お仕えする令嬢の婚約パーティーという心弾む日に突然、女騎士イリスは忌み嫌っている令嬢の兄で頭脳明晰・容姿端麗だけどシスコン男、ラドルフと婚約者同士にさせられる。
ラドルフもまた、妹から目を離して危険な目に遭わせようとしたイリスに嫌悪感を持っ
ていた。
そんな最悪の相性の2人だったが、互いの思惑のために仕方なく手を組んだところ、いつしか2人の関係性に変化が芽生え……
※【皇女様の女騎士に志願したところ彼女を想って死ぬはずだった公爵子息に溺愛されました】のサイドストーリー。『25.最悪の相性の2人 披露会編3 』〜『49.2人の近況報告 』の間にあったお話。本編を読まなくてもそんなに支障はないです。(本編はページ下部のリンクよりアクセスできます)
※以前投稿していた同作品の15話以降をリライトした改訂版です。
〜登場人物〜
<ラドルフ>
エスニョーラ侯爵家の長男。皇城に勤める天才エリート文官。妹のエミリアを溺愛するシスコン。
<イリス>
エスニョーラ家でエミリアを護衛するドジな女騎士。目を離してエミリアの家出を止められなかった罰を受けた後、エスニョーラ夫人の女騎士に復帰する。
<エミリア>
ラドルフの妹。家族に溺愛されすぎて社交界から隔離されて育った深窓の令嬢。ある日、イリスの目を盗んで家を脱出し、その先でヘイゼル公爵家の長男と出会い婚約する。
<エスニョーラ侯爵>
ラドルフの父。イリスの雇い主。
<ウーリス騎士団長>
エスニョーラ騎士団の団長。イリスの上司。
<本編(完結済)あらすじ>
転生先の深窓令嬢エミリアが、小説の主人公・公爵子息アルフリードを救って皇女様とくっつけようとするつもりが、自分が溺愛されてしまうお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:27:25
66502文字
会話率:20%
ある日、事故に逢い目覚めると読んでいた小説「皇女様の面影を追って」の世界に入り込んでいた私。
次期公爵アルフリードは、幼馴染だった皇女ソフィアナの不慮の事故死を受け入れられず、様々な女性と関係を持つことで心の穴を埋めようとしたが、ソフィア
ナ以上の女性に出会うことができず人生に絶望し、ソフィアナを追って命を絶ってしまう。
それが小説の筋書きだった。
私がなり代わっていたのは帝国の頭脳を担う文官侯爵家の娘・エミリアで、やってきたのはまだソフィアナが生存している時期だった。
アルフリードの自殺というバッドエンドを回避するため、ソフィアナが事故に遭わずに生き残る術を探す。
しかし、アルフリードの同僚であるエミリアの兄ですら小説の中では脇役設定であり、エミリア自身に至っては、その存在すら影の形もないサブキャラ中のサブキャラ。
それもそのはず。彼女は家族に溺愛されすぎて、愛憎渦巻く危険な社交界から隔離されて育った深窓の令嬢だった。
女騎士になってソフィアナを守ろうと何とか彼女が出席する舞踏会に潜入したエミリアだが、なぜかアルフリードに気に入られてプロポーズされてしまう。
ソフィアナを想っているはずなのに、愛をささやく彼は本当にエミリアを愛しているのか?
公爵家とアルフリードの職場である皇城を取り巻くエミリアの予期せぬ新婚生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 15:47:51
581144文字
会話率:23%
侯爵令嬢であるソニアは人生に絶望していた。
過去の失敗から家での立場が無く、異母妹のメリアに奴隷のように扱われる。割れたカップを素手で掃除させられ、魔力も奪われる日々。
そんなとき、公爵家当主であるクラレンスより縁談が届く。冷酷で知られる彼
からの縁談にソニアは震えあがるが、拒否できずに嫁がされた。
そして、初めて顔を合わせたクラレンスからの言葉は、「1年後に離縁する」という拒絶の意思。
さらに、他家に嫁いでもメリアはソニアの魔力を奪いにくる。
絶望するソニアだが、公爵家の使用人は彼女に精一杯尽くしてくれ、少しずつ彼女の顔に笑顔が戻ってきた。
しかしその裏で、王都では不審死が相次ぐ。そしてソニアは、知らず知らずのうちに陰謀に巻き込まれていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:00:00
114939文字
会話率:32%
名門・クロンセチア公爵家の長女、メアリーは、弟ばかりを溺愛する両親のもとで、愛から遠ざけられて育った。だが彼女は静かな誇りを胸に、帝国最高峰の魔術教育機関「ユリアナ魔術学校」への入学を果たす。
そこで待ち受けていたのは、皇子や名家の子女が集
う、華やかで気まぐれな貴族社会。
個性も野心も異なる若者たちの中で、誰にも媚びず、誇りを手放さないメアリーはやがて、静かにその存在感を放ち始める。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-28 16:30:00
18227文字
会話率:45%
超ど貧乏伯爵家の次女、マーガレット・フェリスタは3年間の契約妻としてオーヴェルニュ公爵家の若き当主であるアリオスの元に嫁いだ。何も不満もなく、契約を遂行しようと納得の上で嫁いだマーガレットは実家から持たされた荷物を夫婦の寝室に運ばせる。今日
は初夜。けれど契約結婚には閨は共にしないとあったのだから、初夜は行われないのだろう。だったら...フェリスタ家恒例のお祝いをしようじゃありませんか!
