蛇香帝の正妃となった、田舎娘の菊花。
彼女は寒がりな皇帝をあたためる《皇帝陛下のあたため係》も拝命している。
重臣の裏切りによって朝廷は荒れに荒れ、なんとか立て直ってきた今日この頃。
菊花は夫である香樹から隣国である戌の国への訪問を提案さ
れる。
戌の国は、彼女が「おねえさま」と呼び慕っているリリーベルがいる国だ。
喜ぶ菊花だが、提案してきた香樹はなにやら浮かない様子で……。
訪れた戌の国で開催された舞踏会で悪口を言われ、戸惑う菊花。
香樹はそんな菊花の仇を打つために奮闘するけれど──。
その隙を狙うように、兎の国の王子が菊花に接近してきて……?
これは、白蛇獣人の皇帝陛下と、その番に選ばれた少女の恋物語。
※前作の『皇帝陛下のあたため係』は主婦と生活社様より2023年12月に書籍化していただきました。こちらは、その続編になります。未読の方は、ご注意ください。
『皇帝陛下のあたため係』
出版社:主婦と生活社
レーベル: PASH!ブックスFiore
イラストレーター:Matsukiさま
発売日:2023年12月20日
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 20:10:04
100436文字
会話率:25%
【祝】総合ランキング入り!ありがとうございます!
社畜歴8年目の俺は残業帰りに階段から足を踏み外し、気付いたら異世界に転移していた。
チート能力? ありません!
道? 分かりません!
言葉? 通じません!
どうしろって言うんだ、夢なら
覚めてくれ…
俺には帰りたい理由があるんだ。
開始地点が森の中?
上等だ、サバイバルで生き抜いてやる。
言葉が通じない?
異世界言語をマスターすりゃいいんだろ!?
無一文?
現代知識で稼いでやるさ。
異世界で出逢った人々に助けられながら、俺は一歩づつ進んでいく。
これは平凡なサラリーマン、渡 永久(ワタリ トワ)が異世界からの帰還を目指す行動録である。
…
■絶対帰還行動録【イラスト集】
https://ncode.syosetu.com/n4742ep/
■絶対帰還行動録【登場人物&設定集】
https://ncode.syosetu.com/n4734ep/
…
・感想、FA、レビュー、ブクマ、評価、本当にありがとうございます。励みになります!
・タイトルに「★」が付いている回は、本文最後に挿絵が入っております。ご注意下さい。
・この作品はカクヨム、マグネットにも重複投稿しています(ツギクル、アルファポリスにはリンクを設定)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 19:00:00
549586文字
会話率:41%
目が覚めると、一切の記憶がありませんでした。
どうやら私は『稀代の聖女』で、かなりの力があったものの、今は追放されて封じられているそうです。ですが、そんなことはどうでもよく……。
「……私の旦那さま、格好良すぎるのでは……!?」
記憶を
失くす前の私は、最強聖女の力を悪用し、残虐なことをして来た様子。
天才魔術師である夫のオズヴァルトさまは、『私を唯一殺せる』お目付け役として、仕方なく結婚して下さったんだとか。
「オズヴァルトさまのお役に立てたら、私とデートして下さいますか?」
「ふん。本当に出来るものならば、手を繋いでデートでもなんでもしてやる。――分かったから離れろ、抱きつくな!!」
聖女としての神力は使えなくなり、周りは私を憎む人ばかり。何より、新婚である愛しの旦那さまには嫌われていますが……。
(悪妻上等。――記憶を失くしてしまったことは、隠し通すといたしましょう)
自分の悪行の償いとして、少しでも旦那さまのお役に立ちたいと思います。
……でも、封じられたはずの神力が、なぜか使えてしまう気がするのですが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 10:59:38
302118文字
会話率:47%
二度目の転生を果たした桃太郎は、異世界で侯爵令嬢になっていた。しかし婚約破棄を言い渡されたショックで、前世の記憶が目覚め、自分勝手な理由で断罪する王子を殴り倒してしまう。直後、襲撃してきたオーガを撃退した桃太郎は、一族を捨て、目覚めた異世界
で自由に生きる道を行く。昔話と縁のある仲間を得て、お宝目指してダンジョンを巡る無双冒険譚、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 08:21:08
302799文字
会話率:49%
ギャルゲーの世界に貴族の娘として転生させられた男。
彼に課せられたのは「メスガキとして人気者になれ」という意味不明なお達しだった。
TS娘の屈辱まみれなメスガキ人生が今、(不本意で)始まる!
