アイドルのライブを抜け出した高橋は、ライブハウス外の喫煙所で物思いに耽る。
彼をライブに連れて来た友人である京極の“推し”は数日前にスキャンダラスな映像を流出させていた。
高橋は京極の心労を慮り気分を重くしている。
そんな中、高橋がライブハ
ウスから出てきて高橋の元へとやってくる。
二人はお互いの推しに対する思いを語り合い始めた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 03:00:00
6354文字
会話率:0%
演劇の上演台本である『戯曲』形式での記述とする。
あらすじ
京都の山奥に鎮座する『縁切大明神』。
その社は、怨霊「崇徳上皇」が祀り上げられている、なんでも縁切りの御利益がある神社として大変繁盛していた。
神社は人々にとっては願いを掛け
る神社として存在するのみである。
しかし、実際は違っていた。神社の境内では、その神社に祀られている怨霊「崇徳上皇」やその使いである人ならざる者達が、人間と同じように営みを繰り広げていた。
物語は、人ならざる者達が過ごしている縁切大明神から始まるのだった。
ある時、その社へ出雲の国より一人の神使、名を『鶴』と名乗る者が訪れた。
出雲で開催される神有月の集会へ崇徳院が一度も訪れないことに対する調査のために、出雲の国から派遣された神使だと、その者は言った。
そうして鶴は調査を続ける中で、崇徳上皇へ一つの提案を持ち掛けるのであった。
「過去を変えたいとは思いませんか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 03:00:00
39273文字
会話率:1%
ストーカーの車に撥ねられた美里は、異次元空間に落ちてしまう。そこは、原爆が落ちた町の小学校の窓ガラスが溶けて出来たガラス玉の中。そこには、被爆した先生と子供たち、偶然入り込んでしまった若者たちの霊が閉じ込められていた。彼らはガラス玉に写り
込んだ廃墟から開放されない絶望感に浸りながらも、ガラス玉が割れて開放される日をひたすら待っている。
しかし、そのガラス玉は、再び原爆が落ちない限り割れないことを薄々知っていた。彼らは戦争への憎しみと同時に、戦争との関係を断ち切ることのできない人類の悲しき性そのままに、自分たち魂だけの幸せを求めるあまり、祈ってはいけないことを祈ってしまう。「神様。どうか、もう一度原爆を落としてください」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 15:00:00
17473文字
会話率:0%
人類をすべて蛇にしてしまおうとするヒトラー信奉者の根城に閉じ込められた男の悲劇。男は蛇女と恋仲になる。二人は脱出して、町へ帰るが……。
最終更新:2021-01-24 13:00:00
52761文字
会話率:0%
従業員が全員ロボットの清掃会社に、政府から「高齢者を雇うこと」という指導が来た。慌てた会社は、あの手この手で、採用した高齢者が自発的に辞めるよう、二台の主任ロボットを投入。彼らの理不尽なスパルタ教育で、結局新人たちは天国(地獄)に召されてい
く、という喜劇のような悲劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 15:00:00
29101文字
会話率:1%
※この作品は小説ではなく戯曲となっております。
最終更新:2021-04-05 16:00:00
3425文字
会話率:97%
ある夏の出来事。
男っぽい女子高生がその後輩の男子と恋人になる話です。
彼女が自分の魅力に気付き少しづつ変わっていきます。
その変化を楽しんで頂けたらと思います。
第一弾サクっと読める戯曲シリーズです。
最終更新:2021-04-04 13:00:00
9380文字
会話率:72%
大陸の西の果てにあるアスロポリカという国は、近年になるまで国を閉ざしていた。
十七歳の男子学生であるスウリは好奇心から、そんな謎に包まれたアスロポリカに留学することを決める。
アスロポリカは古くから続く街並みが広がるのどかで美しい国であっ
た。生活するうちに「魔法」なるものが国の発展を支えてきたことを方々で聞かされるものの、スウリは非現実的と受け入れられずにいた。そんな中、級友であるヴィルゼーにスウリが通う学院の魔法研究会に勧誘され、なし崩し的に入会してしまう。
スウリは次第に魔法について興味を持ち始めるが、研究会のメンバーや、アスロポリカの住人と関わっていくうちに、女王ケイプカリスと一人の魔女による、国を揺るがす大きな争いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 07:29:05
36984文字
会話率:55%
無能が有能を殺す話です
最終更新:2021-02-24 05:27:35
4317文字
会話率:87%
洋画家の島津に人知れず片思いし、恋煩いの末、名ばかりの貧乏華族、小糸川子爵夫人となった縫子。しかし、嫁ぎ先はただ縫子の財産だけが目当てだった。その様々な仕打ちに堪えきれず、縫子は家を捨て、温泉地に来たが、その途中、偶然にも島津と出会う。
一
方、そこで縫子が出会ったもう一人の人物、人形使いの老人、辺(へ)栗(ぐり)藤次(とうじ)は、若い頃女を殺(あや)め、その呵責から折檻されることを望む人物であった。
縫子と人形使い、両者の抱える苦悩はいかにして乗り越えられるのか。
そして、それを島津はどう見るのか。
ザッヘル・マゾッホの「毛皮を着たビーナス」の一場面を彷彿とさせる、マゾヒズムも一つの主題とした、鏡花独特の戯曲。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 10:13:42
17881文字
会話率:0%
ショートショート戯曲
最終更新:2021-02-06 09:20:50
314文字
会話率:0%
某高校の戯曲です。
平成一桁で演じた舞台です。
最終更新:2021-01-31 14:02:04
