葦原瑞穂王国、王都・東慶。
ここで暮らす優梨には2つの秘密があった。
1つは前世の記憶がある事、もう1つは自分と仲間がこの世界では畏怖される「異能者」だという事……
しかもただの異能者ではなく、何もかもが規格外でとても“異質”な存在だった
。
そんな優梨と仲間たちは、自分たちが「異能者」だという事を隠し、共に支え合いながら生きている。
過去に傷を抱えながらも、いつか“幸せ”になれると信じながら……
そして、想いを寄せる相手と結ばれる日を夢見ていた……――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
※この話は「異能者物語 ~並行世界に災害級異能者として転生したけど、隠して生きていこうと思います~」の設定を変更・改稿・加筆修正した物になります。
※この話は基本的に優梨視点または第三者視点になります。他の登場人物の視点になる時は、分かるように明記します。
※ファンタジー設定ですが、恋愛と日常が主要のため話によってはファンタジー要素が薄いかもしれないです。
※仕事と子育ての合間にちょこちょこと書いています。更新は不定期になるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
124243文字
会話率:50%
目が覚めると、そこは宇宙空間のような場所だった。
少女は神から自分が交通事故によって命を落としたことを知らされた。
『あなたには、この魂と融合して私の世界に転生してほしいのです』
そこは魔法を始めとしたあらゆるスキルが存在し、異なった発
展を遂げたもう1つの地球――
似ているようで似ていない、似ていないようで似ている“並行世界”の地球だった。
そして、神が融合してほしいと願う魂は、この世界では特異な存在として敬遠される“異能者”の魂。
しかもそのレベルは“災害級”だった……
『いつかきっとあなたの“仲間”と出逢えますよ』
いくつかの条件と引き換えに転生する少女は、神からそう告げられた。
転生から16年余りが経過した現在、少女はあの時神から教えられた仲間9人と一緒に生活をしている。
異能者であることを隠し、普通の“能力者”として……
この物語は、少女が仲間と一緒に普通に学校に通い、恋をし、時々ファンタジーな日常を過ごす話。
友情を育み、時に裏切られ、それでも絆を深め、いくつもの出会いと別れを繰り返しながら生きていく……
そんな物語である――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
※ ファンタジー設定ですが日常と恋愛が主要のため、話によってはファンタジー要素が薄いかもしれないです。
※ 仕事と子育ての合間にちょこちょこと書いています。更新は不定期になるかもしれません。
※ この作品は、アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 10:00:00
596743文字
会話率:56%
薄明の空に覆われた世界で目を覚ましたシオンは、太刀を佩いた水干姿で記憶がない。
そんなシオンに声をかけたメイという少女は、振袖袴に長靴。人気のない場所で倒れたシオンを見つけ世話を焼き、ここが魔王に支配された治安の悪い国だと教える。
人を襲う
妖魔、命を枯らす鬼女が跋扈する世界。人々は顕現と呼ばれる心の形を表す武器を手に身を守っていた。記憶さえないシオンは顕現を手にすることはできず、世界に違和感を覚える。善意に悪意を返すような事態に遭って、メイは「この世界」と語った。
そんなシオンはメイと共に魔王打倒を標榜する勇者と出会い、世界をかけた戦いの舞台へと追い立てられていく。
*以下にご注意ください。
主要人物でも死にます。
受け取り方によってはバッドエンドです。
感想は開けてありますが返信はしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
225173文字
会話率:40%
魔物が闊歩する森の深奥、忘れ去られた館に住むリビングデッドの少女アンドリエイラ。
魔物の出る森との境に壁を築いた片田舎の町で、冒険者をする青年サリアン。
黒い悪魔がアンドリエイラを襲い、サリアンは命を懸けてそれを助ける。
「無理無理無理!
