パナス王国の王都エリックリンドは表向きは平和な都市であったが、10年前のクーデター未遂事件以降、シバースと呼称される特別な能力を持つ人々への迫害と弾圧が繰り返されている。
そんな状況を変えたいと願う一人のシバースの少女は、幼い頃に読ん
だ絵本の主人公『魔法少女エリエル・シバース』を名乗り街の平和を守るために活動をするが、その思いはいつも空回りばかりしていた。
一方、治安警察王都守護隊を失望の内に除隊し、自称何でも屋として怠惰な日々を送っていたクルーア・ジョイスは、謎の人物からの依頼を受け魔法少女の調査を開始するけれどなかなか思うようにいかない。
そんなある日、一つの事件を切っ掛けに10年前のテロ事件を首謀した組織『シバース教アナトミクス派』が、再び表舞台に現れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 01:06:58
324707文字
会話率:36%
――ニューシティトーキョー。
西暦2430年、先進国『NIPPON』における首都であり、人口約2000万人程の商業都市。
300年前のアルディノイド(記憶搭載型アンドロイド)化により、人々は完全に肉体を捨てた。それにより、PSYBERN
ETICS(サイバネティクス)と呼ばれるグローバル情報グリッド統括システムが世界中に立ち上げられ、今や各アルディノイドや社会はPSYBERNETICSの管理下にある。
また、PSYBERNETICSを利用した『P.G.N(サイバネティクス・グローバル・ネットワーク)』は、通信技術向上に繋がり、低コスト化されたビジネスは更なる発展を遂げていったのだった。
ニューシティ・トーキョーで『都市特殊急襲部隊AXEL』として、テロリストの検挙、弾圧を行っている『シアン・アイメイド』は、その深層意識に闇を抱えていた。
――『ヴェイル』。
それが彼女の深層意識に巣食う、女性の名前。シアンにとって、ヴェイルは理想像であり、『悪魔』でもあった。
シアンは鏡による精神療法システム、『虚構庭園(ペルソナガーデン)』を通じて彼女と意識下で対峙し、自己を見つけ出そうとするが、肉体や記憶のコピーが当たり前になった世の中で、それを探し出すのは容易ではなかった。
これは、一人の女性が『本当の自分自身』を確立するまでの話――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 14:55:03
17195文字
会話率:17%
人間って偉大ですよね。
様々な生物を食べ、電気を操り、物を動かし、翼もないのに空を飛び、地下から資源をも吸い上げられて……
だけど考えてみて下さい。むしろ優っているところなどほとんどないのです。
それほどに私達は小っぽけな存在
なのだと。
地球に暮らす我々ですが宇宙には我々からしたらまじかよっていう星ばかりです。
硫酸の雨がふる星、真横に雨が降る星、質量の3割ダイヤモンドでできていたり、光すら出られなかったり捻じ曲げられたりする世界がそこには存在します。
そう考えると人間が成したことは意味を持つのでしょうか?
考えてみてください。今コロナで何千万もの人が命の危機に晒され実際何百万人もの人がなくなっています。
だけど小っぽけなコロナとは生物ですらないのです。
世界情勢はウイルスを抜きにしてもかなり不安に立たされています。
どこの国でも犯罪なんて減りません。
アメリカ、韓国、日本、これらの国では与党と野党が知能の低い争いをしています。
保身にしか走らない与党と批判しか出来ない野党。
その他の国では中国やロシアでは弾圧が過激化しています。
反対意見の者は捉えたり殺したりしています。
考えて下さい。小っぽけな私達にすべきことは何なのかと。
醜い争いの間にも目に見えぬ小っぽけな者は私達の命を奪っていきます。
小っぽけな者に奪われてしまう小っぽけな私達はどうあるべきなのか。
これを読み一度で良いので考えてみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 14:37:08
2925文字
会話率:0%
1人の英雄が危機を救うなんて言うのは、夢物語なのかもしれない。
だが平凡な日常を送っていた主人公と幼馴染は、ある不思議な少女との出会いをきっかけに独り善がりな欲望によりもたらされた危機に身を投じる事になる…
幻の生き物である竜を駆り、金と
権謀術数が渦巻く世界を変えていく。
金が世界を支配すると信じて疑わない権力者を前に、弾圧された者らは理不尽な世界に抗う為に立ち上がる!