9659文字
会話率:15%
世界を征服をした帝国には極悪非道な殺戮皇子がいた。
罪のない女子供も容赦なく斬りつけ、皇帝の手により処刑された殺戮皇子と消えた籠妃。後の世で悲劇と語りつがれる戯曲になる。
欲望と神に振り回され悲しい運命を背負った少年と少女の物語。
本編完
結してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 10:17:22
57374文字
会話率:54%
中世の北イタリア、マントヴァ随一の豪商の家に丁稚奉公のため引き取られた貧しい小作人の子マルコ。
何故か商家の気難しく強引な末娘マリアに気に入られ、読み書きや礼儀作法など教養を彼女から直々に叩きこまれる。
そして十歳の少年の行く末は如何に?
5話で完結予定の短編物となります。基本的に物語上の登場人物は二人だけです。
【 秋月忍様主催:冬のシンデレラ企画 】参加作品です。
12/22 第一幕の冒頭部分がゴッソリ欠落していたので修正をしました。最終話は12/25頃に投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 00:00:00
14490文字
会話率:36%
ゲーテによる戯曲『エグモント』を動機にして、ベートーヴェンが作曲した『エグモント序曲』に着想をえて書いた詩。圧政に対して立ちあがったエグモント伯の自己犠牲。その先にあったであろう獄中での伯の心情を思って作った詩です。
最終更新:2020-11-26 21:41:46
578文字
会話率:0%
見張りをする男二人組。その片割れが何かに気づく。「なあ、“アレ”何だ?」全編台詞のみでお送りします。
最終更新:2020-07-23 15:44:47
1885文字
会話率:100%
東に向かう汽船の上で二人の男女が再開し、十三人の子供を巡ってドタバタ駆け回る。ブラックユーモア満載の笑喜劇。英国の作家サキ(Hector Hugh Munro, 1870-1916)の「The Baker’s Dozen」(短篇集「Regi
nald in Russia(1910)」所収)を翻訳したものです。サキの著作権保護期間が既に満了していることをここに書き添えておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 20:27:26
4881文字
会話率:91%
東欧の片田舎にあるヤクトシュタイン城には、曰く付きの窓がある。数百年前、カール=ルートヴィヒという貴族がその窓から投げ落とされた。それ以来、その城の者が非業の死を遂げると、カール=ルートヴィヒの亡霊が現れるのだそうだ。彼の死から数百年の時が
経ち、今またヤクトシュタイン城の人間が非業の死を遂げようとしていた。
英国の作家サキ(Hector Hugh Munro, 1870-1916)の「Karl-Ludwig's Window」を翻訳したものです。
サキの著作権保護期間が既に満了していることをここに書き添えておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 12:07:38
15377文字
会話率:68%
幾度も張り巡らされた罠は着々と死へと繋がっていく。或る公国の滅亡の記録。
英国の作家サキ(Hector Hugh Munro, 1870-1916)の「The Death-Trap」を翻訳したものです。
サキの著作権保護期間が既に満了して
いることをここに書き添えておきます。
※以前、公開していた「死に至る罠」に解説「訳者のあとがき」を追記したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-04 01:12:01
14668文字
会話率:51%
彼らは下北沢に生きてるんだけど生きてないような。死んでるんだけど死んでないような。
最終更新:2020-06-30 12:53:29
5001文字
会話率:28%
真意は折れ曲がった軌跡を描く。
最終更新:2020-06-25 04:00:00
384文字
会話率:0%
短編の自主制作映画化を前提に戯曲形式で書いていた「back beat」シリーズを一本の長編映画戯曲化し、加筆修正を加えて一つに纏めました。
加筆修正エピソード
2章 ~Colors~
3章 ~プロポーズ~
4章~mental health
+er~
作中に登場する「玲奈」のセリフに修正が御座います。
この作品は自主制作映画化を前提として戯曲形式で書かれております。
宮城県仙台市に本社を構えるとある芸能プロダクション
そこには夢を目指す若者達が日々レッスンに励んでいる
地方と東京とのギャップ
現代の若者の常識と地方ゆえの古い考え方とのギャップ
それでも自分自身を表現し、世に飛び出したいと願う若者達が日々レッスンに通っている
そのプロダクションで映像演技の講師を担当する荏原
荏原はかつて東京で俳優を目指していたが「ある出来事以来」地元の仙台で演技講師をしていた
そのプロダクションで起こる出来事と出会った人々によって、本当は何がしたいのかを考えるようになる荏原
物語は宮城県仙台市のレッスン場を中心に繰り広げられていく…
この物語はフィクションであり、作中に登場する人物や会社は実在しておりません。
通常はト書には書かず絵コンテで表現する場面も、読んで頂くことを考えト書として記載し表現しております。
この作品は「アルファポリス」「ノベルアップ+」「エブリスタ」「カクヨム」において投稿された短編「back beat」シリーズを加筆修正を加えて長編作品として新たに投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 16:22:06
55025文字
会話率:93%
シリーズの完結編
突然レッスン生の前から姿を消した荏原。
生徒たちは戸惑いを隠せないでいた。
チヒロから「あいつは演技講師なんて出来ないようにしてやった」と告げられる生徒
荏原は罠に嵌められたのか?