早くその害虫を追い出して!」
「引っ張るな!? く、首に腕をかけるなぁ!」
「いやー! 早くして! じゃないと殺す!」
そんな出会いで始まる死者と生者の交流。
サリアンにくっついて二百年ぶりに森を出たアンドリエイラは、冒険者の真似ごとをしながら人間の暮らしを楽しみ始める。
可憐な見た目とは裏腹に、ドラゴンを殴り倒し、魔王四天王を粉砕し、神の思惑さえも踏みにじる。
規格外のアンドリエイラを使おうとしながらも、振り回されるのは嫌なサリアンは、周囲の人間たちを巻き込んで死なば諸共事件の渦中へ。
これは欲得まみれの冒険者たちと、亡霊令嬢がおしゃれにスイーツ、旅行を満喫する物語。
*以下にご注意ください。
これは三人称で書かれた小説です。
男女ともに暴力描写があります。
感想は開いていますが返信は致しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 17:00:00
196594文字
会話率:41%
三国志と呼ばれる場所と時代、風邪で死にかけたら東の海の向こうの未来の知識を得てしまった少女。名前はまだない。歴史にも残ってないからいつ死ぬかもわからない。
それなのに祖父が曹操と夏候惇であり、あと四年で二人はこの世を去ることはわかってしまう
。他にも母清河公主が浮気で父夏侯楙を処刑させようとしたり、歳の近い親戚の夏侯玄、夏侯徴兄妹が時代のせいで殺害されたり。次の皇帝曹丕は叔父で、次の王朝を始める司馬家ともお知り合いになってしまった。
後漢末期も末期のこのご時世、放っておいたら周りは不幸にしかならない。
歴史に残ることのなかった子女か、そもそも生まれてさえいないのか。わからなくても知ってしまったら放っておけない。
病弱すぎて抱えられてばかりだけど、不幸な未来は変えましょう。
*以下にご注意ください
・史実寄りですが物語の性質上、現実とは異なる場合があります
・主人公は史実に存在せず、生没年不詳の登場人物の年齢は類推です
・解釈違いの可能性がございます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 00:00:00
427805文字
会話率:34%
⸻
極東に存在する国、《ユビヤ》。
文武両道の領主《タカオ・カイドウ》のもと、四人の息子たちが国を支えていた。
長男は政略に長け、彼の政治は領民に安寧をもたらしている。
三男は金略に長け、特産品を他国に売りさばき、ユビヤの財政を飛躍
的に潤わせた。今では金庫番を任されている。
四男は戦略に優れ、彼の指揮のもとユビヤは無敗を誇る。ただし、重度の引きこもりという欠点があった。
では、次男は?
次男は――人脈に長けているらしい。
「おいっ!!」
本来なら跡目争いが起きても不思議ではないが、この四兄弟は不思議と仲が良い。全員一致で「長男を次期領主に」と決めており、各自がその支えとなるべく精進している。
……次男を除いて。
次男は、偉くなろうとも、権力を持とうとも思わなかった。
ただ穏やかに、静かに暮らしたいだけだった。
そんな彼が選んだ行動は――
「よし、家出をしよう」
しかし、外の世界は彼に安寧など許してくれない。
旅先で降りかかる様々なトラブル。
そして、巻き起こる数々の事件。
それらを乗り越え、次男は気付けば《英雄》と呼ばれる存在になっていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
52320文字
会話率:45%
無限の宇宙が虚無と化した漆黒の世界の中で、少女の目に映るのは灼熱の鮮血か、それとも砕けた涙か。過去を失った少女が探す未来。
最終更新:2025-06-07 10:00:00
159669文字
会話率:30%
宇宙は膨張し続ける泡のようで、我(夜)と理はこの無限の膨張における唯一の創世神だった。
私が全てを飲み込むブラックホールを生み出し、彼女はその隙間に新たな星系を灯す。ブラックホールが宇宙全体を飲み込もうとする度、理は涙を浮かべながら私のた
めにパラメータを調整していた──。
ある日、私は気づいた。彼女の腕の星塵の紋様が、ブラックホールと共に枯れていくことを。
「無限の膨張には無限の質量が必要」彼女が私の頬を撫でた時、指先は既に消散し始めていた「そしてブラックホールは…最も効率的な回収場よ」
最後の捕食の瞬間、私は首から星屑の首飾りを引き千切り、無限の虚無に叩きつけた「ならばブラックホールに創世神そのものを喰わせよう!」
宇宙が急激に収縮する強光の中、理は星雲となって我が胸に流れ込んだ。
今、生まれたばかりの微小な宇宙の胎動が、私の掌の中で啜り泣くように脈打っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 22:18:28
7383文字
会話率:8%
花の中で舞う蝶、その愛、憎しみ。
最終更新:2025-05-01 23:47:59
2317文字
会話率:7%
人生の絶頂期ともいえる結婚式当日。
幸せな今後に思いを馳せて最愛の人と夜の散歩と洒落こんでいた所で事故にあい、異世界にTS転生してしまった主人公。
目覚めるとそこは全く知らない場所。全身に大怪我を負いまともに身体も動かせず、挙句の果てに
は身体が小さくなっていた!?
