国の戦争の道具として育てられて来たルーペアト。
子供は将来、兵士や治療所で働けられるように教育される国だが、その中でルーペアトは剣の才能を発揮してしまい幼い頃から戦場に頻繁に駆り出されていた。
ルーペアトは養子で、両親とは血の繋がりがない
が愛されて大事にされている。
しかしある日突然、戦争によって一度に両親を失ってしまう。
大きな悲しみと喪失感で自我と心を失ったルーペアトは敵国の兵士を全て倒し、気がつけば戦争が終わっていた。
自我を取り戻したルーペアトは逃げるように走り続け、隣国で倒れ込んだ。
偶然通り掛かった伯爵夫妻に拾われ、そこで暮らすことになったはいいものの、最初は良かった扱いも悪くなっていき、成人後言われて出席した夜会で事件が起こる。
その解決に貢献したことで出会った公爵と、夫妻の家を出るために契約結婚をすることに。
お互いの利害の一致から始まった結婚だったが、噂とは違う公爵にいつの間にか大切にされていた!
しかし、ルーペアトと同じく、公爵も大きな過去を抱えているようで…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 07:00:00
356853文字
会話率:45%
・前回のお復習いとあらすじ
異世界召喚に巻き込まれ、異世界カドゥール・ハアレツへとやってきた、三十代前半のしがないサラリーマンなボクこと──平野 円は巻き込まれなので異世界においてコレといってやる事も無く、思い付きで、カドゥール・ハアレ
ツを見て回る旅に出ました。
そして、旅を始めて二週間が経った頃、立ち寄った街でボクは十年前に異世界召喚よって拉致されて行方不明になっていた幼馴染みで伴侶の平野 良藍と再会!
さらに、旅の路銀を稼ごうと受けた依頼に携わった折、ボクはなんと、自分の前世である少女を復活させる為の生け贄に!?
たが、しかし、復活したボクの前世である少女に宿った意識は──
──なんと! ボク!?
そこからなんやかんやとあったけど、無事に依頼をこなし、宿がある街までの帰り道。途中、寄り道した『精霊の祠』で精霊たちと契約を結びました。。
そして、良藍とサーハ君旅のお供に迎えた矢先、良藍が言います。
「ルニーンに拠点を持とうよ」
と。
そこで、拠点を確保するのに資金をどう調達するかと悩んでいたその時、ガメッツと名乗る宝探し屋がボクたちに声を掛けてきました。
そこから、ボクたちはガメッツさんたちと共に“ニーショの遺産”という財宝を求め、ニーショの館へ。
そして、其処の隠された地下空間で、ボクたちは“ニーショの遺産”の番人のニーショの亡霊『妄執のニーショ』と対峙。さらに、『妄執のニーショ』が取り憑いた巨大ゴーレムと戦闘になり、ボクたちは力を合わせてなんとか撃破!
遂にボクたちは“ニーショの遺産”を手にして無事に帰還。
こうして、財宝を手に入れたボクたちは、その財宝のほんの僅か一部を使えるお金に換金して、ルニーンの街に拠点──家を持ち、旅を続けるのでした。
──それから二ヶ月ほど経った、ある日、ボクたちの家に一緒に宝探しをしたガメッツさんがやってきて、開口一番────
「──頼む! 金を貸してくれ!!──」
そう懇願してきました。そして、その一言が、運命を動かす最初の歯車だったのだと、誰が気付きましょうか?
まさか、あんな大事に巻き込まれるなんて……────
異世界で××2、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 20:14:22
105669文字
会話率:42%
ある日、いつものように大事にしている三つのぬいぐるみと一緒に眠っていた舞園望子。
しかし目を覚ますと、そこは見たこともない広い部屋……なんとぬいぐるみごと異世界に召喚されてしまった!