_____
一発ネタ的中編小説で
す。
なんかおかしい部分があってもそれはロクに確認もせずに勢いで書き殴ったものなので、多分後で修正されると思います。
Nolaノベルさんにも投稿してます。
メスガキには詳しくないので、何か誤った文化知識を出してしまったら教えてください。
完結まで毎日投稿を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 09:00:00
93115文字
会話率:42%
改めてなろう投稿がんばりたいなぁって意思表示です。
最終更新:2024-01-02 21:43:25
1410文字
会話率:0%
すごくすごくニガテなことがありまして、どうしたら克服できるのですか??
最終更新:2023-12-29 11:11:02
2879文字
会話率:3%
「江戸時代、紙屋で働いていた一人の若者が、店のお嬢様と恋に落ちた。若者は大旦那様に結婚の許しを得ようとしたのだけれど、はねつけられた。それでもあきらめない、何度も何度もやってきて畳に頭をこすり付けて懇願する若者に、大旦那様は言ったの。空を
飛んでみせろ。そしたら娘はお前にくれてやる」
想いを告げてくれた彼に対して、わたしはこんな話をしている。遠まわしに断られていると思ったかもしれない。
「それって天地がひっくり返っても、お前なんかに娘はやらないっていっているようなものだよね。だって江戸時代だろ?」
「でも、彼は飛んだのよ」
「何と」
「紙屋の技を活かしてね。和紙と布と竹の骨組で、とんでもなく大きい翼を組み立てたの」
「ハング・グライダーだ」
「そう、イギリスの誰だかがハング・グライダーでの滑降に成功した、その何十年も前のこと。ライト兄弟による飛行機発明の百二十年前。数え切れないほどの試作を繰り返して、ある夏の日、彼は橋の欄干から飛んだ。恋人の見守る前で。そりゃ物凄く怖かったろうけど一生に一度の勇気を出して、世界で初めて彼は飛んだ」
「で、ハッピーエンド?」
なんてあこがれる言葉だろう、ハッピーエンド。わたしは首を横に振った。
「残念ながら。夕涼みしていた町人たちが大騒ぎしちゃってね。本気で天狗が飛んできたと思ったみたい。彼、名前は浮田幸吉っていうんだけど、役人に取り押さえられて町から追い出されたそうよ。恋人ともそれっきり」
「罰が厳しいなあ」
「殿様の頭上を飛んだのがまずかったの」
「文字通り頭が高いってやつか。ところで、ということはだ。この場合みどりは紙屋の大旦那様で、俺がその浮田幸吉って人なのかな」
「ひどいでしょ、わたし。あきれてくれていいよ」
「こんなことであきれるくらいなら」
彼は、その先は言わずに微笑んだ。
わたしは彼に告白された。つきあってくれといわれた。その返事としてわたしは要するに、なにか凄いことをしてみせてくれたら、つきあってあげてもいいよと言っているのだ。
愚かしいほどに、頭が高い。
雨が窓ガラスを、わたしのことを咎めるようにたたき続けた。
あなたは何様ですか。そんなことをしてもらえるような、上等な人間なのですか。
本当はわたしにだって分かっている。
空を飛ぶべきはわたしなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 02:11:07
148937文字
会話率:37%
身内の不幸続きのトラウマのせいで夜崎煌月(やざきこうが)は、一つ下の後輩、朝霧陽菜乃(あさぎりひなの)に告白する機会を逃していた。来年の卒業式までに……と思っていた矢先、煌月と陽菜乃は異世界召喚により転移転生させられて、見た目はあまり変わ
らないものの(約一名を除いて)、種族が変わってしまう。お約束の魔王討伐やら代理戦争などがあるかと思えば、『ごめん☆事故ですぅ。元の世界にも帰れません』と、冒険者ギルドマスターダリアから聞かされ、拍子抜けしてしまう。
HPやMPの横棒の表示や、ステータス画面、魔法にスキルなどゲーム要素がふんだんに使われており、ゲーマーやファンタジー好きには夢のような世界だと、煌月は幸福になることへのトラウマを抱えつつも、目の前の冒険に心躍っていた。
そしてこの世界の統治者は魔王だと言い出す。生活水準問題も高く、魔王も元異世界人だと聞かされ、ひとまず異世界での生活方針を陽菜乃と一緒に決める。
煌月と陽菜乃は生計を立てるため冒険者になって、異世界生活を満喫しようとしたのだが、煌月だけステータス画面のバグやレベル速度が遅くなるなどのトラブルに続き、魔物の活性化、Aランク級の黒魔獣たちが町や村を襲撃、スローライフから一変、過酷な戦いに巻き込まれる。
