桂太郎の住む村は干ばつにより全滅の危機を迎えていた。
村長である桂太郎の父親は村の危機を打開するため、神様に生贄を出すことを選ぶ。
さらに生贄の儀式が進む中、桂太郎は村の外からやってきた存在と出会う。
当たり前だったのもが失われるとき、残
るものと選び取るものは――
第一回 大阪文学フリマに参加したときの作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 21:41:21
40644文字
会話率:35%
きっと忘れることはないし、忘れられもしないだろう。
大切で、優しくて、痛い程に愛おしい、あの人との思い出を。
*
小さな港町で暮らす一人の少女と、〝あの人〟との物語。
※魔法のiらんどにも掲載しております
※9/8開催の文学フリマ大
阪D-13にて販売予定の短編集『名も無き薔薇の伝承譚』より先行公開の作品です(web公開にあたり、改行を追加しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-12 22:00:00
30715文字
会話率:33%
ホコリやマジックで黒ずんだ爪先を眺める。
洗っても洗っても綺麗にならないそれは、倉庫で汚れたものだ。
伝票に書かれた品物を倉庫から探す品出しである。
学歴や才能がなくても、誰にだってできる作業だ。
ふと、仕事の帰り道にネイルサロンがあること
に気付く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-05 13:00:00
853文字
会話率:41%
カチリ、コチリ、秒針が進む。振り子が揺れる。
古い図書館によく似た時計店の一室で、私と向かい合わせに祖父が座っている。
部屋一面にはありとあらゆる時計が置かれていた。水時計、砂時計、アナログ時計、
振り子時計、電波時計、ランプ時計、原子時計
、親子時計、ハト時計、目覚まし時計。
そこかしこで時間を刻む音が鳴り響く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 13:00:00
726文字
会話率:34%
今日は年に一度のハロウィンイベントだ。
妖怪やキャラクターの仮装やメイクをして、夜の街に繰り出す。
僕にとっては無駄に騒ぎ立て、ゴミを散らかして、交通の邪魔になる。
関係のない人には迷惑な行事だろう。でも、彼女にとってはとても大切な日だ。
最終更新:2019-04-28 13:00:00
885文字
会話率:36%
好子ドキドキ大作戦・あらすじ
2xxx年。世界に向けて一斉に助けを求めるメールが送信された。
しかし、そのメールを受け取り、真意を掴めたものはごくわずかだった……。
謎のメールを巡り、忍者・田中好子が活躍する!
※劇中に登場するB
AR「BARBARBABA(BAR×2BA×2)」とマスター葉月のシャム猫型のPet「イシャータ」は、ペイザンヌさん作・キャットエンターテイメントの傑作【イシャータの受難】より名前をお借りしました。https://ncode.syosetu.com/n9815cj/
猫の統計学・あらすじ
上島胡桃と多機能型携帯Petのモカは仲の良いパートナーだった。
ひょんな事からモカは旅立ち、多くの情報を集積する事に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 10:00:00
22794文字
会話率:33%
ずっと一人で回してきた職場でできた念願の後輩は、黒髪の黒縁眼鏡。そんな後輩に「魅力的です」なんて言われて振り回されながらも、「私」が愛する夫を手に入れるまでの日常とその呟き。
結婚したいのに不毛な思いを抱くあなた様にも、この物語が届きます
ように。
5/6文フリ東京で出す小説のおためし版。
公開する文量は日々増やしていきますが、結末は会場で!