呼び出した者たちは少女の姿に幻滅し、次の召喚に取り掛
かるため、望子を始末しようとするが……
これは、元の世界へと帰る為、幼いながらに努力する少女と、三体の『最強のぬいぐるみ』のお話。
------------------
『カクヨム』で同時掲載中! そちらもよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 19:00:00
1683207文字
会話率:43%
過労死した俺、沢渡ユウト。異世界転生して憧れのスローライフ生活を送ることになりました。
転生先は誰もいない森の中。変な芋虫(?)イモを相棒に、手作り生活を始めます。
チート農具と謎の石碑で一人と一匹がゆるい生活。
そこへ個性派の来訪者達がぞ
くぞくと訪れ・・・・・・。
スローライフ生活のはずが、気がつけばなぜか世界を巻き込む大事件に。
無自覚にマイペースに生活するユウトと巻き込まれる世界。その行く末は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 19:00:00
2429文字
会話率:31%
「こんにちは、異世界訪問看護ステーションはるかぜから来ました、星川です!」
愛用の電動自転車を、腕輪に変えた私は、そう言って、私は王宮の門、貴族のお屋敷の玄関、下町の庶民のおうち、洞窟の中、迷いの森の奥にと、大きな鞄を抱えて足を踏み進めて
いく。
私が受け持つ患者さんは、人間、エルフ、魔物に魔族。
お医者様から受け取った『訪問看護指示書』の通り、私はお仕事をしていくのである。
これは、週末だけ異世界で訪問看護をする星川ミチルの物語、である。
*◇*◆*◇* 注意書き*◇*◆*◇*
「こんにちは、異世界訪問看護ステーションはるかぜから来ました、星川です!」
愛用の電動自転車を、腕輪に変えた私は、そう言って、私は王宮の門、貴族のお屋敷の玄関、下町の庶民のおうち、洞窟の中、迷いの森の奥にと、大きな鞄を抱えて足を踏み進めていく。
私が受け持つ患者さんは、人間、エルフ、魔物に魔族。
お医者様から受け取った『訪問看護指示書』の通り、私はお仕事をしていくのである。
これは、週末だけ異世界で訪問看護をする星川ミチルの物語、である。
*◇*◆*◇* 注意書き*◇*◆*◇*
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。(看護師には守秘義務という法律に定められた制約があります。病気や注意する点は実際のものに準じておりますが、登場する事業所、登場人物は全て創作です。絶対に! 混同しないでください)
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
☆ゆるっふわっ設定です。
☆アルファポリス様にも同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 18:50:00
8086文字
会話率:45%
この世界は、人、獣人(けものひと)、花樹人(はなきひと)、鳥人(とりひと)と、4つの種族がある。
そんな世界で、私は『空来種(くうらいしゅ)』と言われる、いわゆる異世界転移人だ。
神様に貰った『美味しいお菓子万歳』のスキルと共に、北の大国『
ルフォート・フォーマ』でお菓子屋さんを開いて、おもしろ楽しく暮らしていたわけだが、ある日、私のお店に1人の獣人が飛び込んで来た。
『見つけた! 僕の運命の番!』
それは、前世? でも、此方の世界でも、魂の片割れ、運命の恋人と言われる、獣人にとって至宝ともいえる特別な相手の事であり、獣人を拉致監禁、暴行障害などの凶行に走らせるやべぇ本能の事だ。
(やべぇ……)
私の心臓はその言葉と彼の行動に激しく動揺していた。
(私、このイケメン獣人に溺愛されちゃう?! なんのご褒美なの?!)
と、希望に満ちて。
そう、私は、年齢=彼氏いない歴の、悲しい干物女だったからだ。
これは、『運命の番』という言葉に(楽しくおかしく時にしんみり)翻弄される女のお話
⚠️注意書き⚠️
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆アンチ番ものが多いなぁと思って、書きました(笑)
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
☆ゆるっふわっ設定です。
☆アルファポリス様にも同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 11:40:00
32968文字
会話率:47%
キラキラふわふわ甘ロリ系ハートフル(ぼっこ)乙女ゲーム『プリティマジカルワンダーランド』(クソ笑)の世界に転生した私「アリスティア・ハートランド」。その役回りはただのモブ。
攻略対象である「グリッド・レオンハート」の幼なじみだ。
ゆめかわす
ぎて目が痛い世界で、グリッドの幼なじみとしてキャッキャウフフすればいいだけの役回りのはずなんだけど、あれ?グリッドの様子がちょっと変?
