松田陽葵は悲しみを消し去る力「悲葬(ひそう)」の継承者だった。
その力には副作用があり、「悲しみを消した人間の今までで一番辛かった記憶」が見えてしまう。
陽葵は幼い頃から醜悪な記憶を見てきたせいで他人を信用できず、友達を作ることが出来なかっ
た。
だがある日、クラスメイトである藤原桃花に力のことを知られ、失恋の痛みを消してと頼まれる。
桃花の仲の良いグループには村田隆二がおり、陽葵に大切な思い出をくれた人だ。
ずっと遠くから眺めていたが、力を使ったことがきっかけとなり距離を縮めていく。
悲葬の力は五つの家系で十年ごとに力を継承し、もうすぐその十年がやってくる。
だが、次の継承者はまだ幼い少年だった。
力を継いだ者は副作用の影響で心を閉ざしてしまい、外の世界で生きていくことが困難になる。
陽葵の前の継承者も未だに他人を信用できず、心が枯れたままだった。
継承者は力の放棄もできるが、大きなリスクがある。
求めていた平穏な日々か。
呪われた異能を断ち切るか。
陽葵はその選択を迫られていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:24:58
110844文字
会話率:41%
この春、奏美高校に入学した黄青埼 侑は平穏に過ごしたいと日々願っている。
趣味は読書と人間観察。
特技は存在感を消して、壁や空気になることによる情報収集。
ちょっとしたトラブルが大ごとにならないよう、水面下で問題解決を試みる彼の活動
は密やかすぎて誰にも気づかれていない。
目立たない生徒Aであることに特に引け目を感じてはいなかった黄青埼だが、陽キャ代表のような同級生小薗に誘われ、彼が幼馴染・美鷹と立ち上げた同好会の初期メンバーとなる。
騒がしくなった毎日は、意外と居心地が良くて……。
小薗×黄青埼
黄青埼侑 主人公、暗躍気質、自己評価が低めで鈍感
小薗京陽 陽キャ、大型犬
美鷹朔也 小薗の幼馴染、学年首席、クール
上織 主人公のクラスメイト、小薗の【桜の君】?
堰守先生 同好会の顧問、美鷹と親交がある
ノベマでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:45:19
23126文字
会話率:24%
「この恋心を消して欲しいの」
王太女アンジェリカは、婚約者であるサアラム王国ヴィジリオの度重なる浮気に悩まされていた。思い出の温室で令嬢と抱き合う婚約者を目撃したアンジェリカはついに限界を迎え、「東の魔女」に恋心を消して欲しいと頼むが……
?
※ 設定はゆるゆるです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 07:50:00
9485文字
会話率:34%
遠い昔、数万年前に銀河の彼方から飛来した種族によって創造された“鋼鉄超神ジャイアントA”。
彼は、自身を雛形として生み出されたプロトタイプ型巨人軍団と共に、地球への脅威を幾度となく退けてきた。
そして西暦2050年――。
日本有数の最
先端科学技術研究都市として発展を遂げる学園都市美桜(みざくら)市に、物語の舞台は移る。
三方を海に囲まれた美桜市の山奥で、調査隊が謎の古代洞窟を発見する。
その遺跡で彼らが目にしたのは、壁と天井一面に刻まれた古代文字、そして不思議なリングだった。
時を同じくして、御河篥(みかわ りつ)のもとにSNSを通して一通のメッセージが届く。
それは海外出張中の母親からのもので、学園の寮で暮らすようにという指示だった。
指示に従い、御河篥はかつては男子禁制の女子学園だったが、現在は男女共学となった九条聖來(くじょうせいら)学園へと転入する。
全校生徒1180人の女子に対し、男子はたった50人という、圧倒的な女子比率の学園生活が始まる。
そんな中、御河篥は遺跡で発見されたリングと運命的に出会う。
彼がリングを手に取った瞬間、それは彼の契約によって小さく彫られた古代文字と光を放つ特別なリングへと変化する。
このリングは、その力を発動しない限り、周囲の目にはただの石のリングにしか見えず、さらに、その存在を消して周囲から見えなくする不思議な力を秘めていた。
迫りくる新たな脅威から地球を守る鍵となるジャイアントAの、そして美桜市の未来を巡る戦いへと巻き込まれていくことを、まだ誰も知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 12:21:18