※長編に行き詰まって書いたご都合主義の短編です。
設定甘いかもですがお許しを。
直接的ではないですが閨を連想させる描写がありますのでR15付けてます。苦手な方はbackお願いしたます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 14:59:46
10256文字
会話率:29%
あたし、リーシャ=コルク=ローザリオン!!
セルディアスのローザリオン公爵って、すっごい大きなお屋敷の子供なの!!
けど……ついこの間、ひとりじゃなくなったわ。
お母様が、男の子を産んだの。お世継ぎになる念願の男の子。
だからあたし
は、お母様とあんまり一緒にいられなくなるから……ちょっぴり寂しいの。
公爵家の長女だから。いつか……どこかの貴族か王族に嫁がなくちゃいけないから。
でも……だけど。
お母様がお得意なお料理。
生まれてから……今までたくさん作ってくださった、『パン』をあたしも作れるようになりたい。
あたしには……お母様の契約精霊である、ロティの娘が一緒。ミアが一緒だから……何か出来ると思うの。
そう思って……料理長と頑張ったけど、お菓子と違って失敗ばかり。
悔しくて……悲しくて、泣いてたら凄いことが起こったの!!
ミアが、ちっちゃな箱になっちゃったの!?
*このお話は、前作『追放された錬金術師〜』のスピンオフとなります。
既存のキャラクター以外にも、次世代のキャラクター達が多数登場していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 14:55:57
189337文字
会話率:48%
「この家に弱者は要らん。ここから出ていけ」
能力強度測定の日、主人公クロノ・エルザードは持っていた能力『破壊者』の力で測定器を破壊してしまわないように、力を極限まで抑えたところ測定結果が「0」となってしまう。クロノの家であるエルザード家は元
々勇者の家系で、誰一人として弱い者は生まれなかった。そのため、能力強度「0」という結果を叩き出したクロノは一族の恥だと言われ勇者の里から追放されてしまう。
クロノが家を追放されたその日、丁度古来に勇者が封印したとされる魔神の軍勢が復活する。追放されたクロノもその戦いに巻き込まれ、その中で『破壊者』の力を存分に発揮し、いつの間にか偉大なる人類の五大勢力の一つとして数えられるように。しかし、他の五大勢力が広く知られる中、クロノだけはその正体を知る者は誰一人として存在しない。いつしか五大勢力の中で最も強く謎な存在、“黒の執行者”と呼ばれ尊敬されるようになる。
これはそんな最強のクロノが魔神が封印された後に実力を隠しながら拾ってくれた公爵家の令嬢の付き人として学園生活を送る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:11:13
521927文字
会話率:52%
「俺の生誕祭で、婚約者であるお前がファーストダンスの相手を拒むばかりか、そのように俺を避け、距離を取るとは────フローリア・バークリー、俺は今日この場で、お前との婚約を破棄する!」イヴリンド王国の王太子ジョゼフはそう宣言し、秘密の恋人であ
った男爵令嬢エヴァナの肩を抱き寄せた。
ダンスの直前に見てしまった、王太子ジョゼフと男爵令嬢エヴァナの爛れた関係。バークリー公爵家の長女フローリアの脳裏には過去のトラウマがよみがえり、どうしても王太子を受け入れることができなかった。
大広間に集う貴族たちと、誰よりも自分に厳しい父の視線が突き刺さる。フローリアは絶望した。
ところが────
「そうか。ではそちらの令嬢、俺が貰い受けよう」そう言って突如フロアの中央に進み出てきたのは、第三王子のクリストファーだった。王太子のフローリアに対する婚約破棄宣言に、絶世の美男子である第三王子の婚約宣言。場は騒然となり、フローリアはただ呆然とするしかなかった。
クリストファーにもフローリアを望む、とある事情があった。二人は互いの利と目的のための婚約、そしてその婚約期間を経ての白い結婚契約をひそかに結んだ。
ところが、二人にとって完璧な計画だったはずの白い結婚生活は、始まるやいなや終わりを迎えることとなり……。
互いに異性に対するトラウマを抱えた二人が、本当の夫婦となるために葛藤と奮闘を繰り返す、シリアスな事情ありの胸キュンラブストーリー(にしたい)です。
※いつもの何もかもファンタジー設定の物語です。
※ 本作はセンシティブな描写(性的な描写含む)がございます。ラブコメ感を出したいのですが、重い部分は重くなる予定です。