あ、あれ? まって、ヒロインガン無視なの?!なんで??
そしてヒロインに訪れる、マルチエンディング……とは?
⚠️注意書き⚠️
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
☆ゆるっふわっ設定です。
☆アルファポリス様にも同時掲載しております
★24時間以内に完結します~ 2時間おきの更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 19:40:00
36633文字
会話率:32%
「恋愛小説って、どうやって書くの?」
先輩は、真顔でそう言った。
春の風が吹き抜ける放課後。
俺はその瞬間、確信した。
――あ、これ絶対、ろくでもないことに巻き込まれるやつだ。
でも。
たぶん俺の人生で、あの日がいちばん大事な「はじ
まり」だった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-19 13:38:40
15547文字
会話率:53%
ジェネッタは週二回のデートでじっと憂い顔の婚約者が心配になった。そして、相談にのると光魔法の使い手のマイヤが自分に接触して糸が読めなくて困惑していると聞かされたのでそっと調べてみるのだが……。
最終更新:2025-07-19 13:00:00
4299文字
会話率:47%
家族にいろいろあってまだ婚約者のいない男爵令嬢のケイト。婚約者は自分で見つけてこいと学園に送り込まれてそこでヘルメスという男性と親しくなっていくが……。
最終更新:2025-06-08 13:00:00
2415文字
会話率:50%
死ぬ前に弟に託した大事な娘が冷遇されていたのを転生して知ったディナス。幼い姿の自分で出来るのは公爵家の身分を使った家族に縋ることだった。
最終更新:2025-04-13 13:00:00
2596文字
会話率:34%
混沌の淵(カオス)
それは話題のVRMMOだ。このゲームの「自分だけの世界を完成させる」というコンセプトの通り、ゲーム自体は同じ世界でするが、プレイヤー1人ひとりがみる世界や発生するイベントが違う。NPCには一つ一つ名前があり、AIも搭
載されていて、細部までが凝っているところにも熱意が感じられる。
……が、しかしだ。この作品は無理ゲーに分類され、数多のゲームオタクの心をへし折ってきた。断じて、クソゲーではない。ここ大事!
持ち味の高い観察力以外は平凡な少年、天里 蒼のイキシアとしてのヘルヘイムが始まる。
>カクヨム様でも連載中です。
───どうしても忘れないの
───ねぇ、教えてよ。貴方の答えを
───▩▩▩
夢から覚めなければいけないのは、夢が現実じゃないから、夢が都合いいだけのものでしかないから。じゃあ、もしその理由がなくなったら? 例えば、夢が現実になったら? 夢が都合のいいだけのものじゃなくなったら?
少女は今日も夢の中で生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 13:00:00
84596文字
会話率:51%
【毎日12時投稿!】
たぶん、元人間……だと思います!記憶ないけど!!
真っ白い空間で、バイトの面接めいた質疑応答をしたと思ったら……起きたら森の中で、兜を装着した真っ黒い芋虫になっていた!
なんでぇ!?昆虫モチーフの
ヒーローの話はしてたけど!虫にしろとは言ってないですよ!?
転生した瞬間にクソゲーが過ぎるんですけどォ!?
血沸き肉躍る戦闘?異世界ヒューマンとの交流?
無理です、現状芋虫だもの。
理不尽に叫びたいけど無理だもの、現状声帯もないし。
だからとりあえずは……大森林の片隅で、固くて不味い葉っぱと不味い魔物の成れの果てを食べながらなんとか生き残るのだ!
脳内の頼れる女神様と、なんか懐かれたカワイイ芋虫と一緒に……まずは進化して目指せカッコいい甲殻ボディ!!
防御力はとっても大事だからね!!