44056文字
会話率:25%
王太子に婚約を一方的に破棄され、政からも追われた侯爵令嬢アイリーン・アスナルク。婚約破棄を機にアスナルク家は、政治の舞台から徐々にその姿を消していった。
だが彼女は、親友のエイリー・ノアの紹介で王国の庇護下にあった沿岸の新興国・フェレグリ
ードに招かれ、制度も組織も整っていないその地で、政務の基盤を一から築き上げていく事となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 12:12:14
54714文字
会話率:34%
犬神は人類に呆れていた。
戦争だ何だの争ってばかり、そんな人間に愛想を尽かし、彼女は不貞寝することにした。
さて……それから何年経っただろうか。
彼女が目を覚ますと、都市は荒廃し、人間はその姿を消していた。
「人間……滅んどらんか?」
神様×ポストアポカリプス
神様による甘味探しのサバイバルが今幕を開ける。
*不定期更新です。
*この小説はハーメルン、カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 20:14:07
151088文字
会話率:27%
如月市で多発する男性の失踪事件。出自も職業もバラバラな彼らだったが、一様に「堅洲にある寺に行く」と残して姿を消していた。
堅洲町に存在する寺の中で唯一機能している宝嶺寺。今まで協力してきたというのに、警察の上層部に疑いを掛けられてしまう
。
自分達にかけられた疑いを解くべく、住職達は現場の刑事である天草達と共に事件の解決に挑む。
そんな宝嶺寺の面々に巻き込まれた堅洲高校の男子学生、凡場久秀。師匠である住職の一声で修業仲間の雅と共に失踪者のアパートに向かう事になるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 10:40:12
15358文字
会話率:39%
人気のない真夜中の校舎の中、怪しく蠢く怪生物を目撃したオカルト研究部の部員達。
好奇心に駆られ追跡してみるものの、その怪物は階段の踊り場にて忽然と姿を消してしまう。
翌朝、オカ研部長の大鷲空は、幽霊部員として雇い入れていた宮辺響に、怪
物の正体を探るための協力を頼みこむ。
気が進まない様子の響であったが、親友である滋野妃が乗り気な事もあって渋々依頼を了承する。
その日の放課後、月明かりが照らす廊下にて、響は件の怪物に遭遇する。
無数の不定形の怪物達に囲まれた響であったが、その場に乱入してきた魔術師の助力によって難を逃れる。
逃走する怪物達を追おうとした響だったが、オカ研の面々の証言通り、階段の踊り場にて怪物達の姿を見失ってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 02:57:44
17236文字
会話率:45%
堅洲町への赴任が決まった冴えないサラリーマン、山田太郎。
電車内での眠りから目を覚ますと、それまで周囲に居た乗客の殆どが姿を消していた。
同じ車両内に居たのは武藤都と名乗る美女。彼女曰く、車窓に流れるのが何時もの景色でないらしい。
湖の周りをぐるぐる回る電車にて、山田達の前に現れたのは蠢く死体、ゾンビ達。
逃げ場の無い電車内から無事脱出するべく、山田達はゾンビに立ち向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 08:34:54
10508文字
会話率:39%
え~、『人』という字はですね、ひとりの人がもうひとりの人を支えている形を表した文字だと言われています。人間というのはお互いが支え合って生きている……いや、実は片方が寄りかかっているだけだとか、いやいや、ひとりで堂々立っている姿を表している
んだとか……まあ、ごちゃごちゃ言っておりますけども、結局のところ、いろいろな物の見方がありますよねって話です。はい。
まあ、なんにせよ、人が支え合って生きているってのは確かなことでして、持ちつ持たれつ、優しさには優しさを、礼には礼を、恩には恩で返し――そういうもんです。
でも、この恩返しってやつは、なにも人間だけの美徳じゃございません。時には、動物だって恩を返すことがあるもんです。
もっとも、動物ですから、物の見方は人間とはまたちょっと違ってくるのかもしれませんがね。
ところで、『人』という字、蛇の舌にも見えませんか……?
