架空の軍事国家において、能力は高いが人間的に未熟な若い上官と、有能な下士官の間に生じる、心の交流とすれ違いを描いてみました。
「誰にも心を開かない」と決めた主人公が、一人の部下に少しずつ心を開いてゆく過程と、不測の事態に対応し切れず苦悩す
る様子などを見て頂けたらと思います。
組織の重大な危機に気付いてしまった主人公が、勇気を持って取った行動とは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 16:05:19
9076文字
会話率:29%
架空の軍事国家において、能力は高いが人間的に未熟な若い上官と、有能な下士官の間に生じる、心の交流とすれ違いを描いてみました。
「誰にも心を開かない」と決めた主人公が、一人の部下に少しずつ心を開いてゆく過程と、不測の事態に対応し切れず苦悩する
様子などを見て頂けたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 00:58:43
8941文字
会話率:29%
三百年先の未来で兵士として戦っていた『軍曹』が、作戦中の爆発に巻き込まれたと思ったら2000年代の日本に転移していた、というお話。
渋谷駅前で一人座りながら途方に暮れる軍曹でしたが、彼は偶然にも上官である『少尉殿』を大型ビジョンに映し出さ
れた映像の中に発見してしまいます。
そう、上官はアイドルになっていたのです。
こうして再会を果たした二人でしたが、超有能な上官だった彼女が実は恐ろしいほどのポンコツであることが徐々に判明しはじめ……。
軍曹の苦悩に満ちた日常を淡々と綴ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 12:06:45
33835文字
会話率:35%
事件や事故の増加する傾向にある12月に突入した事で、警察や消防署といった公安系組織は歳末特別警戒を実施した。
そしてそれは人類防衛機構極東支部近畿ブロック堺県第二支局も例外ではなく、巡回パトロールの頻度や有事の際の待機要員数も大幅に拡大され
ていた。
堺県第二支局配属の若き特命遊撃士である吹田千里准佐もまた、年明けに控えた昇級試験の対策講座の受講も兼ねて歳末特別警戒のシフトを提出していたのだった。
敬愛する上官や心許せる同期の友人達との交流で心を癒したのも束の間、千里は夜間巡回パトロールで驚くべき物を目撃する事に…
(※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 07:17:20
42742文字
会話率:21%
国際的防衛組織・人類防衛機構の下士官である江坂芳乃准尉は、分隊を率いて悪の戦闘ロボットを撃退した。
そうして無事に掃討作戦を終えた江坂芳乃准尉を癒した物。
それは作戦の指揮を執った上官である吹田千里准佐から、差し入れられた1本の缶コーヒーだ
った。
その成長を陰ながら見守ってきた年若い上官の見せてくれた優しい気遣いに、江坂芳乃准尉の心は癒されるのだった。
※ 本作品は、小説家になろうラジオ大賞4の参加作品で御座います。また、本作は萌えミリ連作「堺県おとめ戦記譚~特命遊撃士チサト~」と同じ世界観で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 16:00:00
1000文字
会話率:33%
寺社仏閣と町家が共存する奈良市で営まれる、老舗和菓子屋の四方黒庵。
この四方黒庵に中途採用で入社した湯屋賀谷弘恵は、今でこそ穏やかな事務仕事に勤しんでいるが、実は半年前まで銃弾飛び交う戦場に身を置いていたのだ。
大日本帝国陸軍女子特務戦隊の
主計准尉だった弘恵が、今日のような内地で穏やかな日々を送れているのは、彼女の元上官と四方黒庵の若女将の友情による物だった…
※ 本作品は、XI様御主催の「穏やか事務員さんの真実!!」企画の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 05:24:07
3403文字
会話率:18%
「今見たことは誰にも言いません。その代わり私に協力してください!」
一年前。大陸を二分するサンセベリア帝国とリトガルト王国は、血で血を洗う戦争を行なっていた。
結果としては、王国側の勝利。しかしそれは、薄氷の上のものであった。数
で圧倒的に勝る帝国が王国に敗北した理由、それは兵の質が勝っていたから。王国の戦士達は帝国の騎士達を、ちぎっては投げちぎっては投げ、鬼神の如く屠っていた。
そんな活躍を戦場で果たした英雄「ゼン・キロトリデ」は、ある日上官である司令に呼び出しを受ける。