※主人公は芋虫スタートで地味にレベルアップしていきます、初手から無双?そこにないならないですね。
※サクサク進むことを目的にしています、たぶん40~50話で一旦完結すると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 12:00:00
1042797文字
会話率:34%
今はもっぱら劇場での仕事がメインになっているが、昔はテレビにも引っ張りだこだった天才ものまね芸人のハルマキは、ある日トラックに轢かれ、異世界に転生(転移)する。
その世界で最も権威のある存在はイタコである。イタコの人数がそのままその国
の国力になると言ってよいほどに。
ハルマキはそんな世界で、A級国家認定イタコのアンジェリカ・フレイと出会う。
彼女は詠唱を唱え、英雄を降霊し、圧倒的な力で悪党たちを倒してしまう。
もし、無詠唱での降霊ができるとしたら、それは、最強のアンジェリカ・フレイをも軽く超える存在、S級イタコだけである。
S級イタコは、歴史上6人しかいない伝説で、もしその存在が確認されれば、世界を揺るがす大事件である。
そして今、ハルマキの顔面が動き出す。みるみる別人になっていく……そう、無詠唱で…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 10:14:05
54102文字
会話率:50%
草原を駆ける少女は、親がおらず捨てられていたところを拾われた哀れな子・・・なのだが
そんな生まれを厭わずにちょっぴり抜けてるけど明るく育った女の子。
少女の名はルナ・アイギス。
拾ってくれた大事なおじいちゃん、スエズおじいちゃんと一緒に
二人で暮らしている普通の女の子。
そして平和な日々が続き、ルナが10歳の誕生日を迎えたある日のこと・・・。
「おじいちゃん、私・・・冒険者になりたい!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 10:00:00
696488文字
会話率:46%
「ダイキ。ずっと一緒。絶対に、死なせないから。もしダイキが死んだら、私……生きていけない」
銀髪赤眼の美少女は胸に少年の顔を引き寄せ、深い慈愛がこもった声でそう言った。
すべては恐ろしい怪異から大事な少年を守るために。
少年、黒野大輝(く
ろのダイキ)は転生者である。
極度のビビリでホラーに耐性が無い彼は、よりによって大人気ホラー漫画『銀色の月のルカ』の世界に転生してしまう。
生前にオカルトマニアの友人に無理やり読まされたものの、怖すぎて途中までしか読めなかったため原作知識は全三十一巻中、三巻までしかない。
現代社会に蔓延るおぞましい怪異たち。日常のあちこちに死亡フラグが溢れかえっている。そんなモブに厳しい世界で中途半端な原作知識だけでは確実に命が危うい、とダイキは焦る。
しかし幸い、お隣には原作の主人公にしてメインヒロインである銀髪赤眼の美少女霊能力者、白鐘瑠花(しろがねルカ)が住んでいた。
ダイキは怪異から守ってもらうべく、ルカと親密になるが……特殊な容姿と能力のせいで周りから浮いていたルカは、物凄い勢いでダイキに懐いてしまう。
美しい幼馴染に溺愛されながら、ダイキは過酷なホラー漫画の世界を生き抜いていくこととなった。
ハーメルン様、カクヨム様とのマルチ投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 06:21:30
589512文字
会話率:34%
とっても短い話です。
誰もが日常で体験する寂しさを書きました。
主人公は社会人です。
自分にとって大事な人が遠い存在になっていくのはこわいですね。
最終更新:2025-07-18 22:50:00
816文字
会話率:50%