むかしむかし、あるところにみすぼらしい家に住む一人の男がいた。怠け者で定職にも就かず、日銭を稼いでは酒と飯に消え、その日暮らしを続けていた。
当然、食うに困る日もしばしばあり、この夜も腹を空かせていた。
男は「まあ、寝ちまえばいいだろう」と、いつもの調子で気楽に構え、灯りを消して布団に潜り込んだ。
すると、しばらくして――。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-24 11:00:00
3529文字
会話率:40%
『お目覚めですか?』
……耳にジーンと響く、女の優しい声。これは、ああそうだ……どうやら眠ってしまっていたようだ。テレビは……点けたままのはずだが音が……。
『テレビは消しておきました。部屋を少し明るくしますね』
「ああ、ありがとう
。うたた寝して、と、クラシックも流してくれていたのか」
『はい、いい夢を見られましたか?』
「ふふっ、さあ、どうだったかな。でも悪くない気分だ……。さて、まだ夜だろう。カーテンを開けてくれ」
『かしこまりました』
自動で開かれたカーテンのその向こう、下に広がるのは宝石箱を開けたような美しい夜景。
だが、見飽きた。もはや、この高層マンションの魅力の一つに数えられない。素晴らしいのは先程から俺と会話しているのはこの部屋の住人のサポートを務めるAI。一部屋ずつ人格が異なる、と言うよりは住む人間によって変化し最適なものになるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 11:00:00
2430文字
会話率:41%
僕の部屋には古びたクローゼットがある。
前にこの家に住んでいた人が夜逃げしたのか何なのか置き去りにされた家具の一つだ。
僕のパパとママはこれ幸いと処分することなく、そのまま使うことを決めた。
部屋を貰えたのはいいけど、このクローゼットは処分
してほしかった。
だって・・・・・・クローゼットの中には怪物がいるんだもん。
真夜中、電気を消して少し時間が経つとミシッと音が聞こえる。
パパは家鳴りだって言うけど違う。
中にいるのだ。そしてそれは僕が開ける瞬間を今か今かと待ちわびている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 17:00:00
1411文字
会話率:25%
「いい子でいること」が、ほんとうの気持ちを消していく――。
最終更新:2025-06-23 06:37:30
13260文字
会話率:26%
やっほう!私、シズネ、高坂靜音。脳内の奴が簡単に説明しとかないと訳が分からんって言ってたから説明をちょこっとするね。
私は地球の日本って所で14歳の中学生をやってたはずなんだけど、朝目が覚めたら見知らぬ洞窟に居たの、しかも全身毛むくじ
ゃらなハムスターになってたんだよ・・・マジ凹んだよ。
凹んでばっかりは居られないから洞窟から出たら、ヘンテコな生き物が沢山居る森の中だったんだよ、そこでいきなり狩られそうになって命からがら逃延びたの。
それからは、外が怖いから生延びるために洞窟の拡張を始めたんだ。
拡張をしてる時に『スキル』なんてものが有るのが分かってね、それが生きる希望にもなったんだ。
んで、ある時に第一異世界人に出会って生活が一変したの。
そっからは虎の威を借るハムスターになって、やりたい事をやるようになったんだ。
家造りとかフィギュア造りとか庭造りとか色々ね。
それから・・・色んな人と出逢うの、自称元魔王とかファーマシストとか元魔王とか商人とか新婚のドラゴン夫婦とか伝説の鍛冶師とか魔王とか魔王とか魔王とか・・・って魔王ばっかだな!
まぁ・・・既に済んだ事だから変えようがないか、ふぅ。
そんなこんなで真面目だったり、馬鹿だったりをして楽しく暮らしてるさ♪
え?詳細?まだ秘密♡
全部知ったら面白くないでしょ?それと、乙女に秘密は憑き物・・・じゃない!付き物だしね。
脳内!?こんなんで良い?これ以上は1000字じゃ足りないよ?
で、だ。
享楽家ってどうゆう意味?
・・・私みたいな奴?
それじゃ分からん!
ちゃんと説明しろ!
・・・って、また無視か!
マジで消してやる!
必ずだっ!