※この作品はアルファポリスにも投稿中です。カクヨムにも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 08:38:28
118218文字
会話率:39%
オールディス侯爵家の娘ティファナは、王太子の婚約者となるべく厳しい教育を耐え抜いてきたが、残念ながら王太子は別の令嬢との婚約が決まってしまった。
その後ティファナは、ヘイワード公爵家のラウルと婚約する。
しかし幼い頃からの顔見知りであ
るにも関わらず、馬が合わずになかなか親しくなれない二人。いつまでもよそよそしいラウルではあったが、それでもティファナは努力し、どうにかラウルとの距離を縮めていった。
ようやく婚約者らしくなれたと思ったものの、結婚式当日のラウルの様子がおかしい。ティファナに対して突然冷たい態度をとるそっけない彼に疑問を抱きつつも、式は滞りなく終了。しかしその夜、初夜を迎えるはずの寝室で、ラウルはティファナを冷たい目で睨みつけ、こう言った。「この結婚は白い結婚だ。私が君と寝室を共にすることはない。互いの両親が他界するまでの辛抱だと思って、この表面上の結婚生活を乗り切るつもりでいる。時が来れば、離縁しよう」
一体なぜラウルが豹変してしまったのか分からず、悩み続けるティファナ。そんなティファナを心配するそぶりを見せる義妹のサリア。やがてティファナはサリアから衝撃的な事実を知らされることになる──────
※※腹立つ登場人物だらけになっております。溺愛ハッピーエンドを迎えますが、それまでがドロドロ愛憎劇風です。心に優しい物語では決してありませんので、苦手な方はご遠慮ください。
※※不貞行為の描写があります※※
※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 12:27:32
168351文字
会話率:41%
※25000文字くらいの短編です。
まだ人々が魔力を有していた何世代も前の時代から、ハミル侯爵家は“聖石の指輪”を身に着けた女性、“聖女”たちの力に守られ、多くの財を成し、その地位を築き上げてきた。けれど時を経て、魔力を持つ人間は世界か
らほぼいなくなる。
ハミル侯爵家の娘ミシュリーは両親が事故で亡くなった後、母方の弟が婿入りし爵位を継いでいるベイリー伯爵家に引き取られる。そこには同い年の娘ラヴェルナがおり、ミシュリーの存在を疎む。
やがてミシュリーは義父母の根回しにより、聖石の指輪を持ってフィールデン公爵家に嫁ぐことになる。けれど夫デレクはミシュリーを嫌い、やがてラヴェルナと恋仲に。二人はミシュリーから聖石の指輪を奪い、ミシュリーをフィールデン公爵家から追い出そうと画策する──────
※※ものすごく緩ーーい設定ですが、気にならない方のみお楽しみくださいませ。
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 14:06:45
24120文字
会話率:40%
キャナリィ・ウィスタリア侯爵令嬢はフロスティ公爵家の後継であるシアンと婚約中である。
ある日キャナリィの通う学園に、隣国からスカーレット・シルバー第一王女が留学してくるという報せが届いた。それも三学年の夏休暇明けという中途半端な時期から
──。
シルバー王国と言えばシアンが去年まで留学していた国である。そして王女に婚約者はいない──漠然とした不安がキャナリィの心を乱す。
そして案の定王女はシアンをキャナリィから引き離し、そばに置いた。
一方、シアンの兄ジェードに長年付きまとうビアンカ・ルーベルム侯爵令嬢は王女を利用してジェードとその婚約者であるクラレット・メイズ伯爵令嬢の婚約破棄を目論んでいた。
このままいけばスカーレットの婚約者にシアンが、婚約者不在となり身分的にも問題のないキャナリィは必然的に王太子であるグレイの婚約者に収まることになってしまう。
キャナリィとの婚約解消の危機に苛立つシアンだったが、追い打ちをかけるように学園の年中行事であるサマーパーティでスカーレットのエスコートを命じられてしまう。
しかもキャナリィのエスコートを王太子殿下が務めるという。
このままサマーパーティに参加することになれば婚約者の交代──そんな重要な意味を持つ学園のサマーパーティーの時間が一刻一刻と迫っていた。
王太子殿下を待つ控室で、シアンを奪われようとしているにも関わらず何処までも「貴族」であろうとするキャナリィにスカーレットは不敬には問わないから言いたいことを言うようにと詰め寄る。
キャナリィは少し考えるような素振りをすると口を開いた。