後書き込み42P/26000字/350円 詩と写真本は別に頒布。セットで読むとよく分かるかも。
5/6(月)【第二十八回文学フリマ東京】
出店名: 白と黒のコントラスト
ブース: コ-35折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-23 19:00:00
7472文字
会話率:35%
旅と過去と、決別と。
2年前に文学フリマ東京にて出品した作品です。
Pixiv様との重複投稿。https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10789869
最終更新:2019-02-24 10:13:09
24521文字
会話率:39%
文学フリマ東京2018年11月に出展した作品集です。
テーマは海。
最終更新:2018-12-06 18:08:31
17031文字
会話率:39%
『ライトノベル× 日本の文化』
日本には『踊り』「祭り』『伝統芸能』『工芸品』といった多くの文化がございます。
しかし残念なことに、担い手が減って絶滅寸前のものも少なくありません。
そういった文化にスポットを当てたヒューマンドラマを、複数
の作家による短編オムニバス形式でお送りします。
日本の美しい文化を感じられたら嬉しいです。
作家たちの想いがつまった短編集。
どうぞごゆっくりとお楽しみくださいませ。
~著者の紹介(一部)※敬称略~
◇あらたに加わった著者
成宮 りん
友理 潤
『太閤を継ぐ者』(宝島社)で第五回ネット小説大賞受賞。
響 恭也
『もし異世界ファンタジーでコンビニチェーンを経営したら』(KADOKAWA)で書籍化デビュー。
古川アモロ
『なんでも知ってるお姉さん』で『文学フリマ短編小説賞』の優秀賞を獲得。
斎藤秋
エッセイで受賞歴のある実力派。
秋野 木星
夏カボチャ 悠元
ogi
※一部の作品は、「小説家になろう」内や他の小説投稿サイトにて投稿・公開しております。
これらは全て各著者の意向によるものです。
予めご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-22 19:00:00
106870文字
会話率:37%
大学フォークダンスサークルで皆の前でダンスを講習する「コール」をすることになったじゅん。ロシアの民族舞踊「コハノチカ」のダンスのパートナーがさえない同期の矢部だった。実は彼のことがとっても苦手なのに、毎日二人で練習しなければいけなくなって…
。
第16回文学フリマin大阪で頒布した『A PIACERE short stories』に掲載された作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 23:34:38
5319文字
会話率:53%
このお話は2017年5月7日第24回文学フリマ東京にて頒布された「SFロリババア合同誌」に寄稿した小説を加筆・修正したものです。
同人誌で頒布済みのものですが、個人的にいろいろ試行錯誤して書いたものなのでせっかくならとなろう初投稿。
いま
見直しても癖のある文体などになっていますが大半は意図的な文章です。
シリーズ化構想もあるのですが執筆カロリーが高いのでどうなることやら……。
ひとまずは、完結しているエピソードを何回かに分けて投稿していきます。
それでは、煙と歯車の音にまみれた大英帝国での一幕をどうぞお楽しみください。
二〇一八年某日 中原くらうす
--
《蒸気王》チャールズ・バベッジによる階差機関の発明から百年。英国は栄華の絶頂にあった。
階差機関は人工知能を実現し、それによって生まれた蒸気機関者(スチーマー)たちが、人間の良き
隣人としてこの国の発展を今日も支えている。
倫敦にある喫茶店《エイダ》の店主、エドガー・マンスフィールドと蒸気機関者のシャーロットのもとに、ひとりの少女からある依頼が託された。
依頼内容は『切り裂きジャックを捕まえてほしい』。世間を騒がす連続殺人鬼を追って、ふたりは霧と蒸気の街を駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 01:12:48
9921文字
会話率:52%
男の名は、平等院鳳凰堂。明らかに偽名である。人を信用してなさそうな腫れぼったい目つき。パーマ頭に、無精髭。ヨレヨレのTシャツに破けたジーンズという、見た目も明らかに安っぽくて怪しさ満点だ。
※本作品は『文学フリマ』などで発売する同人誌にも
収録される予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-01 01:46:00
49021文字
会話率:73%
異世界転生の要素なしに、異世界転生を書こうと頑張った作品です笑
最終更新:2016-06-24 10:18:43
1186文字
会話率:55%
