちらを先に読んでいただくと理解しやすいですが、読まなくても大丈夫なように書いたつもりです。
https://ncode.syosetu.com/n7946hn/
5話程度で完結します。お見苦しい点などあるかと思いますが、お付き合いいただけましたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 06:33:50
22193文字
会話率:41%
気づいたら、この世界の貴族の子どもに生まれ変わっていた。
自分が何者かは知らないが、もしかしたら乙女ゲームの登場人物かもしれないと恐れるパトリシア。
将来ヒロインでも悪役令嬢でも、没落してもざまぁされても生き残れるようにと、貴族社会から身
を遠ざけ生きていく術を身に着けようとするけれど、どれもこれも、いまいちなにもうまくいかない。
そんな中、幼少のころからギャレット侯爵子息エリオットだけは「なにしてるの? なんで? なんで?」といつもパトリシアにまとわりついてくる。
うるさいエリオットをいなしながらも月日は経ち、とうとう社交界デビューの日を迎えたパトリシアは――。
乙女ゲームを恐れるご令嬢が、結局何者でもないまま幼なじみの侯爵子息と結ばれる話。
※全二話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 21:19:53
11695文字
会話率:54%
大好きだった幼馴染の婚約者に突然、婚約破棄されてしまうスティール伯爵家の令嬢ミレイユ
幼馴染にはすぐ他の婚約者が当てられたが、自分は婚約破棄された身なので当分は他の令息との婚約が難しくなってしまった
それでも愛していたが故に彼女は
元婚約者を憎むことが出来ないまま18歳を迎える
その年のデビュタントでやっと社交界デビューが出来ることになったが、その会場で元婚約者も参加することを知り……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 13:28:58
43053文字
会話率:49%