それを斜め上な現実的解釈により、謎の組織に実験体にされて子どもの身体になったと勘違いした主人公は記憶を失ったフリをして現状の把握に勤めるものの、知らない言葉で話す謎の美少女たちに色んな所をお世話されててんやわんや。
脱走を計画する彼は、やがてここが年端もいかない少女たちが娼婦として働かされている娼館である事を知る。
自身がTSしている事にも異世界に転生した事にもなかなか気付かない主人公が、時に子どものようにはしゃいだり、時に少女達を助けつつ、狂気に狂った世界を少しでもまともな物にする為にサキュバスの王国を作り上げ、サキュバスクイーンになるお話。
※残酷な表現があります。
※異性との性的な表現はなるべく避けるつもりですが、百合的な性的表現はあります。
※ヤンデレ的な表現もあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
260444文字
会話率:23%
〝屠竜〟の異名を持つ勇士ヴァンダーは、師匠の魔術師〝星霜〟のマーレファから魔王討伐で戦死したカレイジャス王子とよく似た魔族の少女カレンを、王都から脱出させるよう頼まれる。魔族特有の言葉「テンセイガチャシッパイ」を発する魔族少女を、死んだ王子
の影武者として育てようとする師匠の企みにヴァンダーは困惑しつつ同居生活を始める。カレンの魔族特有の学習能力と身体能力に翻弄されながら、逃亡先の町クレモナで事件を解決していく。やがて魔族と呼ばれる転生者たちと交流しながら、自身に巣食う〝竜憑き〟に蝕まれていく。王子はなぜ魔王との戦いで戦死し、同じ現場にカレンが転生してきたのか。その真相にヴァンダーは果たして気づけるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
712770文字
会話率:55%
日本帰化ドワーフ相場寅治郎/ベットラーは、恩人の孫娘・東城ミカコから銭ゲバ少年・冬馬衛を押し付けられる。少年は寅治郎かつての仲間・冬馬尊の息子だと。ダンジョン仕事も斡旋すると約束されたが、採掘層の掃除ばかり。手っ取り早く金がほしい衛は単独で
ダンジョンに入る寅治郎は衛を家から叩き出す。寅治郎は尊も「娘の治療費をかせぐ」とダンジョンに入って戻らなかったと話し、衛がようやく寅治郎を理解し始める。二人の前に義弟ドワーフ相場辰夫/メンザと義妹いね/レストランテがやってくる。第3ダンジョン【闘獄】探索層に現れた機械獣キマイラ調査に向かうが攻撃を受け、衛の〝脊髄〟に重傷を負い、地上生還が見込めない。三兄妹は衛を地上生還させるためキマイラから〝脊髄〟を奪取し換装する。〝脊髄〟が侵喰暴走し、衛はキマイラを単独討伐する。寅治郎は衛を担いで全員生還する。謎の〝脊髄〟分析をアーバレスト第2技術開発部テッド・ウォーレン博士に頼むが〝脊髄〟の稀少性に魅入られ、脊髄のポテンシャルに適合したスーツ開発されてしまう。衛は寅治郎の命令で学校に通う。アーバレストは鹵獲〝脊髄〟の試着パイロットを衛に白羽の矢を立て、ミカコが正式に三兄妹のチーム[瓶割]の担当につく。第6ダンジョン【殺陣】の採掘層で大量発生したスカベンジャー駆除。確認報告数は12。だが[瓶割]が駆除を始めると実数は56。探索層から大型獣バトイデアまで現れて混乱の中解決。寅治郎はミカコに「俺らはプロとして仕事をした」と言明して撤収する。衛は学校で先輩[虎徹]小佐院童夢に絡まれる。「プロとして仕事をした」と言い切り相手にしない。妹六花の転院先の病院へ行く。六花は母雪華と同じダンジョン癌を発症。妹にチーム[瓶割]加入を伝えると伯母から「東城に気をつけろ」と忠告される。いねから電話。青山のアーバレスト本社で試作スーツの解析結果がでる。評価数値は意味不明。いねの説明で使えないとだけ理解する。第8ダンジョン【堕在】から戻らないダンジョン系配信者五方明星の捜索依頼。明星の父親は文科省事務次官の五方明隆。明星はプロ仕様の〝脊髄〟を個人所有し持ってあと3日。[瓶割]は機械獣の地雷原を進む。明星を救出するが握り手に結界石を持ち帰る。本社上層部は「禍津神」との対峙を決意し、寅治郎や衛も否応なく巻き込まれていく。※カクヨムと同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 16:00:00
110809文字
会話率:55%
剣と魔法の世界に暮らす幼い少女リーシアはある時、自分がとある英雄の転生者であることに気がついた。
そんな少女が再び英雄を目指す物語です。
最終更新:2025-06-07 10:00:00
203225文字
会話率:25%
異世界に迷い込んでしまった男たちの話です。