タイトルは「モーノ・モンドン・レーガス」と読み、タイトルの通りエスペラント語の諺で「金が世界を支配する」という意味です。
そして本格的な物語に突入するのは3話からです。
※この作品は、カクヨム様でも公開しております。カクヨムの方では少々改訂しているところがありますが、全体の話の流れは変わっていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 19:00:00
557094文字
会話率:41%
主人公である高校の国語教師、国立業平はある日突然謎のボールに体を吸い込まれてしまった。そして、気がつくと異世界に転移していた。そこは、人間以外にも様々な人種が暮らしており、科学の他に魔法も発達していた。そのような何でもありの異世界で、主人公
はまたも教師として職業を選択することになった。そこで、現実世界で研究していた研究成果を活かしながら、学生たちをチート級のキャラに育てていく!しかしながら、その世界は常に各国の戦争や民族弾圧、宗教戦争といった様々なことが起こっており、主人公の望む日常はなかなか訪れない。そんな中、ようやく見つけた日本に帰る鍵、しかしそれを手に入れるためには大きな犠牲が払われることに、、、。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 14:42:23
2182文字
会話率:65%
日本のフェミニストは中国共産党の手先
最終更新:2020-02-03 22:37:37
653文字
会話率:0%
中国で起こる人権弾圧について
キーワード:
最終更新:2020-01-31 00:46:00
311文字
会話率:0%
日本のために発信する本邦外出身者へのヘイトスピーチを何故、取り締まらないのか
最終更新:2020-01-27 20:00:00
893文字
会話率:0%
虎老国の名将、李春は、野戦の帰り、ただ一人、霊山に立ち入り、法晏という名の僧となっていた伝説の将軍孫康と出会い、教えを請う。李春は、それから虎老国の焔帝を殺害し、天神帝を名乗り、美女の梓萱姫を皇后とするまでになる。しかし、彼は法晏との約束を
破ったことに恐れを抱き、徹底的な仏教弾圧を断行する。しかし、その時、騎馬民族の龍神国が、長城を攻略し、国土に乱入してきた。追い詰められる李春はどうなってしまうのか。中国・中華風軍記ファンタジー。短編小説。ポカ猫様主催の「ジャンルシャッフルなろうコン」参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 14:18:41
9237文字
会話率:42%
ロシア革命の時代。
秘密警察長官のジェルジンスキーのもとを魔王が訪れる。
彼はどんな弾圧でもやってのけられる鋼鉄の意志を魔王より授けられたのだが……。
最終更新:2019-12-07 00:00:00
6427文字
会話率:0%
魔王が封じられていた黒水晶が砕け散りそれが黒い流星群となって空を駆け人々に降り注いだ日、王国の安寧は終わりを告げた。魔王復活の恐怖に怯えた民衆により、それまで人間と共存してきた魔族達は弾圧を受け虐遇を受けることとなり、罪のない多くの魔族が迫
害され、虐殺され、そして、生きるためには奴隷になり人間に尽くすことを強要されることとなった。それは王都から遠く離れた辺境の地にまで及び、王国は悲劇と悪夢に包まれた混沌とした世界となった。そんな中、王国をもとの人間も魔族も平等に暮らせる平和な国へと戻すため、反乱軍が立ち上がり、王都へと攻め込むのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 01:17:01
74465文字
会話率:45%
社会はつながりを希求している。そう信じたテレパスたちは、能力を公然と示し始めた。たとえ迫害と弾圧が待っていようと。
この作品は「カクヨム」、「NOVEL DAYS」にも掲載しています。
最終更新:2019-10-03 03:00:03
3092文字
会話率:0%
あんなの国賓とか、正気の沙汰じゃない。 美しき国はどこへいった。
逆に世界に向かって、僕たち汚らしい国ですと言いたいのか、恐ろしすぎる。
凶悪政権と関係改善? あほすぎる。 凶悪政権に多様性なんかないですよ。
凶悪政権を国賓とか あほでもや
らんわ。あほにも失礼すぎる人たちです。
代わりに、トレイシー・ローズやチョチョリーナを国賓として呼ぶ案があるなら賛成します。
2月になり世界中で不安が一層大きくなっている。
感染拡大の防止、対策が最重要なのであり、悪質な茶番は即時中止が当然だ。
各国がその対応に苦慮している時に、悠長に晩餐の宴?