「では、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」と。
★
覗いてくださりありがとうございます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
最終話まで予約投稿済みで、7時19時更新です。
★このお話は「で。」シリーズの第三弾です。
第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」
第一、二弾の内容はこんなことがあったよ的エピソードで出てきますが、勿論このお話だけでも大丈夫ですよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 07:00:00
61116文字
会話率:18%
断罪回避、面倒ですわ!
前世を思い出した悪役令嬢は全てを忘れることにした。
フィッツベルグ公爵家の一人娘シェルリンは、ある日父が連れてきた男の子を見て、前世を思い出す。
前世を思い出したシェルリンは自身が前世にプレイしていた乙女ゲームに出
てくる容姿端麗、頭脳明晰なハイスペック悪役令嬢になったことに気がつく。
断罪回避の為に、計画を練るもなかなか良い案が浮かばない。
結局思い悩むシェルリンがとったのは、自身の記憶を全て忘れることだった。
これは前世も今世も忘れたシェルリンが、知らずに乙女ゲームのシナリオを改変していくお話。
週一更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 06:40:00
29524文字
会話率:16%
私の名前は、アリア・フルール。公爵令嬢。
ある日突然甦った記憶は、私の生きているこの世界が、とある腐女子向けBLゲームの世界であるということ。
公爵家の御子息と婚約?
――いえいえ、貴方が好きなのは、三年後に再会予定の主人公(美少年)のは
ずですよね!?
でしたら偽装婚約致しましょう。
だって、"私"が望むのは、イケメン同士のアレコレを、自分自身が見ることだもの!
"私"が恋愛したいわけじゃない!
だったらこんな美味しい立ち位置、他の誰にも譲れませんっ!
この物語は、BL大好き腐女子の少女が、自分好みのカップリングを作るべく奮闘していたところ、気づけばその婚約者から溺愛され、みんなに愛されていく恋愛ファンタジー。
▷▷▷三章展開中▷▷▷
「好きだ。愛してる」「お前は、オレのものだ」「誰にも渡さない」
その言葉、本当は、私に向けられるものじゃないのに――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:00:00
1404373文字
会話率:36%
アルヴィス・エルンスト。
帝国最強の公爵家に生まれ、基本八属性と上位四属性すべてに魔法適性を持つ“祝福された子”。
前世では孤独に死んだ天才が、再び魔法と共に歩み出す。
言葉を話す前に魔力で感情を語り、妹に優しさを贈り、
幼き身体で“魔法
は言葉である”ことを理解する。
そして、帝国の宝石と称えられる第三皇女との政略婚約が結ばれ、
名門エルンスト家は再び、帝国の命運を握る中心へと浮上する――。
この物語は、ただのチート転生譚ではない。
魔法とは何か。
国家とは何か。
そして、孤独とは何か。
祝福と畏怖を背負う少年は、やがて仲間と共に、世界の真理へと至る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:10:00
94613文字
会話率:26%
ジョズワール公爵家令嬢エステルの両親は、彼女が十歳の時に離婚し母は公爵家を出て行った。
その後、父もなくなり、後を継いだ叔父一家とそれなりに良い関係を築き、第三王子サイモンとの婚約が調った彼女の前に、再び母が姿を見せる。
彼女にそっくりな男
とともにに。
エステルが実は亡き公爵の血をひいてないことが世間にしれたら、それを政治的にどんな風に利用され、良くしてくれた叔父一家や婚約者のサイモンに被害が及ぶかわからない。
危険物のような『毒母』とその連れ合いを排し、エステルは愛する人たちを守ることができるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:30:00
20879文字
会話率:54%
とある国の公爵家に生まれたヘルガ・ヘーゼロッテは前世の記憶を持っていた。
夢を掴めず就職もできなかったかつての人生と比べて、今世は順風満帆……かと思いきや!