一切語らない社長の心中は?
レ
ッスン生と荏原は再会することは出来ないのか?
この作品は「アルファポリス」「エブリスタ」においても投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 18:12:03
10069文字
会話率:96%
宮城県仙台市にある芸能プロダクションで映像演技の講師を務める荏原
さまざまなことが起こりながらも、レッスン生達とそれぞれの夢に向かい日々を送っていた。
そこに自分のことを「オレ」と呼ぶ女性チヒロが映像演技クラスのレッスンを受けることにな
る。
彼女は舞台演技クラスの講師からストーカーやセクハラの被害を受けているのだという…。
荏原は自動車学校に通っている。
免許取得の理由は「こっちで彼女を作るには車位持ってないと」と聞いたから…。
荏原に春は訪れるのか?
チヒロとは一体何者なのか?
筆者が実際に経験したことをデェフォルメした内容(笑)
メンヘラって都市伝説じゃないんだ…。
この作品は「アルファポリス」「エブリスタ」においても投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 18:55:39
12933文字
会話率:96%
ある夏の日、不可思議な世界へと落とされた少年は突然襲ってきた巨漢に殺される直前、傍にいた【妖精】に問われる。『お前が生きるための願いを言え』と。死にゆく中願いを口にした少年は、次の朝何事もなかったかのように目を覚ます。しかしそこは殺された日
の朝で。疑問を抱く少年の前には、【妖精】を名乗る黄金色の少女が現れる。
——かくして、人間と妖精をめぐる一夏の『妖精の戯曲』《フェアリーテイル》が幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 22:00:00
197670文字
会話率:42%
2050年、日本に「黄泉二号」という名のスーパー量子コンピュータによって来世が誕生した。黄泉二号は山形県の羽黒山来世聖社の地下一万メートルに設置されている。日本人ならば誰でも死後に黄泉二号に入って永遠に生き続けることができる。それまで世界の
最貧国としてもがき苦しんでいた日本は、黄泉二号の誕生によって見事に復活し、世界一のバブル大国となっていた。2075年、おぞましい過去を持つ卑弥呼と、希代の強姦魔の岡田以蔵に体を乗っ取られた坂本龍馬が、成り行き上タッグを組み、黄泉二号への侵入を計画し、月山の山中にあるオペレーションセンターを探すことになった。二人の行く手を阻もうとする黄泉二号の守護神ともいえる新選組の近藤勇局長、カルト集団のインコ教団が暗躍する中、黄泉二号の運命やいかに。卑弥呼、坂本、近藤のそれぞれの過去が明らかにされつつ、近未来のドタバタ喜劇が展開されていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 00:00:00
51117文字
会話率:77%
【奇抜な描写ですが、面白さは保証します】深夜、村が襲撃にあう。襲撃犯は逃亡中。ゼフィオンの女王は兵士を村に向かわせ、事件の調査を開始するが……。「これは正義対悪の戦いじゃない。正義対正義の戦いなんだ。誰も、わるいやつなんていないのさ」ある者
はそう言って独り、不敵な笑みを浮かべていた。国民の命を背負う正義。自分の大切なもののために動く正義。奥底に眠る秘密が明らかになる時、それぞれの想いが交錯し、今ここに、終わることのない聖戦が幕を開ける―― 【2017/09/05 新劇 完結】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 17:00:00
282785文字
会話率:7%