注:山場谷場は用意してありますが
バトル物ではないので
期待通りではない山場谷場かも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 09:00:00
1935799文字
会話率:33%
王命で辺境に嫁いだ伯爵令嬢ユーリアは、山小屋を宛がわれ冷遇される。
森で拾った怪我人ダリと一緒に暮らしているところへ、戸籍上の夫が初対面にも関わらず乗り込んできて「間男」だと騒ぎ、無理やり追い出される。
騎士団に通報したところ、逮捕された夫
オブシディアン辺境伯。
これで婚姻解消だと喜んだも束の間、夫の恋人である王女が事件を揉み消してしまう。
⚠暴力等の表現があります。主人公は気が強いです。
短編で1度掲載したものを加筆修正して再掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:48:54
12465文字
会話率:40%
結城は親友達とヨーロッパを旅していた。大きな教会で消えた友人の柚が姿を消してしまった。探し回る結城が見たのは禁域の部屋に入っていく柚の姿。
帰ろうと説得している内に、古いタペストリーの様な軍旗が輝き始めて、意識はそこで途絶えた。
水鏡と名乗
る老人に助けられ、男として生きる道を選んだ結城と女性としての道を選んだ破天荒な柚。
友に振り回されながら懸命に生きつつ、歴史の流れの変化や軍師の策謀に恐怖しながら立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 06:00:00
185473文字
会話率:47%
いつもの日常を過ごしていた少女。突如として彼女は姿を消してしまう。
誘拐されたことが判明し犯人と犯人の自宅を取り押さえる。しかし、発見できない。
捜査員の一人である正善《まさよし》は山奥で生活する弟、樹次《じゅんじ》に助言を求めに行く
。
いったい十五年も山に引き篭もり続ける男、樹次に何ができるのか。少女を見つけ出すことはできるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 00:00:00
10306文字
会話率:44%
私はエルフのリンスィール、エルフ1の食通だ!
城下町ファーレンハイトに、不思議な車を引いて世にも奇妙な料理をふるまう男が現れた。料理の名前は「ラメン」……それは一口食えば、天にも昇る味である!
私はあっという間に「ラメン」の虜となり、毎晩、
街角でその男を待ちわびていた。
しかし、ある夜を境に、男は消えてしまった……『友』と呼べるほど仲良くなった男は、私の前から姿を消してしまったのだ。それから二十年、私はもう一度だけでも「ラメン」を味わいたくて、同じ街角に立ち尽くしている。
ああ……愛しの「ラメン」よ、もう二度と、あの味に出会えないのだろうか……?
そんな風に絶望していた、その時だ。
チャラリ~チャラ~♪ チャラリチャララ~♪
……なんとっ!? 聞こえてきたではないか、あの独特の笛の音がっ!
私は涙さえ流して、男の帰還を喜んだ。
しかし、そこに現れたのは、あの男の『息子』を名乗る、レンという料理人だった。
「あんた……昔、親父が世話になった人だろ? よっしゃ! 俺が、美味いラーメンを食わせてやるよ!」
しかし、目の前に出されたのは……あの男の食べさせてくれた「ラメン」とは似ても似つかぬ、奇妙な物体だった!
「ち、ちっがーうっ! こんなのはラメンじゃなーい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 21:21:22
548844文字
会話率:39%
新学期、高校生・本多たちのクラスにやってきた新任の破戸(はと)先生は、とんでもない「ボケ」の持ち主だった。彼の繰り出す分かりづらいボケに誰もツッコミを入れられずにいると、なんとボケが本当に現実になってしまうという奇妙な現象が発生する。
最
初のホームルームでの出来事だ。先生の「燃えるような日差しだが頑張って、ファイヤー!」というボケに誰もツッコミを入れなかった結果、先生が本当に発火。クラスメイトの**水篠(みずしの)**が思わずツッコミを入れたことで事なきを得るが、この一件を機に、彼らは恐るべき法則に気づく。それは「ハト先生のボケにツッコミしないと、そのボケが現実になってしまう」というものだった。
最初はツッコミの才能を持つ水篠に頼りきりだった本多たち。しかし、水篠が風邪で休んだことで状況は一変する。背ビレが生えたり、目から鱗が落ちたり、脳内体育祭が現実になったりと、次々と異常事態が発生。追い詰められた本多は、苦手なツッコミ役に覚悟を決め、必死に先生のボケを打ち消していく。
胃を痛めながらも奮闘する本多の姿に、クラスメイトたちは次第に協力し始め、ツッコミ隊を結成する。そんなある日、本多はハト先生と教頭先生が秘密裏に会っている現場を目撃。先生の異常なボケの原因を探る本多は、そこで驚きの事実を知る。実はハト先生は口下手で、クラスに馴染むために教頭先生が開発した「ボケロナミンG」という薬を飲んでいたのだ。ボケは薬の副作用であり、生徒たちがツッコミを入れてくれるようになったことで、もはや薬は不要だという。