『婿養子の父親はじつは復讐のために一族に入り込んでおり、ヘルガが二十歳になったら
見せしめとして殺すつもり』
『祖父は本心ではヘルガを忌み子として嫌っており、社交界デビュー前に殺すつもり』
『姉はファザコンを拗らせており、ヘルガに嫉妬して自分が成人したら殺しを依頼するつもり』
――という話を七歳の誕生日で一気に知ってしまう。
このままじゃ圧倒的集中砲火で殺される!
そう感じたヘルガは各人の不満を穏便に取り除き、普通の家族であり続けるために解決策を模索し始めるのだった。
◆Attention
・100話で完結予定+番外編も投稿します
・二章から恋愛パートナーが登場します。ただし主軸は『どう穏便に殺害計画を解決できるか』です
・家族愛や頑張る女の子の描写がメインですが、少し物騒な展開もあります(レーディング設定はありませんが、敢えて挙げるならR15程度)
・倫理観が宜しくない選択をすることもありますが、キャラは『よくないことだ』と自覚した上で決断しています
・落ち込むこともあるものの、基本的に主人公は前向きでポジティブです
※カクヨム、アルファポリスにも掲載中
Copyright(C)2020-縁代まと折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:15:00
285531文字
会話率:26%
皇子から謂れなき罪で婚約破棄された公爵令嬢マグレーテ。彼女の名誉は回復されたものの、今度はその皇子が失脚。彼女は「婚活令嬢」として新たな立場に立たされる。
婚約者候補たちを招いた舞踏会——その最中、屋敷の池から令嬢の遺体が引き上げられ、華
やかな宴は突如として幕を下ろす。その状況は、今まさに社交界を震撼させている「ベイハイム伯爵家の怪事件」と酷似していて……
公爵家の威信、そして親友でもある女帝ヒューミリアからの勅命を受け、事件の真相を追うマグレーテ。彼女が辿り着くのは、一人の少女の絶望と死、人の心に巣食う闇、そして、あまりにも悍ましい事件の真相。
——その先に待つのは、血濡れの終焉か、運命の結婚か。
作者初挑戦のホラーミステリ、どうぞお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:00:00
54221文字
会話率:50%
金髪碧眼の容姿を買われ、御貴族様のメイドとなったエミリー。メイド長のローズさんや、同じ使用人仲間のアリスとともに今日もお掃除頑張っています!このまま平和な毎日が続くと良いな……。そう思った矢先、あの超名門のビネガス公爵家の一人息子が参加す
るお茶会で、毒殺未遂事件が発生!?その話を聞いたエミリーは「なんかおかしくない……?」と更に事件へと首を突っ込んでいくが……。これは、平民出身のメイドが、お屋敷でおきた事件を華麗に解決……とはいかないものの、仲間と力を合わせ、隠された真実を見つけ出す成長物語である!
※誤字や誤りがありましたら、気軽にお知らせください。また、少しでもお気に召していただけましたら、ブックマーク等のほど、よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:29:12
19897文字
会話率:34%
ネトコン13応募作品です。
フローレン王国の宰相の娘アーダリは、誰しもが知る筋金入りの女性好き。
そんな彼女は、仕えている第1王女であるアントニーとベッドを共にすると――
なんと国王陛下にバレてしまう!
しかも、お互い裸で!