「貴殿には、サンセベリア帝国への密偵の王命が出された。我が国最初のスパイとして、誇りを持って任務にあたってくれ」
司令の命令に不満はありつつも、ゼンは愛する祖国を離れて潜入任務を開始した。行き先は、帝国立騎士学校。入学試験で早速その実力を遺憾なく発揮した男は、最高のスタートラインを切っていた。
しかし、その夜。男はひょんなことから自分がスパイであるという証拠を、元公爵令嬢である「セシリア・アルフグレット」に見られてしまい……。
これは、身に余る任務を背負った最強スパイと、宿願を持った没落令嬢の熾烈な共同戦線である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 16:07:49
218106文字
会話率:54%
報告
第一次『尽閼』完全降臨
日付
2099年12月25日
当該者
魔法少女部隊アルカディア
概要
S級魔法少女部隊アルカディア(以下、アルカディア)が敵対勢力パンゲアとの戦闘中、SS級魔獣序列1位・滅亡的魔導集合体『尽閼』ナ=
ウィザ(以下尽閼)が突如出現。公式の記録として尽閼が完全降臨したのは初である。
これを部隊員の1人サブリーダー・ピュアリップル(加賀美莉緒、以下リップル)が、アルカディアとパンゲアの戦闘地域から引き離した。 禁忌魔法・メメントモリをリップルが単独で発動。直撃した尽閼は無傷であったことがリーダー・ピュアリヒト(星薙愛惟、以下リヒト)の口から語られた。救助隊と共に尽閼の元に駆け付けた同部隊上官魔女ミューザ(涼元薫、以下ミューザ)、並びにリヒトが全部隊員を逃すために殿を務める。リップルが再び戦線へと復帰。リップルによりリヒト・ミューザは戦線を離脱させられた。その後リップルが尽閼に捕食される光景を、離脱中目視したことを同隊員らが証言した。
最後に、リップルが発動したと思われるオアレゼースにより尽閼周辺は隔離されたが、尽閼はそれを破壊し、空間へと潜る様に消えて行ったと同隊員が証言した。
被害
魔法少女1人死亡
魔法少女チームに自己犠牲激しい子がいても良いよね?って思って書きました。
別サイト様にて投稿していたものを少し手直しして投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 00:31:53
12619文字
会話率:36%
【重複投稿】この作品は、<エブリスタ>に重複投稿しています。【エブリスタ】
大規模災害とクリーチャーウイルスの蔓延で、和中5年、日本共和国が破綻していくまでの話。
男子大学生の東雲一稀(シノノメイツキ)は、高校まで軍事訓練を受
けた予備役だ。
東京方面の震災により、妹のユウナと父である東雲波郎(シノノメハロウ)博士の安否を確認するために、イツキは川崎へ向かっている途中で地割れに落ちた。
穴から救ったのは、未来から来たと名乗る男性軍人のキールであった。
その後、妹のユウナとも合流する。
東京を中心に、時間の門(ポータル)が開いたことにより、地震やウイルスによる災害が起きていた。
クリーチャーウイルスにより、化け物(クリーチャー)化した者たちは、黒い液状になって街を彷徨っていた。
ウイルスに適合した覚醒者としてイツキは、日本刀『六紋村正』でクリーチャーを倒していく。
このウイルス災害を起こした犯人は、科学者である父ハロウであった。
父を倒すことが出来ず、イツキは時間の門(ポータル)の向こうにある白い世界へ向かった。
そこで出会った強い情報体の導きで、イツキは転生をすることが出来た。
転生後、白い世界から別の時間帯へ移動したイツキは、軍用車用の中で目を覚ます。
そこで、見習い軍人になった従兄のナガト、後輩女子のホウセンと合流する。
富士山の大規模噴火により、上官たちがもめる中、愛知県へ予備役たちは引き返すことになる。
さらに母校のある大阪へ移動し、大地震と琵琶湖の決壊により水没した街で、イツキは巨大水棲クリーチャーを討つ。
その頃、九州北部では軍による大規模な竜宮城を破壊する作戦が始まろうとしていた。
福岡の永遠に終わらない1日を終わらせるため、イツキは大切な人とともに、異空間を破壊した。
衝撃のあまり、イツキのアイデンティティーが吹き飛び、覚醒能力と日本刀『六紋村正』を失う。
サイタマスラムの旅を通して、イツキは自身に残っているものに気づいた。
光をまた目指して、イツキは人間の道を歩いて行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 19:00:00
100095文字
会話率:27%
幼くして家を追い出された元男爵令嬢アルティーティは弓騎士を志し、騎士団の遊撃部隊に入隊する──女ということを隠して。