「あいつがいれば、きっと大丈夫」――そう思わせる不思議な高校生、道 真(みち まこと)。彼が時折口にする「じっちゃんの知恵」は、悩める仲間たちの心を解きほぐす「八つのカギ」となり、数々の奇跡を起こしてきた。そして今、彼らは高校生活最後の年
、3年生としての新たな扉を開く。
受験へのプレッシャー、家族とのすれ違い、親友との間に生じる亀裂、そして「本当にやりたいこと」と「現実」との狭間での葛藤…。大人への階段を上る中で直面する、より複雑で、より根深い悩みの数々。しかし、彼らの心には、真と共に学んだ「物事をありのままに見る目(正見)」「相手を思いやる心(正思惟)」「誠実な言葉(正語)」といった、かけがえのない「心のカギ」が確かに息づいていた。
物語は、美しくも積極的な転校生・一条 茜(いちじょう あかね)の心の奥に潜む「完璧な仮面」の苦悩、そして彼女の家族との葛藤と和解へと深く迫る。さらに、クラス委員長・橘 凛(たちばな りん)が、卒業イベントのリーダーとして、プレッシャーと孤独の中で見つけ出す本当のリーダーシップ。そして、いつも飄々としている真自身もまた、人知れず自分の未来と向き合い、彼なりの「正しい生き方(正命)」を見つけ出そうと静かに葛藤する姿が描かれる。
「人生ってのは、思い通りにいかねえことの方が、デフォルト設定みてえに多いからな」
「どんなに分厚い壁だって、小さなヒビから光は差し込むもんだ。諦めねえで、そのヒビを探し続けるのが大事なんだぜ」
真の言葉は、時に鋭く、時に温かく、彼らの心を揺さぶり、成長を促す。そして、物語は大学という新たなステージへ。SNSでの誹謗中傷、孤立する学友、組織の壁…。高校時代とはスケールの違う問題に直面した真、凛、茜は、それぞれの専門性と「心のカギ」を手に、仲間たちと共に立ち向かう。その先に待つのは、涙と感動の結末。
卒業、そしてそれぞれの旅立ち。彼らが手にした「八つのカギ」は、未来を照らす羅針盤となり、どんな困難も乗り越える力を与えてくれる。真、凛、茜の三人が、同じ大学で再会し、共に新たな一歩を踏み出す姿は、読者の胸を熱くするだろう。
これは、悩み、傷つきながらも、仲間との絆を力に変え、自分らしい生き方を見つけていく若者たちの、輝かしい成長の物語。読み終えた時、あなたの心にも、きっと温かい希望の光が灯るはず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 22:10:00
49880文字
会話率:29%
ミスティアはある時ここが乙女ゲームの世界に酷似した世界であること、自分が婚約者に近づいた女に嫉妬し投獄、死刑になる悪役キャラだと思い出す。彼女は破滅回避に尽力し、ゲーム関係者に近づかないよう努めた結果、攻略対象たちはゲームに無かった病みや狂
気を現し、投獄死罪を回避するための学園生活は一歩間違えれば監禁バッドエンドの学園生活に変化していていた。
周囲の狂気を知らないミスティアは、使用人や家族を自分のデッドエンドに巻き込まないよう尽力するが、ゲームでは死者であり、ミスティアが救った人々の善意によって彼女の退路は絶たれていく。
全てが異常だらけの中、ミスティアは無事、ゲームシナリオ終了の一年間を終えることが出来るのか。
「選びなよ。選択権は君にある。君の意思でどちらを捨てるか選んで。ミスティア」
「ふふ……仕方ないなあ。いいよ。だってミスティアが俺にとって一番大事だもの」
「それじゃあお前はあいつのことが好きだと思われるだろ」
「違うんだ、これでいい。これでいいんだ。君を守ることで……俺は……」
「ひひ、お前にも見せてやるよ。人間が本当の地獄を見る瞬間をなあ!」
「ミスティアさんは、ずっと笑っていられる世界にいてくださいね」
「……お前は変わらないな、ミスティア……。今もなお、俺を助けたときと変わらない」
--悪役令嬢に ハッピーエンドはありますか?