王女に手を
出したからには、当然処分は不可避。
しかし、同性愛は法律で禁止されておらず、2人の関係を公表するわけにもいかず、国王は頭を抱える。
そこで、アーダリが「国王の侍女に手を出した」ことにして
宰相家であるポメラリア家を出て平民になる事で手を打つ。
こうして、アーダリは平民になり家を追い出されることに。
――が、なぜか父から『大金』と『常勝株』を受け取り、
さらに父が用意した『高級ホテル』で、悠々と追放生活を送っている。
しかし、アーダリの専属メイドのアメリーに
「家と仕事を探してください!」
とうるさく言われる。
ならばとアーダリは、居場所がない同性が好きな女性たちの
悩みを聞くサロンを開くことに。
ついでに『夜の相談』も受け、趣味と実益を兼ねることにして
早速、街に出るのでした。
こうして始まる――
追放された公爵令嬢による「女性のためのサロン作り(と夜の相談)」のコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:19:54
42781文字
会話率:44%
婚約者の浮気により婚約破棄された伯爵令嬢ローゼリア。
兄二人に溺愛されながらも、学園では目立たぬよう静かに過ごしていた彼女の前に現れたのは、王国随一の名門・ヴァレンティア公爵家の嫡男、レオニス。
傲慢で完璧な彼は、なぜかローゼリアにだけ執
着。
優雅な学園生活の裏で繰り広げられる、兄たちの過保護とストーカー元婚約者による妨害をくぐり抜ける、公爵様の甘く激しい溺愛劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 15:51:20
4727文字
会話率:56%
目立たず静かに生きたい潔癖令嬢リディア。
なのに、学園一のプレイボーイ・公爵家嫡男ノアに目をつけられてしまった。
「他の誰にも興味ない。君だけ、もっと知りたいんだ。」
強引すぎるエスコートに、甘い囁き。
なぜ私なの? ただ静かに過ごした
いだけなのに。
逃げたいのに、心も身体も――もう、とけそう。
これはただの遊び? それとも、本気の恋?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 08:21:48
8139文字
会話率:41%
「昔、三人の女神に求婚をして殺された、愚かな男がおりました」
そんな昔話に語られる〝愚かな男〟は、百年後、公爵家の三男へと転生する。
『テオドア』と名付けられた彼には、前世と同様に、魔力がなかった。
貴族の家に生まれたからには、魔力は必須
である。
公爵家を取り仕切る第一夫人と異母兄たちは、「魔力無し」が家にいることが許せないらしい。
テオドアは幼い頃から、平民出身の第二夫人である母とともに、公爵家の敷地の隅に建つボロ小屋へ追いやられていた。
この世界には、『神』はいるが、『最高神』がいない。
遥か昔、最高神が消滅したとき、世界は大混乱に陥った。
ゆえに、神々は、自分たちが選び出した人間を〝依代〟とし、今は亡き最高神の権能を譲り渡すことによって、世界の均衡を保っていた。
〝依代〟は、選ばれれば大変な名誉だ。百年に一度、『光の女神』が選んだ五人の少年候補者が、〝依代〟の座を賭けて争う。
だが、〝依代〟候補に選ばれるには、魔力が必須。
魔力の無いテオドアには、関係の無い話だ。
――そのはずだったのに。
何故か『光の女神』に見出され、成り行きで〝依代〟候補者となったテオドアは、さまざまな人と出会い、あらゆる女性(人外含む)と恋愛フラグを立てつつ、心身ともに成長していくこととなる。
これは、「一族の恥」とまで言われて虐げられた転生公爵子息が、成り上がって世界を統べるまでの物語である。
※第一部完結までは毎日更新、その後は隔日更新か曜日固定更新に切り替わる予定です。
※構成では、全四部(+α)になる予定です。
※〝徐々に〟ハーレムです。ハーレムになることは確定しています。
フラグは比較的すぐに立ちますが、それぞれとくっつくまでの過程はじっくり描かせていただきます。お気を長くしてお待ちください。
※カクヨム様にも投稿させていただいております。カクヨム版が先行です。
題名:『最高神の〝依代〟』(副題なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:17:20
824034文字
会話率:35%
伯爵家令嬢アメリには、婚約者がいる。
けれどある日、大好きだった婚約者が事故に遭い亡くなってしまった。
それから二年経っても彼への気持ちを忘れる事ができないアメリだったが、両親から、悲しみを乗り越えて前を向くようにと言われ、アメリは新しい婚
約者を探すことを決める。
そんな時、美麗な公爵家の次期当主で、結婚相手には困らないはずのギルバートからアメリに対し、婚約の打診があった。
ほとんど会話もしたことがない相手からの申し出に、疑問を抱きつつギルバートと会うことになったアメリ。