絶対に正体がバレてはいけないのに、配属初日、隊長のジークフリートにバレてしまう。
あわや除隊か、と思われたが、彼から思
わぬ提案が出される。
「このことを黙っている代わりに、俺と結婚しろ」と。
ある時は騎士、ある時は貴族、秘密の二重生活の中ふたりは次第にお互いを意識していき──。
※毎日更新
※アルファポリス様でも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 13:25:15
259062文字
会話率:29%
「上官や強い奴に抱かれると生きて帰れる」との噂が流れた戦時中。物資の不足に苛立ったノーズは、その噂を利用することに決めた。一晩の安息を求め上官ディートハルトの部屋を訪ねるも、申し出はあっさり断られてしまう。
これを契機に二人は交流を深めるが
、戦火が増す中、ノーズの最前線配転が決まり……。
帰還兵が戦場での思い出を語る話。
※BLのつもりで書きましたがブロマンスに近いかも。
※架空の国設定です
※ サブローさん主催、BL短編アンソロジー「SALAD BOWL」に寄稿した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 18:10:01
50999文字
会話率:4%
高嶺ハナは、謎の生命体と戦う陸上自衛隊特務戦隊のアイドルである!
これは、隊員たちのアイドルという意味ではない。戦う為にアイドルをしているのだ。何を言っているのか分からない? ああ、そうだろう。ならば見よ! 彼女の、高嶺ハナの戦いを!
そして、過酷な『アーミーアイドル』の姿を、その目で確かめるのだ!
申し遅れたが、私は高嶺ハナの上官だ。彼女のプロデューサー的な存在でもある。だから、心の底よりお願いする。
頼む! 彼女を、高嶺ハナを、推してくれえ!
【秘密】先が気になるよーって方は、カクヨム様でちょっとだけ先行公開中です。そのうちこちらが抜かす予定ですが、良ければどうぞ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 00:00:00
108994文字
会話率:60%
貧しい家庭に生まれたナオキ・メトバは家族の生活を支えるために軍に入隊し、上官の勧めもあって遠隔操縦型機動兵器「ウォー・パフォーマ(War Performer)」の操縦者選抜審査を受けて見事合格。操縦者としての道を歩み始める。だが、それは同時
に過酷な戦いへの第一歩でもあった……。
この作品はカクヨムにも掲載しています
感想などございましたらお気軽にお寄せ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 20:40:35
487499文字
会話率:58%
元騎士のレイス・クレイン(35)はとある事情から上官を殴り飛ばし、帝都へ護送される。
その護送中に襲撃を受け、逃げる途中で谷底に落下する。
生き延びたレイス・クレインは身分と名前を偽り、冒険者レインとしての道を歩み始める。
元騎士から冒険者
への転身。大きく分かれた道は、交錯しひとつの道へと繋がっていく。
そんな中年新人冒険者レインの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 21:24:47
7296文字
会話率:42%
一人の技術屋は突如現れた上官に対応する・・・
最終更新:2023-08-27 14:19:00
1086文字
会話率:35%
騎士団に所属する主人公のアレクは、上官のミナと共に、カヒーナと呼ばれる地域の治安回復の為に派遣される。
そこはヤクザ・ギルドと呼ばれる反社会的組織が根を張り、腐敗と悪徳がはびこっていた。
使命に燃えるミナに対して、アレクの気持ちは酷く重か
った。なぜならアレクには秘密があったのだ。カヒーナに巣食うヤクザ・ギルドの大勢力、アトラズ一家頭領の息子だという秘密が……。
公権力を嫌い、騎士団に敵意を向けるヤクザ・ギルドと、ヤクザであろうと叩き潰そうと考えるミナと騎士団。
上官を守りつつ使命を果たし、ついでに実家も落ちぶれない程度に守ろうと、アレクは動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 19:00:00
27875文字
会話率:50%
黒木タエ子の兄・西田省吾は、太平洋戦争のとき、戦死した。死期を覚ったタエ子は兄からの手紙を焼くのだった。そして、物語は戦時中へ。特攻に志願した西田が音大生だったことを知った上官の大月は、心残りがないようにと、音楽会を計画し、上層部に掛け合う
にだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 12:26:31
33081文字
会話率:45%
戦争が行われていた最後の年。一人の若者に出兵の指令が降りた。上官の計らいにより最後の一日の外出を許されて実家に最後の挨拶に訪れる。外で洗濯物を干す女に声をかけると何故か若者の嫁だと言う。
出兵前の最後の一日を初めて顔を合わせた花嫁と過ごす物
語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 12:43:26
5517文字
会話率:43%
大陸戦争が終わって三年、主人公グレット・ヴェルメイルは、ロギヌス帝国陸軍中尉の若い男だったが、軍を退役して故郷の都エレンゲルへ帰って来た。
グレットは、自分を庇い戦死した上官エミル・ハーフストンから託された小箱、彼の妻ラミイ・ハーフスト
ンへの贈物をもって彼女の家を訪れる。そんな彼を出迎えたのは、車椅子の未亡人ラミイだった。
未亡人ラミイのあまりの美しさに一目ぼれしてしまったグレットは、亡き上官への忠義と恋心の間で揺れながらも、戦後の社会を生きていくのだった。
元自衛官が書く連載短編恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 15:12:35
7699文字
会話率:36%
ケイ・イズルハは、帝国軍の戦略兵器、魔巧人形(ドール)を扱う部隊に所属していたが、突然上官に呼び出される。
「お前はクビだ! 今すぐ、司令部を出て行け!」
横柄な上官の態度に、ケイの横に佇む小柄な少女、魂を与えられた魔巧人形フェネル
が口を開く。
「どう見てもあなたの方が無能。役立たず・お荷物・ゴ——」
「ちょ……フェネルさん?」
ゴミと言いかけたフェネルの暴言を慌てて止めるケイ。しかし、結局首にされてしまう。さらにフェネルを奪われ、引き離されてしまう。フェネルを寝取ろうと企てる上司によって。
落ちこむケイであったが、隣国から来たというカレンという少女に出会う。
カレンの国ではこの帝国と違い、魔巧人形に親しみを持つ者が多いらしい。
「ケイさんをスカウトします。我が国は、あなたを求めているのです」
しかし帝都の闇は深く、黒い影がすぐそこまで迫っていた。
その闇を払い、ケイはカレンの国に移住し、やがて少女の魔巧少女の楽園を作り——。
一方、ケイを失った帝国は次第に没落していくことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 19:04:41
76883文字
会話率:37%
私と彼女はエレベーターの一室に閉じ込められてはや1時間が過ぎようとしていた。
彼女は唐突に言った。「ずっと考えていたのだけれど…、私たち結婚しよう」
最終更新:2023-04-05 23:11:24
3012文字
会話率:54%
豪華宇宙客船ヴァルーナヴァティで隠密行動中の地球連合宇宙軍大佐エテルナが依頼された案件は、部下である医官水森中佐の課題援助で……?
最終更新:2023-03-14 12:00:00
9290文字
会話率:35%
宇宙巡洋艦〈レクエルド〉艦長エテルナ・ラバウル少佐の休暇の初日、色々と問題行動のあるふたりの部下が家に訪ねてきて……。
初出:WWWA『REVOLUTION』Vol.11
最終更新:2022-03-14 12:00:00
13155文字
会話率:50%
仲間と共に魔王城へ突入した筆頭勇者「テオ・リンドール」。
あと一歩のところまで魔王を追い詰めるが、戦いを通じて魔王(美少女)の誠実な人柄を知り、とどめを刺すのを一瞬躊躇してしまう。魔王軍の援軍によって敗北したテオは内通を疑われ、敗戦の責任を
取らされることに。
テオは勇者をクビになり、ネコ族の魔導士「リン・テオドール」と名乗って、スパイとして魔王軍へ送り込まれた。
失意の底にいたテオであったが、魔王軍は高給で福利厚生がしっかりしていて、魔王軍の上官や仲間たちはみんな気のいい奴らばかり。テオはいつしかスパイであることをすっかり忘れ、魔王軍生活をエンジョイしていた。
魔王はテオがスパイとして潜り込んだことに気づき、こっそり監視を送るが、ちっともスパイらしき活動をしないテオに困惑するばかり。さらにテオは無自覚にも女たらしである。
「テオは本当にスパイなのか?」
一方、魔王討伐部隊は優秀な勇者テオを失い、崩壊していく。
初日10話更新。
以降、一日二話更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 18:14:05
129783文字
会話率:38%