煌月は自分の本来の力と、ステータスのバクが何を意味していたのか、この世界の真実に手が届き──。
ほのぼのとシリアスの落差あり。
謎解き、後輩とのラブコメからギャグまで詰め込んだ異世界ほのぼのありつつややダーク?ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 19:24:30
33538文字
会話率:40%
ひとり、森の奥に暮らしていた私は、ある日川のほとりで倒れていた男の子を見つけた。
ボロボロではあるが、上等な服装の彼は何やら吸血鬼を異常に怖がっていて……
「私はアリスティア。吸血鬼よ。貴方は?」
「僕、は……………」
吸血鬼の少
女と人間の少年には、それぞれ事情があった。
『僕に帰る場所なんて無い』
『私ね、記憶が無いの』
お互い孤独を抱えていたふたりの、物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 08:00:00
7852文字
会話率:47%
2023.2.3のなろラジ放送回で採用されたので、この機会に作品を書かせてもらいました。「書いて下さい」は頂けませんでしたが、読んでもらえたら幸いです。
あらすじ
西暦3023年。宇宙へ進出した人類が、惑星間航行技術を元に宇宙旅行を
楽しむようになった時代。宇宙にはまだ見ぬ景色がたくさんあり、夢のような星空が広がっていた。
宇宙旅行専門の旅行代理店で働く泉も、そんな景色を顧客に楽しんでもらいたいと、この春から宇宙観光業界に飛び込んだばかりだった。
なのに、日本に住む旅行者達は宇宙に温泉はないかと、ことあるごとに泉に詰め寄った。
「上等! 宇宙にまで行って温泉に入りたいなら、あたしが掘り当ててやる!」
採掘ロボ片手に宇宙へ飛び出した彼女が巻き起こす、宇宙冒険ファンタジー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 23:04:50
1000文字
会話率:59%
毎日投稿、完結済みです。
ばっふんっ!!
一瞬宙を浮いたカラダは、ふわふわのクッションに受け止められた。
「は?」どういう事?
目をパチクリして周りを見る。
アパートではない高い天井。
窓には壁に沿うように重厚なベルベット
のカーテンが下がり、床には赤を基調とした細かい織りの厚手の絨毯が敷かれている。
私はその部屋の中央にあるベッドの上にいた。
ベッドの天蓋には、繊細な刺繍の入った豪華なカーテンが幾重にもかけられている。
これだけ天蓋が必要ならば夜は相当冷えるのだろう。
カーテンを見ても、絨毯を見ても、天蓋を見ても「冷える。寒い」が想像出来た。
やだな。
つか寒い。
寒い寒いとクッションに埋もれたカラダを起こすと、レーシーで薄々、布の面積は最小限で皮膚の面積は最大限な破廉恥極まりない下着しか着けていなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 06:36:56
19683文字
会話率:29%
姉は妹を守り、導く。
妹は姉を信じ、頼る。
生まれた時から「そういうものだ」と教えられてきた姉妹。
他人になんと言われようと、お互いを信じ、思いやる。
それが当たり前だった姉妹は、異世界に行っても超絶仲良し。
2人揃えばチートで最強
、そんな姉妹が異世界で自由気ままに暮らす話。
麻木 蓮(あさぎ れん) 努力家。何があっても折れず、前を向き続ける姉。
麻木 華(あさぎ かな) 天才肌。生まれながらに何でもできる妹。
チート能力【可能性】
パッシブスキル。出来ないことが出来るようになる、やろうと思えばどんな無茶でもこなせてしまう能力。
麻木家、母の教え
『二卵性だけど双子だったから、2人合わせて蓮の華ね。世界のどんな嫌なこと、どんな悪いことにも負けずに、2人仲良く綺麗に咲けるようにって思いを込めて名付けたの』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 18:00:00
91701文字
会話率:56%
帰り道、ヴァンパイア拾いました―――
残業上がりの深夜一時、幸嶋新(こうじま あらた)二十九歳は何者かに後をつけられていた。
「血を寄越せ……」その一言に、よっしゃ変態上等死にさらせ!と足を振り上げたところ―――ノックアウトした変態は、よく
よく見るとイケメンだった。あれ?嘘これってただの具合悪い人?