一体犯人は誰なんだ!?文学フリマ短編小説賞応募作品です。
最終更新:2016-06-20 00:35:53
2142文字
会話率:50%
羽生犀星(はにゅうさいせい)は、天才である。誰にも知られないまま亡くなった天才的な詩人にして、太古の人類が身に着けていたであろう技術を独力で再発見した天才だった。彼は言葉を用いて、言葉が喚起するイメージを当事者の認識の中で実在させる能力を身
に着けていた。羽生はそれを「魔術」と呼んだ。
「私」は彼が作り上げた唯一の書物をこの世から消し去ったものとして、この文章を記す義務がある。――彼の遺作「標本集」の成り立ちと顛末を語ることで、私と羽生の物語に、エンドマークを打つために。
※本作品は2018年10月28日の文学フリマ福岡にて出品する同人誌に収録する短編小説を、全文掲載したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-20 22:00:00
7519文字
会話率:11%
文学フリマ使用作品です。
最終更新:2018-08-19 20:32:56
43640文字
会話率:45%
朝鮮(韓国)最後の女流漢詩人と称される呉孝媛の少女時代のお話です。
彼女の作品を紹介していますので漢詩ファンの方は漢詩の部分だけでもお読みいただければ嬉しいです。
最終更新:2018-06-20 10:11:39
3063文字
会話率:19%
起ち上げた美容品の通販会社が成功し、妻の灯(あかり)が多忙を極めるようになったため僕は大企業の出世頭という地位を捨てて主夫になった。しかし、娘の通う幼稚園で出会ったママ友と関係を持ってしまう。
※ハッピーエンドではありません。不安に思われ
る方は回避してください。
※年少者に閲覧を控えさせたい内容を含むため、R15指定とします。
※文学フリマ短編小説賞2018優秀賞作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 09:31:44
26447文字
会話率:8%
ある日、下駄箱へ投函されたラブレター。
差出人の名は無い。
『好きだ、今夜、月見浜で待ってる』
一夏の恋の物語
最終更新:2018-06-16 01:05:01
9089文字
会話率:29%
ただ強いだけで、すべてが流れていた。高山翔大は幼馴染の秋山将文の促すままに、気づけば高山派という、地元では知られた不良グループになっていた。秋山の想いをわかりあぐねたまま流される高山は、今日もよその不良を追い払い、自分を探す思索に沈む。
そんな感じの青春?ヤンキー小説です
文学フリマ短編小説賞2018に応募しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-15 23:37:36
14003文字
会話率:57%
両親の自殺によるショックで葬儀の当日、投身自殺を図った高校生エマは五歳以降の記憶がすっぽり無くなってしまう。緩和ケア病棟の医師である叔父を始めとした親戚たちに支えられて少しずつ成長していくお話。
『文学フリマ短編小説賞』用に再投稿
最終更新:2018-06-02 12:32:12
39377文字
会話率:52%
◆『大好きな先輩ちっぱいエルフがラノベで大作家になるなんて!』
憧れの人、猫野春香(ねこの はるか)先輩、そして、俺、犬飼涼静(いぬかい りょうせい)が、エルフさんの集う素敵なアキュータ国に転移してしまった。
俺達は、文芸部だったこと
から、ネココとイヌコと名を変えて作家だと自己紹介する。
驚いたことに、ライトノベル派のネココが活躍する。
羨ましそうにする俺は、ある問題を抱えていた。
俺が純文学に拘るだけではなく、悩みごとだった。
ネココ先輩は、勿論、激かわむっふーん健在だ。
たまらず、俺は妄想を広げる。
☆主な登場人物
犬飼涼静(いぬかい りょうせい):高二。文芸部員。純文学派。イヌコとも呼ばれる。
猫野春香(ねこの はるか):高三。文芸部員。ライトノベル派。ネココとも呼ばれる。
エルフさん:アキュータ国で豊かに暮らしている。
☆『文学フリマ短編小説賞2018』に応募しています。
☆『カクヨム』様にも改稿前のものが掲載されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-26 21:03:10
15421文字
会話率:34%
「ねぇねぇ、遊ぼうよ〜」彼女の頭の上でもふもふの猫耳がぴくぴくと可愛らしく動き、背中の後ろではぱたぱたと動くしっぽはご機嫌そう。くりくりっとした目が好奇心で輝いて… 元気いっぱいの少女とちょっと内気な僕の短編集。
文学フリマ短編小説賞のために以前投稿したものを改稿して再投稿させていただきました。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-25 05:16:28
13914文字
会話率:48%