タイトル通りにこの世界にはチートがありません。が、主人公たちがそれを悟るのはもっと先のお話しです。
チートのない異世界での情け容赦のないサバイバル生活をお楽しみください。
チートがないので、主
人公はすぐに死にます。それだとすぐに話が終わってしまいますので、復活します。記憶と経験を保ったまま。それがチートと言えばチートですが、本当の意味でチートがない異世界転移では文字通りの意味で話にならないので、あしからずご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-28 10:00:00
347830文字
会話率:17%
龍の鱗が太陽光をうけてきらめくように、大海の波は銀色の光を宿す。
龍海に四方を囲まれた、楕円形の小さな島がある。
名を、ライズランドという。
「とどまることのない時間は島の名すら人々の記憶から押し流す。人の名が忘れ去られるのもまた、
道理なのかもしれません」
◆◆◆
中世〜近世ヨーロッパ風の、架空の島国を舞台にした群像ファンタジー小説です。
軍記物・戦記物要素、恋愛要素あり。
恋愛は、登場人物が多いので悲恋やら主従やらライバルやら幼馴染やら不倫やら色々とあります。
※自分のWebサイトで『Endless Ending』として公開していた作品です。
※2007年春に完結した作品です。
※実在の歴史エピソードをアレンジして使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
67575文字
会話率:47%
環境破壊によって地上は荒廃し、人々は地中へと進出した。
地上国家のアウトサイドと、地中国家のインサイド。そしてその間にあるボーダー要塞。
インサイドに所属するヴァレリー・モーリス中尉は戦闘機ファウストに乗って空を駆け、謎を追う。
***
※ 地上や地中を舞台にしたSFファンタジー作品です。
※ 科学的な考証はゆるいと思います。知識不足ですみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 10:00:00
210124文字
会話率:47%
人形の信頼を確かめるべく拷問にかけた主を描いた、短編小説です。
拷問描写があるので、苦手な方はお気をつけください。
2023年頃の作品。
最終更新:2025-04-19 17:20:37
920文字
会話率:10%
気づいたら赤ん坊になっていた主人公。彼が転生した先は大陸中が国として分かれ領土の利権をめぐった争いをしている戦国乱世。小国の領主の子として生まれた主人公は他国からの侵略から自国を守る事ができるのか?多くを得て多くを失った先に求めた未来がある
のか?小国の領主だった男が大陸を統べるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
82346文字
会話率:37%
ある日川へ出かけると突如と矢を射かけられ死んだはずなのに命は助かった。
そのことに安堵するも、顔触れが微妙に知っている人たちとは違っていて
とは言え一門は一門。
当主の三郎信長の為に今日も今日とて槍働きに出るのであった。
最終更新:2025-06-07 10:00:00
334941文字
会話率:45%
「それでは、神を殴りに行きましょうか」
誰もが見惚れてしまう様な笑顔で随分と物騒な事を言ったのは、神に愛された穢れなき乙女であるはずの元聖女様だった。
複雑な呪いを背負ったグレンと武闘派で世間知らずな元聖女のアリスが紡ぐ旅の物語。
大陸
最大級の宗教である創神教に追われながら、二人は人助けをしたり、魔獣を討伐したり、厄介ごとに首を突っ込んだりしながら、様々な困難と厄介事に立ち向っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
41512文字
会話率:31%
シルヴィア=へイネスはどんな魔法石も作れる最強魔法石職人である。公にしていないため一部の人達だけに知られ、シルヴィアは今日も作りたい魔法石を作っていた。そんな彼女の幼馴染である公爵令息アレックスが、数十年に一度の頻度で現れる”悪竜”討伐に任
命される。
彼の助けとして魔法石を提供すると、魔法石を駆使してアレックスが討伐に成功した。
戻ってきたアレックスはシルヴィアに求婚して2人は婚約者となった。
2人の仲が深まっていく中、男爵令嬢と公爵令息ということでその身分差に引き裂こうとする者たちがいるが、悪竜討伐の英雄と最強魔法石職人である2人はそれを乗り越えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