※異録は他者視点です。
※正規の結末の他、攻略対象の個別エンド予定(ハッピーエンド、ifバッドエンド)
書籍化+コミカライズ中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:00:00
1245640文字
会話率:29%
誘拐事件のせいで放課後の水泳教室がお休みになってしまった。暇になった私はお人形を拾ったけど、お人形は捨てても家に来たりする。パパは仕事で忙しくてなかなか家に帰ってこないし、人形と一緒に暮らすことにした。あるとき、「わたしのことどっか連れて行
っちゃってもいいよ」とお人形さんに伝えると、だんだん変なことが起き始めて──、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 18:51:58
16957文字
会話率:48%
伝奇ホラー✕建築✕空白の古代史
裏稼業すれすれのモグリ建築設計士・喪栗純。
依頼を受けた先で出会ったのは、長い眠りから目覚めた、額に第三の目を持つ少女の姿をした謎の存在・メミコだった。
殆どの記憶を失っていた彼女は、半ば気まぐれで純と共
に人里へおり、現代を彷徨う。
クセ強な悪友・塚荒明。霊能国家権力クニツカミの一員である少女・千絵らも巻き込み、
純はある土地に巣食う霊障と、古代から続く因縁に……最終的には自らの意思で飛び込んでいく。
時に怪異と渡り合い、時に歴史の裏側を垣間見ながら、築かれていくのは、世界を変えるほどの大事ではない。
ただ――たった一人の少女と、たった一人の男の、
誰にも踏み込めない「決意」だった。
すれ違いと戦いの果て、歴史はわずかに歪み、
忘れ去られたはずの「一族」は、
名誉と誇りを取り戻す。
そして、誰の記録にも残らない、
たった一つの「本当」だけが、
二人の間に、そっと囁かれる。
これは、裏稼業設計士と古代の姫巫女が紡いだ、
神話の続きを創る物語。
異色の組み合わせが叩き出すアクの強い作品をお届けします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:00:00
184344文字
会話率:51%
大正時代。名家同士の権力争いが激化する中、花本心結は久我勝吾と政略結婚する。しかし勝吾は愛人(冴)を作るなど、徹底的に心結を虐げた。
ある日、冴が怪我をし焦った勝吾は、何でも直す『だまり屋』へ駆けこむ。店主のナギから「一番大事な物を直す代
わりに二番目に大事な物をもらう」と言われ、迷うことなく冴を治し、心結を手放した。
絶望する心結へ、同情したナギが結婚を申し込む。
「俺は皇ナギ。今日からお前は、俺の妻だ」。
久我家よりも力のある皇(すめらぎ)家へ嫁いだ心結。懸命に店の手伝いをする彼女に、無関心だったナギの心が動き出す。しかし、ナギにはとある秘密があって――。
これは愛と生きがいを見つける二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 12:30:30
2408文字
会話率:34%
“王道”外れた異世界転生物語。
異世界転生者として、チートがあるわけでもない。ありきたりな、魔法も魔術も魔物もいない。これまたありきたりな公爵令嬢でも悪役令嬢でもない。ヒロインでもモブでもない。
ついでに言うが、これまた、あまりにあ
りきたりな設定の喪女でもない。
それなのに、なぜ私が異世界転生者……?!
もうこの世界で生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!
(本編概要)セシル・ヘルバートはノーウッド王国ヘルバート伯爵家の長女である。長く――無駄で――それでも必要だった7年をやーっと経て、嫌悪している侯爵家嫡男、ジョーランからの婚約破棄宣言で、待ちに待った婚約解消を勝ちとった。
17歳の最後の年である。
だが、セシルは、その婚約解消の事件となる一大事を――もう、全て、知っていたのだった。
予想していたのではなく、ずっと―――記憶に残る、その事実を知っていたのだ。
なぜなら、セシルは10歳の時、全く理由もなく、現代にいた現世の自分の記憶を突然思い出し――そして、自分が、おぼろげにしか覚えていない以前に読んだ異世界ファンタジーの小説に出てくる――異世界に転生してしまっていた事実を自覚してしまったのだから。
“異世界転生者”の“王道”外れて、さっぱり理由が当てはまらない謎の状況。
なのに、なぜ、現世の私が異世界転生?!
なにがどう転んで異世界転生者になってしまったのかは知らないが、それでも、セシル・ヘルバートとして生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!
それを指針に、セシルの異世界生活が始まる。第2の人生など――なぜ……?! としかいいようのない現状で、それでも、セシルの生きざまを懸けた人生の始まりである。
伯爵家領主に、政治に、戦に、隣国王国覇権争いに、そして、予想もしていなかった第2の人生に、怒涛のようなセシルの生がここに始まっていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 12:00:00
1387508文字
会話率:41%
「お兄ちゃんが、世界で一番!」
「亜美は、世界で一番かわいい妹だ!」
巷で有名な、超ブラコン、超シスコン兄妹の佐藤一家。それを指摘されようが、そんなこと、お構いなし。
熱々、ラブラブ(?)で、二人の日常は、佐藤兄妹だけで安泰なのだ。
それなのに、亜美の大事な大事な兄が帰ってこない!?
心配で夜も眠れない亜美の前に現れた謎の金髪青年。勝手に家に忍び込んできて、亜美に告げる事実が、兄の晃一がAnti-terrorist(アンチ・テロリスト)のエージェント?!