ようやく平和が訪れると安堵したのも束の間。翌日、クラスに現れたのは、ハト先生以上に強烈な「滑らないボケ」を繰り出す臨時教員のタカ先生だった。「ハートにずっきゅん♡」という彼のボケに、クラス全員が戦慄する中、新たなツッコミの始まりにワクワクする水篠だけが笑顔を見せていた――。
ボケが現実になるという奇想天外な設定と、生徒たちのコミカルな奮闘を描いた、新感覚学園コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 12:17:06
10476文字
会話率:43%
「オレはかの大魔術師リディヴィーヌの二番弟子にして、最低最悪の怠惰と自惚れを極めたと噂される魔術師――ベルトランだ」
リュミラルジュ大陸を戦渦に陥れた魔女の死から月日が経ち、魔女の信奉者が姿を消して平穏を取り戻した現代。
鋼花の国の王都に
て、自堕落な日々を過ごしていたベルトランの前に魔獣討伐の依頼が飛び込んでくる。
金のためと重い腰を上げるベルトランと、ある事情からその依頼に同行することとなった騎士見習いの少女フェリス。
しかし、その依頼はただの魔獣討伐に留まることはなく――再び、大陸に混沌をもたらそうと動き出す信奉者の気配があった。
遅延魔術を得意とする皮肉たっぷりの魔術師ベルトランが紡ぐ、遅延特化の異世界バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 19:21:11
273373文字
会話率:37%
佐川ハヤト、18歳。
職業、トラックドライバー。
早くに両親を亡くしたハヤトは、父の形見であるトラックで生計を立てていた。
そんなある日、ハヤトは不運にも交通事故を起こしてしまう。
彼がトラックで轢いた『何か』は、光に包まれて忽然と姿を
消してしまった。
混乱するハヤトの前に、妖しい雰囲気をまとう謎の女性が現れる。
「驚いた。きみ、転送体質者ね?」
これは、異世界から来た侵略者を――トラックで轢いて送り還す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 07:10:00
109091文字
会話率:35%
この物語の登場人物は、
超平凡な無個性新人俳優 × 異世界から来た自称魔法使い 美少女× 日本代表サッカー選手兼任前人未到アイドル
とか
いろんな人間が出てきて仲良くなったり戦ったりする話なんですけど、
とりあえず序盤は、全然売れて
ない新人俳優の主人公・余部日柄が、何故かうっかりジャパンアカデミー賞主演男優賞を受賞してしまうところから始まります。
「これも何かの"ご縁"」ってよく言うじゃないですか。
だから、縁を辿れば、この世界はなんでも望みが叶うって事なんですよ。
有る事が有るのならば、無い事もあるし、
無い事が無いのならば、無い事は無いんですよ。
もしも魔法が使えるのならーー
意中の誰かを手中に収めようか?
気に食わない誰かを消してしまおうか?
立ち入り禁止の場所に好き放題入ってみようか?
お金持ちになって豪遊しようか?
けれどそもそも、魔法が使えるのは魔法使いだけだと思っていませんか?猫型ロボットとか?
どうして貴方は、自分が魔法を使えないマグルだと思い込んでるんですか?
魔法を発動させると決めて、叶うまでの時間はたった、0.5秒
貴方は何を叶えたいですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 00:38:35
121922文字
会話率:45%
『どうかこの星に救いを』というゲームにて、無条件でゲームオーバーになってしまう魔物の大氾濫(スタンピード)。そのスタンピードを一回だけ救済措置として解消してくれる使い捨てキャラがいる。
たった一人でスタンピードを抑え込む代わりに使い捨てられ
て死ぬ救済措置キャラ、ニクス。そんなニクスの子供時代に転生した主人公はゲーム知識を使い、とあるシスターの元へ向かう。
16話で一区切り(終わらせる予定)のちょい話。暇つぶしになれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 16:26:49
91279文字
会話率:37%
東西の文化が交じり合い独自の文化が誕生した中央地区
そこに栄える国に住まう次期国王候補である17歳の双子兄弟天と空
ある日国王に代々受け継がれる聖剣に宿る神がその装飾と共に姿を消してしまう
神は何処へ消えたのか
続々と2人に襲いかかる不
可解な事件や謎
そして王位継承に結婚問題
目まぐるしい毎日を過ごす彼らの日々を描いた伝記✕推理なファンタジーヒューマンドラマ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 12:15:31
12629文字
会話率:47%