364173文字
会話率:36%
魔物が蔓延り、神聖石の結界がなければ安心した生活を送ることのできない世界で、結界に護られた帝都の神殿で暮らしているセシリア=ローズネルは、自分の膨大な神聖力の強さを隠して、大聖女の補佐役をしていた。自分の方が圧倒的に力があるけれど、すでに決
まっていた大聖女と蹴落として自分がなろうとは思わず、あまり力がない大聖女リリスをこっそり支えて行ければそれでいいと思っていた。
仕事を選んでほとんどの仕事を押し付けてくるリリスに、いざという時に動ける行動力だけは求めていた。
仕事で駆けずり回っているセシリアは、ある時、第3都市の神聖石に異変が起きていることを知る。
すぐにでも大聖女リリスに動いてもらいたいと願っていたのに、リリスは行く気がない。
だったら私が行けばいいと思って提案したセシリアは、第3都市に向かったことで自分も知らない真実を知ることになる。
護衛騎士のカイル=アズリクフに好意を持たれながらもそれに応えることもできずにいた。
ただひたすらに神聖力を駆使して多くを護っていくセシリアは、自分の力と向き合って大きな決断をすることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 10:00:00
263877文字
会話率:32%
聖女だけが咲かせることのできる聖花を咲かせたリナ=ブラウテッド侯爵令嬢は、王族の前で聖花を見せることになったが、同じ聖女候補の妹ミルに聖花をすり替えられ、逆に妹が咲かせた聖花をすり替えて申告したと貶められた。いつでも我が儘を通す妹は聖女の座
もリナから奪おうとし、それを審査するはずの王子も信じ込み、国外追及されてしまった。
ブラウテッド侯爵家の長女でもあったリナは公爵家の恥さらしとされ、父親から勘当されてしまう。
うんざりしたリナはすべてを捨てて国を出て、行ってみたかった竜王国を目指した。そこには唯一人ではなく王竜が治める国であり、竜と人を繋ぐために定められた竜騎士が存在する場所だった。
王竜(ヒスイ)に会うために神殿へ向かったリナはそこで王竜に気に入られ神殿に滞在できる許可をもらった。
竜騎士ロイドはリナに一目ぼれし、神殿に留まっている間に彼女を口説くことにする。
2人で街に行ったりお互いを意識していく中で、リナの事情を知ったロイドはリナを護るために竜騎士の花嫁になることを提案してきた。
提案を受け入れたリナは、竜王国の住民として暮らしていくことを決めた。
祖国からリナを連れ帰ろうとする者たちがやってきても、ロイドの助けを借りてすべて追い払っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 10:00:00
385070文字
会話率:39%
【簡単なあらすじ】
憎まれる程に強くなるスキルを授かった心優しき青年が、人を傷付けないようにしながら悪党のフリして頑張ってたら、女にモテたり泣かせてたりする話。
【あらすじ】
『あぁ、本当に胃が痛い……』
救世主として異世界に召喚さ
れた研一は、立場を利用して好き放題やりたい放題の大暴れ。
世界を救ってほしいと言われれば、お姫様に身体を要求し。
お姫様を守ろうとした女騎士を蹴散らしては高笑い。
無双スキルを手に入れて調子に乗った変態……を装う心優しき青年であった。
本音を語る事もままならず、憎まれ恨まれ、傷付けて。
それでも優しさを失う事無く歩き続けた研一に待ち受けているモノとは――。
爽快感なんて置いてきた。
足掻き苦しみ進んでいく生き様を描いたダークファンタジー、ここに始まる。
【この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません】
*この作品はカクヨム様・ハーメルン様にも掲載させて頂いてます。
*1社から打診が来ましたが、諸事情でお断りする事になった為、引き続きお待ちしています
*カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト 中間選考突破折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
264017文字
会話率:26%
ある日、突然異世界に転移させられたのは二十四歳OLのジュリ。
仕事は順調、忙しいけれどブラックじゃなかったし、彼氏と別れて一年なるけど友達や会社の先輩と合コンしたり飲み会したり、結構充実してたのに。
【彼方からの使い】とか言われる異世界
人として、あれ? もしかしてチートとかいうやつ?! と思ったら。
え? 【スキル】も【称号】もないの?