悪質な茶番に一分でも時間を取られるとか あり得ない。
ーーーーー
コメント頂きありがとうございます折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-09-08 21:25:59
323文字
会話率:0%
出雲真理亜は、ちょっと変わったことができる女子高生だ。
でも正直あんまり使わないし、たまに存在を忘れるし、弾圧されるほどのことではないと思いながら秘密基地から学校に通って、バイトをして、ご飯を美味しく食べていた。
____ある少女に出会う
までは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 19:39:20
3132文字
会話率:31%
深刻な後期高齢者社会の進展により、日本は人口減少が止まらず、国力が衰えていく。
その状況を打開するために、日本政府は「移民緩和・日本国籍の取得緩和」と「法人の税制優遇」の政策を試行する。
数十年後、政策が功を成し、日本は人口減少が食い止
められ、経済的にも回復傾向にあった。
しかしその反面、様々な人種・宗教が入り乱れるようになり、治安が一気に悪化した。
皆、「我の神こそが至高である」と主張し、他宗教を弾圧し、紛争にまで発展するケースもある。
かつての平和な日本では、宗教間対立が絶えず、国内では緊張状態が続いた。
日本政府は「このままでは日本が分断される」と危機感を抱き、各宗教の代表者同士で「神々の代理戦争」を行う政策を施行する。
これは、その戦争に身を投じた青年たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 10:11:31
9070文字
会話率:16%
第一次東西大戦後、中長距離弾道ミサイルの保持、使用の禁止、核兵器の開発、使用の禁止条例が敷かれて以降、第二次大戦からあらゆる地形 (後に空水も活動可能)を選ばない汎用性の高さから各軍が力を注いだCCAと呼ばれる機械騎士(クロックシュヴァリエ
)が導入され、西側を凌駕する東方の技術力の高さを見せ付けた。
三度敗けた西側はもはや賠償金を払うことすら出来ず、その解決策は領土の奪還或いは東方の敗北と考え、二年経たないうちに第四次東西大戦勃発。
今回も東方の勝利は揺るぎないと思われていたのだが、前線に位置する首都を皮切りに本拠地、最後の砦であった東面中央鎮台に条約で禁止されていた核を用いた大量破壊兵器によって此等を失い、敗戦を余儀無くされてしまった。
終戦から三ヶ月、東方の民衆は治安維持という名ばかりの活動に弾圧され続け、日に日に死者の数を増やす一方であった。
しかし、この惨状に終止符を打つべく東方連合軍加盟国シリアの将官エルサバドル大将は、各方面の残兵招集を始め、その噂が瞬く間に広がって行き軍務を志願する者も含めて、予想以上の賛同者が集まることとなる。
三度の大戦を生き延びた男、サキ・ゼスト准将率いる部隊もその中にいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 21:59:28
17831文字
会話率:65%
人の個性や特徴を定める「鍵」を操る「鍵主」を王とし、鍵主に常人を越える力を与えられた「鍵替」が支配する国。都は特権階級の住む王宮と、庶民が住む地域に二分され、南の貧民街には、突然変異による特殊な力を持つがゆえに弾圧される「闇鍵」たちが潜ん
でいた。
政争により両親を失い、王宮を追われた鍵替の少女つかねは、千里眼を持つ闇鍵の女・カカリの営む遊屋「あむち屋」にかくまわれる。そこでは、カカリの息子・咲葉や、長命ゆえに長く少女の姿を保つ闇鍵・ヤライをはじめ、社会からはじき出された者たちが肩を寄せ合って暮らしていた。
つかねの一族・禍見とは、状況分析に長け未来を予測する役割を持つが、その変異の過程で、なぜか予知能力が備わった鍵替である。鍵替は人間が本来持っている能力を向上させた存在であるのに対し、人には通常ないはずの予知能力を持つ禍見は政争の火種となり、滅ぼされた。その生き残りであるつかねを巡って、鍵替たちの間で闘争が激化するにつれ、都の南に住む民衆、そして「あむち屋」の面々も争いに巻き込まれていく……。