男前なお局OLが、ヘタレなヴァンパイアと織り成すあれこれ。
※ラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 10:00:00
20640文字
会話率:23%
リリアは破天荒なお姫様。冤罪で取っ捕まっても何のその。
ギャグものかつ非常にゆるふわ設定です。
『その設定には裏がある〜レンタル婚約破棄〜』『その設定には裏がある〜レンタル王子様〜』2作品の下書き作品です。こちらはシリアスですが、宜しけれ
ばどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 00:52:25
6265文字
会話率:59%
「やあ、君がここの責任者かね?」
「え、ああ、はい」
とある会社。カッ、コッ、ラタッと舌を鳴らし指を鳴らし靴の踵を鳴らし、そこに訪ねて来た男は辺りを見回しそう言った。見るからに上等なスーツ。溢れ出る自己肯定感。責任者の男は思わず身構え
る。
「ふーん、ビルの一室を借りただけの小さな会社。
狭く、資金もないのは明白。おまけに君も他の者も若い……がこの分野は情熱と閃きが物を言う。そうだろう?」
「ええ、まあ、あの、それであなたは……?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 11:00:00
3071文字
会話率:37%
偽聖女の汚名を着せられ、命からがら亡命した聖女は、そこでもまた裏切りに遭う。
しかし、亡命先でも聖女となった『ヘスティア』は、そんな目に遭わされても、あっけらかんとしていた。
婚約破棄? 裏切り? 上等です。
私も初めから裏切っていました
から。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 10:00:00
59329文字
会話率:25%
迷惑上等! 迷惑系ユーチューバひろしのもとに、不穏なアカウントからきな臭い迷惑の依頼が……。
真の迷惑とは何か? それ以前に「系」ってなんなのか?
ところであなたは、何系の何?
※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載して
おります。
https://tmykinoue.hatenablog.com/entry/2023/09/27/171025折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 16:30:46
2688文字
会話率:38%
話半分の男は、つまり話二倍の男だ。
男が二倍にした話を、こちらで自動的に半分割り引いて聞く。
これこそが、このマウンティング上等のSNS時代における、真のコミュニケーションなのかもしれない――。
※この作品はブログ【泣きながら一気に書きま
した】にも掲載しております。
https://tmykinoue.hatenablog.com/entry/2021/11/16/185401折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 13:19:05
2720文字
会話率:37%
藍沢由貴(あいざわゆき)は飯島悠也(いいじまゆうや)に勝負を仕掛ける。
「試験で勝ったら、なんでも一つ相手の言うことをきくこと」
そこから始まる、いわゆるひとつの『恋愛』のおはなし。
高校一年生。
よくある青春と葛藤とかを自分好みに
仕上げております。
よろしくお願いします。
あらすじ、キーワード諸々は追々足していく予定でおりまする。
不定期更新ですが、のんびりと続けたいです。
この作品は「カクヨム」にも掲載していたものを転載しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 21:26:37
29931文字
会話率:36%
惑星 エクセルシオの宇宙艦隊士トレノ曹長はソンブレロ銀河に見回りの任務を終え艦に帰ってくると艦隊学校時代からの悪友フーバー曹長と艦隊の中のバーに飲みに誘われる。トレノ曹長は明日も任務だからと断ろうとしてたらソンブレロ銀河とラリカール銀河の軍
団が手を組みその艦隊から攻撃を受けフーバー曹長が大怪我をし、なんとか脱出を図ろうと途中ライアン上等兵と合流してなんとな脱出ポッドに到着したがソンブレロ銀河の兵士が艦内にワープしてきてトレノ曹長はライアン上等兵とフーバー曹長をポッドに乗せ座標を本国にセットして送り出した。トレノ曹長もなんとか脱出を図りポッドに乗り座標を本国にセットしようとした時爆撃を受け座標がめちゃくちゃになりトレノ曹長の苦労虚しくポッドは発進してトレノ曹長は気を失った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 18:00:00
330623文字
会話率:77%