あるのは?【技術と知識】。
うん、よくわからない。
悶々とした感情を抱えて日々を過ごすけれど、あることを境にようやく馴染み始めた生活が大きく変わっていくことに。
元OL、ジュリが『ものつくり』で異世界を逞しく楽しく気ままに生き抜くお話です。
不気味な笑い、妙なこだわり、ちょっと強気な性格で、我が道爆進します。
チートなのか、そうでないのかわからない、そんな彼女の周りはちょいちょいチートが出没します。
※残酷な表現が稀にあります。なるべくそういった話にならないようにするつもりですが進むにつれて連続して出てくる可能性もあるのでご了承ください。
※魔物や魔法といったことに疎いためその辺はかなり緩い設定になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
3047284文字
会話率:43%
複数の国家が存在する大陸で、今問題になっているのは国家間の争いでも自然災害でもない。
〔それ〕はいつから存在するのか、どうやって誕生したのかわからないくらいずっとずっと昔から人間を脅かす存在で。
ティルバ国の騎士団団長の一人、セリードは聖
女の導きで一人の女に出会う。
自他共に認めるポンコツ魔力なので普段は役に立たない女、リオンは〔それ〕の常識を覆す存在で、セリードはもちろん周囲の人間たちは彼女の特殊な力と知識によって未知の領域へ足を踏み込むことになってゆく。
かなり高性能なポンコツなので期待してはいけません。ここぞという時に力を発揮してくれればラッキーだと本人も思ってます。
そんな女の笑ったり、悩んだり、泣いたり、そして恋したり、そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 10:00:00
498921文字
会話率:54%
《脆い扉のこちら側》の 本編に影響を与えない、本編に入れてしまうと話が進まなくなるであろう話のみを集めた短編集となります。
主に単話もしくは数話構成の予定です。
本編の主人公と準主人公は時々出てきますが、おそらく発言も行動もゆるいです。
そして本編には出てこない人たちのお話しも多いので、興味ある方のみお読みください。作者もゆるく気負わず執筆してますのでシリアスよりほのぼのが多いかも知れません。
注意事項
※本編に全く連動してませんので時代は滅茶苦茶、いつのことかわからないものもあります。
※パラレルは一切ありません、作者にそれを書く能力がありません。
※気が向いたら更新するので不定期です。
※どんなにゆるい話でも主人の話は本編に掲載予定ですので、こちらでは読めません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-21 18:41:25
9936文字
会話率:64%
かつて、異世界と戦争があった。
そして現実世界側が勝利して幕を閉じる……とはいかなかった!
ライトノベルにありそうなファンタジー世界での一発逆転を求めていたのは、なにも小市民だけではない。
地球上にある全ての国家も同じ。
利益求めて
異世界に手を出す世界の貪欲な国家たち。
求めるは「金」「資源」「膨大な利潤」
異世界にさえたどり着ければ、無限に広がる夢が手に入る。
なろうと思えば億万長者、悠々自適なスローライフがまっているだろう。
国家に縛られない軍事組織 SOYUZはそんなことを許さない。
中国・ロシア・イスラエル。
異世界を骨と皮になるまで搾取しようとする存在を全て倒せ。
金に目がくらんだ世界そのものがSOYUZの敵、つまり「全」世界そのものだ。
守れ異世界、守れよ秩序を。
毎週土曜日10時に更新です。
前案件:No. S-22-975はこちらから。
https://ncode.syosetu.com/n4876gd/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
238063文字
会話率:14%
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SOYUZへようこそ▽
東京虎ノ門に本社を構える多国籍軍事企業財団【SOYUZ】
その拠点のひとつ、横浜本部基地にある大型格納庫出口
の向こう側に突如異世界へと通じるポータルが開く。
その向こう側には横浜とは思えぬ草原が広がっていた!