一体、どうなっているの?!
秘密結社のエージェント。テロリストに誘拐・監禁。身の危険が迫っていて。
そんなの亜美には関係ない。
誰も助けてくれないのなら、亜美が絶対に大好きな兄を救出する!
真冬のアラスカ、ロシアにドイツ。世界を跨いで、兄の救出に大活躍(ドタバタ劇)。亜美の行く場所全てで、事件発生。亜美の機転と、負けずのど根性で、テロリストもなんのその。
お兄ちゃん、待っててね! 亜美が必ず助けるから
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 12:00:00
149331文字
会話率:37%
最底辺のFランク異能者が、《喰う》ことで覚醒する。
十数年前、《大事変》により世界に“ゲート”が開いた。
異界から魔物が溢れ、ダンジョンが現れ、魔力適応者=ハンターが台頭した。
だが、すべての異能が強力とは限らない。
――九頭龍人の持つ異
能《悪食》は、ただ「何でも喰える」だけ。
魔力も発せず、強化もない。人々は言った、「それ、ただのゴミだろ」と。
雑用として同行したEランクダンジョンで、仲間に見捨てられ、魔物に囲まれ、崖下へ。
生き延びる手段は、ただひとつ。
――“魔石”を喰うことだった。
激しい熱。灼ける喉。変貌する肉体。
魔石の魔力を吸収する《悪食》の真の力が、今、目覚める。
『力が欲しい。強くなって……モテたい!』
欲望は進化の起点だ。
少年は、己の肉体と欲望を燃やし、世界の底から喰らい上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 11:40:00
36774文字
会話率:27%
メロディ・ヒストリア伯爵は、類希なる容姿や実力をもって「氷柱の白百合」と謳われている少女だ。
幼少の悲壮な経験とともに順当に実績を積んできた彼女は優しい婚約者とともに貴族として果てると思っていた、のだが……「真実の愛を貫かせてほしい」と婚約
解消を提案されてしまった。
平然と受け入れてみせたものの、数少ない気を許せる存在だった婚約者の心変わりに動揺し、年若い乙女は人知れず涙を流した。
一夜明けて、ぐっすり眠ったメロディは気持ちを切り替えると憧憬を胸に真実の愛を解明しようと決意。周囲を巻きこんで研究を進めていく。
そんな彼女の言動に導かれるように時代を揺るがす大事件、運命の歯車は動き出した。
【エレアの子守唄】
綾なす波に誘われ
炎にくべた言葉 集めて旅路を紡ごうか
とこしえ待てず 影は征く
凍りついた静けさは 焦がれる地に綻ぶ花
あせない調べにつつまれて
ささやかな風にゆられよう
重なる季節の訪れを
八千代の夜をこえて 願う
昨日は 舞い降りた光抱き
あなたはひとりねむるのでしょう
夜のまにまによすが得て
涙雨がさらう心 奏でて記憶を綴ろうか
奮い立たせて こだま聴く
悠久に流るるは 宿木知らぬ渡り鳥
ちとせの灯に花が咲き
蝶はわらう宝に留まる
待ちわぶ季節の過ぐときを
八千代の時をこえて 祈る
明日は 光る風に迎えられ
あなたはひとりさめるのでしょう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 22:00:00
607561文字
会話率:61%
新元号「令和」の施行までわずか数時間となった、そのときのことだった。
とある小説家邸宅――ミステリ館――にて、文壇の寵児 鈴美夜彰治氏が執筆部屋で殺害されていると通報が。
数十分後に警察は邸宅に到着し、懸命な捜査が始まった。
しかし、凶
器は見つからず、犯人の特定も難色を呈していた……。
そんな中、邸宅のセキュリティは完璧であり外部犯の可能性は低いとみられたため、当時、邸宅内にいた五人の人間に疑いが向いたのだった――――
正真正銘、平成最後の大事件!!
なぜ、この日、あの時間に犯行が行われたのか? そして、凶器の行方は? 犯人は?
あなたには、この謎が解けるだろうか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 01:00:00
13880文字
会話率:55%