※この作品は、第九回日本SF新人賞(2007年)最終候補作「鍵替記」(三本木みわ名義で応募)の設定をもとに、全面改稿したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 01:10:17
22678文字
会話率:48%
魔女弾圧の世の中。主人公はとらわれた若き魔女を護送している途中、ほんの気の昂りで魔女とともに逃亡してしまう。技も力もない17歳のルシウスと知らずのうちに古代魔法を継承してしまった16歳の魔女シェリス。二人は身を隠しながら諸方を放浪する。それ
ぞれの運命というものがなんなのかを考えながら、目のまえに迫りくる危険や理不尽を、時には避けながら、時にはうち砕きながら、どこかへと向かって進んでゆく。そうして二人は古代王国の秘密をにぎり、大いなる勢力を相手に立ち向かってゆくようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 01:38:45
3398文字
会話率:35%
元祖札束風呂、もとい、小判を床に敷き、その上を全裸で転げまわるのを終生の楽しみとした守銭奴岡定俊。もはや老齢となった彼のもとを、弾圧から逃れてきた宣教師の一団が訪れる。彼らはある大きな秘密を抱えていた……。天下一の驕りものと呼ばれた大久保長
安の隠し財宝と幕府転覆計画。そして財宝の秘密を探らんと伊賀忍者と伊達政宗配下の黒脛巾組が、定俊のおひざ元猪苗代を狙う。迎え撃つは定俊と愛する妻にして甲賀忍者おりく。人生最後の戦いに老いた定俊は戦人の血を滾らせる。
※この物語はフィクションであり、あえて史実を無視、または都合よく解釈している部分があることをあらかじめご承知おきください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 20:11:53
226344文字
会話率:32%
星歴1864年。
東の小国、大和帝国は、大陸を牛耳る列強諸国からの侵略に晒され、戦火の中にあった。
圧倒的な兵力差を前に劣勢を強いられる中、帝国は画期的な新兵器を開発する。
人心鎧騎兵。通称ヴァルキュリオスと呼ばれるそれは、絶望的だった戦況
を覆し、既に奪われていた領土さえも奪還せしめ、暗雲を貫く希望の光となる。
しかし、その複雑な操縦システムは、生きた人間の脳を直接搭乗させるという非人道的なもので、世論は賛成派と反対派の真二つに割れることとなる。
帝国政府は、勝利の為に反対派を弾圧し、ついに民間へのヴァルキュリオスへの徴兵を義務化。黒い封筒に包まれた通達書で、一世帯に必ず一名、生贄を求めた。
生まれつき目元から鼻先にかけて爛れた皮膚を持ち、醜女と家族からも、世間からも疎まれて過ごす少女、アトウ・ヒミカ。
世間に絶望し、鬱屈した日々を送る中、盲目の資産家の青年、キリュウ・トウジと出逢い、外見にとらわれることの無い彼の温もりに触れ、淡い恋心を抱くようになる。
紆余曲折を経て彼と結ばれることになった矢先、家元に届いた一通の黒い封筒。
親兄弟に売られる形で兵に出されたヒミカは、人の体を失い、ヴァルキュリオスへと搭乗する。
愛する男と、憎きそれ以外全ての人々の命を背に、戦場へと赴く。その機能が、停止するその日まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 03:00:13
1739文字
会話率:0%
今日も1日の社会が機能している、便利な世の中、日常のあらゆるものが効率化され、合理化された理想郷。
私たちは、今日も従順なる善い羊として従いましょう。
最終更新:2019-06-15 21:52:10
619文字
会話率:18%
【注】この物語はフィクションです。
日本の歴史にこのような事実は決してありません。
バカな作者の妄想として読み流してください。
今は昔。都が飛鳥にあったころ。
ヤマトには八百万の神がいた。
しかし百済から仏教が伝わると、仏教徒
たちはヤマトの習わしを弾圧していった。
…これはそんな仏教徒たちに闘いを挑んだ人々の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 11:03:07
15869文字
会話率:47%