書店に溢れる本では誰しもがヒーローになれる異世界、夢の世界のそのものであったが……
現代兵器と異世界が交えるのは地獄か、それとも平和か。軍事介入異世界アクション【Soyuz archives】
人々が団結すればそれは神に等しい…
毎週土曜日10時更新です
扉絵/挿絵 執筆スタッフ 紀ノ国 迅太郎先生(@seera_iworu)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 10:00:00
1535932文字
会話率:16%
「テンプレ構成? 最強ビルド? そんなもん、面白いか?」
フルダイブVRの最高峰と謳われる超話題作《NeoEden》。
感覚、思考、感情すら再現されるこの世界で、高校生ゲーマー・シュウユが選んだのは……運営非推奨、変則ジョブ《転移魔式使い
》。
しかも初期ステ振りは耐久1、技量1の紙装甲。普通なら即死コース。
だが彼にとって、大事なのは「勝ち方」じゃない――どう遊ぶかだ。
攻略サイトなんて見ない。チュートリアル?スキップだ。
テンプレも、効率も、最強装備も興味なし。
“面白いと思ったやり方”だけが、彼のルール。
初期地点でいきなり初心者お断りの危険マップ《始まりの樹海》へ。
魔式とスキルを自分の感覚で組み上げ、無謀を楽しみ、死線をくぐり抜ける。
これは、最強じゃなく「最高」を目指す、異端ゲーマーの自由すぎるVR冒険譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
47899文字
会話率:27%
ゲームの中で「遊び尽くす」ことが至高の目標だと信じている少年は、どんなに悪評高いゲームでも、必ずその中に面白さを見つけることを得意としていた。彼にとって、ゲームは「遊び」であり、それをどう「遊び尽くすか」に全ての力を注いでいる。そんな彼が出
会ったのは、老舗ゲーム会社ネオレルムが開発した最高傑作フルダイブ型VRMMO、《ネオエデン》。
このゲームは、五感を完全再現したファンタジーな世界で、AIによって生きたように振る舞うNPCたちも登場する。しかし、悠斗にとってはそのリアルさやストーリーなどどうでもよかった。彼が求めるのは「遊び尽くすこと」だけだった・・・
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 10:00:00
49234文字
会話率:45%
二人の男は追手から逃げていた。長身の男と鈍足の男。二人はある大事件を起こした。その事件から十五年後、ある小さな町に町一番の美人で有名な少女がいた。名前は林小蘭、齢十五、両親が経営する食事処"来蘭亭"の看板娘である。容貌は
美しいが、感情表現が乏しく、不愛想に見えてしまう。小蘭はある秘密を抱え、隠しながら生活していた。やがて、小蘭を巡り争いが起こり、後宮内のさまざまな事件へと発展し巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
191444文字
会話率:31%
世界はかつて不安定な7つの世界で成り立っていた…
その世界の神々と選ばれし英雄たちは世界を脅かす悪しき者と戦い、神々は手を取り合って新しい1つの世界を生み出した…世界はかつて不安定な7つの世界で成り立っていた…
その世界の神々と選ばれし英
雄たちは世界を脅かす悪しき者と戦い、神々は手を取り合って新しい1つの世界を生み出した…
その世界はシンセライズと呼ばれる。
とある時代、とある場所。
これはとある兄妹の旅の物語。
突然身体を奪われた妹を探すため、まだ誰も知らない地を目指し、青年と仲間たちは旅をする。
この小説はpixivで連載している作品をそのままこちらに移したものです。
https://www.pixiv.net/novel/series/1548554
こちらにはこの作品のイラストなども投稿されております。併せてご覧いただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
1517838文字
会話率:48%
これは既に決した滅びの未来を綴った灰色の記憶である―――
―――
世界はかつて不安定な7つの世界で成り立っていた。
シンセライズが誕生する前、7つの不安定な世界のうちの1つ、レクシアと呼ばれる世界では太古から勇者と呼ばれる存在と、魔王と呼ば
れる存在が対立していた。
世界を支配・破壊を目的とする絶対悪である魔王と、世界を守るために戦った勇気ある者、すなわち勇者は魔王との激しい戦いの末に、平和を勝ち取った。
魔王は倒された際、自身の魂を逃がし、そして魔族の中から自分の力に耐えられるほどの才ある血筋を選別し、それに乗り移った。
これを何度も繰り返すことによって魔王は生き続けてきた。
力を取り戻しては器を使用して世界を手中に収め、そしてまた新世代の勇者が立ち上がり、器を倒す。
そして魔王は再び魂を別の器へと移して生きながらえた。
一方、勇者はその存在を消し、今では子孫すら残っているかも分からない状態だと言われている。