そこで彼女は、なぜ彼がアメリを選んだのか、ギルバートの真意を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 08:00:00
10629文字
会話率:21%
(7月22日完結予定。短編の姉のやらかし3つと、あげていない最終話をまとめて連載版にしました。【続】までがあげてるもの、【終】が新しいエピソードです)
ブシロードワークスから発売の『平凡な令嬢ですが、旦那様は溺愛です!?~地味なんて言わせま
せん!~アンソロジーコミック』に収録されています。よろしくお願い致します。
浮気相手と結ばれるため、婚約者を悪役令息に仕立て上げ、夜会で彼を断罪して婚約破棄を目論んだ第一王女が修道院行きに、そして、その夜会に参加していた皇子に見初められた第二王女が帝国に嫁いでしまったため、留学していた第三王女アリシアは、次期女王となるため急遽国に戻ることになる。そこで待っていたのは、第一王女の元婚約者でアリシアの新しい婚約者となった、公爵家の子息フィリップだった。誰からも好かれ、温和な雰囲気を纏ったフィリップだが、実は彼の真実の顔は違っていて────。これは、愛しいアリシアを手に入れるために人知れず暗躍し、ようやく手に入ったので一刻も早く彼女に触れたい男と、そんな彼の好意にうっすら気付いていながら無意識に翻弄する王女の密室での攻防戦と、そして一年かけてフィリップに陥落させられるお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 18:00:00
62189文字
会話率:28%
「感情が読めず冷たそうに見える」という理由から、『氷姫』と呼ばれ、二人の婚約者に浮気され婚約を破棄した過去を持つ公爵家の令嬢オリヴィア。
心の傷が癒えず、いまだに新しい婚約者のいない彼女だったが、そのことを考えている場合ではない。
彼女に
は他にやることがあった。それは────一家断罪の未来を変えること。
実はオリヴィアは、とある乙女ゲームで、ヒロインを虐めた結果家族を破滅に導く悪役令嬢の姉に転生していたのだ。
そこで未来を変えるため、原因を作る妹を矯正した結果、妹は悪役令嬢とは似ても似つかない令嬢に成長し、ゲームとは違い婚約者の王子からも溺愛されていた。
やれることはやったとヒロインのマリアとの出会いに備えるオリヴィアだったが、それとは別に一抹の不安があった。
悪役令嬢にいたのは『姉』ではなく──『兄』だったはずなのだ。
だがこの兄はほとんど登場しないモブキャラであり、モブの性別の違いなど些細なことと言い聞かせ、遂にヒロインが登場する時間軸に突入する。
オリヴィアの予想通り、マリアはゲームと全く同じように登場し、攻略対象者である王子たちもゲームと同じ反応をマリアに見せたことに、オリヴィアはショックを隠せない。
けれどこのあと、オリヴィアが予想しない方向へ事態は転がっていき……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 17:00:00
54900文字
会話率:24%
「僕はドロシア・モアラッカム公爵令嬢との婚約を破棄する」
王家主催の舞踏会で王太子リアム第一王子の声が響き渡り、さらに新しい婚約者オードリー・パーセル男爵令嬢を指名した。クォルテア王国最大の貴族であるモアラッカム公爵家を切り、こともあろうに
後釜が男爵令嬢? 舞踏会参加者は呆れたが、パーセルという家名に何かを想起した者も少数ながらいた。婚約破棄宣言のリアムでも悪役令嬢ドロシアでもなく、オードリーが主役の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 07:41:06
8050文字
会話率:25%
「我が儘言いたい放題ですわ。だってわたくしは公爵家の娘ですもの」
クラリッサ・アップルトン公爵令嬢は、身分が高くて仕事がないのだからこの世で一番我が儘が許されるという独自理論を持っていた。ナイジェル第一王子から婚約の打診が来ても面倒だからと
断り、気の合う貧乏子爵家の三男坊エルナールに拘るのだった。しかしナイジェルはクラリッサを手に入れるために事件を起こす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 07:42:03
12664文字
会話率:48%
ムナオロス王国の国難になるとも予想された魔の谷スタンピードを被害ゼロに抑えた、一三歳の『青の魔女』シリン。当然のことながら救国のヒロインともてはやされ、その重要性からウィルキーラッツ公爵家嫡男ネイトとの婚約が定められた。しかし平民であったシ
リンは、全く楽観視してなかった。政略だから断れないし、お相手のネイトも今気持ちが盛り上がってるだけだろうし、結局シリンは貴族じゃないから。いい関係を築くにはどうしたらいいか。シリンはネイトに失恋魔法をかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 07:53:49
6822文字
会話率:40%