だが、魔族はもはや世界にとっての敵では無い。今、世界は平和を維持し続けているのだった。
これは始祖の魂を継ぎ最高の魔王になることを夢見る青年、デーガ・カタストロフが魔王となり、その果てに続くDelighting Worldに結ぶ、既に決した過去の物語。
―――灰色の未来が訪れるその時までは、どうか、穏やかな夢を…
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この小説は連載中小説、Delighting Worldに登場するキャラクターの1人である、デーガを主人公とした過去の物語となります。
Delighting World本編を見ていなくともわかるようにはしますが、見ている方が良いと言えばそうなので、是非本編を読み進めてから閲覧していただけると嬉しいです。(最も、デーガが登場するのは後半になるのですが…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 10:00:00
59316文字
会話率:50%
これはまだ世界が不安定だった遠い遠い昔の1つの世界での記憶。
この世界に属する人間・獣人・竜人・ドラゴンは平和に暮らしていたが…そんな世界に突如、魂を宿さない鎧を纏いし兵士、“破壊軍”が現れた。
世界はあっという間に破壊軍によって壊滅させら
れてしまい、人々はただ怯えて生活をするしかなかった。
そんな中、破壊軍に立ち向かう種族混合の合同軍、“平和軍”が設立。劣勢ではあるが、人々は限界まで戦い続けていた。
そんな世界で暮らしていた竜人の青年グロストは、破壊軍の襲来で唯一の肉親を失い、復讐鬼となった。
復讐のために得た光と闇の力に翻弄されながらグロストは平和軍に入隊し、破壊軍殲滅を掲げ、戦場を駆ける。
これは、一人の復讐鬼となった竜人が英雄となり…やがて“幻の神話”になるまでの物語。
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この作品には性的・肉体的・精神的暴力描写が多めに含まれている箇所があります。
読まれる際は予めご注意をお願い致します。
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この小説はpixivで連載している作品をこちらに移したものです(執筆したのは10年ぐらい昔のものです)
これに、同世界線である他作品との整合性を取る為の加筆修正、説定の変更、キャラの追加などの改変を行っております。
中には大幅に内容を変更している部分もあり、pixiv版と大きく異なる点や、pixiv版の最終回の後日談も掲載していく予定です。
https://www.pixiv.net/novel/series/327010
pixivにはこの作品のイラストなども投稿されております。併せてご覧いただければと思います。
プロフィールに登録されているpixivのアカウントとは別のアカウントですが、同一人物なのでご安心ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 09:31:03
203783文字
会話率:36%
仲間から追放された、天真爛漫、ドジな魔法使いライスが、果樹園の農夫で式神(式紙)使いのロスと出会い、壮大な冒険を繰り広げる。「形のない宝石」、それは果樹園に隠された秘密、石となった勇者の600年続く呪いを解く鍵。少女の第三の目が開くとき魔人
の魔法が発動する。ロスに召喚された式神(式紙)の白虎、黒ヒョウを従えろ。メイドの騎士リジ、エルフの殺し屋アシリアを仲間にして、世界に災悪を招く「闇の従者」を眠らせろ。そして....5人の魔人は敵か、味方か!?
※火・木・土に最新話を投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
519395文字
会話率:50%
夏休み、平凡な日常は終わった。主人公・朝比奈晴斗(あさひな はると)の前に現れたのは、手のひらサイズの小さな神様・祭丸(まつまる)。6年前に消えた兄・陽斗(あきと)が残した謎の勾玉と古びた本が導くのは、全国の選ばれし子供たちが神と契約し、日
本の新たな「王」を決めるという『星降りの儀』だった!
兄の足跡を辿り、日本各地を旅する晴斗と祭丸。そこで出会うのは、氷の姫君と契約するクールな少女、影を操る猫神と組む飄々とした少年、そして・・・。彼らとの出会いと試練の中で、晴斗と祭丸の「絆」は試され、成長していく。
だが、華やかに見える儀式の裏には、参加者を「贄(にえ)」とする残酷なシステムと、世界を混沌に陥れる陰謀が隠されていた!
「兄さんは何を知り、何を恐れたの?」
「この儀式の本当の目的は?」
強大な敵、裏切り、そして明かされる絶望的な世界の真実。それでも晴斗は、仲間たちとの絆と、胸に灯る兄からのメッセージを信じ、最後の希望の地を目指す!
これは、僕らの「夏休み」を取り戻す、神話と冒険の物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
40113文字
会話率:37%